中央アジアって興味ありますか?
森薫さんのマンガ、
*(キラキラ)*『乙嫁語り』*(キラキラ)*
を読みました♪
アニメ化もされた19世紀イギリスを舞台にした『エマ』の作者による最新作。
その第1巻。
今回は、中央アジア、ユーラシアを舞台にした年の差カップルの物語☆
遊牧民族に民族衣装、絨毯に絨毯に絨毯(笑)といったこだわりの作品です。
山を越えて遠くの村から馬に乗ってやって来た花嫁は20歳。
そしてそのお相手、花婿は8歳年下の12歳(!)
しょ、正太郎!?(意味不明)
舞台が19世紀ということもありますが、20歳の花嫁アミルはこの時点ですでに「オールド・ミス」。
歳のいった花嫁という扱いです(苦笑)
ま、日本でも「15で姉やは嫁にゆき~♪」っていいますからね。
アミルの実家と嫁ぎ先の家との部族対立みたいな構図も描かれていますが、とりあえず今のところはアミルは「いい嫁」で、中央アジアのコーカサス地方の日常風景が、細々と、ものすごく力を入れて描かれています。
美しい模様の織り込まれた絨毯(じゅうたん)や、織物。
細かな刺繍を施された壁掛けに、耳飾りジャラジャラの美しい装身具。
本当、描くのが楽しそう♪
アミルの実家は夏の間だけ遊牧して暮らしているという設定なので、馬に乗るシーンもたくさん出て来ます。
一応ティルク系民族やウズベキスタン、トルクメニスタンあたりがモデルになっているようですが、あまり日本ではなじみのない地域なので、その生活様式を見ているだけで面白い。
文字だけの情報だと、とっつきにくい印象があるのに、どうして漫画だとこう親近感を持ててしまうんでしょうね☆
この先の展開が楽しみです。
今月は他に、『陰陽師』などの作品も描かれている、マンガ家、岡野玲子さんの、
*(キラキラ)*『コーリング』*(キラキラ)*
を読みました。
白泉社文庫版、全3巻です。
これはイギリスの作家パトリシア・A・マキリップの『妖女サイベルの呼び声』をマンガ化した作品。
原作が大好きで、マンガ化もされていることは知っていましたが、今回思い切って全巻そろえてしまいました。
岡野玲子さんの絵が幻想的で、原作のイメージにとっても合っていました♪
物語は山奥の城で1人伝説に語られる幻獣たちと暮らす若き魔女、サイベルの元に赤子を抱えた1人の騎士がやって来るところから始まります。
偉大な魔術師だった祖父や父から、心(マインド)に語りかけて幻獣たちを引き寄せる術を習い、知恵あるイノシシや、偉大なライオン、夜の貴婦人と呼ばれる猫や巨大な竜まで従えるサイベルですが、人間たちの中で翻弄され、愛を知って苦しむことに…
原作をなぞりながらも、岡野玲子さん独特の世界観と合わさって、魅力的なサイベルが描かれていました。
でもやっぱり、文字の魅力というものもありますね。
私は原作のサイベルのイメージが強烈で好きです。
想像の余地があるだけ女性が魅力的に見えてしまっているのでしょうか?(苦笑)
岡野玲子さんが表紙を描いた原作『妖女サイベルの呼び声』の新カバーバージョンもハヤカワ文庫さんから発売されているそうです。
作品が発表されてからもう30年以上経つのにファンとしては嬉しいな☆
森薫さんのマンガ、
*(キラキラ)*『乙嫁語り』*(キラキラ)*
を読みました♪
アニメ化もされた19世紀イギリスを舞台にした『エマ』の作者による最新作。
その第1巻。
今回は、中央アジア、ユーラシアを舞台にした年の差カップルの物語☆
遊牧民族に民族衣装、絨毯に絨毯に絨毯(笑)といったこだわりの作品です。
山を越えて遠くの村から馬に乗ってやって来た花嫁は20歳。
そしてそのお相手、花婿は8歳年下の12歳(!)
しょ、正太郎!?(意味不明)
舞台が19世紀ということもありますが、20歳の花嫁アミルはこの時点ですでに「オールド・ミス」。
歳のいった花嫁という扱いです(苦笑)
ま、日本でも「15で姉やは嫁にゆき~♪」っていいますからね。
アミルの実家と嫁ぎ先の家との部族対立みたいな構図も描かれていますが、とりあえず今のところはアミルは「いい嫁」で、中央アジアのコーカサス地方の日常風景が、細々と、ものすごく力を入れて描かれています。
美しい模様の織り込まれた絨毯(じゅうたん)や、織物。
細かな刺繍を施された壁掛けに、耳飾りジャラジャラの美しい装身具。
本当、描くのが楽しそう♪
アミルの実家は夏の間だけ遊牧して暮らしているという設定なので、馬に乗るシーンもたくさん出て来ます。
一応ティルク系民族やウズベキスタン、トルクメニスタンあたりがモデルになっているようですが、あまり日本ではなじみのない地域なので、その生活様式を見ているだけで面白い。
文字だけの情報だと、とっつきにくい印象があるのに、どうして漫画だとこう親近感を持ててしまうんでしょうね☆
この先の展開が楽しみです。
今月は他に、『陰陽師』などの作品も描かれている、マンガ家、岡野玲子さんの、
*(キラキラ)*『コーリング』*(キラキラ)*
を読みました。
白泉社文庫版、全3巻です。
これはイギリスの作家パトリシア・A・マキリップの『妖女サイベルの呼び声』をマンガ化した作品。
原作が大好きで、マンガ化もされていることは知っていましたが、今回思い切って全巻そろえてしまいました。
岡野玲子さんの絵が幻想的で、原作のイメージにとっても合っていました♪
物語は山奥の城で1人伝説に語られる幻獣たちと暮らす若き魔女、サイベルの元に赤子を抱えた1人の騎士がやって来るところから始まります。
偉大な魔術師だった祖父や父から、心(マインド)に語りかけて幻獣たちを引き寄せる術を習い、知恵あるイノシシや、偉大なライオン、夜の貴婦人と呼ばれる猫や巨大な竜まで従えるサイベルですが、人間たちの中で翻弄され、愛を知って苦しむことに…
原作をなぞりながらも、岡野玲子さん独特の世界観と合わさって、魅力的なサイベルが描かれていました。
でもやっぱり、文字の魅力というものもありますね。
私は原作のサイベルのイメージが強烈で好きです。
想像の余地があるだけ女性が魅力的に見えてしまっているのでしょうか?(苦笑)
岡野玲子さんが表紙を描いた原作『妖女サイベルの呼び声』の新カバーバージョンもハヤカワ文庫さんから発売されているそうです。
作品が発表されてからもう30年以上経つのにファンとしては嬉しいな☆