ぶらぶら人生

心の呟き

10月26・27日のあれこれ

2007-10-27 | 身辺雑記
 簡単に両日のことをメモしておこう。
 昨日は、グラントワ・島根県立石見美術館へ『巨匠と出会う名画展』を観にいった。会って食事をし、久しぶりに語らいを楽しむことにしていた友人と。
 私の関心は、目下のところ、<レンブラントの部屋><日本絵画の流れ><モダン・アートの幕開け>あたりまでだ。これら秀作の前に佇むと、眼福、至福のときを味わうことができる。

 だが、ダダ、シュールレアリズム、アンフォルメル、抽象絵画、ポップ・アートになると、よく分からない。感動を伴って、作品の世界に近づけないのだ。
 会期中、街に出た時には、時間を見つけて、展示作品の前に、再三再四、立ってみようと思っている。新たな感動が得られるかもしれない…。

 今日は、近所の知人、Oさんが、木の苗を持ってきてくださった。
 <バターカップフィッシュ>という名前の木。
 以前、Oさん宅を訪ねたとき、黄色い花が咲き満ちていた。名前は分からないとのことだったが、Oさん宅の若夫婦に、その名前を尋ねてくださったらしい。
 (ネットで調べてみたが、このややこしい名前の植物は見つからなかった。あるいはOさん、または私の聞き違えかもしれない?)
 かなり大きく成長する木である。私の庭には、植え場所がない。そこで、鉢に植えてみた。(植物)
 できるだけ小さく育ててみようと思う。
 Oさんとお茶を飲みながら話していると、同市内に住む妹夫婦がやってきた。
 コーヒーを飲みながら、ひと時を過ごす。ヒジキのお煮つけを持ってきてくれた。ありがたい。
 妹とは、兄を一緒に見舞う相談をした。

 予期せぬ、嬉しい電話が二件あった。
 一つは友人から。
 もう一つは、午後、退院したばかりの妹から。
 入院前と全く変わらない話しぶりだったが、
 「できないことがいろいろあるの」
 と、言っていた。
 「焦らないでね」
 と、話す。
 コーヒーを飲んでもいい、美術展に行ってもいい、疲れない程度に何をしてもいい、そう主治医に言われたと喜んでいた。 
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大根島 由志園 5 (カシワバアジサイの紅葉)

2007-10-27 | 旅日記
 【旅のメモ ⑰】―10月23日―
 今年は、他家の庭や店先などで、「カシワバアジサイの花」に出会うことが多かった。私にとっては、初めて接する花だった。(花の時期、ブログにも書いた。)
 今は、その葉が、色づく季節だ。
 葉の紅葉も美しい。(写真) 
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大根島 由志園 4 (お地蔵様)

2007-10-27 | 旅日記

 【旅のメモ ⑯】―10月23日―
 <おやまあ、愛らしいお地蔵様!>(写真)
 と、庭園散策の足を止めた。
 木漏れ日を頭に受けたお地蔵様は、たおやかな笑みを浮かべ、私の心を、ひと時、和ませてくださった。
 私も、こういう存在となって、人の世を生きられたらいいのだが……。

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大根島 由志園 3 (リンドウの花)

2007-10-27 | 旅日記
 【旅のメモ ⑮】―10月23日―
 友達と、園内の喫茶室で、庭園を眺めながら、コーヒーをいただいた。ここにも、高麗人参入りのお菓子が添えられていた。
 座した席のすぐ近くに、リンドウの花が、清楚に咲いていた。(写真)
 
 花の写真を添えて、友人にメールを送った。
 喜んでもらえたかどうかは分からない。
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大根島 由志園 2 (牡丹)

2007-10-27 | 旅日記
 【旅のメモ ⑭】―10月23日―
 今は牡丹の季節ではない。しかし、ハウスには、幾種類かの牡丹が咲かせてあった。(写真)
 いずれも高貴な装いであった。
 富貴花と呼ばれるに相応しい花である。
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大根島 由志園 1 (庭の眺め)

