Kinoの自転車日記

自転車と共に過ごす日々

ハンガー小物の洗浄 Hatta R9400

2020-09-30 20:11:18 | 踏切り自転車 組立て
新しく組むためのトラックフレームから取り外したハンガー小物を洗浄します
カップアンドコーンの Hatta R9400 です





自転車を組む為に用意したフレームから取り外したハンガー小物を洗浄します
今回は洗浄力が強い SPIN のパーツクリーナーを使います




ハンガー小物は Hatta R9400 NJS 認可部品です






回転部分のパーツを瓶の容器に入れます






強力な洗浄力を誇る SPIN のパーツクリーナーを瓶に注ぎます
このクリーナーは繰り返し使えます






瓶ではブラシが使い難いのでステンレス容器に変えました
歯ブラシで擦ったリテーナーです グリスは落ちています






右わんと左わん どちらもネジまで綺麗にしています
右わんに虫食いが有ります 少し残念・・・






ハンガーシャフトです 中空シャフトの内部も小さな
ブラシで洗います




綺麗になりました






ウォーターシーフは縦パイプの錆でしょうか 結構汚れています




想像以上に綺麗になりました さすがスピンのクリーナーです






容器のクリーナーを瓶に移しました ステンレス容器の底には
これだけ汚れが沈殿しています 金属粉が混じっているのが
良く有りません






一度洗ったパーツを 茶漉しに入れて もう一度パーツクリーナーを
スプレーします その後綺麗なウエスで拭き取って完了です




ハンガー小物の洗浄が終わりました 分解する前に違和感が有った
パーツで、錆で傷んでいるのは承知していましたが 思っていた以上に
悪い状態でした





綺麗になったハンガー小物 これを見ていると凄く綺麗なんですが 右側のスチールボールと
右わんのボールレースの虫食いが少し気になります 次回はその辺りに少し手を加えてみます
次回もどうぞお付き合い下さい

前回の記事 【 ハンガーシェルの清掃 MAKINO 】

次の記事 【 ハンガー小物 スチールボールを交換する 】

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ハンガーシェルの清掃 MAKINO

2020-09-29 20:02:02 | 踏切り自転車 組立て
トラックフレームのハンガーシェル内部の清掃を行います ハンガー小物を組む前の準備作業です
作業風景をどうぞご覧下さい





マキノの NJS 認可フレームです 新しく自転車を組む為に用意しました 前回は
シートチューブ内部の清掃と防錆対策をしました 今回はハンガーシェル内部を
綺麗にします






ハンガー小物を分解した時には縦パイプからの錆が
結構ここに落ちていました






ライトで内部を照らします 前回シートチューブ内を洗剤や
水を使って清掃したのでその水が溜まっています






ウエスで内部を拭き取ります 結構汚れた水です
その分、パイプ内部が綺麗になったと言う事でしょうか




こうして見ると錆がほとんど無くなっています 最初は新たに
タップを建てる必要が有るかと思いましたが、この程度なら
そこまでしなくても良さそうです




そうは言ってもネジは少し浚えて(さらえて)やります
この辺りの道具を使います






オイルをハンガーシェル内にたっぷりに流します






歯ブラシでネジ部や内部の全てを擦っています




新しいタオルを用意しました 油の汚れ方を観察して
作業の効果を確認します






一度目の油の汚れ方です




同じ作業を繰り返し ウエスの汚れが無くなって来ました
歯ブラシはこの辺りでおきます






ネジに塗装が多く付着しています ネジも綺麗にします
JIS 規格の左ワンです




ハンガーシェルのネジに多目のオイルを垂らします






左わんをねじ込みます




ワンのネジにもオイルを垂らします オスネジにオイルを塗っても
ネジを締め込むと外に出てくるので 今回の目的ではあまり意味が
ありません でもオイルは多い方が良いから良いでしょう






カニ目レンチを使います






工具を使い ネジを締めたり緩めたりしながら奥までネジを
締め込んで行きます




一番奥まで締め込んでいます




ワンを一旦外します






タオルでオイルを拭きます オイルが茶色くなっているのが
汚れです






ハンガー内部もタオルで拭き取ります






新たにオイルを使い同じ事を繰り返します






何度かこの作業を繰り返すとタオルのオイルも綺麗に
なって来ました




左側はこの程度にしておきます あまり何度もネジの抜き差しを
行うとネジも痩せます 程々に・・






右側に移ります






右わんです JIS 規格の右側は逆ネジです






ワンを奥までねじ込み 外します






タオルで油の汚れ方を確認します






ハンガー内部の汚れたオイルも拭き取ります




何度か繰り返すとオイルの汚れが無くなりました
ここまでにします




Before & after



施工前後の写真です このくらい綺麗になれば充分です
ネジも軽く入ります





今回のハンガーは分解した時に酷い状態だったので タップ建てとフェイスカットまで
やる必要が有るかと覚悟はしていましたが 洗浄を進めて行くとネジが傷んでいる訳では
なかったので ここで出来る範囲の手入れで終わらせます 次はハンガー小物を取り付ける
準備に掛かります 次回もどうぞお付き合い下さい

前回の記事 【 シートチューブの内側を 清掃する 】

次の記事 【 ハンガー小物の洗浄 Hatta R9400 】

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シートチューブの内側を 清掃する

2020-09-28 20:02:24 | 踏切り自転車 組立て
自転車を組む為に用意したトラックフレームのシートチューブの内側の清掃を行います
主たる目的は錆の防止です





マキノのトラックフレームは NJS 認可です 今回新しい自転車を組む為に用意しました
今回はシートチューブの内側を綺麗にします






シートチューブにはシートポストを装着しますが
ここが固着する事が良く有ります それを防止するのが
目的です






上部から指を入れるとやや湿っている感触が有ります
以前にグリスを使っていたのかも解りません 






ここの環境で出来る事は限られていますが 床を汚さない様に
タオルを敷いておきます




用具はパーツクリーナーや家庭用洗剤を使います






内部に掛かる前に このシートピンを外します
ここに使うのは 5mm のアーレンキーです






シートピンを外しました ※ 正ネジです






シートピンのオスとメスネジです メスには回り止めの
突起が付いています




シートチューブ内にパーツクリーナーをスプレーします






丁度パイプ内に収まるスポンジを使います






同様の作業を何回か繰り返しました






次は家庭用洗剤を使います








スポンジを水で洗いながら 何度か繰り返します






先程シートピンを外した シートラグの背割部分も掃除します




これは水をスプレーしています 内部に入った液体は
全て下部のハンガーシェルに抜けます




エアブロワでパイプ内部の水分を飛ばします






KURE 5-51 DX をパイプ内部にスプレーします 防錆が目的です
この潤滑剤は水置換の性質も有り 通常の 5-56 より用途は広いです




洗浄作業で濡れた所はタオルで拭き取っておきます






外したシートピンの汚れはパーツクリーナーで良く洗います






シートピンのネジ部 フレームとの接触部にグリスを塗ります
Super Lube の多目的グリスを選びました






シートピン全体に塗り拡げました






シートラグのシートピン装着部です ここは塗装がされていません
防錆の為にもグリスが必要です






指やマイナスドライバーを使い 塗り残しの無い様にします




シートピンのメスネジは フレームの左側に使います
ラグの一部にメスネジの突起が収まる様に、一ヶ所
凹んでいる所が有ります




右側から差し込んだオスネジを軽く締めて完了です




はみ出したグリスは拭き取っておきます 防錆や円滑に動く様に
グリスは必要ですが、汚れも呼ぶので拭き取りも丁寧に行います





これでシートチューブ内の錆に対する対策は完了です これでどの程度の効果が有るのか
解りませんがやっておいて悪い事では有りません 次はハンガーシェル内部の汚れも綺麗に
します 次回もどうぞお付き合い下さい

