Kinoの自転車日記

自転車と共に過ごす日々

カンパニョーロ 補修パーツ

2010-03-31 20:17:03 | 自転車部品・用品
私がロードレーサーに使っている オールド・カンパと呼ばれる
1970年前後の部品 これらの部品を良い状態で維持するのは
それなりに大変です 何しろ補修パーツの確保が難しいですから




1933年に創業した CAMPAGNOLO カンパニョーロ
現在も製品のスペアパーツは 生産終了後 10年はそのパーツを
供給出来る様になっている しかし私が主に使っている この
NUOVO RECORD ヌーボ・レコードは初期生産から 40年を超えました

写真の変速機は 落車などで壊れ 部品としての役目は終わっている
のだが・・・ でもまだまだ役にたちます








さすがにカンパも 40年前の補修パーツまでは供給してくれません
壊れ本来の役目が終わった部品達も この様なスモールパーツが
まだまだ使えます






この様な小さなボルトやスプリング これをいざ探そうとすれば
凄いエネルギーを使います 未使用の新品はまず手当て出来ません
有る所には有るのですが お値段を聞くと心臓が止まりそうになります








カンパの象徴、パラレモグラフ型 パンタ部のハート ここの
ディレーラーマウント用のピポット・ボルト パンタスプリングの
取り付けボルト
以降の写真にもまだまだ使えるスモールパーツが一杯 この壊れた
部品達も私にすれば お宝です






これはどちらも未使用の新品 フロントディレーラーの取り付けボルト
下はヘッド小物のリテーナーです 回転部の鋼球は出来れば新しい物を
使いたいですよね





その他の部品も新旧色々と取り置きしてあります この時代の部品を使っていらっしゃる
自転車愛好家の方達は 私だけでなく皆さんも工夫されていると思います

最近の街乗りシングルギア車がお好きな方達にも このオールド・カンパの人気が高い様ですね
その様な方から先日も補修部品の事で、お問い合わせを頂きましたが こればかりは的確に何処で
手に入るかアドバイスが出来ません 普段からアンテナを張り、部品確保の努力をする これしかないかな?

そんな苦労をしても やはり Campagnolo カンパニョーロは良いな(笑)

 
コメント (8)
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

自転車 公認審判員 LICENCE

2010-03-29 20:36:50 | 自転車競技
2年に一度の書き換えが必要な JCF(日本自転車競技連盟) 発行の 
自転車公認審判員登録証 先日、継続申請をしておいたら新しいライセンスが
届きました




私の所属団体は兵庫県自転車競技連盟 一時、学生自転車競技連盟の
所属にしていた事も有りました
継続申請料は 4000円 クレジットカードの年会費より高いじゃないか(笑)






この登録証、更新する度に簡素化されペラペラになって行きます 以前は写真を貼りラミネート処理がして有りましたが
現在は本当に紙切れ一枚 審判時首からぶら下げます 持ち場に依っては雨の中、傘もささずに審判業務をするのにね

少し前までは年に何度か主要大会の審判に出掛けましたが 兵庫車連の理事を辞任してから 審判の依頼も無くなりました 
後輩達が遠慮してるのかな? また人員が足らなければ声が掛かるでしょう その時にはお手伝いに行きましょう




平成 22年度兵庫県自転車競技連盟の事業日程も届けてくれました 甲子園と西宮が競輪廃止で無くなりましたが
明石公園の中に自転車競技場が有ります 兵庫車連の事務局がマメに競技場を押えています
全ての行事が誰でも参加出来る訳ではないですが 興味のある方は一度覗かれたらいかがかな? 出入りは自由に出来ます




財団法人 兵庫県園芸・公園協会 〒673-0847 兵庫県明石市明石公園1-27 
【 明石公園 】 この公園内に自転車競技場が有ります





まだつぼみの木も有りますが 桜の花が咲き出しましたね




近くの河原で良く見掛けます 鮮やかな色ですね




私の自宅 猫の額より狭い庭 (ここ大事 猫が額をぶつけます、笑) この時期に赤い葉を付けます

暖かくなるとこんな植物達も明るい色を付けますね 暖かく過ごし易い日がもうそこまで来ています 
いよいよ自転車シーズンですね

コメント (4)
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

SILCA シリカの ポンプ

2010-03-24 20:11:45 | 自転車部品・用品
三月の 3連休最後の日、私も久し振りに仕事が空いて人並みにお休みをゲット
う~ん 7週間振りの休みかな? お天気も良かったので自転車に乗って友人の
所へ そこで珍しい光景に出くわす・・




