連れ添いバトル

なにかと夢さんを指図したがるオバサンだった。
そんな彼女は3年間の闘病を経て他界した。

絶対一緒には行かないからな!

2016-12-24 | 高齢生活・健康

「おとうさん、和室のカーペット替えない?」そうだな・・
寒くなってきたので、犬のメグは和室に居る事が多くなった。
日向ぼっこをしたり、炬燵に潜り込んだりと、人間の傍がいいらしい。
まだ粗相をする事があるし、オバサンも同じ事を考えていたようだ。

ホームセンターにやってきた二人。「色々有るじゃない」ご機嫌な彼女。
あぁでもない、こうでもないと検討した結果、大きめのサイズに決まった。
この辺りから夢さんイライラしだした。とにかく決めるまでが長い。
「いくら考えたって同じだろ!こんなもの」
色は一色がいいと譲らない彼女。「あぁ分かった分かった!」面倒くせぇ

彼女と買い物に行くと何時もこうなる・・・なんでだろ?
家に戻って、いざ敷きかえる段になると、一人では出来ない。
腹立たしい気持ちを抑えて、何かと彼女の気に入るように仕向ける。
そのうち怒りも収まってきた。「メグが喜ぶよ」「どうかしらね」
二人に笑顔が戻った。「腹が減ったな」これから遅めの昼ごはん。
あーぁ、なん十年同じ事を繰り返しているのか・・
夢さんまだまだ気遣いが分かっていないらしい・・・死ぬまでこんなかな?


カットしてきました。これでも可愛くなった、つ・も・り。


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