のりぞうのほほんのんびりバンザイ

あわてない、あわてない。ひとやすみ、ひとやすみ。

見逃しました

2008年03月15日 03時13分17秒 | 日常生活
横浜から戻ってきた友人を囲むため、
高校時代の友人たちで集まりました。
年明けてから頻繁に集まっている気がしないでもないけれど。
半年振りに会っても、一年ぶりに会っても
今ひとつ「久しぶり」という気がしない友人達です。
友人達のそういう「変わりないところ」に
集まるたびに安心感を覚えるなぁ、としみじみ思う今日この頃。

しかし、本日は別件があったため
1時間ほどで皆とは別れて別会場へ向かわなければなりません。
安心感を覚える暇なんてありません。

せめて。せめて、アルコールをプリーズ!!
いや、お腹もぺこぺこなんで、できればつまみもプリーズ!!

お店に入って、大急ぎでアルコールを注文し
アルコール到着までに、と大急ぎで食べたいものを見繕います。
なにせ、制限時間は1時間。
食べたいものはすぐに頼まないと!

・・・しかし、アルコールさえも来ない。
メニューも聞きにこない。
しびれをきらし、隣のテーブルにきていた店員さんに声をかけるのりぞう。
「少々、おまちください。」
あっさりかわされるのりぞう。

・・・くっ。
せめて。せめて。アルコールをださんかーい!!
やさぐれ始めるのりぞう。

と、そのとき。アルコールを持った店員さんがようやく現れました。
「はい!それ、ここです!ここです!!」
待ちきれずに自己申告するのりぞうに、友人達が動揺します。
「ちょっと!恥かしいけん!」
ほほほ。つい。待ちきれなくて。
でも、ようやく飲み物到着です。わーい!

「えっと・・・、ウーロン茶の方。」


・・・・いません。
ウーロンなんてノンアルコールを頼んだ人は
この席にはいません。

「あ、あれ?えっと。生ビールに、・・・マカディアソーダ?
 ・・・に、えっと梅酒?・・・・・ウーロン?」

いや!だからウーロンなんて頼んでいませんから!!
ちょっと!そのメモ、見せてみ?
ウーロン持ってきて、何、忘れたのさ?!
というか、こんなに疑問符だらけで飲み物を渡して
梅酒やマカディアソーダは本当にあってんの?!
ちゃんと確認してきてくださる?

どうやら、友人二名が頼んでいたゆずはちみつ酒が
一杯しか来ていなかったようで、その追加と
疑問符だらけだった飲み物の確認をお願いして、更に待つ一同。
待たされているわ、注文を聞きにも来ないわ
来た飲み物が間違いだらけだわ、で不信感にまみれています。

飲み物到着にこんなに時間がかかるんだったら
やはり食べ物も早く頼まないと!
と、店員を再度呼びつけ、とりあえずの食べ物注文。

その後に、ようやく飲み物到着。
「マカディアソーダに梅酒、そしてゆずハチミツ酒ですね。」

!!!
だーかーらー!!
ゆずハチミツ酒は2杯だってば!!
さっき聞いてたよね?!聞いてなかったの?!
相槌打ってただけ?!聞き流してた?!
ゆずハチミツはもう1杯!!
そこにあるウーロンはいりませんっ!!

この時点でお店に到着して25分経過。
25分経過して、飲み物を一口も口に出来てないって
これ、どゆことなのさ?!
しかも、店内を見渡す限り、ものすごい混雑で大変!
というわけでもなさそう。店ん中、すかすかやないかーい!




ようやく。ようやく。ようやくゆずハチミツ酒到着。

・・・しかし。
さっき来たゆずハチミツ酒と明らかに違うんですけど。
これ、本当に、本っっっ当にゆずハチミツ酒ですか?
「はい。グラスが違うだけです。中身は同じですから。」

・・・・?
もうグラスが足りないの?
こんなにお店の中、余裕があるのに?
どんだけ大人数に対応できないお店なの?

と、不信感を口に出しながらも、ようやく到着したお酒で
とりあえずは
「かんぱーい・・・・。」

若干、声のトーンが低いのは、
最早、うきうき気分でも何でもなくなったからです。
しかし、いつまでも怒っていても仕方がないのです。
気を取り直せ、自分。
よくよく考えると、乾杯までに、30分もかかるお店になんて、
めったに遭遇できません。ある意味、貴重な体験?
絶対に思い出には残りそう。記憶に残る一日間違いなし。

と、持ち前のポジティブシンキングを発揮して
みんなで笑いながら語り合っていたそのとき。

「これ。本当にゆずハチミツ酒かな。
 ねえ、そっちと飲み比べてもいい?」
とゆずハチミツ酒2杯の片割れが毒見を申し出ました。

え?まさか・・・・ねぇ?
そんなオモシロイコト、あるわけないよねぇ・・・?

「違う。これとこれ、味が違う。」
ゆずハチミツ酒2杯(だったはずのもの)を飲み比べて
断言する友人。

嘘っ!これ以上、そんなオモシロイコトがあって、たまるかい!
と、身を乗り出して、二杯とも味見させてもらうと、確かに別物。
いや、おそらくベースは一緒。だけど、一杯は明らかにソーダ割。

店員さん!ちょっと!

お怒りモードで店員を呼びつけるのりぞう。
既にやさぐれモードを突き抜けて、怒り爆発モードです。
ぐわーっ!文句たれてやるー!!喧嘩上等じゃー!!

のりぞうの中を流れる小倉無法松の血がたぎります。

文句垂れたところで、制限時間オーバー。
次のお店に向かう時間と相成りました。
1時間で大変、ユカイな体験を散々させていただきました。
ある意味、お腹いっぱい。でも、お腹はぺこぺこ。
だって、食べ物まで到達しなかったもん。

お店を出る前に、店員さんへは
大変ユカイな思いを散々させていただいたことを
はっきりと伝えて参りましたとも。

その様子をたまたま目撃した友人から2時間後に到着したメール。
「のりぞうの諫言もむなしく、あの後もかなりスゴイよ、このお店。」



・・・・一体、あの後、何が?
オモシロイコトを見逃した気がしてなりません。

ポプラの秋/湯本 香樹実

2008年03月13日 23時32分23秒 | 読書歴
26.ポプラの秋/湯本 香樹実
■ストーリ
 夫を失ったばかりで虚ろな母と、もうじき7歳の私。二人は
 夏の昼下がり、ポプラの木に招き寄せられるように、
 あるアパートに引っ越した。不気味で近寄り難い大家のおばあさんは
 私に奇妙な話を持ちかけた。18年後の秋、お葬式に向かう私の胸に
 約束を守ってくれたおばあさんや隣人たちとの歳月が鮮やかに甦る。

■感想 ☆☆☆☆*
 作品を読んでいる間中、いや読み終わった後も、作品が紡ぎだす
 光景がまるで自分の記憶のように目の前に繰り広げられる。
 そんなふうに登場人物や場面が鮮やかに描かれている作品だった。

 窓から見える大きなポプラの木。
 しわくちゃで仏頂面の大家のおばあさん。
 少しやつれて生活に疲れている母親。
 次から次へと空から降ってくるポプラの葉。
 落ち葉を集めてアパートの前で行う落ち葉たき。
 通りがかりの見知らぬ人と食べる熱々の焼き芋。

 作品の中で繰り広げられる日常の出来事が私の中に積もり
 重なっていく。そして、作品を読んでいるわずかの間に、
 幼い頃の自分の思い出と重なり合い、共鳴し、懐かしさを覚えるほど
 愛着を抱くようになる。その過程があまりに自然だったため、
 私は作品終盤を迎えるまで、自分がヒロイン達に愛情や愛着を
 抱いていることにすら気付かないでいた。淡々と読み進めている
 つもりでいた。しかし、ヒロインが幼い頃に住んでいたポプラ荘を
 訪ねる辺りから、私は自分の感情をコントロールすることが
 できなくなった。

 私たちは、いつも「死」を遠いところに考えている。
 けれど、誰にでも必ず訪れる「死」をないものとして扱うことは
 できない。私たちはもっと、死が特別なものではないこと、
 必要以上に怖がらなくてもいいことを知って、「死」について
 考えなければいけないと思うのだ。
 この作品のヒロインは、おばあさんのお葬式で、幼い頃の父親の
 死を見つめなおす。そのラストに、「死」を遠ざけず、きちんと
 見つめることで始まることもある。そう思った。

本日のサザエさん

2008年03月12日 22時24分49秒 | 日常生活
昼休み、銀行にお金を下ろしに行きました。
キャッシュディスペンサーの前に立って
さあ、お金を下ろそう!と、手元を見ると
なぜか本を1冊握り締めておりました。

・・・いや、もしかしてキャッシュディスペンサー大混雑かも!
並ぶかも!本を持っていかなきゃ!とは思っていたけどさ。
本しか持ってきていないなんて、予想外さ。
しかし、29年も生きていると、自分のうっかりさんにも
随分と慣れっこで、動揺なんてまったくしません。
ただ、昼休みは限りあるもの。
急いで戻って財布を取ってこなければ!
と大急ぎで走って会社に戻りました。

若干、息切れ気味で自席に戻ってきたワタクシを見て
隣の課の先輩が「どしたん?」と尋ねます。

もう、聞いてくださいよー!
お金おろしにいったのに、肝心要の財布を忘れてたんですよー。

「・・・で、その手に持っているものは何?」

だからー!
財布を忘れて、本だけ持って行ってたんですよー。
本だけ・・・・じゃないですね?
あれ?さ、財布?

なんと、本の下から財布が顔出しています。
なぬ?!
ということは、
ワタクシ、ちゃんと財布を持って行ってたってこと?!
ちっともうっかりさんじゃなかったってこと?!
走って戻ってくる必要なかったってこと?!
と脱力するのりぞう。

「いや、大丈夫。
 うっかりさんじゃなかったっつーことはないけん。」
非常に後輩思いの先輩が優しく慰めてくださいました。

災い転じて福となす

2008年03月11日 21時28分55秒 | 日常生活
定時後、あるお方に捕まってしまい、
二時間も自慢話や昔話を聴くはめに陥りました。
最初は笑顔で相槌をうっていたワタクシも
一時間を越える辺りから若干、イライラをおぼえ始めます。

一体、どーすれば、この窮地から逃れられるのかしら?
やっぱり相槌を打ってちゃダメよね。
表情もなくしたほうがいいのかしら。
時計に目をやってみようかな。
そうだ!資料を整理してみよう。ファイルも閉じちゃえー。


面白いぐらい、効果がありません。
勿論、まったく面白くありません。
募るイライラにワタクシの我慢も限界に。


きー!
絶対、絶対、今日のブログで文句たれてやる!
罵詈雑言、吐きまくってやる!!
大体、既に何分、経過したと思ってんのよ!?
あと何分、喋るつもりなんよ!?



・・・何分、喋る気だろ?
この相槌がない状態で。
さっきから終わりを感じさせるようなキーワード
「お。もうこんな時間やね。そろそろ終わらんなね。」
を口に出しては、その舌の根も乾かないうちに
「しかし、考えてみれば、あのときの恩師の言葉
 『人に迷惑をかけない』は僕の座右の銘だよ。」
などと語り始める始末。
ちょっと!その座右の銘、言葉の意味をもっと噛みしめて!!

いかん。
終了時刻を予測したり、突っ込んだりしているうちに
だんだん、面白くなってきました。
おかしくなってきました。
いかん、いかん。
話が再開するたびに笑いが込み上げてきます。

そんなこんなで二時間。
笑いを堪えるのに必死な時間を過ごさせていただきました。

氷点/三浦綾子

2008年03月09日 17時04分56秒 | 読書歴
25.氷点/三浦綾子

■ストーリ
 医師の辻口啓造は、妻夏枝が他の男と一緒にいる時に娘のルリ子を
 殺されてしまう。啓造は「汝の敵を愛せよ」という言葉と、殺人犯
 の娘と知らずに育てていく夏枝を見たいという理由で、犯人の娘を
 引き取る。引き取られた陽子が小学1年になったとき、夏枝は陽子
 が殺人犯の娘であることを知り、彼女に対して憎しみの感情を持つ
 ようになる。
 高校生になった陽子は、徹の友人、北原と出会い、結婚を申し込ま
 れる。報告を受けた夏枝は、陽子が殺人犯の娘であることをふたり
 に明かし、追い詰められた陽子は・・・。

■感想 ☆☆☆☆☆
 何度、読み返したのか分からないぐらい好きな作品。
 先週、実家に帰った際、軽い気持ちで手に取ったところ、やめられ
 なくなってしまい、帰りのバスの中で、息もつかずに読み続けた。

 何度読んでも古さをまったく感じさせない。
 勿論、1970年の作品なので、女性に対する考え方や言葉遣い
 などに古さは感じさせられる。けれども、基本ストーリや
 登場人物たちの感情の揺れにはまったく古さを感じさせない。
 まるで自分のことのように、共感したり、考えさせられたり
 心を力いっぱい刺激される作品だ。
 作品終盤の怒涛の展開では高まる緊張に息をすることも忘れて
 読み、ラストの衝撃の展開では、人間の弱さを突きつけられて
 その突きつけられた人間の弱さや醜さが決して他人事ではなく
 自分も持っているものだということに、涙腺を刺激された。

 人間はなぜ嫉妬や憎しみ、寂しさという感情を持っているのだろう。
 なぜ、他人を心から信じることができないのだろう。
 なぜ、それでも愛されたいと思ってしまうのだろう。

 登場人物はみな、悪い人ではない。しかし、弱い。その弱さゆえに
 思い合って、愛し合っていても、その想いがうまく絡み合わない。
 今回の読書では、そのことを自分の体験と重ねあわせて、
 しみじみと実感し、改めて人間と人間の関係のもろさを思った。

 人間の存在そのものが、お互いに思いがけないほど深く、係わり合い、
 傷つけあっていることに、今更のように啓造はおそれをかんじた。

サマータイム/佐藤多佳子

2008年03月09日 16時26分33秒 | 読書歴
24.サマータイム/佐藤多佳子

■ストーリ
 佳奈が十二で、ぼくが十一だった夏。どしゃ降りの雨のプールで
 じたばたもがくような不思議な泳ぎ方をする彼にぼくは出会った。
 左腕と父親を失った代わりに、大人びた雰囲気を身につけた彼。
 そして、ぼくと佳奈。たがいに感電する、不思議な図形。
 友情じゃなく、もっと特別ななにか。

■感想 ☆☆☆☆
 最初に手にとったのは、確か高校時代。
 今も手に取る作品のジャンルに偏りがあるけれど、当時は今以上。
 中学から高校にかけての六年間は推理小説にどっぷりと浸かっていた。
 推理小説以外に読む本といえば、赤毛のアンや若草物語などの
 少女小説(家庭小説)か、ファンタジーっぽい児童小説ぐらい。
 この本も児童書コーナー(正確には、ヤングアダルトコーナー)に
 置いてあって、拍子の鮮やかなブルーに目を引かれて借りた。
 読み終わった当時の感想は、「オトナっぽいな。」
 「おしゃれだな。」程度。主人公の三人は、第一話では小学生なのだから
 自分より年下だ。それなのに、オトナっぽいと思わせられる雰囲気が
 かっこよくて、憧れた。

 久々に読み返しても、その感覚は変わらない。
 小学生とは思えないような感情を持て余している三人は、
 相変わらず身のこなしや周囲の人たちとのやりとりがお洒落で
 かっこいい。けれども、感情の持て余し方は小学生らしく、
 不器用でまっすぐ。少々、痛々しい。
 でも、彼らのそういった痛々しい部分が今の私の年代で見ると、
 羨ましいと思える部分だった。
 今、読み返したからこそ、彼らの抱いている不安や鬱憤が
 その年代特有のもので、彼らの魅力の一部分なのだと分かる。
 今の私には味わうことのできない感情だから惹かれるのだろう。

 ヒロイン佳奈がとにかくかっこよかった。
 真っ赤なワンピースがよく似合うに違いない
 自分の感情に嘘がつけないオンナノコ。
 自分にも周囲にも厳しいオンナノコ。
 何より、嘘が嫌いなオンナノコ。
 そして、自分の痛みに鈍感なオンナノコ。
 理不尽なまでに我儘で、自分の感情に忠実で、
 自分の大切な人には、ぶっきらぼうな心配りをする
 繊細な繊細なオンナノコ。

 私はどんなに憧れても、彼女のように生きることはできない。
 だからこそ、彼女の凛とした立ち姿に最後のページまで惹かれ続けた。

忘れてた!

2008年03月09日 01時22分15秒 | 日常生活
会議研究会に参加し、熱く議論を交わしていた頃(脚色しすぎ)
愛知県在住のよこぽー夫妻から連絡が届きました。
どうやら福岡に戻ってきているらしく、お食事のお誘い。
滅多に会えない夫妻なので、遅くなってもいいのなら、と伝えて
おっけーをいただいたので、20時過ぎに合流いたしました。
メンバーは他に、福岡在住のくらセンパイ。

お待たせー!おひさー!!
と、途中合流したものの、まったく「久しぶり」という感覚のない四人。
あれ?最後に会ったのいつだっけ?お正月?
そっかー。お正月ならね。
そら、久々という気なんか起こるわけもないよね。
と、納得しながら酒を酌み交わします。

しかーし。
久々ではない再会にも関わらず、話すネタが豊富にある
センパイのおかげで楽しい楽しい2時間半になりました。
あまりにも話題豊富なので感心していたところ
「あのね。ネタは待つもんじゃないとよ?作るもんと!」
と力説されました。
そっか!ネタって作るものなんだ!
自分にはなかった新鮮な視点に目からウロコです。

もっとも、本日、最も目からウロコだったのは、
センパイがワタクシとよこぽーのことを
「女友達みたいなものやん。」
と、おっしゃってくださった言葉でした。

・・・そうだった!
ワタシタチ、女なんだもん。女友達だよね。
でも、なんだか響きが新鮮。
どうもこのメンバーで飲んでいると
自分が「オンナ」であることを忘れがちです。

ご期待には添えません

2008年03月09日 01時00分14秒 | 日常生活
本日は「会議研究会」なるものに参加するため、博多駅へ。
春も近づいて、ようやく外に出られるようになりました。
最近のワタクシはちょっぴり活動的。

出発直前に集合場所を確認し、
博多駅というテリトリー外の場所に不安を抱きながら出発。
案の定、ターゲットの店を見つけることができず
主催者のゆうちゃんパパさんにお電話いたしました。

「やっぱり迷ったね?」
と、すぐに状況を察知してくださったパパさん。

・・・い、いえ。たぶん、迷ってはいないんですけれど。
地図の通りに歩いているんですけれど。
ただ、どうもお店に行き当たらないのです。
いえ!大丈夫です!
もう少し探してみますから、先に始めててください!

と、遅れることだけを連絡して電話を切ります。
地図を見る限り、どう考えてもこのあたりなのに
このあたりにないってことは、この地図は無視して
住所でつきとめたほうが早いってことね!

よし!4丁目、4丁目・・・・と、うろうろしていると
ゆうちゃんパパさんが迎えに来てくださいました。

「惜しかったねー。確かに道はあっとうっちゃん。
 あと100メートルまっすぐ歩けばよかったんよ。」

こういうところに、日頃の経験が影響しますよね。
のりぞうの日頃の経験が

 店が見当たらない
 →のりぞうが地図を正しく読めとるわけないやん
 →この道じゃないらしい。
 →じゃあ、どこと?どこと?あっちの道?
 →とりあえず、正しく読み取れてないなら、
  いっそのこと、絶対、ここは違うんやないと?!
  と思うような道に入ったほうがいいのかもー。

というような紆余曲折の思考回路を経て、
更に店から遠ざかる方向へのりぞうを導こうとしていたわけです。
まさか「自分が正しく地図を読み取れている」だなんて、
思いもしませんでしたわ。

・・・いや、まあ、正しく読み取れていたとしても
読み取ったとおりに進まなければ「正しく読み取った」とは
言わないんですけどね。
地図を信じられずに引き返したのが本日の敗因です。

明日からはもっと自分を信じるのよ!

と、自分を励ましつつ、お店に向かっていると
ゆうちゃんパパさんがにやにやしながらおっしゃいました。

「これ、ブログに書くと?
 道に迷いました、って書くと?
 どう書くか、楽しみやなぁ。」

・・・・いやいやいや。期待のされ方の意味がワカリマセン。
妙な期待をされても、ワタクシ、起こった出来事を書きとめる
ぐらいしかできません。悪しからず。
ご期待に添えそうにないプレッシャーに弱いオンナです。

そんなこんなで会議研究会に合流です。
今回の会議研究会は第二回。
残念ながら第一回には参加できなかったため、
参加メンバーとは初顔合わせです。

初めましてー☆

と、緊張しながら参加したところ
ほとんどの方が「はじめまして」ではありませんでした。
おそらく2年ぶりぐらいに再会するお久しぶりもお久しぶりの方ばかり。
おー!あのときのー!!! と、しばし再会に感動してから、
本日のメインイベント「会議研究会」開始。

正直、ワタクシの普段の会議運営に対する心構えの
足りなさ、甘さを実感した5時間でした。
「こんなもんだろうな。」と「なんとなく」で
済ませていることがなんと多いことか。
そこをはっきりすっきりさせるだけで見えてくることが
なんと多いことか。

「あー!そうだ!そうだ!確かに!」と納得することと
「そうか。こういう視点で会議に臨むべきだったのか。」
と新たに気付くことが交互に現れた大変面白い5時間でした。
「本質」を見つめて行動することの大切さを改めて実感。
また、自分自身の勉強不足も再確認できました。
ちゃんと勉強しなくちゃ、と思わせてくれた会議研究会に感謝です。

もっとも、ワタクシにとっての
真のメインイベントは研究会後の飲み会でしたけどね。
しかし、昨日、飲み明かしたお酒が抜けておらず、
新たにお酒を体に入れることが出来そうにない残念な状況でお酒はパス。
くぅ!!なんたる不覚!!

・・・いや、そもそも、そんな状況で
会議に参加してたのかっつー突っ込みがあるわけですが。
ダイジョブ!
お酒が抜けてようが、抜けてなかろうが
ワタクシの脳みその機能は変わらない残念な状況なのです。
まあ、これから少しずつね。
少しずつ「頭を使う」ことを覚えていこうと思っています。

そんなこんなで楽しい飲み会(ワタクシにとってはお食事会)。
業界や職種が同じ方もいらっしゃって、
共感できる話題も多かったり
業界や職種が違うからこそ、初めて知る面白い情報が伺えたり
楽しい楽しいお食事会でした。

唯一、ひっかかったのは、お食事会の途中で
しみじみとゆうちゃんパパさんが呟いた言葉でしょうか。

「のりぞうちゃんて、本当にブログの文章と、
 実際に会った印象が違うよね。
 こうやってると、普通にオトナの女性に見えるもんね。」

・・・・だって、オトナですから。女性ですから。
ワタクシの文章が他人様にどんな印象を与えているのか
大変心配になりました。

あ、それより前に、どうもワタクシがどんなことも
「オモシロオカシク」書けると誤解されている
ゆうちゃんぱぱさんからの
「今日の出来事をどんなふうに書いてくれるのかなぁ。」
というご期待に添えそうにないことのほうが
本日の大きな心配なんですけどね。

とことん、プレッシャーに弱いオンナです。

笑顔と酒の比例関係

2008年03月08日 12時11分41秒 | 日常生活
先月から部署に来ているインターンシップ生を囲んで
会社の仲良しさん6名で飲み会。
インターンシップ生さんの仕事終了時間が早く
お待たせしているため、開始時間は18時と
無理難題承知でい!という強気の設定です。
部署全体が繁忙期にあるため、
全員そろっての参加は無理だろうな
とりあえずは女性陣だけでしっぽり飲みましょうや
と思っていたのですが、
繁忙期だけに皆様、鬱憤も疲れも溜まっていたようで
仕事を放り投げて参加。
18時5分には全員そろって、カンパーイ!
笑顔で飲み始めることができました。

なんせ、皆様、お疲れモード。
妙にねじが外れていたらしく、開始30分後には
変な方向にみんな壊れて、えろモードに変換し
顔がどうにかなるんじゃないかというぐらい
笑いこける飲み会となりました。

「信じられない・・・・。こんな人たちだったなんて。
 みんな日中は黙々と仕事しているんで、騙されました。」
と、呟くインターンシップ生。
そうなんです。
ワタクシも日中はそれなりに黙々とお仕事なんてしてるんです。

最初から最後まで妙に壊れたモードで過ごした6時間。
最近、お酒に弱くなったことを自覚して
お酒を控えるようにしていたのですが
楽しくなりすぎてしまって、途中からどうでもよくなってしまいました。
以前から薄々気付いてはいたのですが、
どうやら楽しくなると、お酒がかぽかぽ入る体質らしいのりぞう。

んまーい!
明日のことなんか知るかー!
酒だ!酒だー!!

と、久々にノンストップで飲み明かし、
ふらふらしながら帰宅して、洗顔後、速やかにベッドに入りました。


・・・ええ。きちんと洗顔しましたとも。
どんなに酔っ払っても、
バタンキューと寝るわけにはいかない年代になりました。

基本的にはイイヒト

2008年03月06日 23時23分10秒 | 日常生活
高校時代の友人と一緒にお食事会。
なんだか友人の仕事場がごたついているようで
上司に対する愚痴をたくさん聞きました。


うんうん!分かるよ!
なに!それ!信じられん!
そんなん、上司として、っていうか、人間としてウザいわー。
うわ!めんどい・・・。
ていうかさー!その上司ってどんな人なのよ!

と、友人の話に自分の仕事場を重ね合わせて感情移入しながら聞いていると
友人がのりぞうの最後の問いかけに興奮しながら答えてくれました。

やろー!信じられんやろー?!
どんな人かって言われると、ある意味、のりぞうに似てるかなー。
八方美人で、いろんなことを引き受けてくるんよ!


・・・ちょっと!
今、心にひっかかるフレーズがさらりと聞こえたんですけど。
いくら興奮口調の早口で話されても
聞き逃せないフレーズだったような気がするんですけど。
ノリゾウニ ニテル・・・?

うん。似てる。ある意味、ね。
安心して。悪い人ではないんよー。
基本的には、いい人やけん。

基本的には、いい人?
含みがありすぎるっつーに。
ある意味?ある意味って、どんな意味よ?


ノリノリで同調していた友人の上司への非難が
自分に戻ってきました。
人を呪わば、穴ふたつ。
重みのある言葉です。

・・・・・うわーん!