Kinoの自転車日記

自転車と共に過ごす日々

シマノ フリーハブ FH-4400 グリスアップ

2012-03-30 20:42:07 | 自転車整備 ハブ
前回ハブのフリーホイールのメンテナンスを行なった シマノのリアハブ
FH-4400 廉価版の TIAGRA ティアグラですが 回転部分のグリスアップと
調整を行います






今回整備を進めているシクロクロス車のホイール
ハブはシマノ リムは MAVIC マビックが使われています






先日より整備を進め ハブの分解 清掃 フリーの
点検、脱着は済ませています 今回はハブの回転部の
グリスアップを行ないましょう 

清掃が終わったハブ本体の 玉受けにグリスを塗布します
使っているグリスは DURA-ACE デュラグリスです




その玉受けにスチールボールを並べます
使われている鋼球のサイズは 呼びが 1/4
直径 6.3500mm が 9個です






フリー側の玉受けは フリーホイール本体に有ります
この部分に玉受けが有るなんて 何か凄い事だと思う
のですが これが出来るのは強固な素材と精巧な製作
技術が可能にしているんだろうなと感心してしまいます






その玉受けにグリスを入れ 鋼球を並べます
グリスの量は左右ともやや多目に使っています






これから装着するハブシャフトの準備です
シャフトの錆止めに Super Lube スーパールブの
超耐久潤滑剤をグリス代わりに塗っておきます




フリー側の防水シールです この接触面にも
グリスを塗り フリーケースに装着 ただはめる
だけですよ






準備をしておいたハブシャフトをフリー側から
取り付けます




フリーの反対側から作業を続けます






最初に玉押しをねじ込みます ※ ネジは正ねじです






その次はスペーサー ロックリングの順番です




ここで玉当りの調整をします 工具は 15mm の
ハブスパナとロックリングにはモンキーレンチを使います

調整の感覚は ゴリがを感じない程度の渋め このハブの
用途、使用目的を考えると ガタが出る一歩手前のシビアな
調整は不向きだと思います






フリーの逆側にはゴム質の防水シールが付きます
グリスを塗り これを装着すれば作業は完了です





先日より何回かに分けご紹介した フロント HB-4400 と リア FH-4400 のハブセット
シマノの TIAGRA ティアグラと言う 105 の下位グレードですが この販売価格と比べ
その品質の良さに驚いています フロントが約 1600円 リア 2400円程 この価格で
この精度は凄いですよ 練習になら充分使えるハブじゃないかな これ良いね

今回のハブの一連整備 要らぬ講釈も多く長くなってしまいました お付き合い
頂いた方はお疲れになったかと思います 申し訳ありません・・

前回の作業 【 シマノ リアハブ フリーホイール 分解 組立 】

次の作業 【 自転車 カセットスプロケットを取り付ける 】 

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シマノ リアハブ フリーホイール 分解 組立

2012-03-29 20:19:35 | 自転車整備 ハブ
前回ハブの回転部分を分解したシマノのリアハブ TIAGRA ティアグラ
今回はこのハブに装着されたフリーホイールを取り外し 清掃点検し
再度取り付けましょう




