昨日は、グラントワ・島根県立石見美術館へ『巨匠と出会う名画展』を観にいった。会って食事をし、久しぶりに語らいを楽しむことにしていた友人と。
私の関心は、目下のところ、<レンブラントの部屋><日本絵画の流れ><モダン・アートの幕開け>あたりまでだ。これら秀作の前に佇むと、眼福、至福のときを味わうことができる。
だが、ダダ、シュールレアリズム、アンフォルメル、抽象絵画、ポップ・アートになると、よく分からない。感動を伴って、作品の世界に近づけないのだ。
会期中、街に出た時には、時間を見つけて、展示作品の前に、再三再四、立ってみようと思っている。新たな感動が得られるかもしれない…。
今日は、近所の知人、Oさんが、木の苗を持ってきてくださった。
<バターカップフィッシュ>という名前の木。
以前、Oさん宅を訪ねたとき、黄色い花が咲き満ちていた。名前は分からないとのことだったが、Oさん宅の若夫婦に、その名前を尋ねてくださったらしい。
(ネットで調べてみたが、このややこしい名前の植物は見つからなかった。あるいはOさん、または私の聞き違えかもしれない?)
かなり大きく成長する木である。私の庭には、植え場所がない。そこで、鉢に植えてみた。(植物)
できるだけ小さく育ててみようと思う。
Oさんとお茶を飲みながら話していると、同市内に住む妹夫婦がやってきた。
コーヒーを飲みながら、ひと時を過ごす。ヒジキのお煮つけを持ってきてくれた。ありがたい。
妹とは、兄を一緒に見舞う相談をした。
予期せぬ、嬉しい電話が二件あった。
一つは友人から。
もう一つは、午後、退院したばかりの妹から。
入院前と全く変わらない話しぶりだったが、
「できないことがいろいろあるの」
と、言っていた。
「焦らないでね」
と、話す。
コーヒーを飲んでもいい、美術展に行ってもいい、疲れない程度に何をしてもいい、そう主治医に言われたと喜んでいた。