Kinoの自転車日記

自転車と共に過ごす日々

コルナゴ フレーム塗装 マスキング

2014-05-30 20:48:07 | 自転車 塗装
前回二度目の上塗りをしたコルナゴのロード用フレーム 現在はシルバーの単色ですが
もう一色使いたいと思います、今回は色の塗り別けをする為のマスキングを行います






コルナゴのクロモリフレーム 恐らく 40年近く経って
います この当時の物は私の現役時代に多くの物を
見て来ました フレームが作られた時代に合せ
ヘッドとシートの胴抜き、これで行きます

マスキングの為のテープやカッターを用意しています






マスキングをする前に念のためペイント薄め液で
拭いておきます 脱脂が目的です




指先も拭いておきましょう








マスキングテープです これは何時も仕事で使うので
今回の為に用意をした物では無いですが手触りの薄い
物が私の好みです






ヘッドラグから行きます ラグにテープが皺に
ならない様に張って行きます






ラグのエッジに沿ってカッターでテープを
切り落して行きます






上下のラグのマスキングが終わりました




これはシートの胴抜きです ここはテープを一周
巻くだけなので難しくは無いですが その位置と
長さのバランスが難しいですよ






私の技量であまり余計な事はしない方が良いのですが
右のチェーンステーに同系色のラインを入れてみます




フロントフォークの裏側にもアクセントを付けましょう
この時代のフレームは 色々としたい事をぐっと我慢
して丁度良い位です 今回はちょっとやり過ぎかも・・






見切り部分のマスキングが終わったので 塗料を
塗らない部分の養生をします これは少しの隙間も
開けてはいけません




もう一度軽く薄め液で拭いて完了です





マスキングは塗装の良し悪しを決めるとても大切な工程です
何時も明るい所で行いますが この場所は手元に影が出来て
あまり良くない環境でした 次回は抜き部分に色を吹きましょう

前回の作業 【 コルナゴ フレーム塗装 上塗り 】

次の作業 【 コルナゴ フレーム塗装 胴抜き 】

 
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コルナゴ フレーム塗装 上塗り

2014-05-29 20:05:47 | 自転車 塗装
前回フレーム塗装の色をシルバーに決定し一度目の色を塗りました 今回は
二度目の上塗りを行いましょう





オリジナル塗装を剥し全塗装をする事にした COLNAGO コルナゴのフレーム
前回は一度目の塗料を吹きましたが天候が怪しくなり 自転車小屋で乾燥
させていました 今回はその続きを行います




入口付近で塗装をすると塗料が倉庫の中にまで
飛散します 倉庫の横で塗装を行います






フレームを正立させる為にリアエンドを利用しています
この鉄筋をクランクに曲げフレームが前下がりになる様
少し手を加えました




以前はこの様な前上がり この状態が視覚的に
好きになれないだけの理由です(笑)




フレームの重量でパイプがお辞儀をするのを
防ぐ為ハンガー部のパイプを支えています






今回の塗料は同じ物が 2つ無かったので 一回目と
二回目で違う色を使います 同系色で類似色なので
問題は無いでしょう




保管中に何処かに当った様でシートステーの蓋に
傷が付いていました このまま塗るとこの傷は
残ります






1500番の耐水ペーパーで軽く調整します






良く見ないと分らない程度ですが このフレームで
この部分はかなり綺麗な工作がされた部分です
ちょっと放っておけませんでした






フレームを裏返し塗料が入り難い所から始めます




フレームを正立させ一定の速度でスプレーを動かし
全体にムラ無く塗料を吹きます




塗り終わった処を見てみましょう ヘッドラグのエッジも
綺麗に出ています






フォーククラウンと裏側の補強板 クラウンはメッキの
錆が深く 底まで研磨するとかなり削る事になります
表面だけ磨いたので 下地の凹凸がそのまま塗装に
表れています しかし見ていておかしくは無いので
良いのじゃないかな






チェーンステーの集合部とチェーンステーに直付けされた
リアディレーラー用のアウター受けです




シートラグとシートステーの接合部 この蓋の形が
綺麗ですよね





これでフレーム塗装の本体色の塗装は終わりました シルバー単色も
シンプルで良いですが もう少し手を加え胴抜きをしようと思います
それにはマスキングも必要なので塗料の乾燥を待ちます 次の作業も
是非お付き合い下さい

前回の作業 【 ブレーキ 洗浄 錆び取り 組立 】

次の作業 【 コルナゴ フレーム塗装 マスキング 】

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ブレーキ 洗浄 錆び取り 組立

2014-05-28 20:15:15 | 自転車整備 その他 
前回分解したシマノの古いサイドプルブレーキ 今回は各部を洗浄し
新しいグリスを使い組立調整を行います