前回、回転部分を分解しましたが ハブボディには
まだフリーホイールが装着されています これを
外してみましょう






フリーホイールの中を覗くと 10mm のアーレンキーが
使える形状をしています この辺りは今迄色々な物を
触って来たので ある程度の勘も働きます 

しかしこれから整備を覚える方は 事前にシマノの展開図を
確認すれば必要な工具や構造も解りますから そうされると
不安も少なくなり良いかも分りませんね




10mm のアーレンキーで緩めてみます この辺は力を
加えても壊れる様な所では無いので エイヤーで力を
加えます 

ただ緩むときは一気に行くよ! と部品が
ささやいています そんな時は指などを挟み
怪我をしない様な力の入れ方も必要です






予想通り ネジが緩む時にはクンと一気に来ました
ワッシャーなど緩衝材が使われていない部分には
その様な手応えを感じますね

フリー内部にこの様なフィキシングボルトが使われ
フリー本体が固定されています ※ 正ネジでした






ハブ本体のスプライン構造と フリーの裏側
ここが噛み合って フリーの踏力がハブに伝わる
大切な部分ですね






ハブボディには浅い溝が切ってあり そこに薄い
スペーサーが入っています これは何のために
入っているのかな・・・




このハブ本体の中心にネジが切ってあり そこに
フリーのフィキシングボルトがねじ込まれます






さて取り外した各部品を綺麗に清掃しました
このハブボディの工作は綺麗ですよね とても
低グレードだとは思えないです 昨年触った
カンパのシャマルより 仕上げも綺麗のじゃないかな




ではハブ本体にフリーボディを組付けましょう
グリスは DUDA-ACE デュラグリスにします






この薄いスペーサーをハブに刻まれた溝に入れます
グリスは多目に使います






スペーサーを入れました この部分もなかなかの
精度が出ています




さらにハブとフリーのスプライン部にグリスを塗り
フリーボディをハブにはめ込みます






フィキシングボルトにもグリスを塗布し
フリーボディの穴から ハブ本体のネジに向け
挿入






フィキシングボルトには 10mm のアーレンキーを
使います




フィキシングボルトを締め込みます 力加減は
目一杯で良いでしょう この位の工具で力任せに
締め込んでも壊れる様な所ではないですね




これで フリーホイールの脱着が完了しました
普段あまりフリーボディまで外す事は無いですが
難しい作業では無いので 気が向けば点検清掃を
してやれば良いですね





黄色が鮮やかな花ですね とても元気そうです
じゃ次は今回の続き、ハブの回転部のグリスアップをやりましょう

前回の作業 【 シマノ TIAGRA フリーハブ 分解整備 】

次の作業 【 シマノ フリーハブ FH-4400 グリスアップ 】

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シマノ TIAGRA フリーハブ 分解整備

2012-03-28 20:40:31 | 自転車整備 ハブ
先日フロントハブの整備が終わったので今回からリアのフリーハブを
分解し整備を進めます 使われているハブはシマノの TIAGRA ティアグラ
廉価な商品ですが中々良く出来た部品です




自転車を洗車した時 一緒に洗ったリアホイールですが






前回カセットスプロケットを取り外し
現在はフリーボディが視認できます






スプロケットを取り外したフリーボディは油脂で
汚れています 整備を進めるのに細かな部分も
良く見たいので 油脂汚れを洗浄します

使う洗剤は シンプルグリーンのフォームタイプ
泡が優しく部品の汚れを落としてくれます






軽くフリーをこすり 水で流すと綺麗に汚れが取れています
この洗剤は必要以上に 油脂分を落とさないのが良いですね






ここからリアハブの分解に掛かります フリーホイール本体の
ロックナット側の様子です 洗浄したのはこの辺の構造を
確認する為です 初めての部品は観察しながら整備の行程を
考えます




反フリー側です






分解はこの黒い防水シールを外す処から始めましょう
先の細い物で外すきっかけを作ると簡単に外れます






ノンギアサイドの構造です 分解はこちら側から
やりましょう このハブに合うハブスパナを探します






このハブのフロントは 13mm でしたが リアは
15mm のハブスパナを使います




ハブスパナを玉押しに掛け ロックナットにはモンキーを
使いナットを緩めます スポークに指を挟まない様に気を
付けましょう ※ ここのネジは正ねじです






ロックナットを外し ワッシャーも外します






玉押しも外しました 廉価版のハブなのに綺麗に
研磨された玉押しが使われています






これでシャフトが自由になりました グリスはデュラじゃ
ないのかな やや白っぽいグリスが使われています






ハブシャフトはフリー側から抜きます






ここはシャフトを引き抜くだけで 難しい作業は
必要有りません




フリー側のスチールボールです ここは他の所と比べ
グリスが汚れ気味です こんな事も良く観察しておくと
負荷が掛かったり 防水の弱い部分などが推測出来
次の整備に役にたちますよ






ボールは先の細い物で取り出しました こちらにも
薄い防水シールが入っています これで回転部分の
分解は終了です






玉受け部やフリー内部を掃除しました この後
このフリー本体を取り外し グリスアップと進めて行きますが
記事が長くなってきたので それは次回にさせて頂きます





淡い色の花ですね気持が落ち着きます 雨が降るたびに春の気配が近づきます
では次回もお付き合い下さい

前回の作業 【 自転車 カセットスプロケットを取り外す 】

次の作業 【 シマノ リアハブ フリーホイール 分解 組立 】

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公認審判員 継続申請

2012-03-27 20:17:52 | 自転車競技
自転車の試合で審判や要所の競技役員をするのには資格が必要で
それが公認審判員登録です これは2年度毎の書き換えが必要なんです






兵庫県自転車競技連盟から封書が届きました
長くここの常務理事をしていましたが 今は辞しています 
それでも義理堅く 事業計画書や案内書を今でも送ってくれます

今回届いたのは 公認審判員登録申請書






2年度毎の書き換えですが 古い登録証が沢山
残っています 一番最初の物が 1979 年発行
33年前です 長く関わって来たもんですね

この頃は関西学生自転車競技連盟の理事も
していたので所属が学連になっています






もう大会運営に係わる事は無いかと思いますが 又私に何かの依頼が有れば
お手伝いが出来る様に継続申請だけはしておきましょう

自転車の競技会場は良いですよ 機会があれば皆さんも一度足を運ばれると
良いですね

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自転車 カセットスプロケットを取り外す

2012-03-26 20:38:30 | 自転車整備 その他 
先日より整備を進めている シクロクロス車のホイール 今回は
リヤホイールに掛かりますが まずはカセットスプロケットを
取り外しましょう




前回まではフロントホイールのハブ調整をしました 
今回からリアホイールに掛かりましょう






リアホイールもハブを分解しグリスアップまで
予定しています まずこのスプロケットを外して
しまいましょう






まずクイックシャフトを抜きます このスプロケットは
シマノが使われています グレードは解らないですが
9 速で歯にはメッキがされています






カセットスプロケットの取り外しに必要な工具は
まずこれ フリーホイール リムバーなどの名称で
売られていますが この写真の物は Shimano TL-LR15

パークツールからは同じ形状の物が FR-5GC
センターピンが無い FR-5C と言うのも有りますが
私は写真のピン有りが圧倒的に使い易いと思います






工具のギザギザをロックリングに合わせ ハブの
中空シャフトに差し込みます






次に使う工具は スプロケットリムバーなどと呼ばれる
チェイントです この工具は使用する方向が有ります

今回は 正ネジのロックリングを緩める時に フリーが
回転しない方向にチェイントで支えますが この写真が
正しい使い方です




フリーホイールリムバーにはモンキーレンチを掛けます

モンキーにも正しい使い方が有り 左(反時計方向)へ
力を加える時には 写真の様な使い方をし これを裏返して
使うのは良く有りません 工具の角を舐めたりし易くなります




ここでホイールを立て 膝で車輪をささえ ロックリングを
緩めます この締まり加減は想像が付かないので 急に緩み
怪我をしない様に 気持を集中して作業を進めましょう






ロックリングが外れました






ロックリングの他は ねじ込まれている物は有りません
トップギアから外します 直ぐに抜けますよ






樹脂のスペーサー 歯 スペーサーの順で組まれています
スペーサーがアルミの物も有りますよ




ロー側から何枚かは この様に一体になっています
これもグレードに依り 全てがばらせる物も有ります




この樹脂の丸い物は チェーンガードで変速機の
プーリーケージが スポークに当たらない様にする
物ですが あまり必要性は感じません




スプロケットが外れた フリーボディ





これでホイールに装着された カセットスプロケットが外れました
これは又 改めて綺麗に洗浄してやりましょう

前回の作業 【 シマノ TIAGRA ハブのグリスアップ 】

次の作業 【 シマノ TIAGRA フリーハブ 分解整備 】

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