私的図書館

本好き人の365日

エコ

2008-08-31 23:59:00 | 本と日常
麻婆豆腐を作って食べました。

市販の麻婆豆腐の素を使うからとっても簡単♪

うちの近所のスーパーでも、いよいよレジ袋の有料化に踏み切るそうで、のぼりを立てたりして、宣伝していました。

ずいぶん前に買ったのに、今まで何となく恥ずかしくて使っていなかったエコバックがようやく日の目を見ます!

レジ袋の有料化と共に、過剰包装も少しは減らしてくれないかな?




夏風邪

2008-08-29 23:58:00 | 本と日常
夏が終わりますね~

今年も夏風邪にやられてしまって、ここ2、3日静かにしていました。

高校野球もオリンピックもちゃんと終わってから調子が悪くなるんだから、自分の体ながらたいしたものです!

…仕事は休みましたけど。

調子の悪い時は弱気になりがち。

とりあえず冷蔵庫をいっぱいにして、仕事のこともなるべく考えないようにして、ただもうひたすら寝ていました。

リンゴジュースとカレーうどんは欠かせません☆

体は正直。

栄養をとったら元気になりました。





『崖の上のポニョ』

2008-08-23 02:14:00 | 本と日常
映画を観に行って来ました♪

宮崎駿監督の最新作*(キラキラ)*『崖の上のポニョ』*(キラキラ)*です☆

夏休みということもあって、子供が多い多い!!

しかも人気の「ポケモン」の映画も公開されていたので、映画館は人であふれていました。

公開時期をズラしてくれたらいいのに~

ジブリ作品でいうと、『紅の豚』のように単純に楽しめる作品♪

『となりのトトロ』に出てくるメイちゃんみたいに元気な子どもが主人公♪

でも、シータや、サツキや、千尋みたいに、自分で行動してストーリーを引っ張っていくことができるほどには大きくないので、途中で寝てしまったり(!)歩く時は手をつないだり、もう”初めてのおつかい”状態!!

すごく楽しい♪

とにかく動く動く!!

魚の女の子が、人間の男の子と出会うお話なので、海の描写が多い(というかそれがメイン!)のだけれど、海の生き物たちが、波が、海そのものが動く動く!

不思議な登場人物や、海の中の実験室、老人ホームに崖の上の家!!

どれもが魅力的で、主人公の男の子、宗介も、宗介の母親のリサも、老人ホームのお年寄りたちも、ポニョも、ポニョの妹たち(これがまたたくさんいる!)も、そしてポニョのお父さんとお母さんも、これまた魅力にあふれています☆

アニメーション本来の、”動く絵”の楽しさがたっぷり♪

宮崎監督の初期の作品『未来少年コナン』で見た、動きの楽しさがここによみがえったって感じ☆

映画がはじまってすぐに、「変な絵~☆」と素直に笑い転げました♪♪

変な海♪
変な波♪
変な生き物♪

まぁ、変な絵ばかりではお話が終らないので、後半は少しストーリーがからんで、大人たちが出てきますが、ずっとポニョが走りまわっている映画でもよかったな☆

何だかわからないけれど、ポニョがカワイイっていう映画♪

ただ、お話よりも、絵の動きが目立つので、大人は自分の感情移入する相手が見つからないかも。

少し似ている『となりのトトロ』では、サツキとメイに、それぞれの年齢の自分を重ねることができたし、母親を思う子供たちの気持ちといったものにも感情移入できたけれど、ポニョは人間じゃない分、なかなか重ならない。

う~ん、もしかして、そんなことは考えずに、素直に相手のことが「好き☆」っていえる、ぶつかっていけるポニョをただ楽しめばいいのかな?

いろんなことを乗り越えて、ただただ好きな子に会いに行く。

好きだからそばにいる。

それだけの映画だったりして☆



『画図百鬼夜行全画集』

2008-08-19 19:19:00 | 本と日常
ようやく涼しくなって、過ごしやすくなってきました♪

でも今日はお昼頃からすごい豪雨!!

