セント・パンクラス駅は1868年に開業した駅です。
イングランド中東部へ向かうナショナルレール等の駅として利用されています。
2007 年、ユーロスターの発着駅が、
ウォタールー駅から、セント・パンクラス駅に代わりました。
ロンドンとパリ、そしてブリュセルを結ぶ国際列車の駅にふさわしくリニュアルされ、
以来、この駅は、一躍脚光を浴びるようになりました。
2011 年には駅舎内に、美しく改装されたSt.Pancras Renaissance London Hotel が開業。
まずは、ホテルの旧館を覗いてみましょう。
旧館に宿泊しているゲストは、この階段を使って、客室へ向います。
客室は、通路や階段とは異なり、ハイテクを駆使したモダンなものとなっています。
これが、セント・パンクラス駅。時計塔のあたりが駅の入り口のひとつ。
手前のアーチがホテルの入り口です。
建物は改装されましたが、外観は駅の開業当時とほどんど変わりないそうです。
2階にユーロスターが停まっている国際駅構内。
1階コンコースには、カフェやスーパー、ブティクなどがあり、多くの旅人が行き交います。
2階の賑やかなパブ・レストランを抜けると、ホテルのロビーに入ることができるのですよ。
駅も新旧を上手に取り込んでいます。
ロンドン在住中も、この駅をアップしました。
何度訪ねても魅了させる駅舎です。
近く、ユーロスターはオランダやドイツへの運行が開始されるそうです。
(予定では2013年内)
ますます、魅力を増すセント・パンクラス国際駅。
そしてホテルを利用するゲストは、どんな感慨をもつでしょうか。
ダウンコートを羽織るほど寒かった、5月のロンドン・パリでしたが、
後ろ髪を引かれる想いで、帰国いたしました。
(2013.5.23)