Kinoの自転車日記

自転車と共に過ごす日々

1 インチスレッドに アヘッドステムを取り付ける

2014-07-08 21:16:20 | 自転車整備 ヘッド
今回のコルナゴにステムを取り付けましょう このフレームは 1インチスレッドの
フロントフォークを使っています そこへアヘッドステムを取り付けます






前回サドルを取り付けたコルナゴのクロモリ
フレーム 今回はステムを付けますがヘッドの
規格は 1 インチスレッドです




わたしの手持ちのステムです 今回は 100mm 以上が
欲しいですね






ただハンドルのクランプ部が 31.8mm を選んだので
ステムはこの二本になります






長さが 100mm 有るこちらの黒い FSA にしましょう






ステムには色々な情報が書いて有ります これは
ハンドルのクランプ部 締め付けトルクが 7N.m と
6N.m の表示 なぞなぞみたいです(笑)




フォーククランプの方は 6N.m になっています

でもこのステムはアヘッド用でこのままでは
ネジの切った 1 インチスレッドのフォークには
取り付ける事が出来ません






この様な時は アヘッド用の変換コラムを使います
これは NITTO の商品ですが 下部が 22.2mm の
スレッド用 上部が 28.6mm のアヘッド用に作って
有ります
スレッドレス・コンバーターやステム・コンバーター
などの商品名で 他社からも販売されている様です






一度全てのネジを外し掃除をしてから 新しい
グリスを塗って組み直しました




変換コラムにステムを付けるとこんな感じです






フレームのフォークコラム内にはグリスを塗布
します ステムとの固着を防ぐのが目的です






先程のステムを取り付けます コラムの中に
変換コラムを差し込みます このタイプの
ステムは充分な差し込み代が必要です






変換コラムの頭に見える引き上げ棒です
6mm のアーレンキーで締め付けます






フォーククランプのボルトを締め込みます
4mm のアーレンキーを使います この工具なら
力一杯締めると 指定トルク位になるのじゃ
ないでしょうか この辺は自分の感覚です






TOPEAK トピークの簡易トルクレンチで見てみます
大体 6 N.m の附近を指しています この辺の感覚は
何度も繰り返し自分の身に付けると良いですね その
感覚は決して邪魔にはなりません






高さの調整代はそれ程多く有りませんが 
こんな時には助かる変換コラムです




続けてハンドル周りへと進みたいですね






1 inch スレッドのフォークコラムにアヘッド用ステムが装着出来ました
この大きなサイズの自転車に乗る人のポジションが良く解りません 
この辺で一度 本人に来てもらってポジションの確認もしたい処です

前回の作業 【 サドルを取り付ける COLNAGO 】

次の作業 【 ハンドル周りをセットする COLNAGO 】

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ヘッド コラムカット COLNAGO

2014-06-20 20:18:19 | 自転車整備 ヘッド
前回ヘッドパーツを組付けたコルナゴのフレームですが 
取付けたスペーサーを取省く為に フォークのコラムカットを行います






