Kinoの自転車日記

自転車と共に過ごす日々

ルイガノ カジュアルバイクの整備

2012-07-31 20:28:48 | 自転車整備 その他 
LOUIS GARNEAU ルイガノのカジュアルバイク 知人の希望で新車購入後
初めての整備を行いました




知人からドロップハンドルの自転車が欲しいと
相談を受けたのが1年程前 自転車屋さんも紹介したのですが
そこでは無く アルペングループの空中店舗で購入しています




そこで簡単な整備をお願いしても中々思う様に
いかない様です そんな事で一度自転車を見て
欲しいとの依頼 

特にリアの変速が上手く行かないらしい・・・ 
少し触ったらヘッドのガタも出ています その
他に気になる所も少々有ります






何はともあれまずは整備台に乗せ 洗車から始めましょう






何時もの様に油脂汚れの洗浄から それには
ワコーズのフィルタークリーナーを使います
使う量はこれで充分です 30cc位かな?






油で汚れた部分にフィルタークリーナーを刷毛で
塗ってやります 擦る必要は無いですよ




塗布後時間をおかず 直ぐに水で洗い流します






次は洗剤を希釈しフレームなど自転車全体を洗ってやります
使う洗剤は 環境に優しいシンプルグリーン






ホイールも含め洗浄後は水を掛けてやります この洗剤は
泡切れも良く自転車の洗車には良いですね

自転車の洗車とは 今回の様に整備前に行うのが本来の目的です
この作業をする事で自転車の状態を観察します 洗車の方法は
過去に詳しい記事が有るので どうぞそちらをご覧下さい
【 自転車の洗車 レースメカニックはこうする 】






時間が有る時は自然乾燥をさせますが 今回は時間に余裕が
無いので エアーブロワで水分を飛ばします






洗剤で洗車をしたから全てが綺麗になるかと言えば
決してそうでは有りません この様にブレーキダストや
オイルが塗装に付いた物は洗車では中々落ちません






これを綺麗にするのは 又別の作業です 
白い塗装の美装には 汚れ落としなどを使いますが
多くの物に研磨剤などが入っています そのタイプは
塗装を研磨するのでなるべく使わない方が良いでしょう

私が使っているのはワコーズの商品 これに拘る事も
有りませんが研磨剤の入っていない物が良いと思います






さてここから整備を始めます 後ろの変速が不調だとか
異音がするなどの症状は まず変速機の取り付け部を
チェックします






一旦変速機を取り外します ここでの工具は5mmの
アーレンキーを使う事が多いですね




最近のフレームはディレーラーの取り付け部に
マウント用小物を取り付けている事が多いですが
これの締め付けネジは 必ずチェックします

普段整備をしない自転車の多くが緩んでいます
これを増し締めしただけで 異音が止まったなんて
事例は山程有ります どうぞご自分の自転車も確認
してみて下さい






折角私の所へ来て貰ったのにエンドハンガーの
増し締めだけで終わらせる訳には行かないですね
ディレーラーハンガーの歪みもチェックしましょう
使う工具は HOZAN ホーザンの C-336 ディレーラー
直付ゲージです






この様にホイールを装着し数ヶ所の寸法を測り
エンド小物の平行度を確認します この自転車は
かなり狂っていました その狂いをこの工具で修正
して行きます

実の処 数十万円するハイエンドのフレームでも
ここが歪んでいる物がかなり多いらしいです 自転車を
組む時に少しでも良い状態に仕上げるなら この作業は
避けて通れない仕事です




じゃ変速機を装着します 取り付けネジには腐食防止の
グリスを塗っておきましょう








洗車後のオイルアップ 各駆動部にオイルを差してやります
この時にも各部品の動き方なんかも確認しながら進めます
使っているオイルは ワコーズのチェーンルブ これは
水置喚性が有り洗車後には有効なオイルだと思います






今回チェーンには一手間余分に掛け Super Lube
スーパールーブのドライフィルムを使い その後
チェーンルブを塗布しました フッ素効果を期待
します(タウンユースの自転車にやり過ぎか 笑)






リアディレーラーの調子が悪いとの事なので
ワイヤーも緩め基本的な調整をやり直しましょう






この様な細かな部分ですが汚れが溜まり易く
腐食も起きやすい所です グリスの塗布が
欲しい部分です




基本に忠実な変速機の調整 フロントも同じ様に
調整を行いました




リアブレーキ このアウター受けのアジャストボルトを
ご覧下さい ネジが限界以上に引っ張って有ります

フロントはブレーキシューの位置が高過ぎて シューが
タイヤに当っていました 誰が組んだのか分かりませんが 
何か情けなくなってしまいます

ブレーキの調整もワイヤーを張り直し シューの位置も
調整しました






ヘッドのガタもアヘッド型ステムのクランプボルトを
緩め、再度調整をやり直して解消

時間の無い中ドライブラインのオイルアップを丁寧に
行ったので気持ちの良い手応えになっています 
自転車整備で一番違いが解る部分ですね





ルイガノのカジュアルバイク この様な呼称が正しいのか解りませんが
上手く表現している言葉だと思います 確かにドロップハンドルの入門用の
自転車には違いは無いと思います でも自転車屋さんは高級車も普及車も
責任を持って納車をするべきじゃないのかな・・・ 