カミナリも鳴り続けていました!

この集中豪雨、全国的なものだったみたいですね。

うちの実家は2回もカミナリが落ちているので心配したのですが、なんとか無事でした。

最近読んだ本は、妖怪画で有名な、鳥山石燕(とりやませきえん)の妖怪画を集めた文庫本。

*(キラキラ)*『画図百鬼夜行全画集』(角川文庫)

鳥山石燕は江戸時代の狩野派の絵師で、その作品は、水木しげるなどの漫画にも大きな影響を与えています。

”ぬらりひょん”とか”輪入道”とか「ゲゲゲの鬼太郎」で見慣れた妖怪のルーツがここに!

「怖い」というより、本当に現代のマンガに通じる絵柄でビックリ。

日本の昔の絵って、西洋の立体的な絵と違って平面的で、やっぱりマンガに近いんですよね。

あと読んだのは、英国のウィンザー城を舞台に、女王陛下のメイドが活躍する推理小説。

C・C・ベニスンの

*(キラキラ)*『ウィンザー城の秘密』

エリザベス女王がコーギー犬が大好きだとか、行方不明のイギリス貴族だとか、実在する人物も登場して、ウィンザー城内で起きた殺人事件を、カナダのプリンスエドワード島からやって来たメイドのジェインが解決します♪

エリザベス女王のキャラクターが、女王っぽくて面白いです☆

推理小説って実は苦手なんですよね。
一度読んじゃうとおしまいってところがあるじゃないですか。(犯人がわかってますからね)

でも、犯人がわかるまでは夢中で読んでしまうので、暑さを忘れて読むにはいいかも知れません。

この本もやっぱり一日で読んでしまいました☆



栄冠は君に輝く

2008-08-18 18:42:00 | 本と日常
夏の全国高校野球。

大阪桐蔭(北大阪)が優勝しましたね♪

今年はオリオンピックと重なって、テレビ観戦も大忙し。

岐阜県代表の市立岐阜商業は、おしくも2回戦で敗退しました。

まぁ、1回戦突破しただけでもたいしたものです。

岐阜県民は多くは望みません。

野球でもなんでも、一生懸命やるっていうのがいいんですよね☆

見ているこっちまで手に汗握ってしまいます。

みんなご苦労様♪


八月の名言集

2008-08-16 20:11:00 | 心に残った言葉

たとえ疑いをいっぱい持っていても

落胆する必要はありません。

健やかな質問はその人の信念を力強いものにします。

はっきり言って、疑いの心から出発しなければ深く根ざした信念は得られません。

軽々しくよく考えもしないで信じる人は

大した信念を持っていません。

何ものにも揺るがない信念を持っている人は、

血と汗を流した結果それを勝ち得たのです―

刺(とげ)だらけのやぶを通り抜けて広々とした世界へ到達し、

疑いの世界から真実の世界へ達したのです。










  ― ヘレン・ケラー ―



サンチャゴ・デ・コンポステラ巡礼

2008-08-15 16:33:00 | 旅行

出雲大社参詣。

いま建っている出雲大社の本殿は、1744年、八代将軍徳川吉宗の時代に造られたものだそうですが、それ以前の建物は、今よりももっと巨大で、一説には高さが96メートル(現在は24メートル)もあったといわれています。

その復元模型が展示されているというので、出雲大社の近くに建つ「古代出雲歴史博物館」にも行って来ました☆

見ました! まさに巨大神殿!

こんなのが大昔の日本にあったなんて!!