今日は久し振りにお買い物自転車に乗りました もう 40年は経った部品を
寄せ集めた固定車  しかし怪しい車だ 自分の家が有るくせにこの車で寝泊り
している 不思議な友人



おっ どうしたんだ 普段自転車の整備などする事が無い友人が自転車を磨いている・・・
あまり珍しい事をすると雨が降るんじゃない? でも彼は給食会社の社長さん 事業所の厨房は
驚くほど綺麗に掃除がされている ここまでするか と言うくらいピカピカ

これは私がレストアをした ALAN アランのロードと VIVALO ビバロのピスト この様に大切にしてくれると嬉しいね




彼も自転車歴が長いので古い自転車用品が色々と出て来る 今回は SILCA シリカのフロアポンプ
国内で初めて発売されたのはオレンジ色のボディ これはその継続型、それでも 25年は経っているでしょう








当時、国産ではごく普通の空気入れでホースの先はトンボ
その時代にこの CILCA の文字のポンプは買いたくても買えない
高級品 フレンチ用のポンプヘッドが目新しかったですね






足元も誇らしげな SILCA の浮き文字 昔はこの様なゲージではなく
自分の感覚で空気圧を決めていた 当時、こんなゲージなんて要らないだろう
って思っていたのを思い出す 
数値に頼ってしまうと 自分の感覚が鈍ってしまう 空気を張った後、指で押えたり
弾いて音を聞いたり これって結構大切だと思います






こちらはシリカのインフレーター 時代に依ってロゴが変る 赤い方が初期型
昔のロードレースは スペアタイヤを持って走っていた タイヤ交換をした時
素早く空気を入れる必要が有るが シリカは他社の追随を許さない優れものです






初期型のインフレーターはポンプホルダーが必要 後続型は持ち手の
形状が変りポンプホルダーが必要なくなりました 以前はこれでトラックレーサーの
タイヤがカンカンになるまで 10Kg ぐらいはエアーを張っていたなあ・・






お昼になったので久し振りにランチラン 今日はお好み焼き屋さん








ここは兵庫県伊丹市に有る 和来・わらい と言うお店 関西には
何店かチェーン店が有る様です 一品物の鉄板焼きも有り あれやこれや
注文 やや濃い目の味でお酒の好きな方には丁度良いね

頼んだ焼きそばが来ないなあ・・ 店員さんに尋ねたら 
オーダーが通ってませんだって だったらもう良いや 
なんてメインを食べずにお店を出ました 何しに行ったんだろう(笑)

コメント (4)
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

チェーンの脱着 チェーンプライヤーの 使用方法

2010-03-22 21:57:15 | 自転車整備 その他 
先日紹介した 【 HOZAN ホーザン P-220 】 新商品のチェーンプライヤー
今回はこれの使用方法を紹介します 自転車のチェーンで特に厚歯用の
1/8 規格の物はチェーンを簡単に切ったり、繋いだり出来る マスター
リンクを用いた物が多くあります




自転車競技場を走る為のトラックレーサー これはホイールの脱着を頻繁に
行います その時、車輪をバック一杯に詰めているとチェーンを切る必要が
有ります 




そんな時、その作業を容易にする為に使われている 1駒のチェーンリンク このシルバーの部分ですが
雄ネジとナットでジョイント部を締め付けています このシルバーの前の駒は 半駒 これは
後輪の前後位置を自分の思いの所に調整する為の物で 必ずしも必要な物では有りません




