連れ添いバトル

なにかと夢さんを指図したがるオバサンだった。
そんな彼女は3年間の闘病を経て他界した。

かぶと煮の味が濃い

2006-01-18 | 家ごはん
 
「味が濃過ぎるんじゃない、これ」

かぶと煮が何ともしょっぱいのだ。  

「あらそう、ごめんね」しゃらっとのたまうオバサン。

「風邪を引いてるから、味が分からないのよ」 

ほんとかよ。オバサン時々ポカやるじゃん。

「これだけで飯が食えちゃうな」夢さんまた余計な事を。  

あーぁ、オバサンの目がマジになっっちゃった。

「男の人はいいわよ、座ってればご飯が出てくるんだから」

「女の人はそうはいかないのよ、おとうさん」だからなに。

女は具合が悪いなんて言ってられない。

オバサン、どうやらその事を言いたいらしい。

「別に文句なんか言ってないだろ」一寸からかってみただけなのに。

味付けと風邪とは、とりあえず関係ないんじゃない?