「出してきたわよ」と、オバサンが戻ってきた。夢さんの順番を取ってくれたのだ。
「どうもありがとね」まだパジャマのまんま、テレビを見ている夢さん。
「何番だったの?」「7番よ」ずいぶん早い番号だな。
「早く支度しなさい、遅く行くと後ろに回されちゃうわよ」
「いくらなんでもまだ早いよ」「9時前から呼ばれる事もあるのよ」ほんとかよ。
病院までは直線で100メートル。夢さんの足なら一っ跳びだ。
9時の診察開始に合わせて、8時から受付が始まる。
近いのは良いのだが、並んで順番取りが苦手の夢さん。
「どうもありがとね」まだパジャマのまんま、テレビを見ている夢さん。
「何番だったの?」「7番よ」ずいぶん早い番号だな。
「早く支度しなさい、遅く行くと後ろに回されちゃうわよ」
「いくらなんでもまだ早いよ」「9時前から呼ばれる事もあるのよ」ほんとかよ。
病院までは直線で100メートル。夢さんの足なら一っ跳びだ。
9時の診察開始に合わせて、8時から受付が始まる。
近いのは良いのだが、並んで順番取りが苦手の夢さん。
8時前には長蛇の列なのだ。
急かすオバサンに、素直に従う夢さん。次回のこともあるからな。
外は快晴、「眩しいなこりゃ」雑誌を目の上にかざし、テコテコと病院に向かう。
「第4内科はと・・・おっ、ここだここだ」、とすぐに「〇〇さ~ん」と優しく呼ぶ声。
「体温計って問診表と一緒に出してね」
「は~い」なるほど確かにまだ10分も前だ。
急かすオバサンに、素直に従う夢さん。次回のこともあるからな。
外は快晴、「眩しいなこりゃ」雑誌を目の上にかざし、テコテコと病院に向かう。
「第4内科はと・・・おっ、ここだここだ」、とすぐに「〇〇さ~ん」と優しく呼ぶ声。
「体温計って問診表と一緒に出してね」
「は~い」なるほど確かにまだ10分も前だ。