前回組み付けたヘッド小物 少しフォークコラムが
長くスペーサーが必要でした水道のパイプをカットし
対応しましたがこれを外してしまいます




寸法的には問題は無いのですが 新しい部品を
用意しながら この様な間に合せのやっつけ仕事は
やはり良く有りません




現在の状態は上部ナットの下にこの位の隙間が
出来ます 4mm 程度ネジを切り落せば良いでしょう






ヘッドをばらします 上部の小物を外すと フォークが
下に落ちます 落さない様に注意しながらの作業です
これ、そんな馬鹿なと思いますが本当に落しますよ




フォークを抜きました






下のワンにはまだリテーナーが残っています
落ちない様に養生テープを貼っておきます




ここからは作業テーブルで仕事をします






フォークコラムをバイスで固定したソーガイドに
挟みます この道具は真っ直ぐにカット出来るので
有れば便利です




カットに使うのは金属用のノコ 昔から有る物です






切り落す部分には切削オイルを塗布します 刃の
焼付きを防ぎます






作業を進めます 切削油を使うと刃が滑っている様な
感触ですがそれでも切れて行きます






コラムが切れました 一般的にこの形のノコは
押し切りです






先端が切り落されたフォークコラムのスレッド部
グリスと切削粉が付着しています






パーツクリーナーで汚れを洗い落します




コラムの内外共に切った後のバリが残っています




バリを取っておくのは必要です 半丸や平ヤスリを
用意しました






内部は半丸ヤスリで 外部は平ヤスリで綺麗に
後始末をします




指先で触っても引っ掛かりを感じ無い程度の
バリ取りが終わりました ネジの外周の面取りは
大切な工程です






フォークコラムや玉押しにもグリスが残っています






コラム内部も含め金属粉が残らない様に綺麗に
洗浄をします




ここからはグリスを使い組付けの作業になるので
切削に使った道具は片づけます






整備台の掃除もし周りにゴミが無い環境で仕事を
進めます 回転部分に金属粉は大敵です




ネジにナットが入るか確認しています






何時もの様に必要な個所にグリスを塗ります






コラムのスレッド部 クラウンレース これらの
グリスを使う目的は違いますが 丁寧に塗布しました




上部ワンの内部、これは組付けた時のグリスですが
異物などが入っていないか確認します






フォークをフレームに装着します スレッド(ねじ)の
出具合はどうかな・・




一枚付属の平ワッシャーを使い長さは丁度良い
状態です






ヘッドスパナを使いナットを固定します




はみ出したグリスは綺麗に拭き取ります




before & after



やはりスペーサーは無い方が良いですね
手間を惜しんではいけません






これで男前になりました





今回の作業 安易なスペーサーで逃げるのではなく基本通りコラムの長さで
調整する、これは手間が掛かりますがやはりやり直して良かったですね
後で悔やむ処でした

前回の作業 【 ヘッドパーツの組付け COLNAGO 】

次の作業 【 ホイールの タイヤチェック 】

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ヘッドパーツの組付け COLNAGO

2014-06-19 20:23:10 | 自転車整備 ヘッド
前回ヘッドパーツの圧入を済ませた COLNAGO のロードフレーム
今回は他のパーツを組付け調整をします






今回のコルナゴのフレームはヘッド規格が
イタリアン 新しいパーツを用意しました






前回フォークにはクラウンレース(玉押し)の圧入は
済ませています 玉押しにグリスを塗布します






このヘッドパーツには樹脂製の防水シールが
付いています これを先に入れておきます






ヘッドのリテーナーにもグリスを良く馴染ませます






これをフォークに装着しておきます そしてその
ベアリングが収まるヘッドの下部ワン内部にも
グリスを塗布しておきます






ヘッド上部の玉押しにもグリスを塗布






先程と同じ手順で 樹脂製シールを入れグリスを
馴染ませたリーテーナーを置きます リテーナーには
表裏の方向が有るので注意が必要です 方向に迷った
時は、ワン(玉受け)に当てがって見れば解ります








上部ワンの内部にもグリスを塗りますが 量はかなり
多目に使っています グリスの内圧で水の浸入を防ぐ
のが目的です








先程リテーナーを入れておいたフォークのスレッド部や
コラムにグリスを塗ります これは錆止めが目的です






フォークをヘッドパイプの下から挿入します
ヘッドパイプの上からコラムのスレッド(ネジ)
が顔を出しました






ヘッドパイプから顔を出したネジに上部ワンを
下までねじ込みます




少しフォークコラムが長い様です 丁度良い
スペーサーの在庫が有りません






水道の給水パイプの 25mm の内径が一緒です
これでスペーサーを作ってみました






給水パイプのスペーサーを使いヘッドの
上部ナットを取り付けます






ヘッドスパナ 32mm 2本を使い上部ワンと上部ナットを
お互い締め付けロックします この段階で玉当りの
調整は難しいので ガタが無い程度の締め付けで
良いでしょう




