Kinoの自転車日記

自転車と共に過ごす日々

パンクを直し スペアチューブにします 26×1-3/8 

2016-11-16 20:10:30 | 自転車整備 その他 
先日慌ただしく交換した一般自転車のタイヤとチューブ そのチューブを
綺麗にしてスペアとして置いておく事にします サイズは 26インチ 1-3/8 です




一般的に一旦取り外したシティサイクルのタイヤや
チューブを保管しておくと言うのはあまり行いませんが
色々な事を頼まれ、急にチューブが必要になる事も
しばしば有るので 程度の良い物は取っておきましょう








これは先日夜間に交換したタイヤチューブですが
タイヤは良くここまで上手く使ったと感心する程
ですが チューブは意外に使えそうです




何でもかんでも置いておけばよいと言うものでも
有りませんが BRIDGESTON ブリヂストンのチューブが
使われています まだしっかりしているのでこれなら良いでしょう






そうは言ってもあの様なタイヤの中に入っていた物です
小さな破裂をしています これを直しましょう






普通のパンク修理です 荒目のサンドペーパーを
小さな木片に巻いて使います




破裂している周辺をペーパーで表面を荒し 段差の部分は
出来るだけ滑らかに成形してやります






柔らかい物を削ると言うのは硬い物より時間の
掛るものです あまり意地になる事でも有りません
全体に傷が付く程度で OK です






板ゴム=パッチゴムを必要な大きさに切ります






四角形の4辺は 斜めに切り落し、4隅は面取りをします
全て貼った後に剥がれ難い様にする為で、大切な事です




大きさを確認しています OK 大丈夫です






パンク修理用のゴム糊を使います






適量をチューブに取り 薄く均一に塗り拡げます
これはゴム糊と言っても接着剤では無く これから
貼り付けるパッチゴムとチューブを融着させる為の
促進剤です






ゴム糊の表面が乾燥したら パッチゴムの裏布を剥します






穴の位置を良く確認しながらパッチゴムをチューブに貼ります






その後はチューブに傷を付けない様に気を付けながら
プラハンマーで叩きパッチゴムをチューブに良く密着
させます




この様なローラーを使うのも効果的です これは
クロス屋さんが良く使う 壁紙押えローラーとか
ジョイントローラーと言う物を私が便利に使っています






これはパンク修理ローラーと言う専用道具です






どの様な方法であれパンク修理では ゴム糊は薄く
均一に塗り 乾かしてからパッチゴムを貼り良く密着させる
これが失敗しないコツです






中央部分から空気を外に出しながら パッチゴムの
周囲を良く圧着すると ゴムの周囲が剥がれ難く
なります この状態なら大丈夫です






虫ゴムも新しい物を取付けます






空気を適量入れて 空気漏れとパッチゴムの剥がれが
無いかチェックします




水性のペイントマーカー ポスカでサイズと修理日を
書いておきました この POSCA は色々な場面で使え
重宝します




私が自転車屋さんんであればこの様な事はしませんが
私に自転車の修理を言ってくるのは友人や身内だけなので
こんな事も許されるでしょう





これは近くの公園で見掛けた花梨(かりん)だと思うのですが 先日見に行くと全て枝払いされ
寒そうな木になっていました どうしてなんでしょうね

自転車屋さんの大将が ホームセンター等で売っている外国産のタイヤチューブは
早く駄目になるよと良く言っていました それは最初に貼った写真のタイヤは 1km未満の
駅までの往復で 2年程度の使用です 以前のブリヂストンのタイヤは同じ条件で何時
新しいのを入れたのか忘れる程使っていました チューブもヘタリ方が全く違います
そんな事もこの様に使い比べると良く解りますね

コメント
この記事をはてなブックマークに追加

ハンドル グリップ 簡単な取付け方法

2016-11-02 20:01:50 | 自転車整備 その他 
自転車のハンドルにグリップを付ける事が良く有りますがこれは一般車の
短い物でも入り難い事が有ります トラックレーサーで使う握りゴムでも
苦労するでしょう、それらを簡単に入れる方法をご紹介致します