とにかく柱が太くてデカイ!
その柱がずっとずっと空高く伸びているのです。
その柱の上にのっかっているのが本殿。
そしてその本殿に向って今度は長くてだだっ広い階段が、まるで飛び箱の踏み切り板みたいに延々と続いているのです。

古い書物に何度も倒れたって記載があるそうなので、地震国日本には向かなかったのかな?
何となく、バベルの塔を彷彿とさせます。

その「古代出雲歴史博物館」で、特別展が開かれていました。

テーマは「聖地★巡礼」

スペイン北西部にあるキリスト教(カトリック)三大聖地の一つ、”サンチャゴ・デ・コンポステラ大聖堂”へ向う巡礼の旅が、一人のフランス人男性に同行するという形で映像で紹介されていました。

この”サンチャゴ・デ・コンポステラ”への巡礼はキリスト教徒にとってはとても大切なもので、毎年多くの人がこの聖地を目指します。

テレビなどで紹介もされていたので以前から知ってはいたのですが、映像に出演している老人のキャラクターに魅せられて、ついつい全部見学して来ました。

人はなぜ、何を求めて巡礼に出るのか?

「生まれ変わるため」と老人は話します。

巡礼の旅はただの旅じゃない。自分をみつめ、自分と語り合う旅なのだと。

キリスト教だけでなく、日本でも、四国を巡るお遍路さん、西国巡礼などがあります。
イスラム教徒でもメッカのカーバ神殿に行く巡礼のことを「ハッジ」と呼んで、一度でもハッジをした人は自分の家にその様子を刻んだりして、とても誇りにします。

様々な国で、いろいろな人たちが、それぞれの巡礼の旅をします。

特別展ではフランスのル・ピュイという町から、スペインの大聖堂までの旅が紹介されていましたが、その道々の町に巡礼者を助ける施設や人々がいて、出会や別れがあってけっこうドラマチックでした☆

街角で蛇口をひねると無料でワインが飲める施設には思わずため息。

いいなぁ~

出雲大社を見に来て、思わぬいい展示を見ることができました♪

これで、伊勢神宮と出雲大社は回ったから、今度は熊野参りかな?

…自分の趣味で観光めぐりをしていたら、いつの間にか巡礼の旅みたいになってる。

でもいつも車で楽してるから、ご利益はなさそう★




小泉八雲

2008-08-14 01:14:00 | 旅行

出雲大社のある出雲市から、宍道湖をへだてた場所に松江市があります。

ラフカディオ・ハーンの名で知られる小泉八雲が、中学校の英語教師として松江市に赴任してきたのは40才の時。

当時セツ夫人と暮らした家が、松江城とお堀をはさんですぐ隣に、現在「小泉八雲旧居」として残されています。

まず、その小さいことに驚きました。

もともとが武家屋敷だと聞いていたので、もう少し、大きなお屋敷を想像していたのです、一つ一つの部屋は六畳ほど。

でも、三方には庭があるし、全体的にこじんまりとしているので、掃除はしやすそうです☆

ギリシア生まれの小泉八雲が日本にやって来て、松江で暮らしたのは1年と少しの間。

当時はまだ小泉八雲ではなく、アイルランド名のハーンを日本風に「ヘルン」と読んで、ヘルンさんと呼ばれていたとか。

こんな風に庭を眺めていたのかなぁ…

と、床の間を背にして畳に座り、そこから三方に眺めることのできる(どれだけ小さい家かおわかりいただけます?)、植物や石が、気持ちよく配置されたとても美しい庭を見てきました。

この庭を小泉八雲と同じように眺めることができるように、この旧邸は内部が公開されているのだそうです。

すぐ隣にある「小泉八雲記念館」にも立ち寄り、当時使っていた机や書簡なども見て来ました。

「耳なし芳一」や「雪女」で知られる『怪談』を読んで、ラフカディオ・ハーンに興味を持ったのですが、彼が片方の目を失明しているとは知りませんでした。

翻訳や随筆の仕事もたくさんしていて、そうした関係の作品がたくさんあることも初めて知りました。

もちろんそうした発見も楽しかったのですが、何より、ラフカディオ・ハーンの暮らした土地で、その空気を吸えたことが一番嬉しかったです☆(ファンってこんなものです♪)

ただ…

ただですね……

暑すぎるよ松江市。

当日は快晴で歩くだけで汗がしたたり落ちる暑さ。
しかも、小泉八雲記念館は駐車場の反対側。
もう少し、もう少し近くに駐車場作れないの?

