ぶらぶら人生

心の呟き

崖の草刈り

2015-07-10 | 身辺雑記
 暑苦しい一日となった。
 梅雨期にありがちな鬱陶しい蒸し暑さである。

 早朝から、崖の草刈りをしていただいた。
 私自身は、何もするわけではないのに、草刈り機の騒音や家の周囲を移動される作業員の気配に、終日、落ち着かなかった。
 (日々、忍耐力が欠如してゆく感じだ。これも老いのせいだろうと思う。)

 崖は、もともと私の所有地ではない。
 宅地を造成されたJAのものである。

 しかし、私の家以外は、それぞれ草の刈り手がおられ、自分で処理をしてこられた。
 私はすべなく、人を雇って夏と冬の二回、草刈りをしてもらっていた。(家周辺の草刈りは、その家々で行うのが常識だ、と言われて…)

 ところが、各家の高齢化が進み、傾斜の激しい崖の草刈りは無理だと、数年前からJAに申し出をし続ける人があり、JAも無視できなくなったらしい。
 先日、JAの担当者が、私の家にも来られ、意向を尋ねられた。
 刈ってもらえるなら、それに越したことはない。

 いろいろ話し合った結果、今回はとりあえず、私がすでに依頼している便利屋に交渉し、崖全体の草刈りをJAが引き受けてくださることになったのだ。
 もちろん、代金は、JAの支払いで。
 (これから先の詳細は分からない。ただ、私自身が草刈りの段取りをする必要はなくなったし、経費面でも大助かりだ。)

 (便利屋の、草刈り作業の範囲が突如増えたので、わが家の庭の草取りは、後日、シルバー人材センターに再度頼むことにした。
  本来、便利屋にとって、ちまちました草取り作業は、好ましい仕事ではなさそうである。
  春先に一度、草取りはしてもらっている。そのうえ、庭木の剪定時、庭師夫妻が、目につく草は引き抜いてくださった。
  したがって、今はまだ、急いで草取りをする必要もない。また時期を見て、シルバー人材センターに依頼しようと思う。)


 崖は見事に刈り取られ、隣家との境界線もなくなった。(写真は、わが家の裏。) 
 気分も、幾分軽やかになった。
 
       

       

       

                           桔梗ペンタス

  
コメント
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