Kinoの自転車日記

自転車と共に過ごす日々

ちょっと困った 小ギア外し

2017-01-15 20:39:21 | 自転車整備 その他 
自転車の整備をしていると何時も上手く行く事ばかりでは有りません
今回はハブにギアが付いたままホイールを分解してしまっています
そんな状態のギアを外してみましょう





Campagnolo RECORD PISTE Hub カンパニョーロのピストハブです
固定ギアとロックリングが付いたままホイールを分解しています
こうしてしまうとギアを外すのはお手上げです 皆さんならどうされるでしょうか・・






私が 1970年頃に決戦用に買ったハブで今でも
回転は当時の滑らかさを維持しています それを
何故か思い出せませんがこんな馬鹿な事をして
ホイールを分解しています




先程の状態で固定ギアを外そうとしましたが
そんな生易しいものでは有りません 幸いにも
ハブにスポークが通るのでホイールを組んで
しまいましょう






私の自転車小屋にはこの様な捨てても惜しく無い様な
スポークやリムが保管して有ります この辺の物を
使えば良いですね






ラージフランジの 28穴と平リムでは 6本組にしても
306mm は少し長いですがこのスポークを使いましょう








今回の目的の為ならどの様な組み方でも良いですが
スポークはイタリアンに通しました






スポークを編む時に、片方のスポークはこの様に
ワッシャーを使い束ねておくと良いですね
昔はニップルにワッシャーが付いて来たので
その小さなワッシャーを使っていました






古いホールを分解した時のニップルはオイルに
浸けて置いて有ります さすがにこのまま使うのは
色々な所が汚れるので躊躇します






一旦オイルを洗ってしまいます ワコーズの
フィルタークリーナーを少量使います








フィルタークリーナーを水で洗い流します
水が透明になるまで多目の水を使います








付着していたオイルが綺麗に落ちました 
便利なクリーナーです








ホイールを組みます 折角ですから普段と同じ様に
仕事を進めましょう








片方の綾取りをしました バルブ穴を覗くと
Campagnolo の文字が見えます






イタリアンの 6 本組です バルブ穴は空気の
入れ易い位置に持って来ています






スポークが国産では無いので 3.3mm グリーンの
ニップルレンチを使います




スポークを張って行きます








折角洗ったニップルですが CRC 556 をニップルの
ネジに少量塗布します この方が仕事がやり易いです






手で回せる処まで全部のニップルをねじ込みます






元々スポークが長いのでパンパンに張るのは無理ですが
張れるだけ張ってやりました






このギアを取り外す為の準備作業です 皆さんはホイールを
分解する時にはギアを外してからにしましょうね(笑)




ここからが目的の小ギア外しです 道具はフックレンチと
小ギア外し(スプロケットリムバー)を使います








フックレンチをロックナットに掛けます ここは掛りが
浅く良く滑るので注意が必要です ※ 逆ネジです




ホイールと工具をしっかりと保持し 最初から一気に
行くのでは無く じわっと力を掛けて行きます ここは
指詰めに注意して下さい




ロックリングが外れました ネジが無事に外れると
どの様なものでもホッとします、これはどれだけ
自転車を触っていても同じです






小ギア外しをギアに掛けます 厚歯用の工具です
※ ネジは正ネジです




この工具はまず外れる事は有りませんが 急にギアが
緩んだ時に手指を挟まない様な気配りが必要です






小ギアが外れました これがなんと BIA認可の
軽合金ギアでした 全くのサラが付いていましたが
試合で 14丁を使った事は無いし何故これを付けて
いたのか思い出せません





無時に小ギアが外れました 今回はハブにスポークが通ったので比較的簡単に
ホイールが組めましたが ギアが大きかったりスモールハブならそう簡単では無く
引っ掛けにするなどスポークの加工も必要になります 今回の固定ギアだけでは無く
ロード用のフリーギアでもホイールを分解する時は気を付けないといけませんね
特にリムが歪んでスポークを切ってばらす時には今回の様な事をやりがちです・・

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パンク修理 出張修理とその道具

2016-12-18 18:27:55 | 自転車整備 その他 
自転車のパンク修理は通常自宅で行いますが たまに助けてコールが有り
その様な時は出張します そんな時に持参する道具をコンパクトにまとめます




