ぶらぶら人生

心の呟き

5月の庭 (バラの話)

2009-05-13 | 草花舎の四季
 草花舎の展示室の入り口に、蕾をつけたバラの鉢が置いてあった。(写真①)
 その小木の付け根には、<サンテグジュペリ>の名札がついていた。(写真②)
 「星の王子さま」の作者名をもらったバラは、その花が<秋には星の形に見えることもある>故の命名らしい。
 やがては、草花舎の庭に移植され、末永く花を咲かせることだろう。
 
 「母の日」に、Tちゃんからお母さまのYさんに贈られたものだという。
 気のきいた贈り物だ。
 Yさんは喜ばれたことだろう。
 その話を聞いた私も嬉しい。
 幸せのおすそ分けをしてもらった気分である。
 年々の、美しい花を楽しませていただくことにしよう。

       ①

              ②

      
 写真③は、今日、草花舎の庭に咲いていたバラ。
 訪れるごと、庭のあちこちに、年々歳々のバラが咲き誇っている。

       ③
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

5月の庭 (ピラカンサの花など)

2009-05-13 | 草花舎の四季
 昨日は昼間から久しぶりの雨が降って、宵に入ってからも、雨音が続いていた。
 しかし、今日は予報より早く天気が回復し、青空が広がった。

 郵便局へ行く用があり、午後、外出した。
 郵送で戸籍謄本を取り寄せるためには、750円の定額小為替が必要だというので……。

 急に思い立って、明日、岡山に行くことにしている。
 山岡球子展を観るために。
 岡山の和気には、長年付き合っている友達がいる。一応、電話で伝えると、いい機会だから一緒に展覧会を見たり、食事したりしようということになった。
 そこで、手土産には、末國清吉さんのガラス器を…と考えて、局からの帰り、草花舎に立ち寄って品選びをし、コーヒーを飲んだり、庭を歩いたりもした。

 今日は、ピラカンサの白い小花が咲いていた。(写真①)
 ピラカンサと言えば、実の方が目立つ。
 しかし、小さな白玉の蕾も、白い花びらの底に花蕊をつんつんつんと散らした小花も、なんという愛らしさだろう。虚飾のない美しさ!

 ノイチゴの赤い実も愛らしい。(写真②)
 以前、白い花をカメラに収めた。それが、今は密やかな実となっている。

 ハコネウツギは盛りを過ぎてしまったが、前庭にも、裏庭にも、タニウツギが咲いていた。花色が一様でなく、一木で、紅白に咲き分けるのが面白い。(写真③)

 ケムリノキの枝先に花茎が伸び、蕾がつき始めた。(写真④)
 間もなく、もあもあした煙の雰囲気になるだろう。
 この木は、赤紫の葉色にも特色がある。一度知ったら、見まがうことのない植物である。

 長く細い茎の先に、ケシに似た朱色のやさしい花をつけ、花の後は細長い実となる植物、ナガミヒナゲシが、昨年と同じ場所に咲いていた。(写真⑤)
 特徴が、そのまま名前となっているので、これも一度聞いて、その名を覚えることができた。
 私は、この素朴な、外来種の雑草が、とても気に入っている。      


      ①

                ②

      ③

                ④

      ⑤
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする