Kinoの自転車日記

自転車と共に過ごす日々

パンクの原因 クリンチャータイヤ

2016-08-13 20:10:20 | 自転車整備 その他 
自転車に乗っていると多くの人が経験するパンク その原因を考えた事が有るでしょうか
今回はバルブ付近のパンクについて考えてみます





夏の盛りです自転車選手はそんな季節でも練習を休む事は有りませんが
私は気温の高い時に走るのは遠慮しています 今日もこの街乗り用自転車で
ゆるりと出掛けました




マビックのキシリウムはコルナゴのカジュアルバイクに
使っている物ですがパンクをしたので預って来ました






この自転車を組んでから約2年が経っていますが
フロントがパンクしたのは初めてです






パンクの場所はバルブの横ですが 白い丸で囲った所は
バルブの取付け部分のゴムの厚い所で その直ぐ横の
両サイドに米粒の様にチューブが薄くなっている部分が
有りました その一方に穴が開いたのがパンクの原因です




これの原因は中が見える訳では無いのであくまで推測ですが
スポーツバイクの経験と知識が豊富な自転車屋さんの店長との会話です
リムのバルブ穴、青丸が大きい場合 ロードバイクの様な高圧であれば
バルブがリムから押し出されます その状態で長く使うと肉厚部分の
近くのチューブが薄くなると言い、今回の様な米粒は良く有る事例だそうです




私はクリンチャーにはこの様に古いチューブで
バルブ部分の保護をしますが 今回のホイールには
この保護材を使っていませんでした

その自転車屋さんの店長はバルブ穴の部分に固い
リムテープを使うなどの対策をしているらしく
自転車に依り他の方法も使い別けているそうです






私がバルブ部分の保護に使うのは古いチューブで作った
この様な物です これは石川県のカツリーズサイクルの
優秀なメカニック、成田さんが取り入れている方法で 
これでバルブ付近のトラブルは皆無だと聞いています

これの制作方法は人気記事でした
【 クリンチャー用チューブ バルブ部の保護 】




色々と実体験に基づいた話を教えて下さったのは
兵庫県宝塚市に有る自転車店 輪心(わごころ)さん
店主の木村さんは MTB の選手、メカニックとしても
優秀な方です

輪心はこんなお店です H.P 【 Wheel Soul 輪心 】






チューブの予備も無くなって来たので 輪心さんで
別けてもらって来ました 普段使い用のごく普通の物です
普段から自分ではクリンチャーを使わない私には簡単な
チューブ選びのアドバイスでもとても有り難いです






この様に箱に入っていました スペアチューブはなるべく
小さく畳みたいのでバルブの際で折ってしまいますが 
この畳み方はバルブに無理をさせなくて良いですね






私が在庫として置いている他の物も見てみましたが
全てのチューブが同じ様に箱詰めされている訳では
なさそうです






スペアチューブは今迄この様にバルブの際で折り畳んで
いましたが先程の MICHELIN ミシュランの様に畳む方が
優しいですね 今後どうするか考えてみます






今日乗って行ったお買い物用自転車 先日ブレーキゴムを
交換した時にワイヤーがボチボチ駄目だと思いましたが
これも替えないといけませんね この時代のブレーキは
何度もワイヤーのクランプを触ると、どうしてもこうなって
来ます





強い陽射しの下 元気に頑張っていました

日常的に起っているパンクですが様々な状態のチューブを見る事が出来ます
それを見過ごすのではなく色々とその原因を考えてみるのも面白いですよ
そして経験を積む事でその予防策を思い付く事も有ります いつまで経っても勉強ですね

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カセットスプロケットの 取り外し 手順

2016-08-06 20:13:28 | 自転車整備 その他 
最近のロードバイクなどの後ろのギアはカセットスプロケットと言う物が使われています 
今回はそれの取り外し手順をご紹介します





