孔子って、霊界を語らなかったのに、そんなに偉い人だったの? なーんて疑問もってる人、いませんか?
幸福の科学の大川隆法先生は、『孔子、「怪力乱神」を語る』――儒教思想の真意と現代中国への警告(幸福の科学出版)のまえがきで、以下のように説いておられます。
釈迦、ソクラテス、キリストと並ぶ四大聖人が孔子である。事実上、資本主義化が進んでいる中華人民共和国にあって、マルクス・レーニン主義の皮一枚残しつつ、欧米流の人権を重視する自由主義・民主主義に対抗するには、精神世界の巨人として孔子を持ち出してくるしかないのが習近平・中国の現実である。
なかでも最も問題とされるのは、孔子が『論語』の中で「子、怪力乱神を語らず」と述べた所である。ここが、孔子の思想が霊界に及ぶのを止め、この世の道徳にとどめるための有効打になっている。しょせん、弟子の頭で編んだ言行録である。本物の孔子に「怪力乱神」を語ってもらうのが一番である。中国十四億の民と、日本の迷える教育難民を、どうか本書が救う鍵となりますように。
(3~4ページ)
中国十四億の民と、日本の迷える教育難民を、どうか本書が救う鍵となりますように――。
この一行が、すべてを語っているように感じます。
本書の帯には、「霊界は当たり前。言うまでもない」と大きく書かれ、なぜ孔子が、「子、怪力乱神を語らず」と述べたのか。その真意が解き明かされます。
それとともに、いま天上界の孔子が、いったい何を考え、何をしようとしているのか、その秘密が語られます。
また、現代において、儒教(儒学)というものをどう考え、どう位置づけていけばいいのか。その指針が明快に示されています。
現代中国の人々や、儒教を学んできた方にとって必読文献だと思いますが、それだけでなく人類の未来にとっても、とても大事な大事な書物だと、改めて私は私は思っているのです。
|
『孔子、「怪力乱神」を語る』
大川隆法著
|
(↓ 更新の励みに、ブログランキングに参加しています。このアイコンを毎日1クリックすることで、応援していただけたらうれしいです!)