Kinoの自転車日記

自転車と共に過ごす日々

Campagnolo 65-P-110 ハンガーシャフト

2017-02-20 20:02:02 | 自転車部品・用品
1933年に創業された Campagnolo カンパニョーロ その長い歴史の分だけ
色々なパーツが製造されて来ました そんな中で少し変わった規格のハンガー小物
地球マークと共に 65-P-110 と刻印されたハンガーシャフトを見てみましょう





Campagnolo カンパニョーロのクランクシャフトですが私の部品箱の中で使う事も無く
40年以上眠っています 少し珍しい規格ですので一通り見てみましょう







まずシャフト本体の中央に刻まれた刻印です
馴染深い 地球マークの Campagnolo と
65-P-110 の刻印 これが余り見ない数字です






左右対称なこのシャフトに左右の区別は有りませんが
文字を基準に便宜上こちら側を左と呼びましょう
四角テーパー部から右側に移るとコーン=玉押し部が
有り そこから右側に複数の段差が有ります これに
付いては次の写真を見てみます






これは右側ですが 左側に有った段差には本来この様な
フランジ=ツバが装着されているはずですが それが
欠品しています




このツバは何の為に付いているのか私には解りません
ワンでも有れば何か推測出来るのかも解りませんが
それも叶いません もしどの様な役割をしているのか
正確な知識をお持ちの方がいらっしゃれば 
是非コメントでお教え下さい お願い致します








ツバの外側にはこの様な文字が刻まれています
MADE IN ITALY PATENT CAMPAGNOLO
全てが誇らしげなしっかりとした文字です
これだけでカンパが好きになってしまいます




これは手持ちのフィキシングボルトです やはり40数年
経った物ですが使えるのでしょうか






私が他の BB小物に使っていた物ですが ネジの規格は
同じ様です 違和感無しにねじ込めます




シャフトの規格=種類は四角テーパーと呼ばれる物ですが
現在互換性を語る時に良く用いられる JIS や ISO 等の
確固たる規格は無く この頃ならカンパテーパーと呼ばれる物です
その後他のメーカーがカンパに合せて作ったと言う側面も
有ったのではないかと思います あえて言うなら ISO 規格に
近いものですね




各寸法を可能な限り測ってみます ただ私がノギスを使い
手作業で行いますのでそれを留意し参考にして頂ければ
幸いです




手書きの図面に纏めてみました 図面などの勉強もした事が
有りません 下手だとか間違っている等の突っ込みは無しで
お願いします 本人が凹みますから・・(笑)






全てが確実に測れるものでは無く ノギスが使い難い所も
有ります そんな所は計算で割り出してみます




と言ってもその様な所は赤線の 0.125mmと言う
一ヶ所なんですが寸法的には辻褄が合っています
テーパーの一辺が 12.5mm ですがこれは ISO 規格が
用いている寸法と同じです





フルサイズの図面も貼っておきます 今後このシャフトを使う様な方がいらして
何かの参考になれば幸いです



ちなみに

これはカンパニョーロ レコードのロード用 BB小物です






その刻印 70-SS-120 これはロード用の ITA 規格です




これは 68-SS-120 ロード用の JIS 規格です






ピスト用レコードの BB 小物ですが その刻印は
68-P-120 ピスト用の JIS 規格を表しています






では今回のこの規格は・・ JIS か ITA か判断が
付きませんが ハンガーシェル幅が 65 mm のピスト用
だと言う推測は付きます 私は全く見た事も無い規格です

少し書き留めておきます
B.B小物の規格
JIS      左 正ネジ 右 逆ネジ 巾68mm 
ITA (イタリアン) 左右共 正ネジ 巾70mm
FRE (フレンチ)  左右共 正ネジ 巾68mm  が有ります

ワンの規格もそれぞれ異なり
JIS  1.37X24TPI
ITA  M36X24TPI
FRE  M35X1   となっています





自宅近くに居ました 丸々と太っています拍手を贈りたいくらいです 可愛いですけどね(笑)

今回のハンガーシャフトはこの様な物を使っていたフレームが有ったらしいのですが
長い自転車の歴史の中では不思議な事では有りません でもそれをカンパニョーロが
作っていた事に何か意味が有ったのでしょうか

今回四角テーパーシャフトの規格の事も少し書きましたが JIS や ISO 規格の事を
成る程と思える処までまとめて有る過去記事が有ります 是非コメント欄も含めて
覗いてみて下さい  過去記事 【 ピスト用 四角テーパーシャフト 】

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DURA-ACE トラック用 アルミ スプロケット

2017-01-21 20:45:12 | 自転車部品・用品
トラックレーサーに使う固定ギアこれは古くから色々な商品が出ていました
今回は今は製造されていない デュラエースのアルミ製のスプロケットを
ご案内させて頂きます 元競輪選手との会話も楽しんで頂けると思います





過日私が決戦用に使っていたハブに固定ギアが付いたまま保管していましたが
そのギアを取り外した様子をブログでご覧頂きました






ギアを外す為に一旦ホイールを組み ロックリングと
ギアが無事に外れました このギアが・・・





私は全く記憶に無かったのですが アルミの DURA-ACE の 14Tが使われていました
試合で 14Tを使った事は無く、実際にこのギアに摩耗は無くチェーンを張った時の
油汚れが少し残っているだけでした






外してまず感じた事はとに角 軽いです 重量を
測ってみると 14グラムしか有りません 現行の
DURA-ACE SS-7600 鉄の固定ギアは 38グラム
有ります




そして少し気になる、競輪競走で使う事が許された
BIA の刻印が 2本線で消されています これは
友人や知人の競輪選手から色々と興味深い話しを
聴く事が出来ました

大先輩からは:
このスプロケット競輪でいつしか使用できなくなった
BIAマーク消されてる
Kno: やはりそうだったんだ・・




別の元競輪選手 K:
これ、知らずに競輪に使いましたが
驚くほど軽くて このアルミ全く脚にきませんでした

元競輪選手 O:
競輪選手時代にはスギノのギガス使ってましたが、
確かに脚には きにくかったですね。

K 元選手: ギガスよりこのデュラの方が脚に軽いです

Kino: そんなにこれが踏んで軽いなら お宝じゃないか・・

K元選手: 間違いなくお宝です




元競輪選手 M が送ってくれた SUGINO GIGAS の写真

元選手 M:
軽合スプロケットに、摩擦の少ない硬質コーティングした
スギノ ギガスです 14T 厚歯で18グラムでした。
踏んだときの脚へのあたりの軽さは抜群なのですが、
何故かスピードが伸びてこないんです
結局、スチールのスプロケットが、競輪には合いましたね

Kino:
競輪選手の人達は 色々な事を感じるのですね 
何時聞かせてもらっても その感覚の話は面白いです
ギガスは今も売っている現行商品ですね 
結構なお値段がしますが やはり使う選手は多いのでしょうか




現行の DURA-ACE 14T は 38グラム

元選手 M:
自転車の重量を軽くしたい人、踏んで止めてを繰り返すマーク屋、
調子が悪い時、使う利点は多くあると思います
しかし、ずっと使用してるとそれが当たり前になり、脚の使い方が
変わってしまうんですよね やはり丁寧なペダリングをしてこそなので、
練習はしっかりスチールで行うなど、ペダリングのメンテナンスも大切になりますね

Kino:
自転車を乗る上で絶対に欠かせないのはペダリングで 練習時間のあいだ中、
足元の意識はしていますよね そこで違和感が有ればペダリングだけの為の
練習日を作ったりして・・






前田鉄工所 SUNTOUR 下の三光舎は 50年位前の物

Kino: ただこの後ろギアで それだけ乗り味が変るのは
    私の想像以上の事です
元選手K: キノさんとりあえず明石の競技場で試してみてください。

Kno: Kさん その為にまた練習をしなくちゃ(笑)




部品の保管ケースに以前からこの DURA-ACE の
空箱が有り、何の分だろうとずっと思っていましたが
このアルミのギアの奴だったのかな・・・





今回の小ギア一枚でここまで話が盛り上がるとは思っていませんでした
私もハンドルやステム、ペダル等はアルミと鉄の違いを感じる事が出来ますが
このスプロケットでそこまで違うと言うのは凄く新鮮な気がします
 
競輪選手の人は 同じパイプを使い同じ寸法、角度で作ったフレームでも
乗り比べると違いを感じるらしいので繊細な感覚を持っている人が沢山
いらっしゃるのでしょうね 
今回登場して頂いた元競輪選手の人達は 大先輩:井狩吉雄さん 35期 滋賀県
K: 亀田健一さん O: 小原洋未さん M: 向吉信之さん 共に 65期 兵庫県の皆さんでした

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パッチゴムのサイズ

2017-01-10 20:19:56 | 自転車部品・用品
自転車のパンクを直す時に使うパッチゴムのお話しです
皆さんはこの大きさで悩んだ事は有りませんでしょうか





私は自転車のパンク修理をする時には今迄この様な板ゴムを使っていました
自転車屋さんのパンク修理用の木箱には、これとしっかりとした裁縫用の
裁ちばさみが入っていてオヤジさんが綺麗に四隅を切って行きます






私はその様な作業風景を見てパンク修理を
覚えたので長年板ゴムを使っています




これの良い処はチューブの太さや穴の状態に合せ
必要な大きさのパッチゴムが作れます






最近になってこの様な色々なサイズが用意された物を
使ってみた処 周囲のエッジの薄さから修理が凄く
綺麗に仕上がるのに驚きました これをずっと使って
来た人からすれば何を今さら・・ ですよね(笑)