松江城のお堀りを舟に乗って観光している人たちを眺めながら、汗をふきふき歩いて来ました。

冬の寒さの厳しいのも、ハーンが松江を離れた理由の一つだって書いてあったけれど、夏の暑さも厳しいなぁ~




八雲立つ出雲かな

2008-08-13 21:44:00 | 旅行

夏休みを利用して、島根県は出雲大社に行って来ました☆

山陰地方を旅するのはこれが初めて。

岐阜県からはけっこう遠くて、まだこの先に山口県や九州があるなんて驚きです。

江戸時代の人は参勤交代なんてよくやったなぁ~

『古事記』にもその創建の由来が描かれている出雲大社。

国譲りや「因幡の白ウサギ」で知られる大国主命(おおくにぬしのみこと)が祭られている神社です。

安彦良和さんのマンガ『ナムジ』(ナムジとは大国主命の別名)という作品を読んでいたので、一度は来てみたかったんですよね~♪

出雲大社はちょうど「平成の大遷宮」といって、これから修復作業に入るので、その前に本殿が特別公開されていました。

服装なんかも厳しい条件があって、ジーンズやサンダル履きはNG。
事前に調べて行ったので、私はなんとかOKでしたが、中には断られている人もいました。

昔はみんな正装して入ったそうです。

最初に案内してくれたおじさんは、笑いも交えながらやんわりそういうことを説明してくれましたが、本殿を案内してくれた別の人は参詣客が言うことを聞かないのでちょっと大きな声を出したりして、けっこう態度が横柄でした。

親子連れで聞こえなかっただけだよ~
優しく言えば通じるのに。
本殿で怒鳴る方が神さまに失礼だと思うけどなぁ…

以前に伊勢神宮に行った時は、その圧倒的な存在感にビックリしたものですが、出雲神社は境内も小さく(伊勢神宮に比べてです)、玉砂利なんかの管理もずさんで、厩舎にいる馬も作り物(伊勢神宮には本物がいました)。何より周りの木々が細い!

多分、赤松だと思うのですが、せいぜい百年くらいの樹齢があればいいほうで、伊勢神宮の巨大な木々とは対照的でした。

古くから人が住んでいた土地なので、みんな切っちゃったのかな?

ちょっと期待しすぎたってこともありますが、古代には何十メートルもの高さを誇ったという巨大神殿(博物館で模型を見ました)を復元したらいいのに…と、勝手なことをチラッと思いました。

まぁ、その土地土地の都合ってものがあるのでしょうが。

少なくとも、駐車場の案内はもう少し効率よくやってくれ!!(当日はすごく暑かったんです! すごく待たされました!)

ともかく、めったに見ることのできないという、本殿の天井に描かれた「八雲の図」も見れたし、出雲大社の近くにあった、歌舞伎などの始祖といわれる「出雲の阿国」のお墓にもお参りすることができました。

出雲ソバも美味しかった♪

そうそう、出雲大社は縁結びにご利益があるというので、ついでに絵馬に願い事をして奉納してきました☆

高速道路がまだ途切れ途切れで完成していなかったり、廃業したガソリンスタンドがやけに目についたり、お店やホテルの人の対応、子ども達の元気度など、町や県によって雰囲気が違っていたり、逆に違わなかったり、知らない町を旅していろいろ興味深かったです。

今回のもう一つの目的。

松江市にある小泉八雲記念館と、小泉八雲旧居も見学して来ました♪

それは明日書きます☆




八月の本棚 2 『人魚の姫』

2008-08-11 02:06:00 | 本と日常
人魚姫ってご存知ですか?