前日の夜に自転車がパンクした・・ 明日の出勤に間に合う様に直して下さいとの救援要請
暗闇でのパンク修理は辛いので、日が明けた早朝にパンク修理にやって来ました






成る程前輪がパンクしています 用意して来た道具を出して
早速修理を始めましょう




かなりタイヤのサイドが傷んでいます 空気の少ないまま
走っているとこの様な傷み方をします




早朝のマンションの駐輪場で水の確保も難しいので
ポリタンクで水も持って来ました 水が無ければ何も
出来ないですから・・






水調べをすると特に何も刺さっていません 先程の
タイヤの症状に併せ、少ない空気圧で乗っていると
この様にチューブの横に傷が付きます これが原因です






パンク修理を完了させました 朝の出勤に使ってもらえます






使われているタイヤは MILLION と書かれています
有名量販店で買った時のままの様です
後輪は一度交換しています パナレーサーの耐摩耗軽量タイヤ
これは良いですね 乗り味も柔らかくシティサイクルには
お勧めのタイヤです
過去記事 
【 タイヤ交換 パナレーサー耐摩耗軽量タイヤ スーパーハード 】




パンクの修理にはこの位の道具を持って行きますが
少し困る事も有ります






パンク修理ではゴム糊を塗った後にパッチゴムを貼り
チューブと確実に密着させる為にプラハンマーで叩いたり






ローラーで圧着しますが アスファルトやコンクリートの
上では上手く出来ません 少し良い方法を考えてみます




薄手のまな板を使ってみましょう






ただこのまな板だけでは強度が無いので 適当な
サイズの大きさにカットし 板の上に貼る事にします




ただこのまな板の材質がポリプロピレンと言う樹脂です
これがちょっと曲者です






多くの先着剤はこの材質には使えません 一旦接着しても
直ぐに剥がれてしまいます






処が最近見つけた接着剤でポリプロピレンや今迄
接着出来なかったポリエチレンなどにも使える物が
有りました これはとても助かります
ボンド ウルトラ多用途 プレミアムソフト SU と言う
長い名前です








これで木の板とまな板を貼り合わせる事が出来ました
このまな板の上でローラーもハンマーも使えます








必要な物を小さなケースに収めます パンクの多数を
占める虫ゴムの不具合、これの予備は欲しいですね
最近はあまり見なくなった軽石、これはチューブを
擦るのにとても重宝します






パンク修理道具を小さなケースに収めました






私は自分用に道具は別途用意していますが 今回の奴は
以前組んだ COLNAGO のフレームを使ったカジュアルバイク
これを知人が通勤用に使っています、彼にパンク修理の方法を
覚えてもらいます その為に一式用意しました





先日から出先でのパンク時のチューブ交換の方法などを覚えてもらう為に練習して
もらっていますがそれが面白かったらしいです 次はこの道具を使ってパンク張りを
覚えてもらいましょう 
私も今回のまな板を貼り付けた板が有れば、出先で困らなくても済みそうです

 
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パンクを直し スペアチューブにします 26×1-3/8 

2016-11-16 20:10:30 | 自転車整備 その他 
先日慌ただしく交換した一般自転車のタイヤとチューブ そのチューブを
綺麗にしてスペアとして置いておく事にします サイズは 26インチ 1-3/8 です




一般的に一旦取り外したシティサイクルのタイヤや
チューブを保管しておくと言うのはあまり行いませんが
色々な事を頼まれ、急にチューブが必要になる事も
しばしば有るので 程度の良い物は取っておきましょう








これは先日夜間に交換したタイヤチューブですが
タイヤは良くここまで上手く使ったと感心する程
ですが チューブは意外に使えそうです




何でもかんでも置いておけばよいと言うものでも
有りませんが BRIDGESTON ブリヂストンのチューブが
使われています まだしっかりしているのでこれなら良いでしょう






