Kinoの自転車日記

自転車と共に過ごす日々

2013年 年末のご挨拶

2013-12-31 20:17:15 | よもやま話
大晦日のご挨拶になってしまいました 今日は皆様それぞれご家庭で
年越しの夜をお迎えの事かと思います





今年のお正月はこの新しいロードレーサー スプートニクが組み上がり この自転車で
一年を過ごすつもりでいました でも思いの外乗る事が出来なかったですね





でも整備の方では何時ものペースで皆さんにご紹介しながら充分楽しめました
今年一年で 500万件pv 以上のアクセスを皆さんから頂きました 有り難くお礼を申し上げます

皆様方もどうぞ良いお年をお迎え下さい
                      2013.12.31 Kino 拝

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TOPEAK コンポトルクレンチ&ビットセット

2013-12-30 20:18:52 | 自転車 工具
自転車整備の為の簡易トルクレンチです その様な工具が TOPEAK トピークから
発売されています どの様なものかご紹介いたしましょう




シルバーの台紙にセットされたトピークの工具
商品名はコンポトルクレンチ&ビットセット
お値段は 1995円です

実はこの工具、ブログでお付き合いさせて頂いている
【 Yasu 】 さんが使われているのを見て 良いなって
コメントをしたらわざわざ送って下さいました




台紙から外し少し見てみましょう 先端は各種ビットを
セットする為のボックスで差込角は 1/4inch (6.3mm)
黒いハンドル部分にビットが入っています






ハンドル部分の透明の蓋を開けると 5 種類のビットが
セットされています 6角とトルクスの T25 です




ハンドルの下には黄色いゲージ部分 シャフトの
捩れを利用しトルクの表示をします






工具先端のソケット部へ付属のビットをセットして
使います 差込角 1/4 この規格なら他社の物でも
使えるでしょう




ソケット部 ビットの脱落を防止する構造は色々
有りますが これは内部に板バネが仕込まれており
それでビットを止める方法です






台紙に簡単な使い方の図が載っています
Tarque Renge 3-12 N.m と有るのでこの間のトルクが
管理出来ると言う事なんでしょう




私は今迄トルクレンチは使わなかったのですが
知人が高価なカーボン製品をたまに持って来てくれます
人の自転車を壊すと具合が悪いので一応用意はしています




これは小さくて良いのですが 一度も使っていません




こちらは何度か使いました 先端ビットも色々な物を
用意しています でも自転車で使うのはごく一部ですね






今回の簡易工具 どの程度使えるのか楽しみです
このシートピンで試してみましょう ここは 5mm の
アーレンキーで強めに締めています 感覚では 12N.m
程度で締まっていると思いますが どうでしょう・・






トルクレンチで測ってみました おおむね 12N.m
大体 5mm のアーレンキーで強めに締めればこの位の
数値が出て来ます これは人に依って違うと思いますが 
私の一つの目安です






さてトピークの工具を使ってみます 






う〜ん いきなりですが、この強さではかなり無理を
感じます シャフトが捩れると共に違う方向へもしなる
のでとても使い難いです ハンドルにもかなりの力が
必要です




その後色々なトルクを設定し この工具を使って
みましたが 普通に使えるのはこの辺り 6 N.m 位
かな・・・ ここまでなら不安無く使えます




この辺りまで来るとシャフトが捩れだけで無く
別方向へしなり始めます




そして大切な事ですが 指針これはハンドルから
伸びています しかしハンドル部分だけが捩れて
動く訳ではなく この黄色い部分も捩れて指針と
同じ方向へ動きます 9N.m 辺りから指針が中々
先へ進みません
 
これを考慮されていれば良いのですが 数字の間隔を
見ても等間隔なのでそこまで考えられていないでしょうね
それを考えると 相手がカーボンだと 12N.m まで使うのは
ちょっと勇気が要ります






ビットを 4mm の六角に変えステムで使ってみました
この辺りのトルクなら普通に使えます




この工具の仕様で MAX の 12N.m それをこのハンドルで
締め付けるのは 長さが少し不足しているのでしょうか
かなり頑張らないといけません






ハンドルの長さは 12cm 程度有りますが シャフトは
8cm 辺りにセットされています




私が使っている 5mm のアーレンキーは 12cm 程度
12N.m を締め付けるならこの位の長さは欲しいです





色々なトルクを設定し使ってみた TOPEAK コンポトルクレンチ&ビットセット
お値段はお財布にも優しい 2000円弱で良いと思います その使用感はメーカーも
明記している様にやはり簡易 それも 6N.m 〜 8N.m がアッパーだと思います

これから自転車整備を始める方達にはお勧め出来ないです 有る程度今迄に
自分の感覚を養った人なら持っていても良いかもわからないですね

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トラック用ハブ DURA ACE HB-7520 グリスアップ

2013-12-28 20:29:18 | ホイール
前回分解したトラック用ハブ DURA ACE ダストキャップに Shimano DURA ACE T110 と
言う刻印が有りました 今回はグリスを入れて組立調整します




ホイールの手入れの一環でハブの整備を行っています
前回分解し汚れたパーツの洗浄までが終わりました






洗浄しながら各部を点検しましたが特に悪い所は無く
スチールボールもこのまま使えそうです




ボールのサイズは 呼び径 1/4 直径 6.3500mm の物が
片方に 9個使われています




今回はこのグリスを使う事にします フィニッシュライン
テフロングリス 水に強い事を全面に謳っています
この頃の防水の事を全く考えていないハブには良い
のじゃないでしょうか






シャフトに薄くグリスを塗っておきます 防錆が目的です
回転性能には全く関係有りませんが こうしておくと
何時までも綺麗な状態を保っています






ハブ本体の玉受けにグリスを入れます この様に
ダストキャップが有るタイプで 普段使いの物には
キャップの裏側までグリスを入れます、こうする事で
グリスの内圧で水の浸入も有る程度防げるでしょう

これは実験をした事も有りませんが 昔からこの様にして
整備を行ってきました 実際オールドカンパのハブでも
新品は結構な量のグリスが使われています




ボールを内部に並べます する事は左右共同じです






ここで玉押しを一度入れ






仮に回してみてその状態を見てみます グリスの量も
確認すれば良いですね





ここでこのハブの事に少し触れておきましょう ダストキャップに DURA-ACE-T110
と言う記号が刻印されているのでこれが品番だと思いがちですが このハブは現行の
DURA ACE HB-7600 の一つ前の商品で T110 と言う刻印は 

※ エンド幅110用のダストキャップの意味です。ロード用や120用は膨らみのあるキャップで、
110幅はいっぱいに詰め込んだ玉押しにハブスパナを掛ける為、膨らみの無いキャップでした。
上記、現役を引退されましたが深い知識をお持ちの元競輪選手の方に教えて頂きました

ではこのハブの品番は これは私が調べると DURA ACE HB-7520 おそらくこれで
間違いは無いと思います 1982年のカタログには記載されていますがそれ以上は 
私には分かりません もし詳しくご存知の方がいらっしゃれば是非お教え頂ければ
幸いです



作業に戻ります



玉押しなどを組み付けたシャフトを差し込みます




こちら側にも回転部分のパーツを組んで行きます






最初に玉押しを奥までねじ込みます






内部に突起が付いた舌付ワッシャー ロックナットの
順にシャフトへ装着します




玉押しに使う工具は 14mm のハブスパナ ロックナットには
モンキーレンチを使い 玉の当り具合=回転具合の手応えを
感じながら 丁度良い所でお互いを締め込み、双方のネジを
ロックさせます

この様にグリスの量も多く使い普段使い、練習用の回転部は
あまりギリギリ一点の調整より やや渋めの方が良いと思います




はみ出したグリスは綺麗に拭き取ります 放っておくと
埃を呼ぶだけです




外していた小ギアを付けます ここのネジ部にもグリスを
塗っておきます Super Lube を選んだのははみ出しても
あまり汚れが目立たないだけの理由です








小ギアをハブにねじ込み 締め込みはチェイントを
使います チェーンの掛ける方向に注意して下さい
ここは ※ 正ネジです




作業台の上では無く下に降ろして作業をします
確実に強く締め込んで下さい 左のハンドルを
下方向へ押え力を掛けています






ロックリングにはフックレンチを使います
ここは ※ 逆ネジです やはりホイールを
下へ降ろして作業をします これは工具が
良く滑るので怪我をしないで下さい




このハブは両切りです 左右の小ギアを装着しました






ハブナットとチェーン引きにもオイルを塗布しておきます
これは Super Lube の超耐久潤滑剤 かなり持ちの良い
潤滑剤です




これでリアホイールは完了です






次はフロントに掛かります
フロントの玉押しに使うハブスパナは 13mmです






回転部分の構造と分解の方法は後ろと一緒です
ただこのハブ 左右で内部の状態が違います
一方はグリスもそれ程悪く無かったのですが
片方は随分錆が回っています




分解したパーツをパレット上で良く見てみます






こちらは汚れは有りますがグリスはまだ潤滑剤の
機能を失っていません






こちらは錆が良く回っている方です 玉押し辺りも
グリスが乳化していますね、これを見ても水分の
混入が有った事が想像できます




ハブ本体に併せ各パーツも洗浄しました




こちらは錆の無かった方のボールです 交換する
程ではありません






こちらは錆が回っていた方で 錆の出ていた物と
そうで無いものが有ります でも綺麗な方でも目視で
真球でないのを感じます






片方のボールは全て交換しましょう 使われているのは
呼びが 3/16 直径 4.7625mm が片方 11個です

このサイズのスチールボールの重量は 1個どの位だと
思います? 0.4395g なんですよ





前後のハブのグリスアップも終わりました 使わず保管していたホイールですが
やはり使ったまま埃に晒すのは良くないです 保管する時は特に汗などは良く
洗い流し ホイールバックに入れておくのが傷まなくて良いですね

肝心な今回のハブは 今迄の使われ方が分らないので正確な評価は難しいですが
特に良し悪しを感じる処は無く、この程度の工作、精度なら他の物と差異はそう
無いと思います

前回の記事 【 ピスト用ホイールの 手入れ 】

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ピスト用ホイールの 手入れ

2013-12-27 20:49:04 | ホイール
ピスト用のホイールを何ペアか保管していますがこの様な物は
使わなくても時間の有る時に手入れをしてやると良いですね






先日幾ら重量が有るんだろうと量っていた自転車です
これのホイールの手入れをしましょう その為に前後の
車輪を外しました






友人が街道練習用に使っていたホイールで ハブは古い
シマノで両切り SOYO GOLD STAR 競走用のタイヤを
街道で使っていた様ですが劣化が始まっていますね




まずホイールを洗ってやります リムやスポーク
ニップルなどの汚れは拭いていると大変です




油脂汚れに今回はシンプルグリーンのフォームを
選びました






あまり酷くない汚れや回転部の内部に洗浄液を入れたく
無い時などこの洗剤は重宝します




カサカサになるまで油脂を落してしまわず 洗浄後も
しっとりとした仕上がりです ロードのスプロケットに
使うのも良いでしょうね




ホイールが洗い終わったので 作業場へ移動しました






古いシマノ独特の色合いです 当時のこのマークも
古さを感じさせてくれます ハブ胴には NJS の刻印も
有ります




小ギアが左右両方に付いています ダストキャップには
DURA ACE T110 と刻印されています これって何時の頃の
ハブなんでしょう デュラエースが登場した初期 1973年には
良く似た容姿の物が有りますが品番が違います

※ 今回上記の様に ダストキャップの刻印 DURA ACE T110 の
  記号がこのハブの品番だと想像していましたが これは他の
  意味が有りハブ本体の品番では有りませんでした この辺の
  事は次回の記事で触れたいと思います






小ギアの状態も見ておきたいので外します
固定ギアにはロックリングが付いています
これはフックレンチを使いますが ※ 逆ネジです




取り外し作業はホイールを下に降ろし行いました








固定ギアはチェイントを使います こちらは正ネジです
こちらの作業も整備台の上では出来ません






小ギアの装着部です フランジ側にギア用の正ネジ
外側にロックリング用の逆ネジが切って有ります
ハブのネジ部やギア側にも問題は無く、とても良く
オイルが回っていました




ハブのグリスアップを行います 見えているのは
上からロックナット、ワッシャー、玉押しです






玉押しに刻まれた二辺に使うのはハブスパナと言う
厚さ 2mm程度の専用工具です このハブには 14mmを
使います






ロックナットにはモンキーレンチを使い ハブスパナは
締める方向、モンキーレンチは緩める方向へ力を加え
ロック状態を解除します ※ ここは全て正ネジです






ロックが解除されたロックナットを外します




ワッシャーを外します 内径部に突起が付いた舌付です
僅かな突起ですがとても大切な舌です








玉押しを外します これでシャフトがフリーに
なりました






反対側からシャフトを抜きます 引き抜くだけです




回転部の中にはスチールボールが入っています
シャフトを抜いた時に良く落すので注意しましょう






ピンセットなどで中から取り出します ここで良く
着磁したドライバーなどを使う人も居る様ですが
あまり磁気は近付けない方が良いと思います




あまり整備をされずに使われて来た事が覗われます
グリスが良く汚れていますね




ハブ本体や分解した各パーツを綺麗に洗浄してやりましょう
今回は KURE のパーツクリーナーを選びました この商品は
乾燥時間が程好く、早く乾き過ぎないのが良いですね





冬の寒い時期でもお天気が良ければ眩しいくらいの写真が撮れますね

今回のホイールは友人が使っていたのをそのまま保管していましたが やはり一度
使った物をそのままにしておくと傷みが酷くなって行きます 特に汗が付いた部分
などはそれが良く感じ取れます こんな整備も色々と感じる物が有り勉強になりますね

グリスアップの様子は次回にさせて頂きます

次の記事 【 トラック用ハブ DURA ACE HB-7520 グリスアップ 】

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トラックレーサーの 重量

2013-12-26 20:34:37 | ピスト
最近のロードレーサーの重量は大体解るのですがクロモリフレームの
トラックレーサーってどのくらいの重量なのか量ってみました




私が今保管しているトラックレーサーです
変速機能も無ければ ギアもシングル、ブレーキも
無い自転車ってどの位の重量だと思います?






量ってみます・・・




8.37kg 最近の軽い 7kgアンダーのロードから考えると
重いですよね 私も少し驚きました






車輪は前後、練習用ワッパ ハブは両切り リムは
マビックGP-4 スポークは 15番プレーン これを試合用に
変えれば 300g は軽くなりますね




この鉄の深曲りのハンドルも重いですよね 740g 位有るのかな
これも軽合金のマースにすれば 400g は行けるかな?

それでも車輪とハンドルで 700g 軽量して 7.67kg
クロモリのフレームではこの位なんでしょう





フレームは IRIBE イリベです 友人の競輪選手が乗っていたのをそのまま
保管しています でも競輪競走用のポジションで私には乗れません
そろそろ私に合わせたポジションに変えましょう それから重量を
もう一度量れば良いですね

 
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