私的図書館

本好き人の365日

今年一年、ありがとうございました

2005-12-31 18:00:00 | 本と日常
パソコン始めてはや三年。
どうにか無事に三度目の年末を迎えることができました。

これもコメントを寄せて下さった方や、掲示板へ書き込みをして下さった方、足跡を残して下さった方々の言葉が励みになったからです*(音符)*

本当にありがとうございました☆

この日記で紹介して来た本のタイトルも100冊を超え、また色々な方と知り合うことが出来て、とっても感謝しています。

相変わらず、なかなか更新しなかったり、趣味に走った本ばかり紹介していますが、ゆっくりのんびり続けていけたらいいなと思っておりますので、どうか来年も、よろしくお願い致します*(ハート3つ)*

今日は久しぶりに本屋さんで何冊か本を買ってきたので、お正月休みは、家で寝正月になる予定です(笑)

では皆様も、どうぞ良いお年を♪





『あらしのよるに』

2005-12-30 21:14:00 | 本と日常
ようやく休みに入ったと思ったら、もう明日は大晦日なんですね。

一日寝ていたいところを、なんとか起き出して買い物に行って来ました。

とりあえず、大晦日に食べるすき焼きの材料と、お正月用のお雑煮の材料を買って、ついでに出来合いのおせち料理も購入(2980円のもの)。
お肉は奮発して飛騨牛です*(星)**(キラキラ)*

ちなみに我が家のお雑煮は焼かずにお餅を入れるタイプ。

年越しソバは買ってあるし、いざとなればお正月でもお店はやっているので、以前のように買い込むことはなくなりました。
お正月から働く店員さんはご苦労様☆

ついでに寄った本屋さんでは映画も話題の『あらしのよるに』を立ち読み。
ヤギとオオカミの友情物語も、巻が進むにつれて意外な展開に*(びっくり2)*
ハラハラさせられながら、6巻では思わずジーンときてしまいました。

あぁ、7巻があってよかった*(音符)*

立ち読みをしていると、お母さんお父さん、お兄ちゃんに弟、おばあちゃんという一家がやってきて、「あった、あった」と『あらしのよるに』の本に殺到!
ちょっと頑張ったけれど、押し出されてしまいました(^_^;)

どうやら欲しいのはお兄ちゃん(小学校低学年?)らしく、大人たちは内容は知らないらしい。
表紙の絵だけで選ぼうとするお兄ちゃんに、冷静なお母さんは「続きモノみたいだから1巻から…」と言い、おばあちゃんは「気に入ったモノで…」とすすめ、お父さんは「漢字があるのはダメだぞ」「これ全部別々の話なのか?」と一番的外れ(笑)

…ちなみに『あらしのよるに』シリーズは全部ひらがなです*(音符)*

きっと映画の影響で本屋さんに探しに来たんだろうな~
一冊だけしか買ってもらえないのか~
…あぁ、教えてあげたい(>_<)

でもその時はまだ6巻の途中だったし、子供は絵にしか興味ないみたいだし、おばあちゃんは図々しいし。
せめて「あの、すみませんが…」と声かけてくれたら絶対1巻をすすめたのに!

結局その子は『まんげつのよるに』を買って行きました。
映画との違いにがっかりせずに楽しんでくれたらいいなぁ~*(ハート3つ)*

アパートに帰ってお風呂にトイレを掃除し、洗濯機もフル回転。
隣の墓地ではお墓参りが大盛況で、線香の匂いがたち込めていました

これでなんとかお正月を迎えられそう…と思ったら、まだ年賀状書いてなかった*(涙)*
ま、数も少ないからなんとかなるかな?



十二月の本棚 3 『王子と乞食』

2005-12-29 23:05:00 | 本と日常
あなたの代わりは利きますか?

2つ上の先輩に双子が2組もいて、まったく見分けがつきませんでした*(汗)*

もし、あなたと同じ容姿で、あなたと同じ能力を持つロボットが現れたら、どうやって見分けたらいいのでしょう?

あなたをあなたにしているのは、喋り方? ファッション? 顔の形? それとも性格?

