連れ添いバトル

なにかと夢さんを指図したがるオバサンだった。
そんな彼女は3年間の闘病を経て他界した。

リビングウイルを考える

2018-10-12 | 高齢生活・健康

”尊厳死”って言うのかな。言葉だけ聞くと、随分いかめしく聞こえるけど、
よく考えてみれば、人として当たり前の権利の行使の事なんだよね。

リビングウイルとは「自分の意思を決定・表明出来ない状態になった時に、
受ける医療について、あらかじめ要望を明記しておく文書」の事だそうだ。

ネットで調べてみたら「日本尊厳死協会」というのが見つかった。
一般財団法人で、役員に錚々たる方々が名を連ねているのには驚いた。

「どうしようかな、入っちゃおうかな」今にも電話しそうな勢い。
「おいおい、ちょっと待ちなよ。お前さんせっかちでいけないよ」

もう一人の夢さんが待ったをかける。「オバサンにはなんて言うんだよ?」
「んな事ぁ関係ないだろ」とは思えども、彼女には何としても言いにくい。

本当は二人で入っておくのが理想なんだろうけど、無理だろなぁ・・・
「アタシなんかまだ早いわよ」って言われるに決まってる。

リビングウイルなんて言葉を知ったのは、つい先日見たドラマだった。
「おとうさんって、すぐ影響されるのよね」彼女はすべてお見通し。クッソ


何をそんなに焦ってるの? よっぽど暇なんだね、他に考える事無いの?


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