Kinoの自転車日記

自転車と共に過ごす日々

COLNAGO コルナゴを分解する

2013-02-28 20:26:19 | ロード
前回、どの様な状態か観察した古い COLNAGO コルナゴのクロモリロード
今日は部品を取り外して行きましょう 酷い錆び方をしていましたが
上手く行くのでしょうか






私が勝手に想像しているのですが おそらく
1975〜1980年頃の自転車だと思います 保管状況が
良く無かったのでしょう、水貼りのステッカーも剥がれて
しまっています








見るからに全てのネジが錆びています 作業は
ネジ部に油を差す処から始めましょう でも効果は
あまり期待していません




ワイヤーラインをすっきりさせたいので
アウターバンドを外します これを見て頂いても
解る様にこの頃の Campagnoloのメッキは本当に
良かったですよ 






小さなマイナス頭のネジが使われています
さすがに錆び付いたネジは千切れました






ブレーキのインナーワイヤーを外します 本体の
締め付けボルトに使うのは このカンパの T型レンチ
とても便利な工具です






片方は 6mmのアーレンキー そしてこの 8mmの
ボックスです 






ブレーキのインナーワイヤーをメカから外しました
ブレーキレバーを握るとタイコ部分が見えます




ブレーキレバーからインナーのタイコを外します
ここの古い物は塩を吹いて固着している物も多いので
少し心配していましたが 思いの外綺麗な状態でした






レバーパッドをめくるとレバーにスリットが入っており
ワイヤーはそこから取り外します




ワイヤーが無くなり随分とスッキリしました
この方が次の作業がやり易いですよね






ブレーキキャリパーを外しましょう この頃はまだ
枕頭ナットでは無く 10mmの普通のナットを使っています






普通のスパナでも良いですが メガネが有ればこの方が
頭を舐めにくくて良いですね ※ ここは正ネジです






ナットを緩めブレーキ本体を外しました






フロントブレーキもする事は同じです 取り外した
ナットやネジ類は 外した部品の元の所へねじ込んで
おけば無くさなくて良いですよ そんな習慣を付けて
おけば良いですね




Wレバーを外しましょう 今回はシフトワイヤーがすでに
外されていますが この部分はタイコの固着が凄く多い
ですね タイコにはグリスを塗っておきたいです






レバーの蝶ネジを緩めます 薄いワッシャーが内部に有り
この締め具合だけで固さの調整をしています






レバーを外しフレーム側のワッシャーも外しました






直付台座にはめ込んで有るストッパーを外します
塗料などが噛んで固い時は マイナスドライバー等で
少しこねてやれば直ぐに外れます






直付台座もおそらく CAMPAGNOLOでしょう
左右共外した カンパニョーロの Wレバー






次はフロントディレーラーを外します
この変速機も良く出来た部品だと思います






シートチューブへのクランプ部のネジを外します
使う工具は 先程も使った T型レンチ このボックス側は
リアディレーラーのワイヤークランプ固定ネジやペダルの
トウクリップ用のネジなどにも使えます






ねじを外し固定部を開いてやります






フロントディレーラーが外れました まだガタも無く
しっかりしているので これは使える程度には手を
掛けてやりたいですね




さてネジが凄く錆びていて上手く分解出来ないのじゃないかと
思っていましたが 案外それ程難しい部分が無かったですね
全てのネジの締め付けが緩めです これは組んだ人の感覚
なんでしょう

じゃ写真のチェーンホイールの取り外し ハンガー小物の
分解は次回に致しましょう

前回の記事 【 COLNAGO クロモリフレーム 】

次の記事 【 COLNAGO チェーンホイールを取り外す 】

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COLNAGO クロモリ フレーム

2013-02-26 20:09:17 | ロード
自転車のレースシーンでも良く見る事が出来る人気メーカー COLNAGO コルナゴの
古いクロモリフレームです 長く放置された自転車ですが少し見てみましょう





さて何年位前の物でしょうか かなり放置されていたらしく全てが酷い状態です
Kinoさんならどうにかするでしょうと親切(疑問 笑)に送って下さった方が居ます
レストアをしようかと思いましたが この位荒れた自転車はかなりの気力が必要
なのに併せ 何よりこれを整備する事で喜んでくれる人の存在が欲しい処です

その気力が湧かず、喜んでくれる人と出合う事もなく手を付けずにいましたが 
ちょっと別の用途で役に立つ事が有りそうなので全ての部品を外してしまいます




チェーンホイールとディレーラー どちらも Campgnolo
カンパニョーロです






PCD144 時代の祁燭噺討个譴 RECORD レコード
ですね 1961年からこの形のクランクですが PCDが
144 になったのは 1967年以降で このギア板が
肉抜きされたのは もう少し後だったと思います




フロントディレーラーも RECORD レコードです






プレートにエクボが無いナメクジでデベソの
タイプ オールドカンパの中でも綺麗な容姿の
変速機です 私も同じ物を使っていますが
買ったのは 1974年頃ではなかったでしょうか






ブレーキも Campagnolo です これは 1968年の登場です 
フォーククラウンはクローバーの肉抜きにメッキが施されて
います 錆が惜しいですね






3tttのステムにはコルナゴの刻印 ハンドルは CINELLI
チネリ GIRO D'ITALIA ジロドイタリアです






ヘッドのラグにも肉抜き  Wレバーもカンパニョーロです




トップチューブにはブレーキアウター用のワイヤートンネルが
直付けされておらず カンパのアウターバンドが使われています






パイプは COLUMBUS コロンバス この当時のパイプなら
フロントフォークの先端側に Cのマークが刻まれているかも
分りません 下のシールは何でしょう、コルナゴマニアの方なら
ご存知かも分らないですね




リアエンドは カンパの鍛造エンドのノーマルサイズです






カンパの直付けワイヤーリードとチェーンステーの
アウター受け この他に Wレバーの直付台座もおそらく
カンパでしょう





一通り見てみましたが部品の状態が良く有りませんね ここまで来ると私の技量では
部品の復活まで出来そうに有りません 全て磨いて再メッキやアルマイトなんて方法も
有りますがそこまでお金を掛けてする事も無いしね 

時代は リアエンド巾が 126mmなのにノーマルサイズのリアエンド 126mm時代には
シヨートサイズのエンドが有ったはずですよね ワイヤートンネルの直付がされて
いない等ちょっと考えさせられる部分も有りますが 1975〜80年位の物でしょうか
でもその頃にこのヘッド小物 Campagnolo NUVO RECORD はもう有ったかな?

次回には部品を外して行きましょう ちなみにこのフレームは石川県から届きました
そうです送り主は私のスプートニクを作って下さった カツリーズサイクルの成田さん・・

次の記事 【 COLNAGO コルナゴを分解する 】

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古いリムセメントの 掃除

2013-02-17 20:07:43 | ホイール
最近のクリンチャー用の WOのリムではこの様な作業は必要有りませんが
チューブラーリムはリムセメントを使うので 古いリムセメントの掃除を
たまにしてやる必要が有ります






長く使わずにホイールバッグに入れ保管して有った
チューブラー用のホイールですが 古いリムセメントが
多く残っているのでそれの掃除をしてやります




これも古いホイールです 使っているボスフリーは
5速 SUNTOUR サンツアーのパーフェクトです






ハブは CAMPAGNOLO Nuovo TIPO レコードの
下位グレードでそれ程精度の良いものでは有りません
買ったのは 1972年頃じゃなかったでしょうか・・






リムは 1980年頃人気の有った SUPER CHAMPION
ARC-EN-CIEL スーパーチャンピオン アルカンシェル 
36穴のハブと 28穴のリムで組んでいます






この位リムセメントが乾燥していると リムバーや
剥離剤を使わず ワイヤーブラシの方が早く、綺麗に
なるでしょう






もう柔軟性も全く無いので綺麗に剥がれます でも
新しいリムセメンは こうは行かないですよ






今回は前後輪で 30分程のお仕事





チューブラーリムの場合 これだけ乾いたセメントの上にタイヤを貼るのは良くないですね
セメントがまだ生きていても あまり塗り重ねると重量も重くなるので適当な時期に掃除は
必要です ここから次にタイヤを貼る時はもう一度ベッド作りから始めましょう





28穴リムと 36穴ハブを使った変則組み 片方のフランジで使っていない穴が 4個有ります
スポーク長は計算では出ませんが 3種類の長さが必要です 充分に部品が手当出来なかった
頃は皆が色々と工夫をしていました

リムセメントの除去にはこんな方法が有ります
過去記事
【 リムセメントの除去 】 リムセメント クリーナーを使っています
【 リムセメントの除去 剥離剤 】 塗装用の剥離剤を使っています

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友人が来訪 そして振れ取り

2013-02-14 20:02:48 | よもやま話
三連休の中の一日 友人が私の自転車小屋へ遊びに来てくれました
関西シクロクロスで落車した時にホイールが歪んだので その振れを
取りたいと・・・




以前から何度か来てくれているお友達の しょうさん
関西シクロクロス、今年の開幕戦で優勝したりと調子が
良さそうです

Kinoさん ホイールの振れ取りを覚えたいので教えて
下さいとの事でしたので ホイールの基本と理屈を
簡単に説明 それが解れば後は本人次第 しょうさんは
結構集中し考えながら手を進めていたので直ぐに上手に
なるでしょう




今回の講習料・・・ 途中で買って来てくれました

自転車整備は普段は外でするのですが ホイールの
振れ取りは身体を動かさないので寒さが堪えます
小屋の中でストーブも焚きましたがそれでも寒くて
ごめんね





なかなか色付かない草花ですが ぼちぼちこの様なものを目にする様になりました
早く暖かくなれば良いですね

そうそう先日組んだ競輪選手 角 令央奈選手の決戦用ホイール 2月12日から開催の
大垣競輪で使ってくれました 初日は長い外競りの苦しい展開で 8着 二日目先行し
1着 最終日の今日は先行し 2着 先程報告の電話をくれたのですが 後ろの車輪が固く
初日は行ける感覚だったのに反応しなかったと・・・ それで後ろのソルダリングは切ったと
言う事でした その感覚って解ります? でも小さな数字を二つ揃えてくれたので一安心です
人の自転車を触るのは絶えず緊張が付いて廻ります

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コッターレスクランク 抜き工具

2013-02-12 20:45:39 | 自転車 工具
自転車のクランクがクランクピンを打ち込むコッタードから ピンが無くなり
フィキシングボルトで締め込むコッターレスに移行して行きました そんな
クランクを抜く為の工具です






この工具は過去私のブログの作業で何度も
登場しているので今更感が有りますが 今回
とてもお安い物に出合ったのでご紹介しましょう




袋から取り出したこの商品 STRAGHT TOOL
ストレートツールと言う会社で購入 お値段が 540円・・・






工具のクランク側の先端と 逆側 このボックスは
14mmでフィキシングボルトに使えます このクランク抜きは
初期の物と基本的に構造と機能は変わっていません






しかし後にシマノがオクタリンクのクランクを出し
他に ISIS規格のクランクはシャフトのセンター穴が
大きく この様なアダプターが必要になりました
これが付属されています

このアダプターはシマノなら TC-FC16と言う品番で
用意されていますね






このアダプター 裏側に小さな磁石が埋め込まれ
この様に工具から落ちない様に工夫がされています
お値段に比べ、少々憎い心配りに感心しました




これは SUGINO スギノのかなり初期の物で
私が 40数年前に買ってそれ以来使っています




こちらは CAMPAGNOLO カンパニョーロ やはり
40年は過ぎていますが 今でも全くへたりを感じません
これはまだ現行商品で有るのじゃないかな UT-FC060
お値段は少々お高い・・・




こちらはスギノ 初期の物と比べ少し小振りになり
細かな所で改良が加えられています




これは SHIMSNO TL-FC10 奥の物が先述のアダプター
TC-FC16です でも最近はアダプターを別途購入する
必要の無い TC-FC11と言う商品が出ています





色々なメーカーからこの工具は出ていますが どれもそれ程使い勝手に差が有りません
工具の質と言う事ではやはりカンパはその違いを感じます 

シマノや PARK Toolの商品は 2500〜600円程度 自転車整備の入門では今回ご紹介した
540円の商品でも充分じゃないかと思います まだ使っていませんが良い工具だと思いますよ

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