「なかなか、おばあちゃんのみたいに上手く作れないわ」
夕食に出てきたのは、佃煮(?)らしき物。「何これ?」「蕗よ、フキ」
小鉢にちんまり納まった得体の知れない物。真っ黒で海苔の佃煮みたいだ。
「若い葉っぱじゃないと駄目なのよね」あぁそうなんだ?
「これって葉っぱなんだ さすが蕗らしい香りはするよね」苦みも有るし。
「庭の蕗を少し取ったわよ」えっ?なんとオバサン庭の蕗を切ったらしい。
あの蕗かと思うと何となく愛しい。ご飯に載せて有難く味わう。苦味もひとしお。
食後、外はまだ明るい。さりげなくデッキに出て蕗の有った辺りを窺う。
庭の隅一面に、グングンと伸び盛っていた蕗の半分程が刈り取られている。
先端をちょん切られた蕗は、首うなだれて元気がない。そりゃそうだろ・・
毎年、梅雨の頃には雨に濡れた蕗の葉が風情を醸し出す。
それが楽しみで、フキノトウも摘まずに花を咲かせて、大切にしていたのに。
そんな事をオバサンに言っても所詮は無理。現実的なオバサンは、なにしろ無敵だ。
時々、突拍子もない事をやらかすオバサン。ひとこと言ってくれよ。
「茎は大丈夫よ、煮物に使うから」ですか・・はいはい。
でもまぁ、いろいろ挑戦してるオバサンはリッパ。小生も頑張るべし。
蕗は来年もまた出てくる。せいぜい切られないように見張ってないとね(笑)
夕食に出てきたのは、佃煮(?)らしき物。「何これ?」「蕗よ、フキ」
小鉢にちんまり納まった得体の知れない物。真っ黒で海苔の佃煮みたいだ。
「若い葉っぱじゃないと駄目なのよね」あぁそうなんだ?
「これって葉っぱなんだ さすが蕗らしい香りはするよね」苦みも有るし。
「庭の蕗を少し取ったわよ」えっ?なんとオバサン庭の蕗を切ったらしい。
あの蕗かと思うと何となく愛しい。ご飯に載せて有難く味わう。苦味もひとしお。
食後、外はまだ明るい。さりげなくデッキに出て蕗の有った辺りを窺う。
庭の隅一面に、グングンと伸び盛っていた蕗の半分程が刈り取られている。
先端をちょん切られた蕗は、首うなだれて元気がない。そりゃそうだろ・・
毎年、梅雨の頃には雨に濡れた蕗の葉が風情を醸し出す。
それが楽しみで、フキノトウも摘まずに花を咲かせて、大切にしていたのに。
そんな事をオバサンに言っても所詮は無理。現実的なオバサンは、なにしろ無敵だ。
時々、突拍子もない事をやらかすオバサン。ひとこと言ってくれよ。
「茎は大丈夫よ、煮物に使うから」ですか・・はいはい。
でもまぁ、いろいろ挑戦してるオバサンはリッパ。小生も頑張るべし。
蕗は来年もまた出てくる。せいぜい切られないように見張ってないとね(笑)