Kinoの自転車日記

自転車と共に過ごす日々

変速機の調整 BB の異音整備完了 CARRERA

2017-06-22 20:32:36 | ロード
BB 付近の異音整備で預かった友人のロードバイク CARRERA カレラ 今回の変速機の調整で
全ての整備が完了します





CARRERA ERAKLE TS イタリアのブランド カレラのエラクルと言うシリーズのフレームです
BB 付近で異音がするという事で整備を進めてきました 前回ディレーラーの取付け用台座
リプレイスエンドの調整を行いました それに付随した変速機の調整を行いましょう






手が油で汚れているのでまずそれを綺麗にします
洗車で使う洗剤 シンプルグリーンを希釈した物を
何時も使える様にしています






変速機は Campgnolo CHORUS 11S が使われています
前回エンドの調整を結構行ったので プーリーの位置が
ずれていてもおかしくありません






エルゴレバーを動かし変速機をトップの位置にします






ガイドプーリーがトップより少し外に寄っています
これはエンドを外側へ修正したので一応想像はしていました
ワイヤーの張りも少し緩いでしょうか






レバーを動かしても 2 枚目に変速しませんでした 
トップ位置を少し内側に調整します ワイヤーも
アジャストボルトで張ってやります






ゆっくりとローギアまで変速しスポークとプーリーケージが
接触してないか確認しています






何度もチェンジを繰り返し微調整をしました






フロント側は概ね良いですが 少しだけ触ります






リアディレーラーの位置調整ボルトはアーレンキーを
使いますが フロントはドライバーが必要です




カンパはあまり得意ではありませんが 前後ストレス無く
変速出来る様に調整が済みました






長く外していたフロントホイールを装着して
今回の整備は終了です




メンテスタンドから降ろします




自転車も久し振りに下へ降ろしてもらえました
これで実走し音鳴り、変速機の状態を確認出来れば良いのですが
残念ながら自転車が大きくて脚が届きません







今回の整備は BB の音鳴りと言うだけで、私も乗ってその状況を確認していなく
原因が解らないまま整備を進めました BB 周りの回転部分を分解し確実に組み付ける方法で
整備を行いましたがこれで音が止っているのか まだ解りません本人に乗って確認してもらいます 
整備をした感覚ではウルトラトルクのベアリング その右側が怪しかったかな・・・
皆さんには長くお付き合いを頂き有難うございました

前回の作業 【 ウルトラトルク フィキシングボルトには ロックタイトを使う 】

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ロードバイク リプレイスエンド 点検 修正

2017-06-20 20:21:04 | ロード
先日より BB 付近からの異音で整備を進めているロードバイク 今回は変速機の取付け部
リプレイスエンドの点検をし修正を行いました ディレーラーハンガーとも呼ばれるアルミの金物です





CARRERA ERAKLE TS と言うカーボンフレームのロードバイクです BB 付近からの異音で
整備を進めて来ましたが今回はリアディレーラーのマウント金物 リプレイスエンドの歪みの
有無を点検します






今回ホイールを装着しますが このチェーンステーの
内側が触れるのはこれで最後になります




今の間にもう一度ワックスを掛けておきます




ホイールは Campagnolo BORA 良いホイールですね
空力特性も優れている様です






フレームへ装着する前に使用空気圧までエアーを張っておきます






チェーンレストを外し ホイールを入れます






ストレートドロップアウトのエンドですが ホイールのセンターが
出ているか確認をしています




リアホイールを装着しました






今回の BB 付近の異音とは関係ないと思いますが
手抜きはせずに リプレイスエンドの歪みをチェックしておきます




変速機を外しました






最近のカーボンやアルミフレームには ほとんど使われている
変速機の取付け金物 これをリプレイスエンドと呼びます
ディレーラーハンガーと呼んでも良いでしょう
これの取付けネジは良く緩みますが、先日増し締めを行っています






エンド金物の点検には専用工具を使います 色々な所が出していますが
これは HOZAN C-336 ディレーラー直付ゲージと言う商品名です






工具をリプレイスエンドに取り付けます






この様にホイールと工具との距離を測ります
ここは 36mm






場所を変えます ブレーキ付近です 43mm






ブレーキの下です 少し見難いですが 28mm
これは先程のブレーキ付近と 15mm の差が有ります
許容範囲を大きく超えています 良い状態ではありません



修正



今回のエンドは後ろから見ると概ねこの様な方向に
曲がっていました これを矢印方向へ修正をします




同じ工具を使い測定ヶ所を 35mm で揃えました 
これでリプレイスエンドは真っ直ぐになりました

これはホイールが振れていない事が正確な作業の条件ですが
今回はホイール装着時にその確認はしています






変速機を元に戻します 古いグリスと汚れを拭き取ります






新しいグリスを取付けネジに塗布します ここはグリスの
切れやすい部分です 変速機の駆動部でも有るのでグリスは
必要です






変速機の取付けボルトを締め込みます このネジは気を付けないと
斜めに差込み、線を切る事が有ります慎重に行います 取付けが
出来ました






ここまでがリプレイスエンドの点検と修正作業です
あれだけ曲がっていたのを修正すると 恐らく変速機の
プーリーの位置も変っていると思います、この後その点検を
する必要が有ります





今回はこの様にリプレイスエンドを修正しましたが 新品のフレームでも真っ直ぐなものは無いと
言われる程、精度が出てない部分です 変速性能に直接係わる部分なので是非チェックしてみて下さい

元々落車等で変速機に衝撃を与えた時にフレーム素材より弱い金属を使う事で フレーム本体を
守る目的で作られたものです それにしても今回のパーツは驚く程柔らかかったです できれば
予備を確保しておいたほうが良いですね

前回の記事 【 ペダルの清掃 取付け SPEEDPRAY 】

次の作業 【 ウルトラトルク フィキシングボルトには ロックタイトを使う 】

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CARRERA カレラ ロードバイク 各部増し締め そして来客

2017-06-14 20:08:20 | ロード
友人から預かったロードバイクの CARRERA カレラ 分解した部品の組立て準備が出来ていますが
ここで各部の点検や増し締めを行っておきます





友人の愛車 CARRERA ERAKLE TS この BB 付近から異音がするので預っています
先日までに洗車、チェーンホイール周りを分解しその整備を済ませています






次の作業に掛る前に各部のチェックとネジの増し締めを
行っておきます






最近のストレートドロップアウトのリアエンドを使ったフレームで
見過ごしていけないのはここです 変速機のマウント金物
リプレースエンドの取付けネジの緩みです
このフレームは 2mm のアーレンキーを使います






2 本のネジが使われていますが両方が緩んでいました
知り合いの自転車の整備をすると多くの物が緩んでいます
皆さんが思っていらっしゃる以上に多い症状だと思います
ここは変速の精度を左右する所ですので皆さんも是非チェック
してみて下さい






変速機のワイヤークランプも見ておきます






前の変速機とブレーキのワイヤークランプ部分です






シートポストとステムのフォークコラム部です




ステムのハンドルクランプ この DEDA ZERO 100 のステムは
このクランプキャップの不具合でリコールをされていた物です
その中にはこのネジの締め過ぎが原因だった物も有る様でした
ただ目一杯締めたら良いと言うものでもありません






この様な点検をしていると来客が有りました 何か
白いロード用のフレームを持って来ています・・・ 
色を塗り替えて欲しいとの依頼です 
自家塗装は塗料代を掛けても皮膜の強い塗装は出来ないし 
本職に頼んだら? と言ったのですが 
Kino さんに塗って貰うのが良いんです と殺し文句を言われて
受けてしまいました(笑)



 
直ぐに手を付けられないので フレームに傷が
付かない所に吊って、預っておきます






結構古いクロモリフレームです このフォーククラウンは
形が好きです






ダウンチューブには W レバーの直付台座 リアは
ショートエンドの 126 mm 巾 少なくとも 30数年経った
フレームですね





明るくて綺麗な花ですね 眩しいくらいです
突然の訪問者で今日の整備はここで置きます フレームの塗装はその時の気持ちがそのまま出ます
気持ちを入れて取り掛らないといけません 気持ちを高騰させる理由が必要です、そんな時は相手が
喜ぶ姿を想像するのが一番です
CARRERA カレラの方は次回 BB カップを取付けましょう 次もお付き合い下さい

前回の作業 【 Campagnolo CHORUS チェーンリング脱着 清掃 】

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Campagnoro カンパ ウルトラトルク クランクを外す

2017-06-09 20:19:19 | ロード
自転車の BB 辺りから音が出ると言う事で預かった友人のロードバイク 今回はクランクを外してみます
チェーンホイールは Campagnolo カンパニョーロの CHORUS コーラス ウルトラトルクです





友人のロードバイク CARRERA ERAKLE TS この自転車の BB 付近から音が出ると言う事で預り
ここまでに洗車とオイルアップを済ませています




原因がはっきりしない以上考えられる事をチェック
して行きましょう この ERAKLE TS と言うフレームは
販売年数に依り BB の規格が良く変っています 今回の
フレームは従来のスレッドタイプです



伸び

折角ですからチェーンの伸び具合をチェックしてみます
Shimano シマノの工具です TL-CN42 






チェーンチェッカーで測ってみます あら・・・ 
少し伸びている様ですね




別の道具でも測ってみましょう VAR バールの
チェーンウェアーインジケーターと言う物です CH-049000






当然ですが結果は同じです VAR は 0.075mm 伸びていれば
チェーンの交換時期だと謳っています






0.1mm は伸びていない様です 時期を見て早目にチェーンの
交換はした方が良いでしょうね




クランクの回転具合を見るのにチェーンを外しました










チェーンが邪魔になるのでサドルから吊り上げました






この状態でクランクを回してみます シャラシャラと乾いた
音がして回っています 決して良い状態では有りません






ウルトラトルクはクランクに元から取り付けられた左右の
BB シャフトをシャフトの内部でボルトに依って締め付けられています






そのボルトを 10mm のアーレンキーで緩めます








ハンガーシェルの中心付近に有るボルトをアーレンキーだけで
緩めるにはかなり大きな物が要ります 小さなアーレンキーしか
無いのでモンキーレンチと併用し作業を進めています ※ ネジは正ネジです






ネジが最後まで緩みましたが出て来ないのでドライバーで
持ち出しました




取り外したフィキシングボルトです 左右のクランクは
これだけで結合されています






クランクを引き抜くのは左側からです 引っ張れば
抜けるはずですが随分と固いです 抜けそうな気がしません




先程外したボルトを少しねじ込み 差し込んだアーレンキーの
頭をプラハンマーで叩いてみます 悪くない手応えです






BB カップから少しクランクが抜けて来ました




それでもまだ少し固いので無理をしない程度に
フレームとクランクの間に物を入れ少し捏ねます








何とか外す事が出来ました シールドベアリングに少し
錆が出ていたのでベアリングケースが少し膨れたのかも
分らないですね




BB カップの様子です 茶色く見えるのは錆の跡でしょうね
穴の奥に見ているのが右側のシャフトです








これは右側ですこちらにはクランクの抜け止めの
ピンが装着されています これを先の細い物を使い
持ち上げます






反対側にも同じ物が有ります それを同じ様に持ち上げると
この様なピンが外れます








右側も固い時は 左側から何かを突っ込み叩きます
何かと言っても何でも良い訳では有りません
これは水道の給水パイプで サイズが13mm のパイプに
ソケットと言う継手を取付けています ソケットの外径は
24mm でこの大きさがピッタリです シャフトに傷を付ける
ことも無く良いと思います






左側のカップから給水パイプを差し込みプラハンマーで
軽く叩きます








これで右側のクランクも抜けました





これで左右のクランクが外れました 固着と言う訳では有りませんでしたが
固くて外れなくなる前の適度な時期に 脱着とグリスの塗布はした方が良い部分ですね
次回は BB カップを取り外します 是非お付き合い下さい

前回の記事 【 ロードバイク 正確なポジション測定 】

次の作業 【 Campagnolo カンパ BBカップの取り外し ウルトラトルク 】

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ロードバイク 正確な ポジション測定

2017-06-07 20:05:25 | ロード
友人から整備の為に預かったロードバイク すでに洗車とオイルアップを終わらせています
折角ですから次の作業に移る前に現在のポジションの測定をしておきます





友人のロードバイク CARRERA カレラです まだ作業が終わっていないので
メンテスタンドに乗せたまま保管しています




折角預かり返却までに時間が有るので この様な
レーザーレベルを使いポジションの測定をしておきましょう






このレーザーレベルは仕事で使う為の物ですが 自転車の
ポジション出しに流用するとかなり正確な数字が出せます
スイッチを入れるとこの様に水平と垂直線に併せてこの機械の
位置を示す下部ポイントがレーザー光で照射されます




その様な機械を正確にセットします 幾ら優れた測定機でも
その使い方を良く理解しないと何の役にも立たず 間違った
測定の仕方では色々な事を余計にややこしくするだけです






私の自転車小屋の通路にはこの様に珠墨で縦横の線(地墨)を打っています
この線は直角に交わっており 自転車は横線の真上に置き 交点の真上に
ハンガー芯が来る様にします
レーザーレベルは縦線上に置く事で自転車に対し直角にレーザーが照射されます
縦線上に正確にセットするのはレーザーの下部ポイントがそれを可能にしています






大切な事は他にも有ります レーザー光の縦線はハンガー芯に合せています
自転車を水平にセットする為に 水平ラインに自転車前後のエンド芯を合せます
前後同径のホイールを使う自転車はこれで自転車が水平状態になります






メンテスタンドの前後の高さを微調整する為に この様な物を用意しています
全ネジ(ズンギリ)と言う全体にネジを切った棒でメンテスタンドの前部を受けています
これの調整つまみを回転させる事でメンテ台の傾きを微調整出来ます




レーザーレベルの高さは三脚の調整機能で任意の高さに調整出来ます




その様に出来るだけ正確にセットした状態から
色々な寸法を測定して行きます



計測



実際にはこの様に各寸法を測定します ハンガー下がりを測っています
写真ではレーザー光が写っていませんが ハンガーの中心に差し金等
寸法が測れる物を当て水平のレーザー光までの距離を読みます

水平ラインは前後のエンド芯を通していますので フレームのジオメトリー図で
良く見る ハンガー下がりの寸法だと言う事が解って頂けますね






これは縦のレーザー光(ハンガー芯から伸びている)とサドル先端の
距離を測っています いわゆるサドル後退寸法と言う奴です ここでは
40mm と読めます この様に縦横のレーザー光を基準に各寸法を測って行きます






これをメモし、後で分り易い様に書き換えます




ポジション図

後で書き直した図面がこれです 定規だけで書いた縮尺も正確でない素人図面です
この各寸法はこれからポジションを変更したり新しい自転車を組む時には叩き台として
役に立ちます
ただ昔の丸いパイプと違いフレーム寸法の計測は何処がパイプの中心か解らないので
何処を基準にしたのか但し書きが必要ですね この自転車の場合トップチューブの
天端の前後を測ると後ろが 60mm 下がりのフレームでした

この様な理屈と測定方法が皆さんの何かの役に立てば幸いです

前回の記事 【 ロードバイク 洗車後の注油と美装 CARRERA 】

次の作業 【 Campagnolo カンパ ウルトラトルク クランクを外す 】

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