伝えたんく

日々の何気ないできごとに感じた幸せ

暑さ

2008-09-14 23:31:18 | Weblog

松戸シリーズが1週間続いたので口直しを・・・

って口直しになるかどうか分らないけれど・・・。

またまた暑さがぶり返してきた。
ゆきたんくは仕事の特性上、お日様の当たる処で仕事をすることが多かった。
2001年の7月、3時間以上直射日光に当たりながら仕事をしていた。
頭の中で何かが弾けた感じは今でも忘れられない。
その日から1週間は39度以上の熱が続いた。
熱中症だったと思うのだ。
幸い、頭痛もなく食欲はあり(違った意味で脳みその働きが狂っていたかも・・・)仕事は休まなかった。今考えるとよく命を落とさなかったと思う。
それからというもの、直射日光を浴びるとあまり具合がよろしくない。だんだん吸血鬼に近づいているのではないだろうか。朝日を浴びたとたんに消滅したりして・・・

今日は休日だが、急ぎの仕事があったので職場に行った。職場の中はしっかりと暖房(自然暖房)が利いており、その中にいるだけで調子がおかしくなった。

職場のゆきたんくのパソコンを立ち上げた。壁紙に使っているのが最初の写真だ。
時は2003年8月、ロンドンのロンドン橋の標柱前のゆきたんくと次男のおーちゃんだ。ホテルのテレビをつけると、どの番組でも「ヒート・ウェーブ(熱波)」の報道をやっていた。そう、8月のイギリスいえば23度くらいの気温が相場である。ところが毎日38度くらいの中にいるのだからたまったものではない。

 最初はポーツマスにあるのりたんの友人宅から始まった旅で、イングランド南西部方面からウェールズに入り、ヘレフォード、コツウォルズ、オックスフォード、ロンドンと回ってきた。この旅にはゆきたんくのわがままがふんだんに盛り込まれていたのだ。奥方ののりたんはもちろん不機嫌であったと思う。行きたい所が他にもあったと思うのだ。しかし、熱波のために、「もう少しウェールズの山の中にいても良かったね。」とロンドンのホテルでは言っていた。まあ怪我の功名だ。

 その暑さ満点のロンドン巡り・・・
8月10日のことだった。暑さに打ちのめされること5日目のことだ。
この日一番涼しかったのは、バッキンガム宮殿に行く途中のビクトリア駅近くの地下道だ。そこで涼を取れ、宮殿まであと少しの処まできてやれやれと思っていたら、つっくんがトイレだという。ロンドンのトイレは有料だ。小銭はスパーでミネラルウォーターを買ってしまってない。つっくんは我慢できない。結局ビクトリア駅のホームの一番奥まで走っていってしまった。「やつはどうやって入るのだろう。」と心配しているうちに見失ってしまった。あせるは、暑さは増すはとんでもないことになった。
 しばらくすると、つっくんが涼しい顔で出てきた。「お前、お金はどうしたんだ。」と聞いたら「小さい子はフリーだって」と言われたそうな・・・。
「本当か?」この当時、つっくんはキッズ・ノバに通っていたのだから聞き取れたのだろう、と思っておこう。

 そしてバッキンガム宮殿で、衛兵交代見たが、ほとんどの時間を近くのグリーンパークでアイスを食べながら過ごし、自然暖房の利いたロンドン・アクエリアム(水族館)に行き(チョウザメの卵しか覚えていない。)、歌で有名なロンドン橋に行くことにしたのだ。
 そこで、座って記念撮影だが、とてもじゃないがかっこつけるよりも水分だ。スタバで買ったオレを飲みながら、つっくんは中身の少なくなったジュースにがっかりしながらの撮影だ。後ろの標柱の上にあるのは、ウェールズの国旗に刻されている龍ではないだろうか。その龍も火を噴いている。

とにかく尋常な暑さではなかったのだ。
暑さに対する抵抗力が無くなって来たのを自覚するたびに熱波の旅を思い出す。

コメント
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