Kinoの自転車日記

自転車と共に過ごす日々

フロントフォーク 取付け前準備

2020-09-24 20:01:16 | 踏切り自転車 組立て
トラックフレームから取り外したフロントフォーク 取付け前の準備です
長く使える自転車にする為には必要な作業です どうぞご覧下さい





街乗りピスト用に用意したフレームから取り外したフロントフォークです
これを再装着する前にその準備を行います 長く乗れる自転車に仕上げるには
しておいた方が良い作業です






フォークコラムに切られたネジ 及びコラム内部の状態を
見ています ネジの油脂汚れ、内部に発生した錆の処理を
行いましょう






パーツクリーナーと歯ブラシを使います






ネジにクリーナーをスプレーし歯ブラシで擦ります




フォークコラム内部も同様に作業を進めます






コラム内部を何度も確認しながら繰り返します
結構、錆や汚れを取る事が出来ました




錆を除去しただけでは また錆は発生します






グリスかオイルか悩む処ですが 今回は Super Lube の
超耐久潤滑剤を選びました オイルとグリスの中間程度の
粘度が有ります




容器を振り 内部を攪拌してから使います






コラム内部に潤滑剤を入れています




コラム内部に差し込めるスポンジを用意しました
食器等を洗う商品です




コラム内部にスポンジを差し込みます 随時潤滑剤も
追加して行きます






スポンジを何度も出し入れして コラム内部にしっかりと
オイルを塗布して行きます






少し時間を掛け作業を行いました コラム内部全体に
良くオイルを馴染ませるのが大切です






コラム内部に指を入れています オイルが全体に回り
錆も指先に付いてきません 大丈夫でしょう




フロントフォークのフォークコラム内部 ここは錆の発生も多く
ステムか固着する事も良く起こります その様な不具合を避ける
為の作業です





ヘッドを組む前にフレームの方も確認し手を加えておきましょう






ヘッドチューブ内も綺麗にしておきます






フォークを組んでしまうと出来なくなります
家庭用洗剤 シンプルグリーンを使います
泡が出るタイプのノズルです






ヘッド小物上部わん ヘッドチューブ内部に洗剤を
スプレーします






これも台所で使うブラシです 丁度ヘッドチューブに
差し込める大きさです 使える物は代用すれば良いですね






内部の洗浄と共に水をスプレーしながら洗剤も良く
洗い流します






内部の洗浄が終わりました この中は思っていたほど
錆の発生は無かったです




水滴はブロワーで直ぐに飛ばしてしまいます






内部に指を入れ確認しています 指先には作業前に有った
汚れは付いてきませんでした これで OK です、内部には
ヘッドを組む時に錆止めのグリスを塗布します





自転車を長く使う為にはやはり錆に対する気遣いは必要です 自分が出来る環境内で
出来るだけの事はしてやった方が良いと思います 次はフロントフォークを取り付けます
どうぞお付き合い下さい

前回の記事 【 ヘッド小物の洗浄とメンテナンス 】

次の記事 【 フロントフォークの 取り付けとヘッド調整 】

コメント (2)
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