おとらのブログ

観たもの、見たもの、読んだもの、食べたものについて、ウダウダ、ツラツラ、ヘラヘラ書き綴っています。

Hanako「銀座検定」

2016-07-12 23:33:55 | Tokyo
 少し前のことになりますが、雑誌Hanakoの4月14日号の特集タイトルは「銀座検定」、Q&A方式で最新スポットを紹介するというものでした。先月、上京した折に、銀座の本屋さんでこの表紙を見かけ気になっていましたが、ネットの本屋さんでは電子書籍しかありませんでした。昨日、久しぶりにジュンク堂へ行ったのでバックナンバーを探したら置いてあって、ようやくGetしてきました。

 目次です。

・設問1/最新スポット Q 銀座の最新注目スポットはどこでしょう?
 密着 スペシャルイベントも開催! ギリシャレストラン「アポロ」初上陸。
・設問2/お値打ちランチ Q このランチ、いくらでしょう?
・設問3/ランチのスタンダード Q 銀座の定番ランチはなんでしょう?
・講義A/未来予想図 銀座の未来を新世代のお二人に聞いてみました。
・設問4/穴場カフェ Q 穴場の銀座カフェ、特に狙い目は何時ごろ?
・設問5/注目エリア Q 銀座で話題の新グルメエリアはどことどこ?
・設問6/安心の酒場 辛酸なめ子さんが潜入ルポ。
    Q 明朗会計の酒場が多いエリアは?/Q 銀座の人気酒場の意外な共通点は?
・設問7/レトロ建築 Q 伊野尾慧さんに聞いてみました。銀座のレトロ建築は何軒あると思う?
・銀座のあんこ 春のあん。/老舗のあん。/あんとデザイン。/あんとデセール、甘味。
・講義B/男の銀座 ファッションディレクター・祐真朋樹さんと巡る 銀座いい店、通う店。
・講義C/クイズ 知れば知るほど楽しくなる♡ 銀座の常識、新常識クイズ。
・オープン44年のモダンビル 銀座コアをもっと知りたい!
・ルミネ有楽町でキレイもおしゃれも。
・丸の内ウィークエンド。 ギャラリー&ミュージアム/ショップめぐり/名店スイーツ
・東京駅の新しい楽しみ方、教えます。 アフタヌーンティー/穴場カフェ/お弁当/麺
・銀座・丸の内・東京駅マップ

 なかなか充実した内容です。銀座東急プラザもちゃんと載ってます。ネットでいろいろ見ましたが、何となくこま切れって感じだったので、こうやってまとめて紙の上で見るとよくわかります。お値打ちランチも穴場カフェも銀座のあんこも東京駅も木挽町もお役立ち情報満載です。次の上京、って9月なんですが、の参考にします。9月は、歌舞伎座は夜の部だけにして、昼の部はパスして銀ブラしようかと、ちょっと思ったり、銀座は魅力的な街ですね。
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だいこん役者

2016-07-10 23:28:44 | 観たもの
 大阪の上六(「うえろく」と読みます。上本町六丁目の略です。大阪はこういう省略がよくあります)にある新歌舞伎座で「だいこん役者」を拝見しました。

 原作は、NHK連続テレビ小説「ちりとてちん」や大河ドラマ「平清盛」などの脚本を手掛けた藤本有紀さんの新作書き下ろしで、主演が藤山直美さんと大杉漣さんです。

 ストーリーです。 
 和歌山の白浜の芝居小屋にやって来た旅芸人一座のてんやわんやの物語。一座を率いる座頭を大杉漣さん、その一座の看板女優を藤山直美さんが演じます。直美さんは座頭への思い一筋の情にもろい性格で、大杉さん演じる座頭は昔かたぎの頑固な性格。そんな2人に振り回される一癖も二癖もある座員らが、涙あり、笑いありの大騒動を引き起こします。

 以上のような前振りがあって新歌舞伎座へまいりました。直美さんも大杉さんも“演技派”としてぶいぶい言わしたはる役者さんです。どれだけ面白いんやろうかと弥が上にも期待が高まります。ある意味、松竹座よりも楽しみにしていたところがあったと思います。

 うーーーーん、期待しすぎたんでしょうか。どっかんどっかんの大爆笑もなく、直美さんの一瞬で客席を泣かせる「瞬間芸(←本来の言葉の意味ではないと思いますが、他に思いつかなくて…)」もなく、何となくわさわさと終わっていったって感じです。ギャグはいろいろ散りばめてあって、笑えない芝居ってことではないんですよ。こちらが思ってたほどは…ってことです。

 大杉さん、旅役者というお役なので「道成寺」を踊ったり、「国定忠治」を演じたりと大活躍でした。Wikiを見るともともと舞台俳優さんなので、舞台に違和感はないのだと思いますが、ただ、こんなにベタな舞台はなさっていないような…。直美さんとだともひとつしっくり来ないんですよね。っていうか、直美さんのほうがこの一座に合ってなかったのかもしれません。あるいは二人が主役っていうのが難しいのかなぁ…。

 大杉さん、徳島県のご出身なので、関西弁はお上手でした。一座で怪しかったのは前田亜希ちゃんぐらいで、後は皆さんOKでした。ピンクの電話の都子ちゃんもご出演でした。特に予習もしてなかったので、主演のお二人以外はどなたがご出演か知らなかったんですが、どうも声を聞くと都子ちゃんっぽくて、チラシを見たらご本人でした。肝っ玉母さん風なお役で、シャネルを着ていた都子ちゃんは何処へ~って思ってしまいました。

 直美さん、次は11月に松竹座で「笑う門には福来る」です。期待しませう。
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今年の永楽館歌舞伎

2016-07-09 09:56:36 | 先々の予定
 今年の永楽館歌舞伎のチラシ(のようなもの)が永楽館のホームページに上がっていました。今年は、昨年よりさらに1日増えて8日間15公演となりました。
 
 公演概要です。
 平成28年11月4日(金)初日~11日(金)千穐楽
    1日2回公演(千穐楽は1回公演)
    全回15回公演
     1部 開場11:00 開演11:30 終演予定14:00
      2部 開場15:30 開演16:00 終演予定19:00
   ●出演 : 片岡愛之助 ほか
   ●観劇料(全席指定):11,000円(税込)
   ●チケット発売:9月19日(月・祝)
   ●主催:豊岡市・永楽館歌舞伎実行委員会
   ●お問い合わせ:出石永楽館(TEL0796-52-5300)
           豊岡市役所 出石振興局(TEL0796-52-3111)

 もう少し日数を増やしてもお客さんは来るような気がしますが、愛之助さんのスケジュールが難しいんでしょうか。愛之助さんも大河ドラマご出演でさらに知名度が上がっていますからね。

 大河ドラマってあまり見ない人なんですが、今年はなぜか見ています。っていうか他のチャンネルがあまりにしょーもなので、7時のニュースからチャンネルを変えなかったらそのまま点いてるって感じなんですが。オープニングで流れる出演者のクレジットの順番が、愛之助さんの名前がちょうど真ん中くらいで、気持ちもったいつけたような文字の出し方で、「愛之助さんもとうとう大河でこういう扱いを受けるようになったのね…」と上方歌舞伎ファンとしては感慨深いものがあります。

 話が逸れました。もちろん行く予定にしています。愛之助さん、この永楽館歌舞伎では「ご当地ものを!」ということで新作をお出しになりますが、正直なところ「無理やり感」は否めず、あまりそれにこだわらずに、あの芝居小屋でしか出来ない上方歌舞伎の古典を希望します。ヨロシクです。

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ポール・スミス展 HELLO MY NAME IS PAUL SMITH

2016-07-06 23:53:39 | 見たもの
 京都国立近代美術館で開催されている「ポール・スミス展 HELLO MY NAME IS PAUL SMITH」に行ってきました。

