世界の富豪の社交場「モナコ」。
まあ、そういう意味ではかなり場違いではありましたが、
モナコを体験して参りました。
上下の写真は旧市街からの街の眺望です。
モナコ湾をはさんで、山にへばり付くように、豪壮なビルが林立しています。
岩山でしかなかった地は、19世紀の半ばから
観光立国をめざして開発されてきました。
モナコの街へ入って、まず驚かされたことは、
それぞれの建造物が華やかなこと。
その最たるものが下の写真、グラン・カジノです。
1878年に完成したベル・エポック調の建物。
夕刻、ドレスに着替えて、中を覘いてみました。
各部屋の巨大なボヘミアグラスのシャンデリアに照らし出された
壁画や天井画の豪華なこと。
パリのオペラ座を設計した、シャルル・ガルニエの作品だそうです。
(内部の撮影は禁止されていたのが残念)
シーズンオフだったためか、時間が早かったためか、
カジノの客は少なく、各テーブルでディーラー3人に客が2人というような構成。
上品に着こなした老夫婦が客として座っていました。
カジノという言葉からは連想しがたい
実にエレガントな雰囲気・・・これがモナコなのでしょう。
グラン・カジノの入り口 (09.1.8)