これはロードバイク用のシマノ製 10速のスプロケットです これからこれを
取り外しますが少なくとも 8速、9速、10速、11速、そしてカンパも手順は同じです






ホイールは27インチのチューブラーホイールですが
ホイールの種類も作業に影響しません 皆同じです




使う工具はスプロケットリムバーと呼ばれるチェーンの
付いた工具です これはスプロケットの枚数に依り
チェーンの巾が違いますが 今回は本来使用出来ないと
されている 厚歯用のチェーンの物であえてやってみます
通常は 5~11速対応などという物を使って下さい






これはロックリングリムバー シマノ用です 
TL-LA15 は純正の品番ですが パークツールなどの
工具メーカーの物でも使えます Park Tool FR-5G シマノ用
BBT-5 カンパ用などが有ります お値段は1000~1300円程度
ですので是非持っておきたい工具です




そして先程の工具を回す為に使うモンキーレンチ
先が 24mm 以上開く物が必要です これはロブスター
UM36 ハイブリッドモンキーと言う商品でハンドルが短い
割に口が大きく開くタイプです この大きさはヘッド小物も
触れるので便利です 実勢価格2500円程度かと思います






では始めます ホイールに傷を付けない心遣いは必要です
養生毛布を敷いていますが パーツを落した時にも紛失
しなくて良いですよ








ロックリングリムバーの先端を中空シャフトの中に入れ
工具をロックリングの奥まで入れます 工具の突起は
工具が外れ難くて良いと思います ハブに通常のシャフトが
使われている場合、突起の無い工具を使います Park Tool
FR-5 970円






工具を横から見るとこの様な状態です






ここでスプロケットリムバーを使います
フリーが左=反時計方向に回らない様にこの工具で
押えます 
先に書きました様に今回の工具は厚歯用でチェーンが
厚いのでローギアにだけ使えます それ以外の場所では
チェーンがギアの間に入らず使えません ただこれも
ローギアと隣りのギアが 2枚以上の差が有れば可能です




そしてモンキーレンチを使います モンキーにも正しい
使い方が有り 正ネジを緩める方向=反時計回りに
力を掛ける場合はこの使い方が正解です 裏向けに
使ってはいけません





ホイールを立てて左手と右手を開く、下方向へ力を入れています 一気に行くのでは
無く、じわっと力を加えます ロックリングが緩んで回るのは右手の方です 手に怪我を
しない様に注意しながらの作業です






固いのは最初だけで後は手で回ります ロックリングを
外しました






ロックリングは軽合金で出来ています 下位グレードでは
そうでない物も有りますが形状は一緒です








ここからスプロケットを抜いて行きます 全てフリー
本体に、はめ込んで有るだけです








途中にスペーサーが入っています 最後に3枚が固定
された物が有りますが この枚数はグレードに依って
異なります 全部の歯を外しました






Shimano ULTEGRA 10 速のスプロケットです




今回の作業は特に難しい処は無く誰にでも出来ます
これから自転車を続けて行くなら是非出来る様に
なりたい作業ですね





先日自作したスプロケットリムバーも初めて使いました、充分使えます 外したスプロケットは
改めて洗ってやります それまでは針金やタイラップで留めておくとバラバラにならず良いですよ

スプロケットリムバーの自作方法 【 好評 小ギア外し 追加制作 】

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サドルの取替え 位置調整

2016-08-02 20:23:48 | 自転車整備 その他 
前回サドルの取替えを行いましたがそれで完成では有りません
今回は最も大切な位置調整を行います





前回今迄使っていた CINELLI UNICANITOR ユニカの革張りから このサドルに
取り替えましたが まだその位置が決まっていません これから出来るだけ以前と
同じポジションを再現します






サドルのポジションは 高さ、前後位置、傾き
それらの調整で決まります まずトップチューブに
印を付けた、以前のサドル位置と比べると偶然にも
前後は一致しています 角度はこれだけ前下がりに
なっています