この自転車はブレーキレバーの交換をしています この後ブレーキレバーを取付け
一旦外していたハンドルグリップを取付けます それを簡単で確実に行う方法をご覧頂きます




新しいブレーキレバーを取付けました
次はハンドルグリップを付けましょう






今回の作業はこの様な一般車やご婦人用自転車に
使うごく一般的な物です 私の自転車にはこの黒い
物を再使用します




そしてパンク修理に使うゴム糊を用意して下さい
自転車を自分で触ろうとする方なら持っている人も
多いですよね それを使います








このグリップはハンドルエンドから差し込むタイプ
ですが これが途中で止まり中々入らないですよね
古くから有る自転車屋さんではグリップに唾を付け
良く入れていました




ここで用意したゴム糊を使います






ゴム糊をハンドルに塗ります これの量は適量・・
多ければはみ出すので後で拭き取れば良いです
足らないと途中で止まります 塗るのは入口付近
だけで良いですよ






ハンドルグリップの入口付近にも塗っておきます






慌てなくても結構です ゆっくりと差し込んで行きます
何も難しくは有りません、簡単に入って行きました




グリップが捩じれていないか マークの方向を好みの
位置に持ってくるなど、その位調整する時間は有ります




反対側も同じ要領で進めます






ハンドルエンドとグリップの入口に糊を塗りました
こちらには古いゴム糊を使ったので少し固くなっています




糊が固いので途中で止まらないでね・・・






その様な固めのゴム糊でも大丈夫でした この様にわざと
捩じってみました、これを真っ直ぐに直す位の時間は充分
有ります




今回使ったゴム糊の量でははみ出す事も無く
綺麗な取り付けが出来ました






この方法は自転車屋さんと言うより競輪競走で使う
この様な長い握りゴムを取付ける時に、昔からしていた
方法です このニギリはこの様にしないとまず入りません

何時頃からかって? 50年前にはやっていましたし 今でも
競輪選手の人達はやっていらっしゃるでしょう






最近はこの日本製のニギリが海外の選手にも人気が有り
この様なカーボンバイクにも良く使われているそうです
この自転車は元日本チャンピオン マスターズ世界
チャンピオン 丸山繁一君のものです





今回ご紹介したグリップの装着方法 これなら簡単に出来ますよね 30分程度後には
普通に使えました グリップ交換の時には是非試してみて下さい

ハンドルグリップを簡単に抜く方法はこちら
【 ハンドルグリップの外し方 固い物でも大丈夫 】

コメント (2)
この記事をはてなブックマークに追加

ハンドル グリップの外し方 固い物でも大丈夫

2016-10-29 20:47:54 | 自転車整備 その他 
自転車整備をしていてハンドルグリップの交換をする事も有ると思います
そんな時にグリップが外れなくて困った事は無いですか? 少々固いものでも
大丈夫です、そんな外し方をご紹介します




多くの人が普段の脚に使う自転車 そのハンドルにはグリップが付いています
これを綺麗に取り外す方法を見て頂きます 固着した物も少し頭を捻ってチャレンジします






この自転車は私が普段の脚として使っています
使っているグリップは一般車の物と同じで特別な
物では有りません これを再利用するつもりで
取外します




まずこの方法ではエアーコンプレッサーを使います
私が使っているのはそれ程大きな能力の物では
有りません Max 8kgf/cm2 位の物です






用意しているのは 通常のエアチャックとボール等に
空気を入れる時に使うアダプターです






ハンドルグリップのバーエンドに小さな穴が開いています
そこに先程のアダプターを使います






その穴にアダプターを奥まで差し込みます






反対側のグリップエンドの穴を指先で塞ぎます



 


そこへエアチャックを押し当ててタイヤに空気を
入れる様に ハンドルの中に空気を入れます








これで少しずつグリップが抜けてきます 但し
左右のどちらが抜けるかは分かりません




今回は右側が抜けました こちらは1年前に一度
外しているので 左側より抜け易かったのでしょう








左側を抜きます グリップの穴にアダプターを入れ
逆側のハンドルの穴を塞ぎます






エアチャックで空気を送ります・・・ ビクともしません
7年程経ったグリップは頑固です もう充分使ったし
綺麗に外すのは諦めますか?
いやいやこの程度の事は大丈夫です ちょっと工夫
してやってみましょう






あまり気持ちの良い画像では有りませんが 工作用の
注射器でシンナー等の溶剤をグリップとハンドルの間に
注入します

※ お断りしておきますが医療用では無く 細いパイプの
  先端は尖っていません それでもこの形状の物は
  競技場や試合の遠征先に持ち込むのは絶体に NG です




反対側からも千枚通しなどで下穴を開けてパイプを
差込み溶剤を入れます 今回はペイント薄め液を
使っています 
これで駄目なら注入の場所を増やせば結構です








時間を見計らってエアーを送り込むと外れました
失敗はしませんから・・(笑)