アンデルセンの童話*(キラキラ)*『人魚の姫』*(キラキラ)*。

今回は、このあまりにも有名なお話をご紹介したいと思います☆

人間の王子さまに恋した人魚姫。

自分の声を代償に、魔法の力で人間の姿になった人魚姫は、憧れの王子さまに会うことができますが、王子さまの愛を手に入れることができず、海のあわとなって消えてしまう…

子どもの頃に読んだお話を、おぼろげにそんな風に覚えていました。

あわとなったその後にもお話が続いていたなんて知りませんでした!

それに、細かいところで驚きも。

さんごのお城。
美しい海底の描写。
人魚のお姫さまは6人いて、人魚姫はその一番下の妹。
十五才になると、海の上の外の世界を見ることが許される。

一番下のお姫さまである人魚姫が十五才になったその日、初めて海の上に出た彼女が出会うことになるのが運命の王子さま☆

でもなぜこのお話はハッピーエンドじゃないのか?

王子さまと結婚して、いつまでも幸せに暮らしました、めでたしめでたし、じゃなぜいけないのか?

さんごのお城でお姉さんたちと一緒に暮らすこともできた人魚姫。

しかし、王子さまのことが忘れられない彼女は王子さまと再び会うことを選びます。

例え、人魚でいられなくても。
例え、美しいその声を失っても。

そして、魔女の登場。

人間になるには、あまりに大きな代償を必要とします。

歩くたびに剣で刺されるような痛みをともなう二本の足。

美しい声を差し出すために切りとられてしまう舌。

しかも、王子さまが他の女と結婚してしまったら、その翌朝には心臓が破裂して、海のあわとなってしまうのです。

少し話はズレますが、私が子どもの頃、家ではニワトリを飼っていて(今でも実家では飼っています)、祖母が首をしめて血を抜き、羽をむしって調理していました。

子どもながらにその残酷さに目をそむけたものです。
気分が悪くてその料理には手をつけませんでした。

今思えば、そうした場面から多くのことを学んだような気がします。

童話は時として残酷です。

人生も残酷なもの、とはいいたくありませんが、残酷なことを受けとめる、少なくても、それに出会ってもビックリすることがないように、あらかじめ知っておくことは大切なんじゃないかと思います。

まぁ、知っていたとしてもビックリすることに変わりはないとは思いますが★

誰かがいつまでもお肉をパックに包んで売ってくれるとは限らないですからね。

王子さまに再会しても、口がきけず、言葉のしゃべれない人魚姫は自分の思いを伝えられません。

それども、そのまなざし、その美しい踊りは人々の心を打ち、王子さまにも受け入れられます。

美しいドレスを着、王子さまの寝室の近くで休むことを許され、片時も王子さまのそばを離れない人魚姫。

それでも足は歩くたびに剣で刺されたように痛み彼女を苦しめます。

口の聞けない人魚姫は、どこか身分や財産で自分の望んだ人生を選ぶことのできなかった女性(もしくは当時の人々)を連想させます。

王子さまに大切にされ、愛されていると思っていた人魚姫ですが、突然王子に結婚話が持ち上がります。

王子さまが他の女と結婚したら、彼女の体は海のあわとなってしまう…

そして運命の王子さまの結婚式の夜。

人魚姫の前に人魚のお姉さんたちが現われ、一本のナイフを手渡します。

このナイフで王子の心臓を刺し、その血をあびれば、もとの人魚の姿に戻れる…


―この王子のために、お姫さまは家族をすて、家をすてたのです。美しい声もあきらめたのです。くる日もくる日も、かぎりない苦しみをがまんしてきたのです。それなのに、王子のほうでは、そんなことは夢にも知らないのです―

      ~本文より~


果たして人魚姫はどうするのか?

もちろん、みなさんご存知ですよね?

