連れ添いバトル

なにかと夢さんを指図したがるオバサンだった。
そんな彼女は3年間の闘病を経て他界した。

オバサンが検査入院

2005-01-29 | 高齢生活・健康
「随分早かったんだね?」
病院の玄関を入った途端にオバサンが出てきた。

11時の約束だったのに、まだ10時半だ。
「そうなのよ、10時前に支払いも済んじゃったの」大分待たせちゃったようだ。 

「どう?歩けるか?」「大丈夫よ、そんな」ん、ほんとに大丈夫そうだな。 
「朝ご飯食べたの?」「しっかり食べたわよ」笑顔で答えるオバサン。

かくして、検査入院は終わった。
今回の検査の結果は2週間後だそうだ。

オバサンの顔を、じっと横目に盗み見る。
最近はオバサンの顔をじっくり見たことなど無かった。少し疲れてるのかな? 

若い頃から美形のオバサンである(これは本当)
その横顔が、やつれて見える。オイオイ、お前ほんとに大丈夫なのか?
 
しばらくは無理するなよ。
この分では、マリの散歩は当分夢さんの担当になりそうだ。