4月の末、島根県立美術館へ出かけた。
<フランス絵画の19世紀展>を見るために。
~美をめぐる100年のドラマ~
アカデミスムか? 印象派か?
という言葉も添えられていて、展示は4部門に分かれていた。
1章 アカデミスムの基盤~新古典主義の確立
2章 ロマン主義の台頭とアカデミスム第一世代
3章 アカデミスム第二世代とレアリスムの拡がり
4章 アカデミスム第三世代と印象派以後の展開
上記の歴史的な流れを追って、絵画は並べられていた。
大作が多い。
過日、NHKの「日曜美術館」で紹介されていた、アングルの≪パフォスのヴィーナス≫が、手にしたパンフレットの1ページを飾っていた。(写真)
今回の展覧会は、日本であまり紹介されることのなかった<フランス・アカデミスムの流れ>を本格的に紹介することを主眼としたものであった。
各章の説明を見てもそれがうかがえる。
「フランスの19世紀=ロマン主義・レアリスム・印象主義」といった常識の枠にとらわれず、それらをも網羅しながら、アカデミスムの画家たちを多く取り上げていた。
大作が多いだけでなく、展示室の壁に掲げられた絵画作品の大きさにも驚いた。一堂に、そうした大きな額の並ぶ展覧会というのは、これまであまり体験したことがない。
今回、特に重きを置かれた、アカデミスムの画家たち(前衛的な画家たちに対峙する形で存在していた)の中には、今までなじみのない画家もあった。
絵画に対する専門的な知識はないし、自分流の見方しかできないので、展示に込められたせっかくの意図を、十分には理解し得なかったように思う。
展示された80点ばかりの大作を、ゆっくり見てまわった。
中には、かつて見た絵もあった。国内の美術館で、お目にかかったものであろう。
日を経た今、画家の名や絵画が思い出せるのは、グロ、ジェラール、アングル、ドラクロア、クールベ、シャヴァンヌ、マネ、シスレー、モネ、ルノアール、ラトゥールなど。
<フランス絵画の19世紀展>を見るために。
~美をめぐる100年のドラマ~
アカデミスムか? 印象派か?
という言葉も添えられていて、展示は4部門に分かれていた。
1章 アカデミスムの基盤~新古典主義の確立
2章 ロマン主義の台頭とアカデミスム第一世代
3章 アカデミスム第二世代とレアリスムの拡がり
4章 アカデミスム第三世代と印象派以後の展開
上記の歴史的な流れを追って、絵画は並べられていた。
大作が多い。
過日、NHKの「日曜美術館」で紹介されていた、アングルの≪パフォスのヴィーナス≫が、手にしたパンフレットの1ページを飾っていた。(写真)
今回の展覧会は、日本であまり紹介されることのなかった<フランス・アカデミスムの流れ>を本格的に紹介することを主眼としたものであった。
各章の説明を見てもそれがうかがえる。
「フランスの19世紀=ロマン主義・レアリスム・印象主義」といった常識の枠にとらわれず、それらをも網羅しながら、アカデミスムの画家たちを多く取り上げていた。
大作が多いだけでなく、展示室の壁に掲げられた絵画作品の大きさにも驚いた。一堂に、そうした大きな額の並ぶ展覧会というのは、これまであまり体験したことがない。
今回、特に重きを置かれた、アカデミスムの画家たち(前衛的な画家たちに対峙する形で存在していた)の中には、今までなじみのない画家もあった。
絵画に対する専門的な知識はないし、自分流の見方しかできないので、展示に込められたせっかくの意図を、十分には理解し得なかったように思う。
展示された80点ばかりの大作を、ゆっくり見てまわった。
中には、かつて見た絵もあった。国内の美術館で、お目にかかったものであろう。
日を経た今、画家の名や絵画が思い出せるのは、グロ、ジェラール、アングル、ドラクロア、クールベ、シャヴァンヌ、マネ、シスレー、モネ、ルノアール、ラトゥールなど。