そうは言ってもあの様なタイヤの中に入っていた物です
小さな破裂をしています これを直しましょう






普通のパンク修理です 荒目のサンドペーパーを
小さな木片に巻いて使います




破裂している周辺をペーパーで表面を荒し 段差の部分は
出来るだけ滑らかに成形してやります






柔らかい物を削ると言うのは硬い物より時間の
掛るものです あまり意地になる事でも有りません
全体に傷が付く程度で OK です






板ゴム=パッチゴムを必要な大きさに切ります






四角形の4辺は 斜めに切り落し、4隅は面取りをします
全て貼った後に剥がれ難い様にする為で、大切な事です




大きさを確認しています OK 大丈夫です






パンク修理用のゴム糊を使います






適量をチューブに取り 薄く均一に塗り拡げます
これはゴム糊と言っても接着剤では無く これから
貼り付けるパッチゴムとチューブを融着させる為の
促進剤です






ゴム糊の表面が乾燥したら パッチゴムの裏布を剥します






穴の位置を良く確認しながらパッチゴムをチューブに貼ります






その後はチューブに傷を付けない様に気を付けながら
プラハンマーで叩きパッチゴムをチューブに良く密着
させます




この様なローラーを使うのも効果的です これは
クロス屋さんが良く使う 壁紙押えローラーとか
ジョイントローラーと言う物を私が便利に使っています






これはパンク修理ローラーと言う専用道具です






どの様な方法であれパンク修理では ゴム糊は薄く
均一に塗り 乾かしてからパッチゴムを貼り良く密着させる
これが失敗しないコツです






中央部分から空気を外に出しながら パッチゴムの
周囲を良く圧着すると ゴムの周囲が剥がれ難く
なります この状態なら大丈夫です






虫ゴムも新しい物を取付けます






空気を適量入れて 空気漏れとパッチゴムの剥がれが
無いかチェックします




水性のペイントマーカー ポスカでサイズと修理日を
書いておきました この POSCA は色々な場面で使え
重宝します




私が自転車屋さんんであればこの様な事はしませんが
私に自転車の修理を言ってくるのは友人や身内だけなので
こんな事も許されるでしょう





これは近くの公園で見掛けた花梨(かりん)だと思うのですが 先日見に行くと全て枝払いされ
寒そうな木になっていました どうしてなんでしょうね

自転車屋さんの大将が ホームセンター等で売っている外国産のタイヤチューブは
早く駄目になるよと良く言っていました それは最初に貼った写真のタイヤは 1km未満の
駅までの往復で 2年程度の使用です 以前のブリヂストンのタイヤは同じ条件で何時
新しいのを入れたのか忘れる程使っていました チューブもヘタリ方が全く違います
そんな事もこの様に使い比べると良く解りますね

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ハンドル グリップ 簡単な取付け方法

2016-11-02 20:01:50 | 自転車整備 その他 
自転車のハンドルにグリップを付ける事が良く有りますがこれは一般車の
短い物でも入り難い事が有ります トラックレーサーで使う握りゴムでも
苦労するでしょう、それらを簡単に入れる方法をご紹介致します





この自転車はブレーキレバーの交換をしています この後ブレーキレバーを取付け
一旦外していたハンドルグリップを取付けます それを簡単で確実に行う方法をご覧頂きます




新しいブレーキレバーを取付けました
次はハンドルグリップを付けましょう






今回の作業はこの様な一般車やご婦人用自転車に
使うごく一般的な物です 私の自転車にはこの黒い
物を再使用します




そしてパンク修理に使うゴム糊を用意して下さい
自転車を自分で触ろうとする方なら持っている人も
多いですよね それを使います








このグリップはハンドルエンドから差し込むタイプ
ですが これが途中で止まり中々入らないですよね
古くから有る自転車屋さんではグリップに唾を付け
良く入れていました




