Kinoの自転車日記

自転車と共に過ごす日々

2014年 年末のご挨拶

2014-12-31 20:06:20 | よもやま話
今年も大晦日を迎える事が出来ました 皆さんも色々な出来事が有った一年だったと思います
沢山の方々においで頂き有り難くお礼を申し上げます





今年は特に新しい自転車を組立てる事も無く地味な作業の繰り返しでしたが
古いコルナゴのフレームを使い街乗り用のスポーツバイクを組立てたりしました





この様な一本のフレームの塗装剥離から始める作業は結構な時間が必要で
それに係る事が出来る事自体幸せな事なのかと思います





昨年は一年で 500万件のアクセスを頂いた事に触れていました 現在は累計で
2100万件のアクセスを頂いています 少しでも長く続けられる様に来年も頑張ります
今年一年有難うございました来年もどうぞ宜しくお願い致します どうぞ良いお年を
お迎え下さい                
                          2014.12.31 Kino
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シマノ STI レバーを組立てる DURA-ACE ST-7800

2014-12-29 20:19:24 | 自転車整備 その他 
前回まで 2度に亘り分解の様子をご案内したシマノの STI レバー
DURA-ACE ST-7800 今回はこれの組立てを行いましょう





シマノの取り扱い説明書のメンテナンスを参考にし その方法を実戦しています 
ここを分解して何になる? とも思いますが この時代のシフターであれば
修理等でレバー本体の取替えが必要な物も有りそうです そんな時の役に
立てば良いですね




一番重要なシフトのラチェット部分はパーツが
壊れても一つの部品も供給されていません 壊れると
レバー部分をアッセンブリ―で交換の必要が有ります 
経済的にも辛い STI レバーですね さて組立てです
ウエスで汚れを拭き取ります






このレバーは分解する前に 全てを洗浄しオイルアップ
まで済ませていました でも洗浄するならこの様に分解
してからすれば良かったですね 写真の丸い部分は
レバーとブラケットの接触部 結構摩耗しています
油脂を切らせてはいけない部分です






今回は汚れを呼び難い Super Lube のグリスを使います
フッ素系です




ここはリターンスプリングを収める部分 分解時に
感じましたが多目のグリスが良いでしょう




これがリターンスプリング 装着時には方向に
注意が必要です






レバー本体のこの穴にスプリングの片方を差し込みます






この様な状態です グリスは多目






これは組立時に必要な専用工具 品番 TL-ST02
シマノコード Y-130 03100 形状は細いパイプです




何時か分解するだろうと数年前に用意していました






この工具はスプリングの片方に差し込んでおきます






センサーです これに対応したシマノのサイコンを
使うと 前後の使用ギアを表示してくれるらしいです
それ以外には必要の無い物ですね






そのセンサーをブラケットの内部から外に向けて
差し込みます






センサーがギリギリ通る穴です ピンセットで掴み
そっと外に引き出してやります 今回は便宜上こちらを
レバーの内側と呼びます




レバー本体をブラケットへ収めて行きます






レバー軸と呼ぶ ピンを用意します これにも
グリスが必要です






レバー本体をブラケットに入れて行きます 先程の
スプリング用の工具がブラケットに当り少し抵抗が
有ります






ブラケットとレバーの軸装着穴を揃え ここへピンを
差込みます






ピンを差し込みます ピンには方向が有ります
グリスを一旦拭き取ったので良くご覧下さい
ピンには溝が二つ刻まれています 幅が狭く深い
溝がレバーの内側になる様に差し込んで下さい






ピンの頭を軽く叩いて押し込みます




ポンチを使い微調整 2.5mm のアーレンキーを
使っても良いですよ






レバー軸 ピンの頭が内外ほぼ同じ出具合に
合せれば O.K です






最初に装着した専用工具がまだ残っています
これはバネの頭、先端が正しい場所に収まる様に
する為の工具です






工具の役目が終わったのでプライヤーやラジオ
ペンチで引き抜きます






レバー軸、抜け止めネジを取り付けます 工具は 2mm の
アーレンキー このネジを締め込む際 ブラケットに正しく
ねじ込むのが少し難しいです 真っ直ぐに入れないと
柔らかい樹脂製のブラケットのメスネジを舐めてしまいます
充分注意が必要です 






ここに締め付けトルク等の指定は有りません
ネジの頭がブラケットと揃う辺りでオーケイです
ネジで軸を押えている訳ではなく 軸の溝に入って
いれば良いと言う事ですね 軸は溝の巾でルーズに
なっていると言う事です