まずサドルを水平にします 10mm のコンビネーション
レンチを使っていますが サドル裏のスペースが狭く
二本有るアジャストネジの前に使えません








二本締めのヤグラにはこの短いスパナが必要です
クランクになった方はマイティの付属品だったでしょうか
黒い方は藤田のヒューペルライダーに付いていた物です




かなり限られたスペースでの作業になりますが 
サドルを水平にしました




高さを見てみると サドルの形状の違いで 10mm 程
低くなっています








サドルの高さ調整はシートピンを緩めて行います
装着時に腐食防止のグリスを使っているので
固着する事なく動かす事が出来ました






サドルを上げると縦パイプにはシートアングルと言う
角度が付いているので 上方向と同時に後方にも移動
します もう一度サドルの取付けネジを緩めサドルの
前後位置を合せましょう






さてこれでサドルの傾斜、高さ、前後位置を以前と
同じに出来ました






ただサドルの位置が同じだからそれで良いのかと言うと
選手時代なら ほんのわずかな違いも敏感に感じます
サドルの表面の材質が変っても違和感を覚えます
その辺が納得出来るまで、これからは自分の感覚で
調整をして行きます 人に依っても違いますが毎日
1mm単位の調整が一ヶ月続く事も有りますね






だけど街乗りのお買い物用自転車では ここまで再現したら
大丈夫でしょう はみ出したグリスを拭いておきます






スペアタイヤも取り付けます チューブラータイヤは
長くパンクをせずにそのまま乗り続けると リムセメントが
風邪を引いて粘着力が無くなります 出来れば半年に一度
新しいリムセメントを使い張り替えた方が望ましいですね
この自転車もそんな時期です




前輪を取付けてメンテ台から降ろしました





少し乗ってみるとやはりサドルそのものの違いは感じます でも日常的に使うのに
それ以上病的なほど気にする事でも有りませんこのまま行きましょう





最近の自転車愛好家達からは良くサドルが合わない 股間が痛い等の声を聴きます
でも我々の頃は選択肢も狭く、多くの選手が決まった様なサドルを使いましたが
好みが有ったとしてもサドルが合わなくて股間が痛いと言う事はまず無かったです

今その様に言っている方も根本的な身体の不具合で無ければ 多くの人が乗り方で
解消出来るのではないでしょうか それには当然努力と言う二文字が付いて廻ります

前回の作業 【 サドルの取替え 】

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サドルの取替え

2016-07-30 21:32:40 | 自転車整備 その他 
サドルは自転車の中で最も大事な部品だと思います 普段乗りの自転車の
サドルを取り替えます





私が普段の足として使っているお買い物用自転車です 今迄使って来た古い
部品を寄せ集めて組んだ固定ギア車ですが結構重宝しています




これに使っているのが CINELLI UNICANITOR ユニカ
の革張りで、とても多くの選手が使いました 1970年頃の
発売だったと思います






サドルと言うのはそのポジションがとても大切で
1mm の違いを感じる事もあります 交換前に現状の
状態を良く記憶しておきます サドルの前後の傾斜を
見ています




サドルの前後位置の確認です






サドルの先端位置をトップチューブにマーキング
しておきます 水性のポスカはとても便利です






サドルの高さを見ていますが今回はトップチューブから
サドルの天端までの距離が 146mm です






サドルを外す前にスペアタイヤとレンチを取り外しました
車輪にはトラックハブを使っているのでパンクをした時
車輪の脱着に 15mm のレンチが必要です






シートポストは Mighty マイティの 2本締めを使って
います






ヤグラのネジを緩めるのは 10mm のスパナかレンチを
使います 狭いのでとてもやり難い作業です






サドルを外す時は後ろ側のネジを一杯緩めれば
外す事ができます






サドルを外した後のヤグラ部分です 昔の菊座から
任意の場所でサドルの固定が出来る様になった、
優れた構造です 前後のネジの締め具合でサドルの
角度の調整が出来ます