ここで用意したゴム糊を使います






ゴム糊をハンドルに塗ります これの量は適量・・
多ければはみ出すので後で拭き取れば良いです
足らないと途中で止まります 塗るのは入口付近
だけで良いですよ






ハンドルグリップの入口付近にも塗っておきます






慌てなくても結構です ゆっくりと差し込んで行きます
何も難しくは有りません、簡単に入って行きました




グリップが捩じれていないか マークの方向を好みの
位置に持ってくるなど、その位調整する時間は有ります




反対側も同じ要領で進めます






ハンドルエンドとグリップの入口に糊を塗りました
こちらには古いゴム糊を使ったので少し固くなっています




糊が固いので途中で止まらないでね・・・






その様な固めのゴム糊でも大丈夫でした この様にわざと
捩じってみました、これを真っ直ぐに直す位の時間は充分
有ります




今回使ったゴム糊の量でははみ出す事も無く
綺麗な取り付けが出来ました






この方法は自転車屋さんと言うより競輪競走で使う
この様な長い握りゴムを取付ける時に、昔からしていた
方法です このニギリはこの様にしないとまず入りません

何時頃からかって? 50年前にはやっていましたし 今でも
競輪選手の人達はやっていらっしゃるでしょう






最近はこの日本製のニギリが海外の選手にも人気が有り
この様なカーボンバイクにも良く使われているそうです
この自転車は元日本チャンピオン マスターズ世界
チャンピオン 丸山繁一君のものです





今回ご紹介したグリップの装着方法 これなら簡単に出来ますよね 30分程度後には
普通に使えました グリップ交換の時には是非試してみて下さい

ハンドルグリップを簡単に抜く方法はこちら
【 ハンドルグリップの外し方 固い物でも大丈夫 】

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ハンドル グリップの外し方 固い物でも大丈夫

2016-10-29 20:47:54 | 自転車整備 その他 
自転車整備をしていてハンドルグリップの交換をする事も有ると思います
そんな時にグリップが外れなくて困った事は無いですか? 少々固いものでも
大丈夫です、そんな外し方をご紹介します




多くの人が普段の脚に使う自転車 そのハンドルにはグリップが付いています
これを綺麗に取り外す方法を見て頂きます 固着した物も少し頭を捻ってチャレンジします






この自転車は私が普段の脚として使っています
使っているグリップは一般車の物と同じで特別な
物では有りません これを再利用するつもりで
取外します




まずこの方法ではエアーコンプレッサーを使います
私が使っているのはそれ程大きな能力の物では
有りません Max 8kgf/cm2 位の物です






用意しているのは 通常のエアチャックとボール等に
空気を入れる時に使うアダプターです






ハンドルグリップのバーエンドに小さな穴が開いています
そこに先程のアダプターを使います






その穴にアダプターを奥まで差し込みます






反対側のグリップエンドの穴を指先で塞ぎます



 


そこへエアチャックを押し当ててタイヤに空気を
入れる様に ハンドルの中に空気を入れます








これで少しずつグリップが抜けてきます 但し
左右のどちらが抜けるかは分かりません




今回は右側が抜けました こちらは1年前に一度
外しているので 左側より抜け易かったのでしょう








左側を抜きます グリップの穴にアダプターを入れ
逆側のハンドルの穴を塞ぎます






エアチャックで空気を送ります・・・ ビクともしません
7年程経ったグリップは頑固です もう充分使ったし
綺麗に外すのは諦めますか?
いやいやこの程度の事は大丈夫です ちょっと工夫
してやってみましょう






あまり気持ちの良い画像では有りませんが 工作用の
注射器でシンナー等の溶剤をグリップとハンドルの間に
注入します

※ お断りしておきますが医療用では無く 細いパイプの
  先端は尖っていません それでもこの形状の物は
  競技場や試合の遠征先に持ち込むのは絶体に NG です




反対側からも千枚通しなどで下穴を開けてパイプを
差込み溶剤を入れます 今回はペイント薄め液を
使っています 
これで駄目なら注入の場所を増やせば結構です








時間を見計らってエアーを送り込むと外れました
失敗はしませんから・・(笑)




通常グリップを交換するなら切り裂いた方が早いのかも
分りませんが 再利用するならこの様な方法で外します





このコンプレッサーを使う方法は昔から自転車屋さんでは良くやっています
グリップに溶剤を注入するのは 一時ゴルフに凝っていた頃グリップの調整を
する時に覚えた事ですね ゴルフは一向に上手にならないので止めました(笑)

また自転車のグリップを簡単に入れる方法も改めてご紹介させて頂きます
グリップを取付ける時はこちら 【 ハンドル グリップ 簡単な取付け方法 】

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