Kinoの自転車日記

自転車と共に過ごす日々

アラン ロード 余韻に浸る

2009-09-29 20:45:36 | 自転車 レストア ロード
友人の元に戻って行った ALAN アランのロードレーサー
かなり長く触っていたので一抹の淋しさも有るが 整備の工程を
多くの写真で眺め余韻に浸る 普段は室内で自転車の写真を写す
事は無いのだが 少し幻想的な写真が有った






作業写真はほとんどが屋外 今回はフレーム塗装にも
かなり力を入れたが 室内の写真では 艶が命の塗装
こんなに上手く写っていた






同じ色でも 光の加減でこれだけ違って写るんですね
フレームの薄いブルーと CILCA シリカ 紺色のメタリック




CAMPAGNOLO カンパニョーロのブレーキ
この写真にあまり意味は無い(笑)




ヘッドラグとホーククラウン






ハンガー部と 良く磨いたクランク

整備風景の写真って 表の明るい所で撮るのが良いと思っていましたが
被写体に依っては 夕暮れや曇り空の方が綺麗に撮れるのは最近 薄々
気が付いていた

室内で何気無く写した写真が こんな感じに撮影出来るのは意外だったな


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アラン ロードレーサー レストア完成

2009-09-22 20:10:37 | 自転車 レストア ロード
友人から整備依頼が有った ALAN アラン アルミフレームのロードレーサー 
当初は整備だけのつもりだったが 預かってみるとそれでは済まず レストア
と呼ぶのに相応しい作業に発展 その作業工程に長くお付き合い頂きましたが 
お陰様で完成しました 今回はその完成し生まれ変わった自転車を見て頂きます




友人から預かって来た 約 30年前のロードレーサー ALAN アラン
アルミフレームのこの自転車 長く放置されており整備だけでは済まない
状態でした

普段レストアなどと言う作業はあまりした事が無いのですが 今まで自転車に
関わって来た経験を頼りに作業を開始 それから 20数回に亘り皆さんにお付き合い
頂きましたが お陰様で完成しました その姿をご覧頂きましょう 




フレームの自家塗装から始まったレストア作業 友人の希望色は 明るいブルーでした
ヘッドやチェンステーの抜き色は私の判断で入れました






ハンドル周り NITTO Peal ニットー・パールのステム アルマイトの腐食も
激しかったので 一皮剥き磨いています




CAMPAGNOLO カンパニョーロのフロントブレーキ シューホルダーの錆が酷く
船の交換も考えましたが サンポール等を使い錆落とし 使えるまで復活し
カンパらしさが 残せました ワイヤーの先端は半田付けで処理をして有ります






サドルの復活も試みましたが 革の状態が悪く断念 私の知識と技術では無理でした
やむ無くサドルは新しい物に交換 SILCA シリカのインフレーターは日焼けで
酷い状態だったので フレームの抜き色より濃い紺色のメタリックで塗装




カンパのリアブレーキ 前後のブレーキゴムの片減りが激しかったのですが
ヤスリでゴムを成形し使える様にしました






かなり腐食の激しかったチェンホイール SUGINO SUPER MIGHTY これは回転工具を
使い クランクの研磨とバフ掛け この磨きだけで 5時間の作業 
カンパのフロントディレーラーは手作業の磨きと丁寧にグリスアップ






状態が良かったボスフリー SUNTOUR サンツアーのウイナー 6速 
チェーンは SEDIS セデス 状態は良く無かったのだが 丁寧に洗浄し使う事にしました 
リアディレーラーはサンツアーのシュパーブから 以前に整備したカンパ ヌーボレコードに交換






前後のホイール フロントは振れ取をし使用 リアは JISの逆組になっていたので
イタリアンに組替え ソルダリングでしっかり感を出してやりました






頑張って研磨、バフ掛けをしたクランク ペダルはカンパ 鉄プレート
このプレートの錆は酷かったが なんとか使える様になったのは儲けもの
198円のサンポールに感謝(笑)




こうして完成した レストアと整備 完成具合はいかがでしょうか
少しも手を抜かず しっかりと作業をしたつもりですが 友人は気に入ってくれるかな?