前回の記事 【 スポークです HOSHI D/SB #15-#16 】

次の記事 【 ハンガーシェルの清掃 MAKINO 】

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スポークです HOSHI D/SB #15-#16

2020-09-27 20:01:54 | 踏切り自転車 組立て
計画をしている街乗り用のピストバイクに新しいホイールを組みます それに使うスポークを
用意しました 星のステンレス 段付スポーク 15番-16番です





国産でスポークを作っているのは 星工業(株)だけです 今回は星のスポークを使います
昔からステンレスの段付 15番 16番と言っていましたが 段付とはスポークの両端が太く
真ん中が細い、ダブルバテットと呼ばれる種類の物です 15番は太さで 1.8mm 16番は 1.6mm です




先程の内容のスポークは #15 × 305mm D/SB と表現する様です
これは競輪競走で使う事が出来る NJS 認可部品です






あっさりしたビニール袋に入っています スポークの雁首には
H の文字が入っています スポーク数は 72本 同じ数の真鍮
ニップルが同封されています




先日ご紹介したこのホイールの為に容易した DURA-ACE のハブ 36穴
両切りです

このハブと 長さ 305mm のスポークであれば どの様なリムを使い
どの様な綾取りをするか分るでしょうか ホイール組の基礎の部分ですね





実はすでにリムも用意しています 少ししっかりしたホイールを組むつもりでいます
チューブラーホイールです リムをご紹介するまでに是非どの様なリムで
どの様なスポーキングをするのか想像してみて下さい 当てて頂いても
商品は用意していません、すみません・・

前回の記事 【 フロントフォークの 取り付けとヘッド調整 】

次の記事 
【 シートチューブの内側を 清掃する 】

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泉 IZUMI 厚歯用チェーン ES410NP

2020-09-26 20:04:35 | 自転車整備 チェーン
今回新しく組むための自転車用にチェーンを用意しました IZUMI 泉チェーンの厚歯用です
過去使ってみて脅威の耐久性を実感しこれを選びました IZUMI ES410NP ご紹介します





綺麗なパッケージに包まれたチェーンは 大正5年創業の老舗、IZUMI チェーンの商品です
今回新たに組むシングルギア用に用意しました 今乗っている自転車にも使っていますが
その耐久性に驚かされます






泉チェーン スタンダード ES410NP 1/2 × 1/8 CPチェーン
特に高級品では無く一般車でも使っているチェーンです




このサイズが厚歯用を表しています
厚歯 1/2 × 1/8 薄歯 1/2 × 3/32 この様な表記になります




箱を開けて チェーンを出してみました






シルバーで綺麗なチェーンです 先の CP チェーンと言う表記は
メッキが施されていると言う事なんでしょうか ただ・・・
私が今、使っている物と同じ物だと思い購入しましたが
少し質感が違う気がします






11年前に買ったチェーンです これもスタンダードな物です
やはりシルバーですが それ程メッキの強さを感じません

IZUMI チェーンの HP で調べるのですが 思いの外 詳しく案内
されていません 会社の方にお尋ねするとこのグリーンの箱の物は
ES410TG で 錆に強く電動アシスト自転車に良く使われています
との事で 防錆性に優れ NP チェーンの 11倍 と言うお話しを
伺う事が出来ました





この自転車に 緑色のパッケージのチェーンを使い 11年が過ぎています その間は絶えず
気配りし良い状態を保つようにしていましたが、私の感覚やチェーンゲージで計測しても
まだ交換を要しない状態です 幾ら街乗り用の自転車だと言えこの耐久性には驚きと共に
感激すら覚えます ちなみにこのチェーンには比較的粘度の高いオイルを使って来ました





今回用意したチェーンは 全く同じ物では無かった様ですが 防錆性については
チェーンを錆びさせる様な事はしませんから心配はしていません 同等の耐久性
の有る無し、これが解るのは少なくとも 5年後でしょうか・・・ 楽しみです

コメント (2)
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