レバー軸、抜け止めネジの装着が終了です




センサーを処理します






ピンセットなどを使いブラケットに用意された
センサー用のくぼみに収めます センサーケーブルが
結構邪魔をしてくれます 収まりました






センサーキャップをブラケットに取り付けます






これの取付けは小さなネジ二本 プラスドライバーを
使います 指定トルクは 1N.m 軽く締めておけば良いですね






これでレバー本体とブラケットが取り付きました
組立て完了です






外していたハンドルクランプ用のワッシャ―と
ナットを入れておきます




はみ出したグリスやオイルを綺麗に拭き取ります






ブラケットカバーを付けます ハンドル側から
入れた方が易しいです 出来上がり・・




今回はシマノの取説通り作業を進めました
ここのメンテナンスはシリーズに依り その
方法が異なり この写真の様な専用工具が
用意されていました ST-7400~7700 時代の
物だったと思います






これで分解組立ての一連の作業が完了です 今回はこの作業前に一連の清掃〜オイルアップを
していたので  分解前後の違いが解りませんが、長くメンテナンスをしていないレバーなら 
分解と洗浄をし、手入れをしてやればその違いが解るかもわかりませんね

前回の作業 【 シマノ STI レバーを分解する Part 2 】 

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シマノ STI レバーを分解する Part 2

2014-12-28 20:17:51 | 自転車整備 その他 
シマノの STI レバーを前回に続き分解します シマノの取り扱い説明書で
メンテナンスとして案内されている内容の作業です 取説では分り難い部分も
有るのでお役に立てば幸いです





Shimano STI シマノ トータル インテグレーション レバー DURA-ACE ST-7800
10 速対応の右側です 前回は各部の観察をしこの様にセンサーキャップまで
外しました 今回は続きを行いましょう




前回



サイクルコンピューター用のセンサーが
入った蓋がブラケットの内側に有ります






蓋を止めている小さなネジを 2本外します






蓋を開けるとセンサーコードとセンサー部が
表れます 前回はここまでの作業を行いました

前回の様子 【 シマノ STI レバーを分解する Part 1 】






では続きを始めましょう ブラケットからレバー本体を
取り外す工程です  STI レバーの下側に小さなネジが
有ります 軸止めネジです






ここで使う工具は 2 mm のアーレンキー
このネジを緩めるのに大きな力は要りません






軸止めネジを抜きました 茶色く見えるのは
おそらく錆だと思います




ネジを外したブラケット ネジの先端は何かに接触
している訳ではなく これから外すレバー軸の抜け止め
の為に入っています






次の作業の為に用意したのは 2.5mm のポンチ
この大きさのポンチは普段使う事は有りませんが
工具箱に有ったので使いましょう






この白く丸いのがレバー軸です これを抜きます






方法とすれば 軸は圧入されているので 叩き出して
やれば良いです






ポンチが無ければ 2.5mm のアーレンキーが使えます




ポンチの頭をプラスチックハンマーで軽く叩いて
やります








ここもそれ程大きな力は必要有りません 簡単に
抜けてきます






レバー軸を最後まで押し出してやりました




軸はこの様な形をしています 部品番号 Y-6BD 85000
これには装着の方向が有るので注意が必要です 深い
溝の方がレバーの内側です 少し取説では分り難い
部分です






ポンチを刺したままにしています この様にバネが
入った部分は慎重に作業を進めた方が良いですね
バネが飛び出して方向も何も分からなくなって困った
事が今迄に何度も有ります




そっとポンチを抜きました






そっとブラケットからレバー本体を外して行きます
考えているのは 何時バネが飛び出すかです(笑)






ブラケットからレバーが外れました 結果として
バネが飛び出す事は無かったですが 良く色々な
部分を見ながら進めると良いですね






ここで一気にレバーを引き抜いては行けません
ブラケット本体にセンサーが残っています






センサーを掴みブラケットの穴からセンサーを
出してやります




センサーがギリギリ通る穴なので無理をしては
いけません






これで完全にレバー本体がブラケットから離れました






ブラケットも良く観察しておきましょう
油脂汚れなどを見ておくと組立時にグリスが
必要な所が良く解ります




ブラケット内部の白い部分 ここは材質も違い
ブレーキのインナーワイヤーが当る部分です
レバーを軽く動かす為にも大切な部分ではないでしょうか






レバー本体 実はこれがアッセンブリ―で 化粧プレートや
ブレーキワイヤーのケーブルフック以外は 一体物としての
扱いです 右 Y-6JA 98010 左 Y-6JA 98020 価格を調べると
20000円を超えるお高い物です






ブレーキレバーとして駆動する部分です レバー軸が
通っていた部分と 白いケーブルフック




この内部にシフターとしての重要な機構が有りますが
シマノの取説や展開図には分解する事は想定されて
いません 
一時代前の ST-7700 の取説では 分解しないで下さい
再組立てが出来なくなります と書かれています






後先になりましたが リターンスプリングはここに
入っています ここはかなり多くのグリスが使われて
います レバー軸に併せ大切な部分だと感じます






取り外すと随分不規則な形をしています 外す前に
その方向と取付け部分を良く記憶しておいた方が
組付け時に困らなくて良いですよ





さてこれでシマノが案内している部分までの分解は終了です レバー内部のラチェット機構も
誰かが組んでいる訳ですから組めないと言う事は無いと思います でも専用工具が要るのかも
分からないですね 実際 7400時代の工具が手元に有ります 今回のレバーは使えなくなると
少し困るのでここまでにしておきます お付き合い頂いた皆さんはちょっと消化不良気味かな?
次は組立を行いましょう

前回の作業 【 シマノ STI レバーを分解する Part 1 】

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シマノ STI レバーを分解する Part 1

2014-12-26 20:33:54 | 自転車整備 その他 
SHIMANO シマノの STI レバー デュアルコントロールレバーとも呼ばれるシフターです
今回はシマノの展開図や取扱い説明書で案内されている部分まで分解してみます





DURA-ACE ST-7800 10速対応の STI シマノ トータル インテグレーション レバーです
今回はこれを分解してみます ただシマノも最後の細かな部分までの分解の方法は案内
されていません それでも普段あまり触らない部分なので一緒に勉強しましょう






自転車から取り外したこのレバーは 右側
リアディレーラー用の変速レバーです この状態で
内部の洗浄をし 新しいオイルを塗布した処です

シフトワイヤーは作動状態を確認する為に取付けて
有ります 問題なく 9ノッチ作動しています








ワイヤーを外しましょう ワイヤーの端末処理を
ハンダで行っています この様にワイヤーを抜き差し
する時には先がばらけず 良いですよ






分解する前にブラケットカバーを外し
各部を良く観察してみましょう






ブラケットカバー シマノの品番 Y-6JA 98110
取外しはレバー側では無く ハンドル方向へ外す方が
やり易いですね  数ヶ所ブラケットとカバーの凸凹が
噛み合う様になっています




DURA-ACE ST-7800






これはハンドルに固定する際に締め込むクランプ
ボルトとワッシャーです こちら側は自転車の外側に
なります 今回は便宜上レバーの外側と呼びます






ブラケットとメインレバー本体を止めている
レバー軸です この軸は分解時に抜く事になります
この軸を支点にブレーキレバーが動きます






白く丸いのがブレーキのケーブルフック Y-6BD 98110
ブレーキワイヤーのタイコが収まります 四角い穴から
見えているのは センサー用のコードです






レバーの下側 普段はあまり見えない所です
センターのネジはレーバー軸止めネジ 2mm の
六角です Y-6BD 76010 上にリターンスプリングも
見えています 右用 Y-6JA 8100 左用 Y-6JA 8200




レバーをひっくり返します 内側です






センサーキャップがネジ 2本で止まっています
右用 Y-6JA 98090 左用 Y-6JA 98100






レバー軸と軸止ネジ 






シフトワイヤーのアウター受け部です
これでレバーをぐるっと一周観察しました
リペアパーツの品番も書いていくとしつこくなって
しまいました すみません






では分解して行きましょう クランプボルト
これは分解する時絶対に必要な事では有りませんが
一旦外してしまいます 裏側からも少し見えます






裏側から指で押してやると押し出されて来ます




ボルトとワッシャー ワッシャーが共回り
しない様な形状になっています




実際の分解はここからです プラスのドライバーを
用意しました





ブラケット本体に有るセンサーキャップと呼ばれる蓋を外します






プラスドライバーを使います






締め付けトルクが 1N.m との指定なので
ごく簡単に緩みます






止めて有る 2本のネジを外しました






指先では蓋が開かないのでマイナスドライバーで
そっとこねてみます 内部が解らないので無理が
出来ません






簡単に蓋が開きました 蓋にコードが付いて来ましたが
少し引っ張ると センサーが離れました






これがセンサーと呼ばれるパーツなんでしょう
コードはセンサーケーブルと呼ぶそうです






このセンサーはブラケット本体の この凹んだ部分に
収まっている様です それを蓋で押えているんですね






レバーの観察と解説をしていると随分長くなって
しまいました 途中ですが続きは次回にします





自宅のベランダから見える六甲山方面 夕刻ですがたまにこの様な表情を見せてくれます

初めて触る整備はやはり少し緊張します でもこんな事もやってみないと解らないし
良い勉強になります 次回もお付き合い下さい

次の作業 【 シマノ STI レバーを分解する Part 1 】

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カンパニョーロのメッキは優秀

2014-12-14 20:54:28 | 自転車部品・用品
先日カンパのバンド式のワイヤーリードをご紹介しましたが
使用後手入れをせずに長く保管して有った古い物を磨いてみました




before and after

Campagnol の地球文字が刻まれたワイヤーリードのバンド部です
これは選手時代に使っていた物を取り外してから 手入れもしないまま
40年程保管していたものです 保管と言うより放置かな・・・


それをガソリンで洗い軽く液体ワックスを掛けると当時の輝きが蘇りました







さすがの Campagnolo も錆が発生してもう駄目かとも思っていましたが
カンパのメッキはやはり凄い この取付けボルトの 六角の頭のメッキが
そのままの形で剥がれる事が有ります それだけ厚いと言う事なんでしょう
全日本選手権などの全国大会を私と一緒に走ってきた部品です

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