でも、そこにいたるまでの人魚姫の心情が、こんなにも切なく描かれているとは私は知りませんでした。

よく知られたお話も、たまに読み返してみると面白いです♪

作者のアンデルセンは本名ハンス・クリスチャン・アンデルセンといって、19世紀のデンマークに生まれました。

家は靴屋で、小学校にもろくに通えなかったといいます。

この『人魚の姫』はそんな彼の作品の中でも最も有名な作品の一つで、彼の名声を決定的にした作品だともいわれています。

他にも『雪の女王』『マッチ売りの少女』など、世界中の子どもたちに愛される多くの作品を残しました。

今から二百年以上昔の作品です☆












アンデルセン  著
矢崎 源九郎  訳
新潮文庫



嬉しい悲鳴

2008-08-08 23:40:00 | 本と日常
夏の全国高校野球。

地元岐阜県代表の市立岐阜商業高校の試合を見ました♪

相手は香川県代表の香川西高校。

高校野球は見ていてハラハラしますね。

先制されて、1点を追う市立岐阜商業。
次の回にすぐ逆転して、でもすぐ追いつかれて、どちらも一歩も譲らず手に汗握る展開!

結果は4-3で市立岐阜商業が競り勝ちました☆

どっちもよく頑張った♪
そして市立岐阜商業高校、甲子園初勝利おめでとう♪

これでまた次の試合が気になっちゃうなぁ~

嬉しいけれど、そんなにテレビ見てらんないよ~

1回戦突破したことなかったから、選手の宿泊代や応援の人たちの滞在費なんか、学校側は大変そう。

まぁ、大人の事情は高校生には関係ないか。

次の試合も精一杯頑張れ!!



「食べ物を分け合ったら仲間、決して裏切らない」

2008-08-07 23:00:00 | 本と日常
もうすぐ会社も夏休み。

今年は6日間休めます。

どこか遠くに旅に出たいなぁ~

いっつも計画だけで終っちゃうんですよね。

とりあえず、いつその気になってもいいように、車だけでも準備しておこうと、点検に持って行きました。

オイル交換、その他もろもろで約2万円の出費。

車ってお金がかかる…

通勤途中でいつも思うのですが、対向車線を走る車に乗っている人たちは、私の家のある方角に仕事場があるはず。
反対に、私の仕事場は彼らの家の方角にある。

仕事場(もしくは自宅)を入れ換えられたら効率的なのに。

ま、そういうわけにもいかないか。

帰りがけに本屋さんにも立ち寄って来ました。

購入したのは白泉社の雑誌『MOE』9月号。
今月は宮崎駿監督の最新作、映画「崖の上のポニョ」特集☆

宮崎アニメの特徴の一つに、とっても美味しそうな食事シーンがありますが、「仲間になったら、一緒にごはんを食べる」「食べ物を分け合ったら仲間、決して裏切らない」という言葉に深くうなずいてしまいました。

食事シーンをそういう視点で見たことなかった!!

自分のことなのに変な話ですが、自分がそのことをどこかで理解して映画を見ていたことに初めて気が付きました。

チコの実を分け合うナウシカとアスベル。
シータの作った料理を奪い合うように食事をするドーラ一家とパズー。
お腹のへっている千尋に白いおにぎりを手渡すハク。
ソフィーの目の前でベーコンエッグをかきこむマルクル。

セリフで説明されなくても、人と人の関係って態度や行動で私たちは無意識に読み取っているんですね。

もしかして、家族で一緒に食事をするのって思っていたよりずっと大切なことなのかも…なんてちょっと飛躍して考えてしまいました☆

映画はまだ見ていないので、この休みの間に見に行きたいと思っています。

そうそう、同じく『MOE』に2008年6月18日に亡くなられた絵本作家ターシャ・テューダーさんにあてた、翻訳家、食野雅子さんの追悼文が載っていました。

この文章もとってもよかったです☆





お天気

2008-08-06 23:59:00 | 本と日常
今日はすごい天気でした。

お昼頃に急に雨が降り出して、カミナリが落ちる落ちる。

雨も短い時間にかなり降りました。

連日ニュースにもなっている水の事故の多さといい、今年の天気は何だか暴力的です。