前回分解した コルナゴに使う予定のサイドプルブレーキです
今回は組立調整まで作業を進めます






ステンレス容器に各部品を入れパーツクリーナーで
洗浄しましょう クレのクリーナーはこの様な用途
には良いと思います






主に油脂で汚れたパーツ達 小さなブラシを使い
丁寧に洗ってやります




前後のブレーキ部品が綺麗になりました






でも錆が浮いた部品も有ります ここは手間を惜しまず
もう少し手を掛けてやりましょう






この仕事は外でやります ステンレス容器には
錆が浮いたパーツが入っています






錆び取りには何時もの様にトイレの洗剤
サンポールを使います 部品の入った容器に
希釈をせずに使います




サンポールに浸かった部品達 このまましばらく
置いておきます








その間にサンポールから上がった お風呂上りに使う
中性洗剤の希釈液を作っておきましょう




最後に洗う水も用意します






10分程放置した部品 錆の状態によりその効果は
色々です




錆の酷い物は小さな金属ブラシで少し擦ってやります




軽く擦るとほとんど錆は取れます この時点で素手で
触っている私の手は皮膚が溶けてヌルヌルです 
気になる方はゴム手袋をした方が良いですよ 
本当に指紋が無くなります






サンポールから上げた部品は中性洗剤の中に入れます
効果は良く解りませんが 酸に浸かった物を中和させる
為です






その後部品達は真水の中へいれ良く洗います




作業前と比べると全体が良く光っています






作業前と作業終了後 この程度にはなります




使った容器類も良く水洗いをしておきましょう
そのまま放置するのは絶対に良く有りません
サンポールが他の物に付着したら悲しい結果に
なりますよ




下に敷いていたコンパネ サンポールが付着すると
木材でもこの様にオレンジの染みを作ります これが
金属なら酸化が進むのを助長します




さて洗い終わった部品たち




綺麗になったとは言え 一度錆びた物は直ぐに錆びます
それを避ける為 オイルを引いておきましょう






メカ本体のアルマイトが腐食した部分が少し有ります




組立てる前に汚れを落しワックスも掛けておきます




組立には Super Lube スーパールーブの多目的
グリスを使います あまり粘着力のないサラッと
したグリスです






シャフトに塗り拡げます 潤滑と錆止めの両方が
目的です




分解した時とは逆の手順で組み立てて行きます






ここはロックナットの構造です 一番軽く本体が
動きガタが無い処でロックナットを決めます
それが決まるまで同じ作業を繰り返す事は
良く有る事です






今回も何度か調整し一番良い処が見つかりました
バネを本体に保持される様取付けました






ワイヤークランプやアウター受けもネジにグリスを塗り
締め込んでおきます 腐食防止が大きな目的です




最後にアールワッシャーを入れ取付けナットを
仮付けしておきます






はみ出したグリスなどを拭き取って完成です




一連の整備で気持ち良く動く様になりましたよ
分解時の手順は前回の記事で詳しく紹介してます
作業に迷われたら是非そちらをご覧下さい





ブレーキゴムも幾つか在庫が有ります、何が良いかは組立の時に考えましょう
ただこうして見るとこのブレーキのアーチは大きいのじゃないのかな
使えるんだろうか(笑)

前回の記事 【 コルナゴ用 ブレーキの整備 】

次の作業 【 コルナゴ フレーム塗装 上塗り 】

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コルナゴ用 ブレーキの整備

2014-05-27 20:10:54 | 自転車整備 その他 
全塗装を進め一台組む事にした COLNAGO コルナゴのロードフレーム これに使う
ブレーキの整備を行います この様な古いフレームには現行のブレーキが使えません





今私の手元に有るブレーキです他にも有るのですが今回使う物を選び
整備をしてやりましょう 塗装の合間に出来る事はしておきます






これは良く耳にするシマノ 600 と言う部品で
現行は ULTEGRA アルテグラに呼称が変わっています
1976年にツーリング用で登場し 1985年頃からロード部品
へと移行して行きます





デュアルピポットの構造でこれも良いのですが
取り付けシャフトが枕頭ナットでコルナゴには
使えません






コルナゴのシートブリッジですが この裏側の
取り付けナットの部分がナットを埋め込む様には
なっていません フロントフォークも一緒です

この取付け方法の違いに依る呼び方は特に決まって
いないと思いますが DIA-COMPE ダイヤコンペは
埋め込みナット式 ナット式と違いを表していますね








これは DURA-ACE BR-7700 これも同じ理由で
選択肢から外れます








サイドプルの古いブレーキですが シャフトがこの様な
タイプの物なら使えます スポーツバイクで使う事は
無くなりましたが シティバイクではまだこれを使って
いますね これもシマノの商品で BR-A450の刻印が
有ります






このブレーキを分解し整備をしてやります
使う工具はこの辺りの物です 良くスパナは何処の物が
良いとか話題になりますが 私は特にメーカーの拘りは
有りません 使う場所に応じ使い易い形状の物を選んで
います