このタイプのチェーンリンクは この様に裏のナットを小振りのモンキーなどで
押さえ 表側はマイナスドライバーを使い作業をします




シングルギア車に使うチェーンには ジョイント部が別のタイプも有ります




こちらはコネクターリンクやマスターリンクとも呼びますが 割ピンのプレートを使った物です
競技用の自転車だけではなく 一般車にも多く使われているチェーンリンクです








これを外しチェーンを切るのには わずかに出たリンクピンと割ピンを
プライヤーや先の細いラジオペンチなどで挟みつけて作業をします

特に難しい作業では無いのですが 工具の掛かりが浅く 良く滑るので
少々コツが要ります




今回 新発売された HOZAN ホーザン P-220 チェーンプライヤーは
この作業の専用工具として考えられています では使ってみましょう




使い方は今までのプライヤーなどと同じ チェーンのリンクピンと割ピンに工具を掛けます




工具先端部はこの様にチェーンを銜えています 後はハンドルを握り割ピンを 前に押し出します




今迄はここで工具が滑り たまに指を挟んだりしたのですが ホーザンのこの工具は
全くその様な心配も要らず 極、簡単にピンを押し出す事が出来ました






この作業を容易にしているのは この特殊な形状をした先端部に有ります
大変良く考えられていると思います




そしてもう一つ感心した事 工具の先端部に着磁してあり 外れた割ピンが
飛んで行く事がありません






この後 割ピンとアウタープレートを外し 裏側からアウターリンクを
引き抜くと チェーンを切る事が出来ます




チェーンを繋ぐ時は 前から割ピンを入れ 工具を前後逆に使い割ピンを後方へ押し込んでやります
この作業も簡単に出来ました

今回の作業 以前から専用工具が何故無いのか不思議に思っていました 今回のチェーンプライヤー
HOZAN ホーザン P-220 文句無しの 五重丸です 自転車愛好家だけでは無く 本職の自転車屋さんにとっても
便利な工具だと思います 悩む事は無い 是非一つお買い求め下さい 定価はわずか 1680円です




ちなみに

この割ピンタイプのチェーンリンク 装着の方向を悩まれる方も居ると思います
これは 絶対この方向で無ければ駄目と言う事は有りません ただこの写真は右が進行方向ですが
割ピンはこの方向に入れるのが一般的です これは昔の自転車にはフルカバーのチェーンケースが良く使われていました
そのケースにチェーンが触れた時 割ピンが外れないのが、この方向だからです

その様な時代背景で自転車を考えると この割ピンタイプのプレートは競技用自転車の為の物ではなく
チェーンケースが有り チェーン切り工具が使えない一般車や運搬車の為に考えられた部品の様な気がしますね

どうでも良いウンチクを書いてしまいました(笑)
今回の便利なチェーンプライヤー HOZAN ホーザン P-220 私はこちらでお世話になりました
自転車好きな工具屋さん 【 プロショップ 工具魂 】

コメント (12)
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

HOZAN ホーザン チェーンプライヤー

2010-03-20 20:58:18 | 自転車 工具
自転車の専用工具を取り扱っている HOZAN ホーザン
ここから今年の初めに新商品 チェーンプライヤーが発売された 
商品番号は P-220 これが人気商品で 2月の始めに注文したが
品切れ状態が続いていた 今回やっと手元に届いたのでご紹介します




2010年1月に新商品として発売された HOZAN ホーザン P-220
チェーンプライヤーです この使用目的と形状を見て
これは使える と思い直ぐに注文したがやっと今回の入荷






袋にはこの様に記されています

では袋から出して どの様な物か見てみましょう





この工具チェーンの何に使うのかと言うと ピストレーサーや一般車のチェーンのジョイント部のマスターリンク
割ピンタイプのプレートの脱着に使います この割ピンは今迄プライヤーやラジオペンチで作業していましたが
それには少々コツも必要でした




チェーンプライヤーの駆動部には ご丁寧に工具先端の使用方向が記されています
この先端を見てみましょう




この手の工具としたら 先端の面(ツラ)が揃っていない少々変った形状です でもこれが威力を発揮します




一番大切な実際に部品を掴む先端部分 左右で切り込みの形状が違います チェーンのピンと
マスターリンクに掛け易い様に考えられています

この割ピンタイプのジョイントは 昔から使われていたチェーンの部品ですが 今迄これの
専用工具が無かったのが不思議なくらいです この工具メリハリの有る造りで好感が持てます

少し使ってみましたが 上出来の工具です 次回にはこの使用方法をご紹介させて頂きましょう

この工具の使用方法は 後日の日記 【 チェーンの脱着 チェーンプライヤーの使用方法 】 でご紹介しています

コメント (4)
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする