のりぞうのほほんのんびりバンザイ

あわてない、あわてない。ひとやすみ、ひとやすみ。

よくお似合いです

2008年03月23日 18時15分33秒 | 日常生活
土曜日は、妹たちの披露宴の衣装合わせでした。
衣装にはまったく興味のない父親はお留守番を宣言し
人見知りの母親と一緒にワタクシも参加。
正直、結婚も結婚式も大好きなのですが
「披露宴」というスタイルは少々、苦手で
披露宴について語り合う妹たちをちょっぴりナナメに
見てしまうところもあるのですが、
それでも、ドレスは別!
だって、オンナノコの永遠の憧れだもの!
ぜひ、いろんなドレスを見てみたいわー!!

と、大興奮でついて行ってきました。

お嫁様の衣装はウェディングにカクテルドレスに打掛と3種類。
アルバムも全部で10冊以上。よりどりみどり。すっげー!!
とりあえず10冊のアルバムを片っ端から見て
両家のご両親と小姑、そして主役の花嫁の気になるドレスに
印をつけていきます。ざっと見ていくだけでも10着以上。
今度は、それらを片っ端から試着していきます。

くるくる着替えていく花嫁様。
うん、うん。かわいー、かわいー!!(姉馬鹿)
ドレスもふわふわー!!すてきー♪(うっとり)
・・・でも、やっぱり人によって似合う、似合わないはあるのね。
興奮後は、小姑視線でしっかりと冷静なアドバイスをいたします。

なにせ、ワタクシの妹君の特技は
褒め言葉を120%吸収すること。
自分自身をきちんと認めてあげること。なのです。

今回もお姑様や係りの方の褒め言葉をにっこりと受け止め
自分のドレス姿をうっとりと見つめておりました。
「かわいー!!どうしよ!
 このドレス、ぴったりじゃない?似合うよね。」
「あぁ!もう、この雰囲気は落ち着くわー!」
「意外に、これもいける気がする。」

・・・試着しても、選択肢は狭まってないやん。
そうこう言いつつも、実はしっかり者の妹君。
自分に似合うものをしっかりと見極め、
さくさくとドレスを決めて、お嫁様の試着終了。次は旦那様です。

旦那様の衣装はタキシードに袴。
アルバムは全部で3冊。
・・・・予想よりはよりどりみどりです。
アルバム3冊もあって、よかったね。
たった3冊ですので、さくさくとお気に入りを決めて試着室へ移動。
お気に入り、というよりは、タキシードの色を決めただけのような
気がしないでもない新郎の衣装合わせ。

それでも颯爽と出てきた旦那様は長身で細身なので
見事にかっこよく決まっておりました。
かっこいい!似合うねぇ!!
と、一同が感嘆していると、花婿様も満足そうに鏡を見つめておりました。

「すげー。うん。うん。やっぱり、これがかっこよかったわ。
 俺に似合ってない?うん、俺、これ好き。」

・・・なんかデジャブ。
ついさっき、これと同じような光景を見た気がするんだけど。
ワタクシの気のせい?勘違い?
隣では、母上が若夫婦を暖かく見守りながら、
しみじみと呟いておりました。
「あんたたちって、本当にお似合いの夫婦よね。」

うん。ワタクシも同感です。
末永くお幸せに。

って、スタート地点に到達するまでに
準備しなければいけないことが山ほどあるようですが。
土曜日の衣装合わせにかかった時間は4時間。
次は両親の衣装合わせだそうです。
でもって、前撮りには6時間以上、かかるそうな。

結婚って大変・・・。

未来講師めぐる

2008年03月23日 17時25分43秒 | テレビ鑑賞
■未来講師めぐる
■のりぞう的2007年度冬クール2位
■木曜深夜テレビ朝日放送
■出演:深田恭子、地井武雄、船越栄一郎、榊原郁恵、武田真治
    黒川智花、星野源、正名僕蔵、勝地涼、田口浩正
■ストーリ
 さほど大手でもない進学塾で英語講師を務める女性・めぐるは
 24歳の誕生日をきっかけに、満腹になると人の20年後が見える能力
 を身に付けてしまう。その能力は吉田家の自慢らしいのだが。
 めぐるは、自分の自慢(能力)を駆使しながら、仕事に恋に奮闘する。

■感想
 最初から最後まで楽しく見ていました。
 やはりクドカンさんの作り出す世界は大好き!
 大好きなのに、彼の作品のオモシロさをうまく説明できなくて、
 非常にもどかしい思いをした3ヶ月でした。いろんな人に
 「面白いのよー!」と訴えたけれど、どこが面白いのか
 具体的にはいえないのです。この世界観を見てもらうのが一番。

 それでも一生懸命、見所を考えると、なんといってもクドカン
 ワールドとして、確立した世界の中で、見事に弾け切っている
 個性的なキャラクター達、かな。
 実はカツラの塾長、武田真治さん。今までにないハイテンションと
 オーバーリアクションで子どもなんだか優しいんだか、
 マジメなんだか常にふざけているだけなのかよく分からない塾長を
 実に生き生きと楽しそうに演じていました。もう、後半は
 どこからが演技なのか、アドリブなのかまったく分からなかったし。

 いつもは優等生キャラの美少女、黒川智花ちゃんも、可愛い顔なのに
 黒ぶちメガネでださい格好の田舎娘を熱演。ものすごい東北弁で
 「地獄さ落ちろ」とか「死んじゃえばいいのに。」といった
 キッツイ言葉をかわいらしく口にしていました。このかわいらしさは
 見た人じゃないと分からないだろうなー。ワタクシ、彼女のキャラが
 大好きで、いつもみちるが無邪気に口にしていた「死んじゃえよ☆」
 という科白が思わず、口癖になるところでした。危ない、危ない。

 星野さん、船越さんは、もはやクドカン作品の常連さん。
 いつものごとく、アホでエロくて、ちょっぴりキモくて、
 でも憎めない愛しいキャラクターを突き抜けて演じていました。
 船越さんの娘を大好きなんだけれど、責任感がまったくないパパぶりは
 本当に見事。踊るか泣くか遊ぶか、の実に困ったさんパパを
 ここまでかわいらしく演じられるのは船越さんだからだと思うのです。

 でもって、何よりフカキョン!いつもどおりとってもかわいく。
 「下妻物語」以降、同じパターンの演技が続いていたフカキョンで
 今回も同じような「天然キャラ」なのかな、と心配していたのですが
 予想以上に奮闘。かわいいのに、かわいいだけではなく、というか
 後半は「かわいいフカキョン」を捨て去って、舌打ちしたり
 ぐれたり、パチンコしたり、着ぐるみ来たり、様々なフカキョンを
 見せてくれました。
 このまま、もっともっといろんな役を演じてほしいなー。

 20年後が見える、という自慢(超能力)をもった主人公を
 描いているのに、彼女のその自慢を大きな事件に発展させることもなく
 カレシと喧嘩したり、カレシと寄りを戻したり、塾生をダイエット
 させたり、塾の歌を作ったり、と「そんなの、超能力なくても
 できるじゃん!」というようなことを繰り返すヒロイン。

 「SFって何の略か知ってるか?」
 「知ってるわよ。「少し不思議」でしょ?」とか
 「「少し不思議」もSFだけど、「すごく普通」もSFなんだぞ!」
 とか、わかったような分からないようなクドカン哲学満載。
  
 クドカンさんにとっては、特別も普通もなく、彼の作り出す世界の
 すべての登場人物がただただ愛しいんだろうな。
 そういった彼の愛情こそがこの作品の魅力です。

3年B組金八先生

2008年03月23日 17時08分51秒 | テレビ鑑賞
■3年B組金八先生
■のりぞう的2007年度冬クール3位
■木曜夜21時TBS放送
■出演:武田鉄矢、 森田順平、金田明夫、高畑淳子、山崎銀之丞
    草刈麻有、亀井拓、山田麗、高畑充希、
■内容
 昭和54年以来、今年で28年目を迎える作品の第8シリーズ。
 受験至上主義の学校体制に疑問を持つ金八が、大きな愛情を持って
 3Bの生徒たちと共に成長する姿が描かれる。主役はあくまで
 生徒ひとりひとりであるというスタンスで、ごく普通の中学生が
 抱える問題、悩みを金八先生が解決していく内容にした。
 そのため、25人の生徒全員がクローズアップされた。

■感想
 第7シリーズの「薬物障害」のように、核となる大きな問題は
 なかったため、地味なシリーズでしたが、ひとりひとりを
 丁寧に描いていて、楽しく見ることができました。
 3年B組全員がひとりずつピックアップされたこともあって
 それぞれどんな子なのか、きちんと分かったし、後半では
 見分けがつくようにもなったし。全員に親近感を持てたシリーズでした。

 ただ、やはり少し地味過ぎたかも。という感もなきにしもあらず。
 毎回、最終回では、私まで卒業生達の母親気分でうるうると
 こみ上げるものがあったのですが、今回は目頭が熱くなるぐらい。
 視聴率がよくなかったせいか、前シリーズでは4時間も放送された
 最終回も今回はあっさりと1時間。卒業式もあっさりと終わって
 しまいました。そりゃ、泣けません、という感じのあっさり。
 卒業式後の金八先生と生徒のお別れもやはりあっさり。

 何か物足りない、と思ったら、今回はソーラン節もなかったんだった。
 そりゃ、卒業式もあっさり終わるわけです。

 と、言いつつも草刈麻有ちゃん演じる美香に釘付けではありました。
 中学生ながらに確固とした自分を持っていて、常に毅然とした態度で
 自分と周囲の友人を見つめ続けていた美香。親さえも
 信頼できないでいた美香が「3年B組」を「自分の居場所」と
 思えるようになっていく過程は、心がじんわりあったかくなりました。

 ネット上の裏サイト問題や受験勉強、モンスターペアレンツの存在など
 現代の子育ての大変さを改めて実感。今の私は、「親になること」が
 純粋に怖いな、と思うのです。まあ、「親」なんて、修行できるもの
 ではないし、いざなってみないと、どうにもならないんだろうけれど。

幻十郎必殺剣

2008年03月23日 16時37分37秒 | テレビ鑑賞
■幻十郎必殺剣
■のりぞう的2007年度冬クール4位
■金曜夜20時テレビ東京放送
■出演:北大路欣也、戸田菜穂、笹野高史、尾美としのり、
    奥貫薫、三浦浩一、中村敦夫
■ストーリ
 元南町奉行所同心・神山源十郎(北大路欣也)は、同僚を殺害した罪で
 死刑を執行される。しかし、実際に首をはねられたのは身代わりの罪人
 だった。源十郎は、正義を貫く「幻十郎」として復活し、悪者に剣を
 振るう。

■感想
 ここ最近、再燃している時代劇熱。
 おかげで「金曜時代劇」シリーズは、前回に引き続き今回も鑑賞。
 なんなら4月からの新シリーズも鑑賞予定です。

 現代劇ではものものしい風貌が苦手な北大路さんですが
 時代劇では、その濃い存在感や重厚な雰囲気が作品世界の構築に
 多大な影響を与えられています。立ち居振る舞いやタテの美しさにも
 ほれぼれしてみていました。

 カテゴリとしては、勧善懲悪ハッピーエンド、というものではなく
 ちょいと苦みばしった展開。やるせない結末で終わることの多い
 ほろ苦い雰囲気の漂う時代劇でした。「いい人」ではいられない
 政治の世界と、その政治に翻弄される庶民の関係を描いた作風は
 現代に通じるテーマで、引き込まれてみていました。現代に通じる
 というよりも、現代だからこそ、共感を持って見られる作品なのかも。
 少し癖のある権力者を中村敦夫さんがさすがの存在感で
 演じられていました。見ていて、安心するわー。
 
 と、言いつつ。この3ヶ月間、視線の先は常に尾美としのりさん
 でしたけどね。主役の幻十郎さんを公私共にサポートする役回りで、
 前掛けをして料理をしたり、事件の下調べをするために江戸を
 走り回ったりと大活躍。ちょっぴり軽い雰囲気を漂わせる
 べらんめえ口調も、それでいて、人生の機微を知り尽くしているような
 何もかも分かっていますというような表情も、何もかもが魅力的でした。
 かっこいい!色っぽい!
 時代劇の中で一番好きな場面は、殿方が裾をさばきながら街中を
 駆け抜けるシーンなのですが、尾美さんは毎回、そういった場面があって
 見るたびにくらくらしていました。

 そして、幻十郎に夫を殺されながらも、彼に救われ、
 やがて彼に惹かれていく女性を演じた戸田菜穂さん。
 陰のある美しさがこのドラマに華を添えていました。
 時代劇には華やかな美人よりも、こういったちょっぴり陰のある女性が
 よく似合う気がします。とにかく主役だけではなく、脇の脇まで
 楽しめた時代劇でした。音楽もかっこよかったんだよなー。

 次のシリーズも楽しみ♪