2007-10-27 | 旅日記

 【旅のメモ ⑬】ー10月23日―
 大根島の由志園へ。
 まずは高麗人参茶をいただいて、昼食。いずこも観光客を相手に、商売に抜かりがない。
 昼食の後、庭園を散歩した。(写真)
 この由志園も、かつて妹夫婦に案内してもらった。したがって、二度目の訪問であった。この庭園は気に入っている。牡丹の季節でなくても、四季折々に楽しめる、親しみの持てる庭園である。
 しかし、ここでものんびりと散策を楽しむゆとりはなかった。絶えず、バスの出発時間を気にしながら……。

 高麗人参入りのエキスや、石鹸を求めてみた。
 健康や美容に役立つならと、はかない希望を抱いて。

 バスの中から、高麗人参栽培の畑を眺めることができた。六年の歳月を要して収穫に至るのだそうだ。この島独特の、火山灰からなる畑は、土が黒い。

 <植え付けから4年目に白い花を咲かせ、真っ赤な実を付ける高麗人参は、6年目にしてようやく薬効成分を持ち収穫の時を迎える。>
 <さまざまな薬効を秘めた高麗人参が収穫された後の畑は、ミネラルや酵素をとことん吸い上げられ、その後は20年もの間、使用できない。>

 と、案内に記されていた。
 私にとっては、新知識であった。
 帰宅後、毎日、小匙にエキスを掬い取り、お湯に溶いて飲んでいる。
 果たして、薬効、有りや否や?

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古代出雲歴史博物館

2007-10-27 | 旅日記

 【旅のメモ ⑫】―10月23日―
 出雲大社のすぐ近くに出来た「古代出雲歴史博物館」(写真)へバスで移動。
 古代ハスの咲く季節、荒神谷遺跡近くの蓮田に、花を見に出かけた後、この博物館にも、一度訪れている。妹夫婦と一緒に。
 従って、今回は二度目の入館であった。限られた時間だったし、展示室をあらまし見て回った後、前回時間がなくて入れなかった<神話シアター>の部屋で、「国引き神話」を見ながら、休息した。

 出かける前の新聞で、<「弥生王墓誕生」展>が行われていることを知り、福岡市で出土した<「漢委奴国王(かんのわのなのこくおう)」金印>(現在はレプリカの展示。本物は11月21日から12月2日まで展示)など、見てこようと思っていたのに、現地では、全く思い出さなかった。
 私たちの団体を椅子に座らせ、学芸員が、館内の展示についてわざわざ事前に説明したのに、企画展には全く触れなかったこともあって……。
 改めて、持ち帰った入場券を確かめると、常設館用の入場券になっていた。企画展を見るのには、入場料を別に支払わねばならなかったらしい。
 
 本物の金印が展示される期間に行けるかどうか未定だが、機会があれば訪れてみたいと思っている。 

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出雲大社 2 (老松)

2007-10-27 | 旅日記
 【旅のメモ ⑪】―10月23日―
 参道の松並木も立派だが、境内にある老松も、みな威風堂々としている。(写真)
 幾歳月を生きてきたのであろう?
 永の年月を生き続けた姿に、畏敬の念を覚える。
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出雲大社 1 (大国主命と兔の像)

2007-10-27 | 旅日記

 【旅のメモ ⑩】―10月23日―
 ジパング倶楽部、二日目の旅は、出雲大社の参拝に始まった。
 神様におすがりしたい事が、あまりに多すぎる。
 しかし、欲張りすぎてもまずいだろう。とにかく<お守りください>と祈るのみ。

 快晴の秋日和。
 出雲は母の故里なので、幼い頃には、幾度も訪れている。古いアルバムを探せば、出雲大社で撮った家族の写真もあるはずだ。その頃は屈託のない幼児だった。
 今は老女となって、この日も、団体の記念写真に納まった。友達以外は、どこの誰とも知らない人たちと一緒に。
 半世紀以上の歳月が流れ、その間、幾度かお参りはしてきたが、これから先には、お参りする日があるかどうか? 
 何の保証もないことをなのだと、広い境内を歩きながら思った。

 ふと見ると、大国主命と兔の像がある。
 いつから、そこに立っているのだろう?
 今回、初めて気づいた。
 「因幡の素兔」として、子供のときから親しんだ出雲神話を思い出しながら、像の前に立った。しかし、団体行動には、自分の世界にゆっくり佇む自由がなく、慌しく行動をしなくてはならない。この像だって、大方の人は気づかなかったにちがいない。 

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