何も私が何時も行う様な試合で通用する整備を求めている訳ではないです 
基本的な事は最低して欲しいな 今回のブレーキ関係は前後とも危険な状態でしたよ

今回は与えられた時間が限られていたので駆け足で整備を行いましたが
整備前との違いを感じてもらえたかな? それを感じてもらえれば幸いです

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日曜大工は 木工作業

2012-07-29 20:41:56 | よもやま話
また何か作ろうとしています 仕事で使う道具がそこそこ有るので
色々と作ってみるのですが腕は全く上がっていないですね・・






今回は本当に木工細工で 使うのはご覧の木材だけです






何時もの様に図面らしい図面は有りません メモ程度の
ものは用意していますが工作中に変更なんてしょっちゅう
ですよ とりあえずカラー合板をカットします






今回は手ノコを使いましたが切り口はギザギザ






こんな時はカンナを使い面取りをします






角を少し取ってやるだけで手触りも良くなります






すこし大きさも整えノコで切る作業は終了です






次は電気ドリルの先端工具にこんなのを選びました






これもコアの一種ですが この様な柔らかい物や
薄板に穴を開ける為のお安い道具です でも凄く
重宝します






この青いベースに口径の違う歯が何種類かセットに
なっています 今回は45mmの歯を選びました






それをこの様に4ヶ所に穴あけ 何になるんでしょうね・・






さて作業テーブルの上で角材を組みます




そしてその上に天板として穴の開いた板を固定します




その下に寸法切りした別の板をセット




完成はこんな物なんですが 何か良く解らないですよね






実はひと月程前に 電気屋さんへ乾電池を買いに
行ったのですが間違ってこんな物を買ってしまいました
(どんな間違いだ 笑)






それがこうしてブログなんかを書いていますが パソコンの
事は全く知識がないのでセットアップもせず長く放置してありました




そして重いお尻を上げてやっと初期設定が完了
作ったのはこのパソコンのテーブルでした

机ではなく床に置いて使いたかったので 使い易い高さに
合わせ あの不思議な穴はパソコンの放熱が目的でした
P.Cって底が凄く熱くなるじゃないですか 穴を開けてやると
熱が籠らなくて良いかな なんて思いです





日差しの強い時に写したお花ですが 眩しいくらい明るいですね

パソコンが新しくなってサクサクと調子が良いのですが Windows XP から7に変わり
慣れないのでまだ使いにくい処も沢山あります こんなのを理解して上手く使える
方達が羨ましいです・・・ 

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ダイヤで コア抜き

2012-07-27 20:51:21 | よもやま話
さて何の事なんでしょう 多くの女性が憧れる宝石のダイヤモンド それを
想像するのが普通ですよね 私の本職、建築関係でダイヤと言えば又違う物を
指します






私が今お世話になっている新築住宅 これの構造は
鉄筋コンクリート造 コンクリートを打設後、強度が
出るまでこの様に鉄の支柱(ポスト)で支え養生されます






この様なコンクリート造の建物でも 要所に配管用の穴
(開口)は必要 その様な部分にはコンクリートを打つ前に 
ボイドと呼ぶ紙の筒を仕込んでおき 後でその筒を撤去し 
穴を確保する

今回タイミングが合わずどうしてもボイドを入れる事が
出来なかった所が一箇所 これは設備屋として言い訳の
出来ない恥ずかしい事 反省しています 

しかしここにも穴は絶対に必要 そんな時にはコンクリートに
穴を開ける道具が有ります それがダイヤと呼ばれる機械






このダイヤと言う言葉は 建築業では多くの道具で
使います 道具の切削部に工業用ダイアを用いた物を
そう呼び ダイヤの刃 などと言います

でも道具本体をダイヤと呼ぶのはこの写真の道具だけかな?