さて、今回ご紹介するのは、そんなそっくりな相手が現れたことによって巻き起こる悲劇と喜劇を、たっぷりのユーモアと鋭い風刺で描いた名作*(音符)*

マーク・トウェーンの『王子と乞食』をご紹介します☆

主人公の一人、トム・カンティはロンドンの貧民街に住む少年。
父親はどろぼうで、おばあさんは乞食。無学でお人よしの母と双子の姉はボロをまとって食べる物にも事欠く毎日。
トムも乞食をしてわずかばかりの稼ぎがあるものの、本物の悪党の父と祖母にそれさえ奪われ、殴られてはムチで打たれる。

それでもそれが普通であたりまえだと思っているトムは、そんな生活の中でさえ楽しみを見つけていきます。

神父さんから聞く昔話や物語に魅了されたトムは、本を読むことを覚え、その中に登場する王侯貴族に憧れて、乞食仲間と「宮廷ごっこ」をしてみたり♪
格好だけじゃなく、言うことも貴公子みたいになってきたトムに、周りの学のない年寄りたちが意見を求めたりするようになります。

そんなトムの願いは本物の王子をその目で見ること*(ハート3つ)*

そして、その願いがついに叶う日が…*(星)*

時代は16世紀の英国。
貴族が支配し、過酷な国法がまかり通る当時の英国を舞台に、文豪マーク・トウェーンが乞食の少年と王子である少年を入れ替え、人間は外見さえ同じなら、どんな人間でも通用すると、痛烈に批判した本書。

本物の王子さまになったトムの姿も見物ですが、王子なのに乞食の少年となってしまったもう一人の主人公、エドワードに襲い掛かる数々の試練が読み所です*(音符)*

自分そっくりの王子に間違われ、いくら自分が「乞食のトム」であると主張しても信じてくれない側近や召使たち。
逆に王子の気がおかしくなったとひた隠しにされてしまう始末。

一方お城から追い出されたエドワード王子は、「自分は王子だ」とどこへ行っても高飛車な態度はそのまま。
さんざん笑われ、もちろん信じてもらえず、家畜小屋で眠ったり、牢屋に入れられたりする内に、自分の国の国民がどんな生活を強いられているのかを目の当たりにしていきます。

やがてエドワードの父、現国王が亡くなり、なんとトムが国王に*(びっくり2)*

果たして二人は元に戻ることが出来るのか?

マーク・トウェーンと言えば、『トム・ソーヤの冒険』が有名ですが、作者はこの『王子と乞食』をこよなく愛し、会心の作と言っています。

「万一、この書物が唯の一部も売れないようなことがあったとしても、自分がこれを書いていた間に味わった芸術的幸福はいささかも減じない」

この作者の言葉を裏付けるように、毎夜原稿が出来上がるのをもっとも楽しみにしていたのは、彼の夫人と二人の愛娘スウジイとクララでした。

二人の少年の数奇な運命に手に汗握る母親と二人の少女の姿が目に浮かんでくるようです*(音符)*
なんてうらやましい環境でしょう☆

立場を換えることで見えてくるもの…
相手を思いやり、その背負った重荷を少しでも理解できたなら、この世界はもう少し住みやすいところになるのかも知れません。

もし、自分が相手の立場だったら…

大切なのは相手を思いやる心と想像力。
いつくしみ、わかちあう心。



慈悲の本質には…二重の恩恵がある。
慈悲は、これを与える者をも受ける者をも幸福にする。

            ―ベニスの商人より―



百年以上昔の作品ですが、それを感じさせないくらいストーリーに力があって、トムとエドワードがこれから先どうなっていくのかとっても気になる作りになっています!
村岡花子さんの訳も読みやすい*(ハート3つ)*

今年も残すところあとわずか。
冬休みにも入ったことですし、この冬、『トム・ソーヤ』以外のマーク・トウェーン作品に挑戦してみるのはいかがでしょう?

