私的図書館

本好き人の365日

暑いけれど、背筋が凍る

2004-07-28 23:54:00 | 日々の出来事
暑ければ暑いほど儲かるのは、カキ氷屋とうちの会社です。

エアコンの部品製造が主な仕事なため、この暑さのせいで仕事が急増。
働いても働いても注文がさばききれません。

私はだいたい朝の七時から夜の九時まで働いていますが、他の部署だと六時間残業の日もあるそうで、ご苦労様なことです。

一日中立ちっぱなしはけっこうしんどいですよ。
しかもエアコンの部品を造っている会社のくせに、工場の中は扇風機だけ。
すっごく矛盾を感じながら仕事をしています。

涼しく仕事がしたいよ~*(汗)*

目の前を五メートルに及ぶベルト状の金属製の刃が回転していて、その輪っかの一部を使って材料を切断していくのですが、その切れ味は抜群で、指なんか簡単に落とせます。
スライドするテーブルを使って、幅10ミリに加工する時なんか、材料を押さえる手と刃の距離は本当にわずかしかありません。
別の意味でほんとヒヤヒヤします。

事故は起こしたくないですが、どうしても起きてしまうのもこの業界。
最近でもっとも悲惨な事故は、別の会社でありました。
古紙を回収して再生紙を造る工場で、回収した古紙を、いったん細かく粉砕する機械があるんですね。
それはもう、原型を留めないほど、細かく砕いてバラバラにしてしまう。

…もう想像つきました?

そうなんです、起きた事故というのは、その機械に人が巻き込まれてしまったというものだったんです。
うわ~、想像したくない。
遺体は家族の者にも見せられなかったと聞いています。

寝不足で仕事をしていると、回転する刃との距離感がだんだん鈍くなってきて、ふと記憶の飛ぶことがあります。
そんな時、すぐ浮かぶのはスパッと切断された自分の腕や顔。

マジで怖いです。

明日も早いので、今日はもう寝ます。
寝不足で車の運転や仕事をしないようにしないと。
こんな暑さが続くようなら、しばらくは忙しい日々を送らなきゃならないでしょうから。