ヘッドの微調整は前輪とフロントブレーキを
装着してからの方がやり易いですね 
少しスペーサーが気になります・・・





これでフレームにフロントフォークが取り付きました この後自転車の組立てを
進めて行きましょう その前に今回間に合せで装着した 気になるスペーサー
これは見た目も良くないので外した方が良いかな・・・

前回の作業 【 ヘッドパーツを圧入する COLNAGO 】

次の作業 【 ヘッド コラムカット COLNAGO 】

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ヘッドパーツを圧入する COLNAGO

2014-06-18 20:13:49 | 自転車整備 ヘッド
フレームの全塗装も終わったので今回から自転車を組立てて行きます
まずはフレームにヘッドパーツを取り付けます その圧入から始めましょう
ヘッドパーツの規格も詳しく記しておきます





全塗装が終わった COLNAGO コルナゴのロードフレーム 今回はヘッドパーツを
組付けます フォークコラムにネジが切られた 1 インチのスレッドタイプです




自転車のフレームでヘッドチューブと呼ばれる
部分です






この上下にそれぞれ 上下ワンと呼ばれる
ボールレースを取り付けます




そしてフロントフォークのフォーククラウン上部に
玉押しを取り付けます




圧入に使う工具はこの中の黒い物 2 つ そして
モンキーレンチです




ヘッドパーツは ITA 規格の物を新しく用意して
います

ここで各規格のおさらいをしておきましょう
ヘッドチューブ用 上下わん 挿入部 JIS 30.00mm
                       ITA 30.20mm
                       FRA 30.20mm
フォークコラム  下部玉押し挿入部 JIS 27.00mm
                       ITA 26.40mm
                       FRA 26.50mm

フォークコラム  スレッドネジ     JIS B.C 1"X 24TPI   
                       ITA 1"X24TPI
                       FRA 25X1.0mm

ネジの規格が JIS ITA と同じで実際それぞれねじ込む事が出来ます
しかし ネジの角度が双方違い JIS 60° ITA 55° だったと思います
正確に言えば互換性は有りません また FRA 規格は今はほとんど
使う事は有りません






長くなってしまいました ヘッドパーツはこの様な
構成です 今回グリスはフィニッシュラインの
テフロングリスを選びました




手順に決まりは有りません フロントフォークから
始めましょう








このフォーククラウンの上部に この丸い玉押しを
圧入します 玉押しの呼称は フォーク下玉押しや
クラウンレースと言えば人に正しく伝わるでしょう






パーツを圧入する前に装着部にグリスを塗り拡げます
ここは泥や雨水が絶えず掛る部分 錆びの防止が大きな
目的です 回転性能に関係は無いのでどんなグリスでも
結構です






クラウンレースにもグリスを塗り フォークに
差込みます






ここで使う工具はクラウンレースセッティングツール
などと呼ばれますが 私が使うのは HOZAN C-435
ホーク下玉押しスライドハンマーと言う商品名です
価格は 8000円程度






これは商品名の通りホークコラムに差し込み上下に
スライドさせ 玉押しを押し込んで行きます




玉押しがフォーククラウンの根本まで隙間無く
圧入されれば完了です




ヘッドチューブの方へ進みましょう






ヘッドチューブの内部にもグリスを塗布します
これも腐食防止だけが目的なので この様な
高額なグリスを使う必要は有りません 200g
300円のイモグリスでも用は果たします
実際こんな事に結構な量を使います




ここには 上部に玉押し 下部には玉受けが
挿入されます ただヘッド小物に依り上部にも
玉受けを使う物も有ります




ここで使う工具はヘッドワン圧入工具
これはメーカーに依り価格は色々です






上下のヘッドパーツと工具を一緒にセットします




工具の下側をモンキーレンチで保持し ハンドルを
締め込んで行くと上下わんが圧入されて行きます
ワンとフレームとの隙間が無くなるまで締め込んだら
完了です その力加減は目一杯です






