nobara*note

くらしの中にアンテナをいっぱい張って日々のお気に入りを主婦の目で綴ります、目指すは雑貨屋さん的ブログ♪

映画 駆込み女と駆出し男

2015-05-26 18:16:07 | 映画・演劇・コンサート
江戸時代、幕府公認の縁切寺とされた東慶寺を舞台にした映画 駆込み女と駆出し男 を観てきました。
井上ひさしさんの小説 東慶寺花だより が原案となっているそうです。

あらすじ・・・・
江戸時代、幕府公認の縁切寺として名高い尼寺の東慶寺には
複雑な事情を抱えた女たちが離縁を求め駆け込んできた。
女たちの聞き取り調査を行う御用宿・柏屋に居候する、戯作者志望の医者見習い・信次郎(大泉洋)は
さまざまなトラブルに巻き込まれながらも、男女のもめ事を解決に向けて導き
訳あり女たちの人生の再出発を後押ししていくが……。

時代物と言うことで、仰々しさや堅苦しさを想定して構えていたら
時代掛かっていたのは衣装と背景だけで、言葉づかいも
テンポの良いセリフの掛け合いも、興ざめしない程度にそこそこ現代風で
登場人物が多く個々の設定が複雑な割に、とっつきやすく
全篇に漂う人情味とぬくもり、ほのぼのとしたリズムに癒されながら、どんどん引き込まれていきました。
2時間半と言う長い映画でしたが、笑えますし、そこそこ泣かせますし、一度も飽きさせることなく気づいたらエンディング。
終わった瞬間もう一度見たいと思った、良質で心地よい映画でした。

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