こたつにみかんに岩波文庫ということで☆
(意味はありません、勢いで書いてます*(ウインク)*)







マーク・トウェーン  著
村岡 花子  訳
岩波文庫




『バッテリーⅣ』

2005-12-25 11:19:00 | 本と日常
寒いですね~*(汗)*

この二三日風邪気味で、ほとんど寝込んでいました。
起きたのは昨日の地震で(東海地方を震源に震度4くらいでした)車の防犯装置が作動したので、それを止めに駐車場に行ったくらい。
仕事も二日休んでしまいました。

ようやく体調も回復してきたので、今日はなんとか起き出しています。
薬も食料も尽きたので、買い物行って、今は洗濯の途中。

部屋もすごいあり様なので、掃除しなくっちゃ*(ダッシュ)*

買い物に行ったデパートの中の本屋さんで見つけた、あさのあつこさんの『バッテリー』の最新文庫版。

待ちに待った第四巻です(文庫だけの短編収録)*(びっくり2)*
しかもオビには「映画化決定!」の文字*(ハート3つ)*

そうか、「バッテリー」も映画化するんだ~
巧(主人公)は誰がやるのかな?
マンガでは豪(巧の相棒)がカッコよく描かれていてビックリしたけど…

やっぱり角川映画なのかな、ちょっと不安だ(苦笑)

この物語は映画化しないほうがいいと思うんだけど(^_^;)

文章じゃなきゃ表現できないものもたくさんあると思うし、この作品の「少年」たちは、実在じゃないからこそ「少年」でいられるところがあるのに。
単なる「少年野球映画」にだけはして欲しくないなぁ。

でもまあ、ちょっとは興味あります☆





豚汁の夜

2005-12-21 22:56:00 | 本と日常
豚汁作りました*(音符)*

仕事中、急にどうしても食べたくなったので。
夜の九時を回っていたけれど、なんとか近所を回って材料と味噌を買い揃えて帰宅。
最近は深夜まで開いているスーパーが増えたので助かります。

さっそく大根に人参、ごぼうに里芋、こんにゃくにネギなんかを入れてグツグツ。

寒い夜はこれに限りますね*(びっくり2)*
あ~、あったまるな~☆

今朝は起きたらなんだかのどがいがらっぽくて、風邪かな? とも思ったのですが、これでなんとか乗り切れそうです♪

もうしばらくしたら休暇だし、少ないながらもボーナス出たし、今年も残りわずか、あとちょっとだけ頑張ろう!




十二月の本棚 2 『青い鳥』

2005-12-18 21:49:00 | 本と日常
あなたにとっての青い鳥とは何ですか?

今回ご紹介するのは、クリスマスにピッタリ*(音符)*
世界中に人々に親しまれ、そして愛されてきた作品。

モーリス・メーテルリンクの『青い鳥』(L'OISEAU BLEU)です☆

発表されたのは1908年。
日本では明治41年。夏目漱石らが活躍していた頃ですね。この年、ロンドンでは第4回夏季オリンピックが開催されています。

私もこの物語好きでした*(ハート3つ)*

家には『青い鳥』の絵本があって、今でもその絵は憶えています*(星)*

クリスマス・イブの夜。
木こりの子供、チルチルとミチルは、向かいのお金持ちの家から聞こえてくる音楽に誘われて、窓からそっとその家のクリスマス・パーティーの様子を眺めます。

きれいなクリスマス・ツリーに豪華な馬車。
たくさんのおもちゃに美味しそうなお菓子やケーキ。

窓のこちら側で見ていることしかできない二人は、それでもそんなきれいな物やたくさんのお菓子を見られただけでもう満足。
幸福そうなお隣の子供たちを眺めながら、自分たちもお菓子をもらった気になって喜んでいるのでした。(なんていじましい~*(汗)*)

そんなところへ現れるのが年老いた老婆、妖女のベリリウンヌ。
二人に人間が普段見ることのできない世界を見えるようにする不思議なダイヤモンドがついた帽子を渡し、こう言うのです。

「これからわたしの欲しい青い鳥を探しに行ってもらうよ」

二人のお供はダイヤモンドを回して現れた様々な物や動物の精たち☆

演説好きのパンの精に、偽善者のような砂糖の精。
いつもケンカばかりしている火の精と水の精に、これまた仲の悪い犬のチローと猫のチレット。
そして二人を導き、助けてくれる女王様のような光の精*(星)**(キラキラ)*

二人は『青い鳥』を求めて、〈思い出の国〉〈夜の御殿〉〈森〉〈墓地〉〈幸福の花園〉〈未来の王国〉と旅します。

死んだはずのおじいさんやおばあさんに会ったり、「病気」や「恐れ」が閉じ込められている夜の御殿の扉を開けてしまったり、猫のせいで森の木々により裁判にかけられそうになったりとチルチルとミチル(と、その他大勢)の行く先には驚くことばかり*(びっくり2)*

