四季彩日記

英国暮らしを経て、日本の美を再発見

モナコ公国 Monaco

2009-01-23 01:57:09 | Weblog

世界の富豪の社交場「モナコ」。
まあ、そういう意味ではかなり場違いではありましたが、
モナコを体験して参りました。

上下の写真は旧市街からの街の眺望です。
モナコ湾をはさんで、山にへばり付くように、豪壮なビルが林立しています。

岩山でしかなかった地は、19世紀の半ばから
観光立国をめざして開発されてきました。

モナコの街へ入って、まず驚かされたことは、
それぞれの建造物が華やかなこと。
その最たるものが下の写真、グラン・カジノです。
1878年に完成したベル・エポック調の建物。

夕刻、ドレスに着替えて、中を覘いてみました。
各部屋の巨大なボヘミアグラスのシャンデリアに照らし出された
壁画や天井画の豪華なこと。
パリのオペラ座を設計した、シャルル・ガルニエの作品だそうです。
(内部の撮影は禁止されていたのが残念)

シーズンオフだったためか、時間が早かったためか、
カジノの客は少なく、各テーブルでディーラー3人に客が2人というような構成。
上品に着こなした老夫婦が客として座っていました。

カジノという言葉からは連想しがたい
実にエレガントな雰囲気・・・これがモナコなのでしょう。


グラン・カジノの入り口 (09.1.8)

コメント (4)
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