折角だから今回の整備に掛かった代金を書いてみましょう
洗浄、研磨、バフ掛け関係  6500円
フレーム塗装関係       6000円
タイヤ、サドル他部品関係 13000円  合計 25500円

ほぼ毎日作業の 26日間 お付き合い頂いた皆さんも有難うござました
私は 燃え尽き症候郡になるかも・・(笑)

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アラン ロード 組立作業

2009-09-21 20:35:38 | 自転車 レストア ロード
前回より自転車の組立を始めた ALAN アランのロードレーサー
今日は続きをします まだ少し手を加えたい部品も有るので
そんな作業をやりながらの作業になります




前回はここまで進めました 普通ならここからは
直ぐに組めるのですが・・






ホイールを組替えた時に外した SUNTOUR サンツアー ウイナー
6速のボスフリーですが かなり良い状態なので 分解するのは止め
粘度の低い マイクロロン配合のオイルを少量 差すだけにしました






ボトルゲージと トウクリップですが 表面が腐食しています








余程新しい物にしようかと思ったのですが 少し手を掛け
使える様にします
黒の艶消し塗料を吹きました この艶消しは一本常備しておくと
便利ですね






当初は新しい物に交換するつもりだった SEDIS セデスのチェーン
もう手に入れるのが難しいチェーンなので 生かしてやります






丁寧に洗い 出来るだけの事をしましたが これは少し使った後で
もう一度メンテをしてやった方が良いですね



じゃ行きますか



今日はチェーンから繋ぎましょう
この頃の 3/32 のチェーンは チェーンを切った時のピンを再使用します
ピンをプライヤーで摘まみ 押し込みます








チェーン切り工具をピンに当て ピンの頭が両方同じ出に
なるまで押し込みます

これで繋ぎは終りですが これでこのリンクの動きは重くなります
ここで必要なのは 繋いだ部分を 外部プレートを広げる様にしごいて
やります これは必ず行って下さい






チェーンには Tomity Racing Oil これは少々お高いですが
マイクロロン配合の大変優れたオイルです

ローラーリンクに 1滴 外部プレートと内リンクの間に 左右 0.5滴ずつ
なんて面倒な事をしてるんだ(笑)




ペダルや小物も付けたし これで整備台の上での作業は終りです
自転車を降ろしましょう




フロントブレーキやヘッドの調整も終わったので
バーテープを巻きましょう




おっ これで完成  完成だよね・・


後は実走行で変速機の調整や各部の感触を確かめます
それからもう一度ワックスを掛けて 終了ですね

次回にはレストアが完成しした姿を お披露目させて頂きます
長くお付き合い頂きましたが お楽しみに

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アラン ロード いよいよ組立開始

2009-09-20 20:34:14 | 自転車 レストア ロード
昨日、不足や交換が必要な部品を揃え いよいよ自転車の
組立に掛かります まだ細かな部分で手を加える必要も有りますが
出来る処から組んで行きましょう






組立と言っておきながら いきなりこんな写真が・・(笑)
カンパ純正のブレーキゴムとシューホルダーです 

シューホルダーの錆とゴムの片減りが酷かったので 外品を用意
していたのですが カンパのブレーキはこの独特のシューホルダーが
値打ち そこでブレーキゴムを ヤスリで成形して使う事にしました








ブレーキレバーのパッドはどうしても交換する必要が有り
カンパの純正品も探せば有りますが そんな高価な物は勿体無い

カンパにはこの SUNTOUR サンツアーの物がジャストフィット
お値段も 630円とお安いしこれを選択 しかしこれも良く在庫で
有ったもんだ・・







ブレーキ本体を取付け ワイヤーラインを決めて行くのだが
この作業は大切
 
ワイヤーカッターで切ったアウターケーブルの先端は工場出荷時の
様には揃っていない こんなわずかな事がブレーキの使用感に影響する 
ヤスリで外被覆、金属、インナーの面出しをしてやる






面出しをしたアウターケーブル内部に マイクロロンの
メタルトリートメントをスプレー インナーワイヤーには
ルブリカントを使う これでブレーキの使用感はぐっと良くなる

出来る事は細かな事も なんでもしてやろう 
こんな事の積み重ねで 良い自転車になる






ここまで気を配ったブレーキ周り 何故かしっかりしたカチット感が無い
おかしい・・

これか パッドの被りが大きく レバーが戻った時にレバーと
ブラケットの間にパッドが挟まる様だ 
それなら 邪魔物はカットしましょう 余分な所を切り落としたら
ぐっと操作感が良くなった






先日クランクは取り付けたが 実は 5ピンの腐食が激しく使えなかった
5ピンも新しい物にして チェーンリングと前後の変速機も取り付け

自転車競技の選手をしていた頃は チェーンリングの歯数の刻印を
クランクの裏やテープを貼って隠しましたね 今回は見て綺麗な
位置にセット




友人から預かったサドルはもう使えなかったので サドルは新たに購入
裕福な友人はどう言うか分からないが 貧乏性の私はお値段と相談しながら
これに決定  サドル位置は前の物を事前に測り 全く同じ位置にして有ります




一気に組み上げたい処ですが 丁寧にしっかりと仕事をしたいので
今日はここまで 完成まであと一日かな 

でも組み上がったらこの自転車何処に保管するんだ? 私の部屋はもう
駐輪場状態で一杯だ・・(笑)

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チューブラー タイヤ貼り ロードレーサー

2009-09-19 20:20:47 | 自転車 レストア ロード
前日にアランのフレームにヘッドと B.B小物を取り付け
自転車を組み上げる臨戦態勢が出来たが まだまだする事は有る
今日は先日組み直したホイールにもう少し手を掛け チューブラー
タイヤを貼りましょう




イタリアンに組み直したホイール そのリムは使用済みの物で
以前のリムセメントが風化して残っていた

このホイールの組み換え作業風景はこれ 
【 ロード ホイール組 緩み難いホイール 】




新しいタイヤを貼るのに 折角だから古いリムセメンを除去
これだけ劣化していると リムセメント リムバーを使うより
マイナスドライバーと真鍮ブラシで擦ってやる方が 仕事が早い






古いリムセメンを除去したリムや 新品のリムには床作りが必要
リムセメントを薄く塗り 速乾性なら半日も置けば良いでしょう






ベッド(床)も出来たので タイヤを貼りましょう
最近はクリンチャーに押され 商品も少なくなったチューブラータイヤ
選んだのは 主として練習用の Vittoria STRADA ビットリア・ストラーダ
295g の 21mm巾 普段乗りなら充分なタイヤです




リムにリムセメントを塗ります 私は指で塗ります
これが一番綺麗に塗れるし 汚れた指はシンナーで拭けば済むしね






ホイールのバルブ穴を上にし タイヤのバルブを差し込み
タイヤを左右に引っ張りながら ホイールの下へタイヤを
入れて行きます バルブが曲がらない様に注意して下さい

最近は何処も汚す事が無くなりましたが 慣れないとこの
作業で服やタイヤが リムセメンでコテコテになります(笑)




クリンチャーでは必要の無い作業ですが チューブラータイヤは
センター出しが必要です
タイヤに通常使用圧くらいの空気を入れ ホイールを回しトレッドを
リムのセンターに合わせ 振れが無い様に調整します

この作業は大変重要な事で 面倒だと思わずしっかりとしましょう
天ブレ(縦ブレ)まで取るメカニックが居るくらいです






タイヤ貼りが終わったホイール これはリムセメントが乾き
強度が出るまで一晩寝かします 使うのはそれからですね






タイヤの装着方向ですが 最近ロゴが右側と良く言われています
しかしタイヤはロゴで方向を決めるのでは無く トレッドを良く
確認して下さい

上からタイヤを見た時 V 字の先端、先の尖った方を進行方向へ
向けます これは濡れた路面での走行時、水捌けを考えての事です

トレッド重視でタイヤを装着したら 今回のビットリアのタイヤは
メーカーロゴは自転車の 左側になりました

さて タイヤも貼ったしもう少し細かな所を触れば ALAN アランの
ロードも組立です もう少しお付き合い下さいね

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