様々な「幸福」たちが現れるシーンでは、「くらべもののない母の愛の喜び」と出会い、〈未来の王国〉ではこれから生まれてくる子供たちと対面します。その中には、二人の弟の姿も…

細かいところは置いとくとして、だいたいのストーリーはみなさんよくご存知ですよね☆

「青い鳥」とは「幸せ」のこと。

私たちが追い求めている「幸福」、「青い鳥」とは何なのか?
追い求めて、追い求めて、手に入れたと思った瞬間、色あせてそれがただの鳥だと気付く…

「幸せ」は案外身近にあるもの。
ただ、人間はなかなかそれに気が付かない…

知っていましたか?
誰もが、道行く人々のすべてが、あなたの目に映るたくさんの家に住む人全員が、自分の心の中に「青い鳥」を飼っているということを。

そして誰もが、それは自分の望む「青い鳥」ではなく、誰かと交換して初めてみんなが幸せになれるのだということを。

「おはよう!」「元気だった。」「どうかしたの?」「大丈夫だよ!」

こうした言葉が交わされる度、あなたと誰かの間で「青い鳥」は飛び交っています*(音符)*

…私はそんなふうに思っています。

普段気が付かないことにあらためて気付かせてくれるという点では、ディケンズの『クリスマス・カロル』とも似たところがあるかも知れませんね。
どちらもクリスマスに読むにはピッタリ*(びっくり2)*

あなたも、自分の中の「青い鳥」をどなたかにプレゼントしてみてはいかがでしょう?
誰かのために何かをする、そんなたいしたことじゃなくてもかまわない。一言声をかけるだけでも充分です。

きっと、あなたの「青い鳥」を必要としている人がいるはず。
そしてあなたの求めるものも、きっといつか…☆







モーリス・メーテルリンク  著
堀口 大学  訳
新潮文庫





十二月の本棚 スペシャル

2005-12-17 22:30:00 | 本と日常
今年もすでに終わろうとしているのに、本棚には買っただけでまだ読んでいない本たちが山と積まれています*(涙)*

三ヶ月ほど前に引越したばかりなので、実家の本棚に比べればたいしたことないのですが、多分今年は読めないだろうから(すでに諦め…)、タイトルだけでもここに書いて供養しておこう…(^_^;)

まずは読みかけの本。

*(キラキラ)*『亀になったおばあさん』 シルヴァーナ・ガンドルフィ
*(キラキラ)*『子どもだけの町』 ヘンリー・ウィンターフェルト
*(キラキラ)*『龍のすむ家Ⅱ 氷の伝説』 クリス・ダレーシー
*(キラキラ)*『小説 ノアの箱船』 デイヴィッド・メイン

どれも外国の作家さんだけど、どれも面白い! (じゃあ読めよって話だけど*(汗)*)

*(キラキラ)*『朗読者』 ベルンハルト・シュリンク
*(キラキラ)*『善悪の彼岸』 ニーチェ
*(キラキラ)*『人生論』トルストイ
*(キラキラ)*『海からの贈物』 アン・モロウ・リンドバーグ
*(キラキラ)*『影のオンブリア』 パトリシア・A・マキリップ
*(キラキラ)*『ガラスびんの中のお話』 ベアトリ・ベック
*(キラキラ)*『ユーラリア国騒動記』 A・A・ミルン

あとずいぶん前に古本屋さんで見つけた岩波文庫の『コーラン』上中下の三冊。
寝る前に少しずつ読んでいるのでいつ読み終わるやら。

ディケンズの『大いなる遺産』は上巻が読み終わるところ、同じ作者の『二都物語』はそのあとかな。

ミルトンの大作『失楽園』もこれから。
アン・マキャフリーの「歌う船」シリーズ『魔法の船』『友なる船』もまだ。

楽しみなのはエクトル・マロの*(キラキラ)*『家なき娘』上下♪
オルコットの*(キラキラ)*『第四若草物語』。
そして一番最近手に入れたモンゴメリの*(キラキラ)*『銀の森のパット』上下☆

トーベ・ヤンソンの「ムーミン」は八冊のうち『たのしいムーミン一家』は読み終えて、今は『ムーミン谷の彗星』に挑戦中。

シュリーマンの『古代への情熱』、ヘッセの『車輪の下』も安く手に入れたので読まなくっちゃ!