ヤグラ部分の構成部品を全て外しました






滅多に分解する部分じゃ無いのでついでに洗って
やります こんな所にも カンパグリスを使っています






そのまま使っても良いのですが一つ一つこうして
部品を触ってみると何かを感じる事も有ります








シートポストの方もパーツクリーナーとウエスで
汚れと古いグリスを拭いてやります この綺麗に
なって行く工程が好きです






アルミ部品で普段は磨けない所なのでお化粧も
してやります ピカールは適度な油脂分も与え
瑞々しく輝きが復活します








構成部品も綺麗になったので サドルの取付けに
掛りましょう




次に用意したサドルです ロールスに似ていますが
何処のメーカーの物か知らないです 薄くクッションが
入っています




組付けには Super Lube スーパールーブのグリスを
使います これについては自転車の組立てにグリス
なんて要らないよ、と仰る方もいらっしゃる様ですが 
私が長く自転車に親しんで来た経験上、長く自転車や
部品を使うなら 要所 々 には使っておいた方が良い
ですね でもこの様な事は自分が信じた方法でやれば
良いと思います








サドルのベースやヤグラ部品にも薄く塗っておきます
主な目的は錆の防止です 締め付け強度だけを考えると
この辺には潤滑剤は無い方が良いですが グリスを塗っても
固定は出来ます 固定力に不安を感じるなら摩擦増強剤を
使うのも良いでしょう




必要な部分にグリスを塗り終えました ネジに塗るのは
固着や噛り付きを抑える目的も有ります






ヤグラのネジをねじ込む部品です 丸い筒にメネジが
切ってあります






シートポスト本体に挿入しました 筒状のナットが動く事で 
サドルがどの様な角度でも固定用のオスネジが無理をしない
様になっています






レールを受けるパーツを取り付けます ここはサドルの
角度調整をする時には動く様になっています






同じ物を左右に使います レールを受ける巾は
43mm です






ヤグラの上部でこのネジを締める事でレールを
上から押え付けます




これも前後に同じ物を使います






サドルのレールはこの部分に挟まれ固定されます
この前後のネジの締め具合を調整する事でサドルの
前後角の調整を行います






先程用意していた新しいサドルを取付けました
これは自分で色々な事をやりながら取り付けます
狭い空間での作業なのでパズルの様な処も有りますね




この後サドルの位置調整を行います とても大切な作業です 
少し記事が長くなって来ました、続きは次にしましょう・・・





強い陽射しで夏らしいお天気の日 綺麗な写真が撮れました
サドルは使い慣れると中々手放すのが難しく交換するのに勇気が要るパーツですね
次回もお付き合い下さい

次の作業 【 サドルの取替え 位置調整 】 

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自転車 バルブの交換

2016-07-26 20:19:39 | 自転車整備 その他 
自転車であればおそらくどの様な物にも付いているチューブのバルブ
これを交換します





何時ものスポーツバイクでは有りません 電動アシスト自転車です
これにはごく一般的なタイヤとチューブが使われています






乗ろうと思ったら空気が抜けていたのでバルブを
外すと虫ゴムが破れていました 一般的にパンクの様に
空気が抜けている原因の半分位は虫ゴムの不具合では
ないでしょうか






随分前に買い置きをしていた スーパーバルブに
交換してみましょう これはバルブ内にシリコンの
駒が入っていて それがチューブの空気圧で押され
バルブの穴を塞ぐ構造です






スーパーバルブを取付けてみました もう少し奥まで
入らないのかな?






バルブのネジでねじ込んでみます
やはりこれで一杯の様です ちょっと気持ち悪いです






大丈夫な気もしますが修理道具や空気入れを携帯しない
一般車での不具合は困ります 今回は実績の有る従来の
虫ゴムを使う事にします (根性なし・・笑)








虫ゴムを適度な長さに切り破れた虫ゴムと入れ替えます
普通はそのまま入らないのでツバを付けると良いですね






虫ゴムの方も考えたらこの辺で止ります
スーパーバルブでも良かったかな?






別に冒険をする必要も無いので今回は何時もの虫ゴムに
しておきます この重い電動自転車の空気が抜けたら
扱いが大変ですから






お昼ご飯を食べていないのに気付きました お昼の時間を
外しているし近くのモスバーガーにします 歩いて来ました





こちら側の席に何時もは座らないので気が付きませんでしたが この様な素敵な物が
壁に飾られています 細い線で自転車も描かれ可愛いですね

スーパーバルブの事はこちらで詳しく書いています
過去記事 【 自転車のバルブ スーパーバルブ 】

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