連れ添いバトル

なにかと夢さんを指図したがるオバサンだった。
そんな彼女は3年間の闘病を経て他界した。

甲子園三昧の日々

2018-08-19 | 高齢生活・健康

「今日は試合が無いからゆっくりできるね」
二人で顔を見合わせ、ホッと一息と言ったところの朝食後。

新聞を広げ結果に見入る。大好きな薄皮饅頭が出てきた。
ん?半分かい・・・ 「そうよ甘いものは良くないのよ」

「チョコも有るでしょ?文句言わないの」ふ~ん・・・
只のしみったれじゃねえのか・・とは思えども有難うの一言を返す。

連日の甲子園の熱闘に、二人ともテレビにかじり付きの日々。
勝者の校歌が高らかにスタンドを揺るがす。これがもういけない。

胸がつまりまぶたの奥に涙がにじむ。なんだろうなぁ・・・・
オバサンに悟られないよう、話しかけられても黙してごまかす。

特に済美高校の学園歌「光になろう」には毎回感動している。
「やれば出来る」は魔法のあいことば・・・ これには参った・・・

勝つと急いで自室のテレビの前に移動。じいさん涙ポロポロだもの。 
明日からは準決勝、決勝と続く。さぁまた泣かせてもらおうかい(笑)