この赤い機械 今コンクリートの壁に穴を開ける為に
セットしていますが このシルバーの丸い筒の先に
ダイヤの刃が付いています

これを刃に水を注入しながら回転させ コンクリートに
穴を開けて行きます




今回の壁は 220ミリ厚 機械を回転させ穴を開けて行きます






ダイヤの刃で切り進んで行くと スコンと手応えが
軽くなる瞬間が有ります それが貫通した時ですね

コンクリートの中には電線等が入っている事も有り
何事も無くコアが抜けた時はホッとします




無事に穴が開いたので機械を外しました




先端のコアを外すと 中から抜いたコンクリートが
出て来ます






今回はコンクリート内の鉄筋を一本も切る事無く
コアを抜きました これはコア抜きが必要だと
分かった時に 鉄筋が入っている場所を図面に
落としておいたから出来る業 これは自慢しても
良いかな・・・






今回の壁厚は 220mm しっかりした壁です
穴から見えているのは外部です





今回の仕事はコア屋さんと呼ぶ専門職の方達が居ます 通常その方達にお願いする事が
多いのですが 私クラスでこの機械を持っているのは少ないかも・・

道具好きなのと、出来る事は自分でやっちゃえ!の性格の成せる業でしょうか
コアは上手く抜けました こんな事を手作業でやっていたら穴を開けるだけで
半日仕事 専用道具は有り難いものでセットをしてしまえば 10分で終了 
さあこの続きの仕事もしっかりしないといけませんね

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トラップレンチ ショートハンドル型

2012-07-25 20:06:15 | よもやま話
これは自転車の工具では無く主に我々設備屋、水道屋さんが使う工具で
洗面台の下のメッキがされた排水用パイプの 袋ナットの締め付けに使います






これは以前このブログでご紹介した ラチェット機能
付きのトラップレンチ 狭い所で使うのでラチェットが
役に立つだろうと買ったが 使ってみるとブ~ 大変
使い難い工具でした






あら 又何かしてるね 買って来ても絶対にそのまま
使わない人だな






何時もの様に名前を刻み 色を入れた処ですが
余分な色を剥がします そんな時、こんな厚紙を
使うと本体に傷も付かず良いですよ






M.Kinoshita の出来上がり 下書きなしでルーターで
文字を刻み色を入れています 

使っている塗料は水性のポスターカラー ポスカです






この工具アルミ製で相手に傷を付けません 
先が16mm~68mmまで開き 大きなナットを銜える
事が出来ます

主に使う洗面台の下って狭くかなり工具の使い難い
場所です 

大きな力を掛ける時には この形状の工具は正しい
方向が有りますが 小さなトルクなら裏返して使う事も
有ります ラチェットはそれが出来ないから ブ~ でした





可愛いつぼみです これはこれからお花が咲くらしいですね

工具ってこの様に使ってみないと使い勝手が分りません そしてこれは良い!なんて工具は
滅多に無くこの様に 買ったが使わない道具がどんどん増えて行きます 困った事だ

でもたまに良い工具に出会えたら 製造中止になった時の為に予備を買っておきます
そして又在庫が増える・・・ どちらにしても道具は増える様になっているんだな(笑)

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Shimano BR-7700 ブレーキキャリパーがやって来た

2012-07-21 20:17:01 | 自転車整備 その他 
シマノの DURA-ACE デュラエース BR-7700 すでに次世代の BR-7800が
生産中止になっているので古いタイプのブレーキと言わざるを得ないかな?
そんなブレーキが私の所にやって来ました




この DURA-ACE 7700が登場したのが 1996年 9速時代の
この部品は使い方に依り良い物、悪い物がはっきりする
年数が経過しています






少しどんな状態なのか観察して見ましょう 一番目立つ
この辺りのアルマイトにもほとんど傷が無いですね






汚れが溜まり易く 錆が目立つメッキパーツにも
それ程ダメージは有りません




発売後 16年経った部品とすれば上出来です
大切に使われて来たのでしょう




でも折角ですから 少し分解し清掃とオイルアップを
行います






ブレーキホルダーとブレーキシュー このシューが
最初のままなら ほとんど使われていなかったの
でしょうが これは交換されている可能性も有りますよね






まだシューの状態も良く表面を整える必要も有りません
ゴムに刺さっているリムの切削くずや砂粒は取り省いて
おきましょう






何時も汚れが溜まっているシューホルダーの取り付け部
アルマイトの腐食も無く少し拭いてやれば綺麗になりました






駆動部にも少し手を掛けておきましょう この細い針が付いた
スポイト この中身は Microlon マイクロロンのエンジントリートメント
ピンポイントで使いたい時はスプレーでは無く こんな使い方をしています






各駆動部にマイクロロンのトリートメントを少量塗布
これはフッ素樹脂の効果を期待します その後ワコーズの
チェーンルブをスプレー スプレー直後は粘度も程ほどで
浸透性も良く その後粘度が上がりオイル持ちも期待できます






特に整備と呼べる事はしていませんが こうして
保管しておけば使いたい時に何時でも使えます






とても発売後 16年も経った部品だとは思えない位
綺麗な状態です どんな物でも整備はしますが
やはり綺麗な状態の部品は気持ちが良いですよ




鮮やかなオレンジの花で 周りの緑と良く色が合いますね

私が今使っているブレーキは BR-7400 今回の物よりまだ前のシリーズです
私はブレーキにはそれ程性能の優劣を求めないので 今の物でもあまり不満は
感じていません でも先日紹介した STIレバーを使う時に交換しても良いかな・・・

 
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