上部はヘッド上部玉押し 下部はヘッド下部わんと
呼べば良いでしょう




はみ出したグリスは丁寧に拭き取ります 残しておくと
塗装がグリス焼けを起し変色する事が有ります




これでフレームに直接装着するヘッドパーツの
取り付けは完了です この後は残りのヘッド小物の
組付け調整へ進みます





雨の合間のお天気の良い日 瑞々しい緑が綺麗です
これから自転車の組み立てを進めて行きます どうぞ又お付き合い下さい

前回の作業 【 マビック KISYRIUM フリーのグリスアップ 】

次の作業 【 ヘッドパーツの組付け COLNAGO 】

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COLNAGO ヘッドパーツを取り外す

2013-03-08 20:05:54 | 自転車整備 ヘッド
前回固着したステムを取り外した古いクロモリのフレーム COLNAGO コルナゴ
この頃のヘッドパーツは 1インチのスレッドタイプ ヘッドチューブに圧入
されている上下わん等を取り外します






これまでに数回にわたりご紹介していますが
ほとんどの部品を取り外しました 今回は
フレーム本体やフロントフォークに残っている
ヘッドパーツを取り外しましょう








フレームのヘッドチューブに圧入されている
上下のわんを取り外すのにはこの様な工具を使います

色々なメーカーから発売されていますがこれは Park Tool
パークツールのヘッドワンポンチ RT-1 1~1.1/8インチの
サイズまで使えます シールの貼って有るのは頭の部分
逆側はこの様に割れています お値段は 6300円程度です








では下のワンから外してみましょう 工具の頭を
ヘッドチューブの下から入れて行きます 先の
割れた部分はこの様に縮まりながら入って行き
中に入れば再び広がります




ヘッドチューブの中に挿入されたヘッドワンポンチの先は
チューブの中で開き 圧入されたヘッド小物の縁に当って
います その状態で工具の頭をハンマーで殴ってやります

一度に殴るのではなく軽く何度も殴る方が良いですね
外れたヘッドパーツを落とさない様に気を付けます






圧入されていた下側のヘッドワンが外れました








上のヘッドワンを外す時もする事は一緒です
上から工具の頭を入れて行きます 先が割れた部分は
少し固いですが必ずヘッドチューブには入ります




今度は工具を下から叩きます






ヘッドパーツが飛んで行かない様に気を付けて
いました そのパーツが外れましたよ 決して難しい
作業では有りません 誰にでも出来ると思います






これで上下のヘッドワンがフレームのフォーク
チューブから外れました



ヘッドパーツはもう一つ有ります このフロントフォークの
コラムに圧入されている 下玉押しです






この下玉押し クラウンレースの取り外しにも専用の工具は
有ります Park Tool CRP-2 32000円程度 HOZAN C-440
40000円強 さすがに簡単に購入出来る工具では有りません

昔からマイナスドライバーなどを使って外していたので
今回もその様な方法でやってみます 用意しているのは
平タガネとハンマーです




フォークを立ててクラウンレースの裏側にタガネを当て
ハンマーでタガネを軽く叩いて行きます 一か所だけで
無く 色々な場所を対角に交互に叩いてやるのが良いですよ






少し隙間が開けば フォークを寝かしその隙間に
タガネを入れてやります




この場合も一気に叩くのでは無く 色々な場所を
交互に軽く叩いてやります






クラウンレース、下玉押しが外れました




パーツが外れたフォークのコラムとクラウン部分です




自転車整備では専用工具が有ればそれを使うのが
一番良いのですが 工具が無くても出来る事は多く
有ります そんな時は色々と工夫をすれば良いですね
今回のタガネは 2~300円じゃ無かったかな(笑)




取り外した下ワン 誇らしげな CAMPAGNOLO の刻印です





取り外した 1インチスレッド、イタリア規格のヘッド小物 これと同じ小物を
私のロードに使っていますが軽い玉当りがとても良いですね ヘッド小物は
走行に影響しないと思われがちですが 実はとても大切なパーツなんですよ
ここの回転が重くなれば走りも重くなります

さあこれでフレームに装着されたパーツは全て分解したかな? いやいや
最後にスリルの有る奴が残っています それは次回に行いましょう・・

前回の記事 【 COLNAGO 固着したステムを取り外す 】

次の記事 【 COLNAGO MWXICO 分解完了 】

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