Kinoの自転車日記

自転車と共に過ごす日々

ハンガーシェルの清掃 MAKINO

2020-09-29 20:02:02 | 踏切り自転車 組立て
トラックフレームのハンガーシェル内部の清掃を行います ハンガー小物を組む前の準備作業です
作業風景をどうぞご覧下さい





マキノの NJS 認可フレームです 新しく自転車を組む為に用意しました 前回は
シートチューブ内部の清掃と防錆対策をしました 今回はハンガーシェル内部を
綺麗にします






ハンガー小物を分解した時には縦パイプからの錆が
結構ここに落ちていました






ライトで内部を照らします 前回シートチューブ内を洗剤や
水を使って清掃したのでその水が溜まっています






ウエスで内部を拭き取ります 結構汚れた水です
その分、パイプ内部が綺麗になったと言う事でしょうか




こうして見ると錆がほとんど無くなっています 最初は新たに
タップを建てる必要が有るかと思いましたが、この程度なら
そこまでしなくても良さそうです




そうは言ってもネジは少し浚えて(さらえて)やります
この辺りの道具を使います






オイルをハンガーシェル内にたっぷりに流します






歯ブラシでネジ部や内部の全てを擦っています




新しいタオルを用意しました 油の汚れ方を観察して
作業の効果を確認します






一度目の油の汚れ方です




同じ作業を繰り返し ウエスの汚れが無くなって来ました
歯ブラシはこの辺りでおきます






ネジに塗装が多く付着しています ネジも綺麗にします
JIS 規格の左ワンです




ハンガーシェルのネジに多目のオイルを垂らします






左わんをねじ込みます




ワンのネジにもオイルを垂らします オスネジにオイルを塗っても
ネジを締め込むと外に出てくるので 今回の目的ではあまり意味が
ありません でもオイルは多い方が良いから良いでしょう






カニ目レンチを使います






工具を使い ネジを締めたり緩めたりしながら奥までネジを
締め込んで行きます




一番奥まで締め込んでいます




ワンを一旦外します






タオルでオイルを拭きます オイルが茶色くなっているのが
汚れです






ハンガー内部もタオルで拭き取ります






新たにオイルを使い同じ事を繰り返します






何度かこの作業を繰り返すとタオルのオイルも綺麗に
なって来ました




左側はこの程度にしておきます あまり何度もネジの抜き差しを
行うとネジも痩せます 程々に・・






右側に移ります






右わんです JIS 規格の右側は逆ネジです






ワンを奥までねじ込み 外します






タオルで油の汚れ方を確認します






ハンガー内部の汚れたオイルも拭き取ります




何度か繰り返すとオイルの汚れが無くなりました
ここまでにします




Before & after



施工前後の写真です このくらい綺麗になれば充分です
ネジも軽く入ります





今回のハンガーは分解した時に酷い状態だったので タップ建てとフェイスカットまで
やる必要が有るかと覚悟はしていましたが 洗浄を進めて行くとネジが傷んでいる訳では
なかったので ここで出来る範囲の手入れで終わらせます 次はハンガー小物を取り付ける
準備に掛かります 次回もどうぞお付き合い下さい

前回の記事 【 シートチューブの内側を 清掃する 】

次の記事 【 ハンガー小物の洗浄 Hatta R9400 】

コメント
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