通常グリップを交換するなら切り裂いた方が早いのかも
分りませんが 再利用するならこの様な方法で外します





このコンプレッサーを使う方法は昔から自転車屋さんでは良くやっています
グリップに溶剤を注入するのは 一時ゴルフに凝っていた頃グリップの調整を
する時に覚えた事ですね ゴルフは一向に上手にならないので止めました(笑)

また自転車のグリップを簡単に入れる方法も改めてご紹介させて頂きます
グリップを取付ける時はこちら 【 ハンドル グリップ 簡単な取付け方法 】

コメント (6)
この記事をはてなブックマークに追加

サンポールを使い 錆取り 失敗しました

2016-09-30 20:21:25 | 自転車整備 その他 
金属の錆取りにサンポールを使う事が有ります 自転車整備とは呼べませんが
レストアなどをする時には重宝します 今回も何時もの様に錆取りをしましたが
失敗しました 何故なんでしょう その様子を見て頂きます





自転車部品の保管ケースの底の方から鉄のステムが出て来ました おそらく昔の
スポーツ車に使われていたのでしょう、でも全く記憶が有りません






折角だから少し見てみます ハンドルクランプ部に
BS のマークが有ります ブリヂストンの自転車に
使われていたのでしょうか




ステムの横には YOUNG と書かれています
フラッシャーランプが付いた頃の物でしょうか
それなら弟が乗っていたので、それかな・・・






ステムの引き上げ棒やハンドルのクランプボルトが
錆びています これを綺麗にしてやりましょう








ネジ類を分解しました クランプボルトの錆び方ですが
この様なメッキの剥げ方は錆を落とすだけでは綺麗に
ならないかも分りません








錆取りを始めます まず各パーツの汚れを落します
特に油脂分は表面に付着していない方が良いでしょう
これはこの後サンポールを使う事を想定しながら進めて
います








洗剤は弱アルカリなので水で良くすすいでおきます






洗浄後水切りをしてからステンレス容器にパーツを
入れました








サンポールを容器の中に入れます 9.5%の希塩酸です
素手で触れば皮膚が溶けてヌルヌルになりますよ
量はパーツが浸かる様にするのが良いですね




ステムの突出し部分は酷い錆では有りませんがこれも
やっておきます 私は今迄この方法でした事は無いの
ですが 表面にキムワイプを巻き付けています






そこへサンポールを掛けキムワイプを充分湿らせます




理屈で言えば金属の表面をサンポールが覆い
錆取りの効果は有る事になります








10分程放置しておくとサンポールが泡だっています
クランプボルトを出してみるとあまり綺麗には
なっていません メッキが剥がれた部分と残って
いる部分の段差が無くなる訳では有りません
ステンレスのブラシで少し表面を擦っておきましょう






ステム本体の方は元々酷い錆は無かったので
劇的な変化は有りません






バケツに用意した水の中で良くサンポールを
洗い落します






ん? 何だこの色は クランプボルトと引き上げ棒の
ウスがオロ(金色)になっています




水洗いはしっかりと丹念に行います 酸を金属に残すのは
絶体に避けたいですね 






サンポールを使った容器の中には 底に錆らしい物が
沈殿しサンポールの色も変っています ステンレス容器も
酸で色が変ってしまいまた






整備台の上で良く水を切ります 以前にもこの様な
金色になった事が有り その時は真鍮のブラシを使ったので
真鍮が溶けて、表面に付着したのかと思っていました
でも金色になるのは他に原因が有る様ですね







これらのパーツには手早く油を塗っておきます
酸で洗った金属は直ぐに錆び始めます




ここで問題が・・

ステム本体です あれ・・・






サンポールに浸したキムワイプを外した時は綺麗
だったものが 表面が曇って染みになっています






これはちょっと想像外でした この状態になったのは
今回が初めてです サンポールに浸けなかったのが
良くなかったのでしょうか








これは別に綺麗なので良いですが 元の色を残したい
ので有れば良い結果とは言えないですよね






サンポールはキンチョ―の蚊取り線香などで有名な
大日本除虫菊(株)と言う会社が作っています






主成分は 9.5% の希塩酸 あまり素手では触らない方が
良いですね そして塩素系の物とは混ぜてはいけない様で
有害な塩素ガスが発生するそうです





過去には何度もサンポールを使い金属の錆落しをしていますが 今回の様に
メッキが曇り染みになったのは始めてです これからは気を付けないといけません
良い経験をしました