それは一般車の 1 3/8 ハチサンのチューブに使い
そう感じたので 試しにロード用に使っている 23c 用の
チューブに使うと、この25ミリと言うサイズが大きくて
使い難いですよね 皆はどういているんだろう




もう少し小さなサイズが無いのかと探して見ましたが
多くのメーカーが 25ミリ以下の物を作っていません
そして何気なく立ち寄ったお店でこんなのを見掛けました




REMA TIP TOP レマ・チップトップと言う会社の
商品です ドイツで養われた製品を日本で信頼を
育てたと言う、自動車関連を主にした会社らしいです






その様な会社の商品で 16ミリと言う奴が有りました






この大きさなら細いチューブでも使えますね
チューブラーのパンク修理でも修理後に段差が
出来ない様に板ゴムをかなり小さく切りますが
この薄さならこのまま使えるかも分りません




ゴム糊も他社の物で併用できるのか分らないので
一緒に買っておきました 両方 216円でした





近くの河原で可愛く枯れていました
今迄板ゴムで全く不便も不具合も無かったのですが 最初から用意されたパッチゴムは
周囲の密着、仕上りがとても綺麗ですね この後、少し調べるとパンク修理関係では
良く名を聞くマルニと言う会社から超薄型パッチRR と言う 細いチューブ用に 20ミリの
パッチも出している様です 
ロードバイクなど細いチューブをお使いの皆さんは、パンク修理にどの様なパッチゴムを
を使われているのでしょう

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自転車のスーパーバルブ 使用感

2017-01-04 20:07:24 | 自転車部品・用品
自転車のチューブに使うバルブの種類にスーパーバルブと呼ばれる物が有ります
今回それを使ってみましたがその使用感をご案内致します





年初の記事にすれば少し地味ですが昨年から使い続けた使用感です
このバルブは 2015年5月に私のブログでどの様な物かをご紹介させて頂き
実際に使った方のコメントも多く頂いております 今回これを私自身が使って
みましたので、その印象をご案内させて頂きます






この商品は 100円均一のダイソーの商品ですが
前回に頂いたコメントの中に幾つかのマイナス面も
実使用例として有ったので、中々人の自転車に使う事が
出来ませんでした




従来のバルブ=左側とスーパーバルブ=右側です








今回は私自身が管理出来るシティサイクルに使ってみました
これは重量が有り頻繁に空気を入れる必要が有る電動アシスト
自転車です 今迄は 10日に一度程度の空気入れが必要でした




今回このスーパーバルブに交換してから 何時空気を
入れたのか思い出せない程、長く空気が抜けません
使った結果は 二重マルです、お勧め出来ます
競技用自転車でも TUFO のチューブラータイヤは
驚くほど空気が抜けませんが、その感覚です





寒いこの時期には鮮やかな草花は少ないですが この様な色合いのものも良いですね
自分の自転車に使って良かったので、整備を頼まれた自転車にもこれに交換しています 
その中ではまだ不具合は起っていません 思っていた以上に良いパーツだと思います

ただ商品のバラツキや弱点も有る様です バルブの構造も含め以前の記事もどうぞ
ご覧下さい 過去記事 【 自転車のバルブ スーパーバルブ 】

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FIAMME フィアメ チューブラーリム ピスト用 赤ラベル

2016-08-31 20:44:07 | 自転車部品・用品
最近は選択肢が少なくなったチューブラー用のアルミリムですが
以前は多くのリムが存在しました FIAMME フィアメのリムを見てみましょう





私が保管している未使用のリム FIAMME の中空リム ピスト用の赤ラベル 28穴です
チューブラーリムの事を中空リムと言いますが最近はあまり聞かなくなりましたね




アルミや金属部品に埃は大敵です ビニールを巻いて
保管しています






赤ラベルの呼び名は赤色のラベルが貼って有るからですが
この他に 青ラベル 黄ラベル 金色を貼ったイーグルが
有りました 昔は青、赤、黄色は水張りのシールで良い
雰囲気を出していました この細長いシールになったのは
後の事です






ニップル穴は両ハトメでジョイントはスリーブでピン打ちです






表面のジョイント部分と刻印 アルマイト加工はされていません






これらのリムにはロード用も用意がされており その大きな違いは
リムの形状で特に幅が大きく異なっています ピスト用は一見して
解る程、細身です






折角だから少し測ってみます 巾はタイヤの接着側が広く
約 19mm 程度です 内側は狭く台形になっています






リム高は 約 11mm しか有りません




重量は 318g/1本で 今なら軽量の部類です 私は練習や試合で
長く使いましたが全く不安も無く不具合も有りませんでした





ブルーがとても優しい色の花ですね

FIAMME PISTE RED LABEL とても好きなリムです

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