…なんだかへんなプレッシャーを感じてきた(苦笑)

来年こそは読みます。それまでどうか待っていて下さい。

今夢中で読んでいるのはジョナサン・ストラウドのファンタジー3部作でその完結編となる*(キラキラ)*『バーティミアス プトレマイオスの門』*(星)**(キラキラ)*

ちょうど真ん中あたりを過ぎた所なんですが、これが面白くって!!
どんな展開、結末が待っているのか楽しみ♪

悩んでいることもあって、小泉首相が辞めて消費税が上がる前に本を買っておいた方がいいのかどうか。
いつかいつかと先延ばしにして買っていない本がたくさんあるんです。
値上がる前に買っておいた方がいいのはわかっているけれど、置く場所と予算が…
う~む、悩むところです。

一番いいのは、消費税が上がらないことなんですけど…
どうにかならないのかなぁ~







祝! 映画化!!

2005-12-14 19:52:00 | 本と日常
ついに、『ゲド戦記』が映画化されることになりました*(音符)*

しかもなんと、スタジオジブリの最新作として*(びっくり2)*

嬉しい! ビックリ! ちょっとドキドキ!

教えてくれたcafeでお世話になっているHALさん、ありがとう*(音符)*

『ゲド戦記』はアーシュラ・K・ル=グウィンのファンタジー小説。
シリーズ全五冊と外伝一冊からなる作品で、この私的図書館でも紹介してきました。

大好きなんです、この作品*(星)**(キラキラ)*

すごくいい作品なのに、私の周りでは知られていなくって、なかなか話題にすることもできなかったけれど、これでついに全国区!!

しかもスタジオジブリのあの美しい絵で、アースシーの世界が描かれるなんて感激!

いったいどんな作品になるんだろう*(はてな)*

監督は宮崎駿さんの長男(誰?)らしく、来年の七月公開だとか(きっと延びるだろうけど…)。

『ハウル』の時もそうだったけれど、今回もとてもシリーズすべてを再現することは無理だろうから、かなりストーリーも変更されるはず。
原作ファンとしてはそこのところが心配だけれど、アニメーションで動くあの世界は絶対見てみたい*(びっくり2)*

期待しつつも、ちょっと心配。
あぁ、『ハウル』の時と同じだ(笑)

この年末にきてビックニュース。

来年が待ち遠しいなぁ*(ハート)*



人間って…

2005-12-12 23:12:00 | 本と日常
痛ましい事件が続きますね。

10日、京都府宇治市の学習塾で起きた小学6年生殺害事件。
事件の全貌はまだ不明ながら、明らかなのは、身勝手な大人の卑劣な行為だということ。

こういう事件を聞くと、気持ちが沈み込みます。

つい先日起きた広島県での小学一年生の女の子をダンボール箱に入れて捨てた信じられない殺人事件。

栃木県での猟奇的ともいえる手口の、やはり小学一年生を狙った殺人事件。

人間はいったいどこまで残酷になれるんでしょう?

自分が悪いことをしたわけでもないのに、こういうニュースを聞くと、何だか罪の意識のようなものを感じてしまいます。
どうして守ってやれなかったんだろう。
どうしてこんな社会にしてしまったんだろう。
もしくは、自分が同じ人間であること自体が申し訳ないのかも。
こんなことが出来る人間って生き物自体がなんて情けない生き物なんだろう。
どうしてそもそもそんなことが可能なのだろう。

こういうどうしようもなく取り返しのつかない愚かさを目の当たりにするのは辛いです。

なんだか楽しいはずのことまで楽しくなくなってしまって…

ちょっと厭世的な気分になっています。

どんなに悲惨な事件があっても翌日には日が昇るんだから不思議です。
こうして、現実は続いていくのでしょうか。



3部作完結!!

2005-12-10 00:28:00 | 本と日常
買いました!

ジョナサン・ストラウドの*(キラキラ)*『バーティミアス ~プトレマイオスの門~』*(キラキラ)*

3部作いよいよ完結*(びっくり2)*

オビには「この結末、オレ様の想像を遙かに超えてるぜっ!」というバーティミアス本人のコメント付き*(音符)*

いったいどんな結末を迎えるんだろう、読むのが楽しみ♪

あとついでに受け取ってきたのが、モンゴメリの*(キラキラ)*『銀の森のパット』(上下)*(キラキラ)*

買ってしまったのが大和田秀樹の*(キラキラ)*『機動戦士ガンダムさん』*(キラキラ)*

『銀の森』は前から読みたくて、でも村岡花子さんの訳したものが見つからなくて、今回、田中とき子さん訳で出ていたこの本をついに購入☆

『ガンダムさん』はオススメされたので、ちょっと見てみたら、表紙が面白くて即購入決定!
中身も笑わせてくれます☆

立ち読みで読んだのは*(キラキラ)*『まるごとあさのあつこ』*(キラキラ)*という雑誌(?)。
あの、あさのあつこさんの作品がマンガで楽しめる*(音符)*
中でも『The MANZAI』は面白い*(音符)*
文庫本も出ていたので、しばし迷うも、今回は見送り。でも、やっぱり欲しいなぁ~(次行ったら多分買ってるかも☆)

『バッテリー』の四巻も、文庫化が待ち遠しいところです*(ハート3つ)*

予約しておいた『バーティミアス』を受け取ろうとレジに並んでいた時、偶然二人前に並んでいた女の人が「予約しておいたバーティミアスを…」と言ってあの黄色い本を受け取っているのを目撃*(びっくり2)*

なんだか嬉しい、自分と同じ本を買う人を見かけると♪

でもこれでまた寝不足の日々が続きそう…(^_^;)



病院へ行こう

2005-12-08 20:36:00 | 本と日常
今日は定期検査ということで、有給使って病院に行って来ました。
ま、たいした病気じゃないんですけどね。

いつものように採血室に入ると、左のイスにはおばちゃんの…もとい! ベテランの看護師さんが、右のイスには若い看護師さんが待ち受けていました。
迷うことなく右側へ(笑)

でも、この選択が悲劇の始まりだったんです…

「はーい、少しチクッとしますよ*(ハート3つ)*」
と言うのと同時に注射針を腕に刺す若い看護師さん。
容器2本分の血液を採取しなければいけないので、途中で容器を入れ替えます。

ところが…2本目の容器に血液が流れ込まない。
注射針を前後に刺したり引いたり(!)してみてもダメ。

オイオイ、人の体だと思って無茶すんな*(汗)*

まだそのままどうにかしようとしているので、さすがに「痛いです」と言ってやんわり抗議し、「あ、痛いですよね」と慌てている若い看護師さんに、「腕替えましょうか?」とまで提案。

若い看護師さんは、「すみません」と言いながら、隣のベテラン看護師さんに「失敗しちゃって」と指示を仰いですぐさま再挑戦。

ドーンとかまえてテキパキ指示するベテラン看護師さんと、実験動物のような表情の患者(私のことです)に見守られて、それでも今度はなんとか成功。

全員がホッと胸をなでおろしました。

あぁ、こんなことならベテラン看護師さんのイスに腰掛けるんだった*(汗)*
なぜ右に座ったんだオレ?(イヤ、理由は想像できるが…)

両腕に止血用の丸いテープを貼られ、しばらくヒジを曲げていなくちゃいけないので、上着と荷物が持ちにくい。

こういうのも、因果応報というのでしょか(苦笑)



今日の教訓…

亀の甲より年の功*(ハート3つ)*
           ―ことわざ―

運命なんてものは存在しない、あるのはただ、選択の結果だけだ*(星)*
           ―作者不明―








雪の降る町

2005-12-06 23:43:00 | 本と日常
朝起きると、一面の銀世界*(結晶)*

今年は早くも町に雪が降りました*(びっくり2)*
積雪は20cmくらい。
車から雪を下ろすのもひと苦労*(汗)*

道路の渋滞を予測して、少し早めに出社したのですが、みんな考えることは同じらしく、会社に着くといつもより多いくらいの人数がすでに出社していました。

雪かきしたり、雪だるま作ったりと、いつもと違う雰囲気で始まった一日も、昼ごろには雪も融け、ちょっと残念。

年がいもなく、雪が降るとワクワクしてしまいます*(音符)*

ま、たまにしか降らないから、こんなこと言っていられるんですけどね☆