過去の記事を幾つか下記に紹介しておきます 
また興味が有れば覗いてみて下さい、結構面白いですよ
【 サンポールで 錆落とし 】  【 錆びたチェーンの 復活劇場 】
【 サンポールで 錆落しの 不思議 】  【 困った時のサンポール スプロケットの錆び落し 】

コメント
この記事をはてなブックマークに追加

ロード用 スプロケット 洗浄とオイルアップ

2016-09-22 20:37:36 | 自転車整備 その他 
ロードバイクに使うカセットスプロケットを洗浄しオイルの塗布を行います
それ程時間の掛る作業では有りませんので時間の有る時にしておけば良いですね





Shimano ULTEGRA CS-6700 10速のカセットスプロケットです
これは少し前に取り外した物ですが洗浄とオイルアップをしてやります
これはグレードによりその方法を変える事は有りませんので、他の物でも同じ作業で結構です






前回、取り外した時にまとまりが良い様に
針金で止めていた物をばらしてしまいます




この様なパーツの整備は絶対にこれで無ければいけない
と言う事は無いので 状況に応じたやり方で進めます






今回は洗車にも良く使うワコーズのフィルタークリーナーを
使います 必要量をステンレスのパレットに注ぎ入れます
多くの量は必要ありません、少しで結構です 

これも最近は皆が使う様になり、ワコーズ自身が洗車講習会
なんかをしている様ですが 6年前に私がブログで紹介した時は 
こんな物を自転車に使うの? いや使ってみたら良いじゃない・・ 
と多くの人が買いに走ったと言う事も有りましたね その時の記事は
今でも多くのアクセスが有る人気記事です




刷毛でクリーナーを塗って行きます それ程汚れた
スプロケットでは無いので、擦らなくても塗るだけで
大丈夫です






クリーナーを塗る前とその後ですがこの段階で油汚れは
落ちています ただこのスプロケットは絶えず整備を
している物ですが さすがに整備状態が悪くオイルが
グリスの様になった物は、擦ってやる必要は有ります






整備机から表に出ましょう ここからは水を使います
水が豊富に使える環境にないので この様な事をして
いますが水道が使えるなら沢山の水を使って下さい






バケツに取り別けた水にフィルタークリーナーを塗った
スプロケットを入れ良くすすぎます クリーナーが白く
濁り乳化していきます






全てのスプロケットを濯ぐとこの様に水が白濁します




パレットも洗ってしまいます








新しい水をもう一度使い二度目の濯ぎを行っています
最後に整備用品も綺麗にします




ワコーズのフィルタークリーナーは水に依って完全に
乳化するそうです それに使う水の量は私が何時もの
洗車で使う量で充分だったと認識しています 






整備机に戻って来ました エアブロワで付着している
水を良く切ります






さて、オイルは何にしようかな チェーンにも良く使う
TACRINO タクリーノのチェーンオイルを使いましょう
使う前に容器を振り中身を撹拌するのは私の儀式の様な
ものです 商品に依れば底に添加物が沈殿している物も
有りますのでね








スプロケット全体に薄く塗布します 指を使ったり
歯ブラシを使ったりします






ロックナットのネジには粘度の高い物が良いですね
グリスでも良いくらいです






これが無ければグリスを少量使いますが Super Lube
スーパールーブの超耐久潤滑剤 ここにはこれが良いと
思います グリス程汚れを呼びません




ネジの部分に塗っておきましょう 今迄もこれを使って
いましたがトラブル無しで、ネジも何時までも綺麗な
状態を保っています






スプロケットも綺麗になり全体に潤いを感じます
良く手入れをされた部品の独特の雰囲気を出しています





これでカセットスプロケットの一連の整備が終わりました 回転部分では有りませんが
良く整備されたスプロケットは乗った時にやはり滑らかさを感じます ちょっとした事が大切です

今でも多くのアクセスが有る人気記事 【 自転車の洗車 レースメカニックはこうする 】

コメント
この記事をはてなブックマークに追加