Kinoの自転車日記

自転車と共に過ごす日々

サドル 交換

2009-03-31 00:22:38 | ロード
サドルの交換や調整 これはかなり慎重な作業が必要です
技術的には難しい事は全く有りませんが 今使っているサドルのポジションが
自分に合っているなら やはり新しいサドルも同じ感覚で乗りたいですから
この同じ感覚 これが数字で表す事が出来ない 大変難しい領域です




交換前のサドルは UNICA NITOR No2 バックスキンの革張りサドルです
このポジションは選手の頃から全く変えていません 
お尻の筋肉も落ちてしまっているので その分サドルを高くすれば良いのでしょうが 
それでもサドルを触るのは勇気がいるので触っていません

次のサドルは昨日の日記に書いた Selle ITALIA C2 GEL FLOW にします






まず今付いてるサドルの位置を測っておきましょう 
ん?レーザーレベルまでは要らないだろう(笑)




自転車を水平に置きサドルの角度は? 丁度水平でした、以前は自分の感覚だけで
何回も調整を繰り返しこのポジションに落ち着いたのですが 今回水平器を当て
丁度水平にサドルがセットされていたのに少し驚きました 
前後位置も印を入れておきましょう






水平に置いたフレームに赤いラインを罫書き これを基準にします 前後の位置も
ここに印を入れておきます 今のサドルポジションに不満が無いので次のサドルも
取り合えず同じ位置にセットします 
寸法は最近すぐに忘れますからチョット書いておこうっと(笑)






外したサドルはユニカ No2 シートピラーは Campagnoloです
シートピラーの差し込み部にはグリスを塗っておきましょう これ大事な事ですよ




新しいサドルをセット 一応元の位置に合わせます
しかしサドルの調整はこんな簡単には終わらない 実はここからが長く掛かるんですよね






こんな感じに仕上がりました 以前よりスッキリしたかな?
家の近くを少し乗りましたがやはりポジションに違和感があります 
これをしっくり行くまで調整するのが一苦労 数字では表せない人間の感覚の領域です
サドルは水平が基本 サドルの前後を使い易い様に 前下がりを好む選手は居ますが
前上がりは避けるべきです

選手時代の日記ではサドルのポジション出しに1mm単位の調整が一ヶ月以上続いています 
これはボチボチやる事にしましょう

 
コメント (4)
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

サドル selle ITALIA

2009-03-30 02:54:31 | 自転車部品・用品
サドルって自転車の中で一番大切な部品だと思っています
これを交換するのは凄く勇気が要ります
以前はサドルの種類も限られていました 古い時代ならBROOKS ブルックスの
Professional プロフェッショナルか Swallo スワローの革サドル
その後はUNICA NITOR ユニカの樹脂サドル等 選択肢が限られていました
でも最近はサドルの種類が多く その選択が一つの悩みになっているのじゃないでしょうか
そんな中から私が選んだのは Selle ITALIA セライタリアのサドルです






今回 今まで全く興味の無かった白に何故か魅かれました
そしてこれをゲット! selle ITALIA C2 Gel Flow
そんなに高価な奴じゃありません






スペックは 重量240g レールManganese Tube となっています
セライタリアは センターにスリットが入ったタイプをFlow と呼んでいる様ですね
確かに股の下になるこの部分は使う事が無い部分ですね




これはロードレーサーに使っていますが 最初硬く感じたのですが
実際使ってみるとそんな事も無く適度な しなりも有り丁度良い感じでした






こちらは Slr Gel Flow 先程のC2に比べ 重量215gとやや軽量でレールはVanox Tubu
サドル本体の素材も違う様です この差でお値段が倍ほど違います 
そして下の写真の部分がC2は なんちゃってカーボンですが これは本物だとか
でもこんな部分何の影響が有るんでしょう・・




ロードで使ってみて良かったので SLRの方はピストに使っています

サドルの良し悪しは自分の感覚が締める部分が多いので 好き嫌いが
はっきりする部品だと思います
サドルはその時の状況により 前から後ろまで使います
お尻の座りが良く お尻が落ち着き過ぎる物は サドルの前後位置の
使い分けがしずらいので 私はその様なサドルは敬遠します


コメント (4)
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

自転車 公認 審判員

2009-03-29 00:35:02 | よもやま話
自転車競技の審判をするのには資格が必要です
自転車の選手を辞めすぐに 関西学生自転車競技連盟(関西学連)から
審判をして下さいと頼まれ審判員登録をした記憶が有ります
そう言えば関西学連の理事をしていた事も有りました






その公認審判員登録証がこれです 一応私が押したストップウォッチは
日本記録として認められます
2年ごとの更新です 更新料が4000円その割りに年々紙がペラペラになります(笑)

3級から31年 2級から25年長くやって来たもんですね 
1級は兵庫車連からどうしても取ってくれと強く懇願されたのですが 2泊3日の講習
を受ける時間が無く取らず仕舞でした






以前は写真付(毎回一緒の写真じゃないか!笑) 
この他にも色々な大会に行きました 

長く兵庫県自転車競技連盟 常務理事を努めさせて頂きましたが
地元 兵庫国体が無事終了したのを機にそれも辞任しました
これからも審判をする事があるのかな・・


コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

Campagnolo ロードハブ グリスアップ

2009-03-28 00:08:11 | 自転車整備 ハブ
さてさて今日のお仕事は ハブのメンテナンスをしましょう
と言っても使わず置いてあるハブなんですが・・




カンパレコード ロード用ラージフランジハブ 120mm巾 28穴のデッドストックです
Campagnoloのロードハブでラージの28穴は少ないのじゃないかな
最近の新しいハブはスモールが多くなりましたが やはり良いホイールを組もうと思えば
ラージハブの方に部が有ると思いますよ






グリスが結構固くなっていました カンパ独特のヌメリ感が無くなっていたので
グリスの交換をする事にしました
この手のアンティーク部品はオリジナルが良いなんて 触らずに死蔵させる人も居ますが
部品として産まれてきた以上 最高の状態にしてあげましょう






いつもの様に洗い油(ガソリン)で清掃、脱脂をします
洗い油に浸けブラシで洗い汚れが落ちる瞬間が好きです 
綺麗になって行く~なんて(笑)




カンパのハブは ロックナットの裏に年号が刻んで有ります これは1974年の製造ですね
確かこの直ぐ後くらいに クイックレバーが曲がった物がリリースされました






バラ玉を玉受けに入れるのは グリスの粘度を利用すれば落ちる事も無く簡単に入れれます
しかし Microlonのルブリカントは粘度が低く玉がポロポロ落ちます 最初は苦労しました
でも最近はグリスなしでボールを入れれる様になりました もう怖い物無しだ!(笑)
今回もハブを組む前にメタルトリートメントで事前処理をしてあります




玉当りの調整は何回しても神経を集中する作業です
ガタが出る手前のギリギリの一点 終われば思わずふ~なんてため息が出ます






調整が終われば 磨いて磨いて磨いて(何時まで磨くんだ 笑)
カンパ特有のこの深い艶も大好きです 角が無い綺麗な姿ですよね






この直レバーはこの時代が最後です この後レバーが湾曲した物に代わります
湾曲したレバーは発売当初 我々はピスト用レバーって呼んでいました
実際に海外の選手がそのレバーをピストに使っている写真を見た記憶も有ります
でもピストにクイックレバーは無いでしょ・・

コニカルナットも直レバーはこの臼型ですが 曲レバーでは鼓型になります
自転車に組んで綺麗なのは やっぱり直レバーですよね






ちなみに曲レバーはコレ
私的にはオールドカンパと呼べるのは 直レバーまでかな?


コメント (3)
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

Campagnolo CAVATAPPI

2009-03-27 00:02:32 | 自転車部品・用品
CAVATAPPI カバタッピ ワインの栓抜きの事ですね カンパのコークスクリュー
1966年の発売以来その姿を変える事なく現在も引き継がれています
Campagnoloの創始者トゥーリオ・カンパニョーロは ワインが好きだったのでしょうか




カンパのワインオープナーが我家にやって来たのは約30年前
福岡の【イワイスポーツサイクル】の現店主は私の後輩なのですが 
その彼が贈ってくれました






上部の回転するハンドル部にはCAMPAGNOLO のロゴ






左右のハンドルの可動部 ここを固定しているのはクランクの5アームに使う5ピン
憎い演出です






ワインのコルクに差し込む スクリュー部は焼き入れもされ本当に綺麗な作りで
メッキもかなり上質な事がうかがえます
そして本体には地球マークのカンパニョーロ・ロゴ




このワインの栓抜き スクリューが必ずコルクの中心に刺さる様な構造になっており
大きなハンドルと相まってまず栓抜きを失敗する事が有りません
でも私はワインの味は分からず飲むと頭が痛くなり悪酔いします
それは飲み過ぎだろうって  言葉が見つからない・・(笑)


このCorkscrew BIG 先日【カツリーズサイクル 】さんが入荷したと言っていました 

コメント (6)
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする