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あわてない、あわてない。ひとやすみ、ひとやすみ。

ヤッターマン

2010年04月29日 10時01分03秒 | 映画鑑賞
14.ヤッターマン

■2009年公開・日本
■監督: 三池崇史
■出演
 櫻井翔、福田沙紀、生瀬勝久、ケンドーコバヤシ
 岡本杏理、阿部サダヲ、深田恭子

■ストーリ
 4つ揃うと願いが叶うという伝説のドクロストーンを巡って、
 いつものように週に一度の戦いを繰り広げるヤッターマンと、
 自称「泥棒の神様」ドクロベエ率いるドロンボー一味。
 考古学者の海江田博士が発見したドクロストーンのひとつを
 娘の翔子に託したまま姿を消してしまう。行方不明になった
 父の捜索を翔子から依頼されたヤッターマンたちは、ドロンボー達と
 激戦を繰り広げる。

■感想 ☆☆☆☆
 おもしろかった!この一言に尽きます。
 難しいことなんて考えず、楽しく、愉快に笑って2時間を過ごしました。
 原作「ヤッターマン」を少しでも見たことがある人であれば
 更に楽しめるのではないかと。
 あぁ!こんなところでも原作へのオマージュが!
 と発見を楽しみながら見ていました。

 原作「ヤッターマン」ならではのゆるくて「昭和」のにおいがする
 テンポで畳み掛けられるコメディ。このゆったりとした時間の流れが
 世代を問わず、家族全員で見れる作品に仕立て上げているのだと
 思います。
 すごくふざけた作品なのに、そのふざけた部分を真剣に丁寧に
 作り上げているからこそ、面白いんだろうな。
 特にドロンボー一味は3人共に魅力的。
 映画版では、原作より真剣に「恋愛」部分を加味してあって、
 ドロンジョがヤッターマンに募らせる想いとか、
 ヤッターマンに惹かれていくドロンジョを切なく見つめ続ける
 ボヤッキーとか、そのふたりの感情の流れをきちんと分かっていて
 慮りながら見守るトンズラーとか、とにかく3人の切なく優しい
 気持ちが印象的でした。原作も憎めない三人組ですが、
 原作以上に憎めない、思わず応援したくなるドロンボー一味となっています。
 特に生瀬さん演じるボヤッキーは秀逸。
 本来はそんなに似ていないはずなのに、姿かたち、しゃべり方、
 すべてが原作そのままです。そして、原作そのままにも関わらず、
 演じ方、キャラクターで原作より数倍、切なく共感できる
 キャラクターになっています。

 それにしても、美しいのが舞台美術。セットもマシーンも
 どれも作りこまれていて、ヤッターマンの世界観が確立していました。
 あぁ、こういう「信念」を感じる映画、大好きだなー。


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3 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (げんすい)
2010-04-29 12:08:10
いや、あれはいいね。
いや、ほんとにいいっす。
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Unknown (Chomy)
2010-04-29 22:09:29
福田沙紀かわいかったなぁ
返信する
お返事☆ (のりぞう)
2010-04-29 23:50:17
■げんすいさん
 そうなんですよ。
 よかったっす。
 「いいよ」「いいよ」と
 聞いてはいましたが、
 本当によかったっす。

■Chomyさん
 うんうん。
 沙紀ちゃん、かわいかったです☆
 守ってあげたくなる感じが。
 ヤッターマンなのに^^;
 でも、フカキョンもとってもかわいらしかったです。
 色っぽい格好しているのに
 「かわいい」はフカキョンならではないかと。
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