じゃ整備を進めましょう 何処から分解しても良いですが
このワッシャーが動いて気になるのでここから行きます






ブレーキ取り付けナットを外しますが結構固いです
10mm のスパナを使います




錆びていなのに手応えが固いのは ナットの内側に樹脂が
埋め込まれておりそれが緩み止めになっています この
部分のナットにはこれが多いですね






ブレーキメカのアウター受け ここは良く錆びついて
いますが 今回はネジが緩みました








ただこの丸いナットが固いです プライヤ― 2つを
使い緩めました このアウター受けにはグリスが
必要です






ブレーキゴムを外します ここは 10mm のスパナです






本体が一体式のブレーキゴムです もう劣化が進み
ひび割れが有り交換が必要ですね 








ブレーキワイヤーのクランプボルトです 8mm の
スパナを使います




ブレーキのシャフトを本体から抜きましょう






シャフトの頭には 12mm のスパナを使います




本体の裏側のナットにも 12mm のスパナを掛け
力を加えますが緩みません ここは逆ネジと
言う事はまず無いでしょう・・






違う方法でやってみます ブレーキのバネを解放
してやります 黒い部品はバネの強さを調整する
為のものでしょう






黒い樹脂部品を外し バネを解放し上へ跳ね上げます




この部分がロックナットになっていそうです






両方のナットに工具を掛け緩めます 双方 12mm の
工具が使えます




やはりお互いがロックされており 結構固く締まって
いました




ロックナットを抜きます






スプリング保持用の部品です






2つに別れたメカ本体と その間に入れられた
ワッシャー類も順番に外します






外したブレーキシャフトですが 頭はねじ込みでは無く
一体構造になっています これをわざわざ削り出したの
でしょうか 溶接をしてからメッキなのか、そこまでは
分りません






ブレーキ本体の構成部品です サイドプルは基本的に
他の物も大きく変わる所は有りません もう片方も
同じ様に分解します





両方を分解したサイドプルのキャリパーブレーキ 最近のデュアルピポットも
これからの進化型です 
写真も多く記事が長くなってしまいました、この後の洗浄、組立は次回にさせて頂きます

前回の作業 【 コルナゴ フレーム塗装 色を決める 】

次の作業 【 ブレーキ 洗浄 錆び取り 組立 】

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コルナゴ フレーム塗装 色を決める

2014-05-26 20:04:45 | 自転車 塗装
前回、錆の発生を防ぐ為急いで下塗りのサフェーサーを吹きました
しかしまだ上塗りの色を決めていません 今回は塗色を選び上塗り
まで出来れば良いですね





フレームの素地を出し塗装の為の足付けをしました 今回は作業を
追い掛ける様にパイプの色が変わって来ました 錆を発生させたく
無いので間を置かずにサフェーサーを塗り終えています 次はこの
上に色を吹きますがその色をまだ決めていません






その前に乾燥させていたフレームの裏側の
込み入った部分の下塗りにムラが有ったので
その部分だけ吹き直しました




この状態で乾燥させておきます その間に色を
決定しましょう





買い置きして有る塗料で 全て Holts のカースプレーです
直ぐに使うあては無いのですが 気が向いた時に買っています
今回の為に新たに買いに行っても おそらく選ぶ色は同じ系統に
なるでしょう やはり好みが出る様でこの在庫も良く似た物が
多いですね






実は塗装用のガンも用意はしているのですが
まだ使った事が有りません
今回もカースプレーで行いましょう 段ボールに
サフェーサーを吹いて候補の色を塗ってみました




少しフレームに当ててイメージしてみましょう
過去ブログでご紹介しているのは 白とブルーが
多いですね 今回は頑張って違う色を選べれば
良いかな(笑) これはシルバーです




赤系のメタリック 私は赤い自転車に乗った事が無い 




青系のメタリック




オレンジのメタリック 少し変わった色です




黒のメタリック




濃い目のゴールド
さて皆さんも色々と想像して楽しんで下さい








下地を塗った時のマスキングです このまま上塗りを
すると見切りに下地が見えてしまいます 
少しマスキングの位置をずらしました




フレーム本体の色はシルバーにします






下塗りの時 裏側が少し雑だったので今回は
その辺に気を付けて フレームの裏の細かな
所から吹いて行きます






この辺りも塗料の入り難い所です




リアエンドも全体に上手く塗料を乗せます






フロントフォークは手で持って塗装が出来るのが
良いですね




フレームを正立させ 表側も吹いて行きます




自転車の塗装でここは肝ですね ここを失敗したら
台無しです 厚塗りは簡単ですが薄く吹いて
シャープさを出したい処です






ヘッド周り ラグのエッジを殺してはいけません




ここは誰が塗っても難しいでしょうね 良く梨肌に
なる部分です 






シートステーのブリッジここの補強板の工作が素晴らしい





青い花のつぼみが可愛いです
シルバーの 1 回目の塗装が終わりました 湿度が少し高くなって来たので天気が
回復するまで次の塗装は待ちましょう 湿度が高いと塗装が濁ります焦らない方が
良いですね

オリジナルの塗装を剥すまで分らなかったのですが 繊細な工作を色々な所で見る事が出来ます 
この当時の良い物を作ってやろう! そんな気概が感じられます COLNAGO 好きになりました

前回の作業 【 ギアクランクのお手入れ FC-6500 】

次の作業 【 コルナゴ用 ブレーキの整備 】

コメント (8)
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