伝えたんく

日々の何気ないできごとに感じた幸せ

思うところが

2008-09-09 23:14:07 | Weblog

 思うところがある。
日本は確かに無宗教の方が多い。
前にも書いたが、お宮参りを神社(神道)で
           結婚式を教会(キリスト教)で
           お葬式をお寺(仏教)で

 と他の国方から見れば、節操がない。
 キリスト教に関連することであれば、クリスマス(キリストのためのミサ)やバレンタインデーなどの感覚もかなり宗教的現実からは離れているようだ。

もちろん、幼い頃から宗教的教育を受けている方はかなり少ないのだろう。

 よく、神社ではないが、空き地に祠があって、何がしかの神様が祀られているのを見ることはあるだろう。そう、だいたい周囲に高い木が生えていてその下に神様のいらっしゃる祠があるのだ。

 ところが昨今では、住宅地としての土地利用のために、場所を移されたり、祠を失くしたりする神様もいる。
 最初の写真にある祠は15m×35mの敷地の中央に祀られていた。何の神様かは分らないが、その土地に深く関係のある神様だと思う。また、お参りをしている方を見たことはない。それが今では5m四方の土地に移された。何本も生えていた木は切り倒された。


千葉県松戸市栄町西の祠
この時点でなんと水害よけの高台にあった。

 今は亡き、神社エリアだ。そしてこの地は住宅地になっている。
なんの祟りがあるとか、そういう話ではない。
 お祓いなどはしたのだろうが、そういう問題でもない。
元々ある神様の意義を考えなければいけないだろうということだ。

 ただ事務的に、この土地は会社の物になったので会社の自由だというのでは割り切れない。もちろん、この土地が空き、たの土地の建築物と合わせれば、ナントカ地域という形で売り出すことはできるだろう。

 また、松戸市は江戸川沿いにあった市内で一番古い不動尊も解体撤去した。
その中の不動様に居場所は分らない。一緒に安置されていた庚申塔は、市内のお寺の境内に雨ざらし状態である。

 遺さなければいけないものってあると思う。

コメント
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