 展覧会の紹介です。
 
ポール・スミスは、世界で最も著名なイギリスのデザイナーの1人です。ロンドンのデザインミュージアムで開幕し、大好評を得た展覧会「HELLO, MY NAME IS PAUL SMITH」がヨーロッパ各地を巡回し、2016年6月、いよいよ日本にやってきます。
 本展では、わずか3メートル四方だった一号店からスタートし、今では約70カ国に展開する世界的なファッションブランドへと成長したポール・スミスの軌跡を、映像インスタレーションや再現展示などを通じてご紹介し、ファッションの枠を超えた創造性とそのユニークな世界観に迫ります。

 館内は写真取り放題、音声ガイドも自分のスマホでバーコードを読み込むと聞けるようになっていました(ピンクのイヤホンが入り口でもれなく配布されます)。残念ながら私はガラケーなのでその恩恵に与ることはできませんでしたが。

 ということで、撮ってきた写真を載せて記事にさせていただきます。

 
 ポールのアート・ウォール
 ポール・スミスが10代の頃より集めている写真や絵画が並べてありました。全部で500枚あったそうです。有名な画家や写真家の作品だけでなく、家族や友人、一般のファンからのプレゼントもあるそうです。

 
 ポール・スミス一号店
 わずか3メートル四方の店舗から始まったそうです。

 
 ポールのオフィス
 ポールの感性で集められたモノであふれています。

 
 ホテルのベッドルーム
 ポールにとっての初めてのショールームです。

 
 
 コラボレーション
 お洋服にとどまらず、いろいろなジャンルとコラボレーションなさっています。

 
 ポール・スミス社のデザインスタジオ

 
 
 
 お洋服のコレクション

 見に行ってるのにナンなんですが、特にポール・スミスが好きと言うわけではなく、お洋服好きとしては“押さえとかなあかん”展覧会のような気がして、半ば義務?のような感じでした。興味深い展示が並んでいたような気がします。コラボレーションのところでは「え、こんなものまで?」と面白かったです。さすがにトイレのスリッパはありませんでしたが。

 通常の展覧会同様、グッズ売り場もあり、Tシャツやメモ帳、トートバッグなどを売ってました。ポール・スミスだけあって、なかなかおしゃれでしたが、お値段もポール・スミス価格だったので、パスしましした。まあ、展覧会だからって安く売るわけにもいかないんでしょうね。

 《オマケ》
  
4階のコレクション・ギャラリーでは、お洋服つながりということで都築響一さんの「着倒れ方丈記」が展示されていました。写真を見るだけでも「ほーっ」ってなりますが、その写真の説明文を読むと、ちょっと、否、かなりぶっ飛んでいる人が多くてビックリしますが、その思いは真剣そのもの、その人の人生そのものなので、見応え、読み応えがあります。この展示があると、ちょっと嬉しくて、いつもは絵も写真も1枚1秒なのに、これは真剣に見入ってしまいます。ほんと、面白いですよ。
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平成28年熊本地震チャリティー公開舞台稽古

2016-07-04 22:54:32 | 観たもの
 7月1日に松竹座で「平成28年熊本地震チャリティー公開舞台稽古」が開催されました。その時の模様は歌舞伎美人のサイトに既にupされておりますので、お読みになった方もいらっしゃるかとは思いますが、一応こちらでもご紹介させていただきます。

 このチャリティー公開舞台稽古は今回で3回目となります。ワタクシ、皆勤賞でございます。開場は12時で、お稽古が始まったのが12時半ごろ。それまでの時間も舞台上では大道具さんや小道具さん、お弟子さんたちがいろいろと準備されています。橋之助さん、雀右衛門さん、そして最後に孝夫さんが登場されました。孝夫さんが現われると、やっぱりみんな拍手したくなるんです。で、拍手しようとすると、孝夫さんが「拍手を止めるように」と手でバッテンをされました。それからご挨拶があって、毎回のことながら「皆さん、無になってください」とおっしゃって、お稽古が始まりました。

 雀右衛門さんは襲名のご本人なので紋付袴姿です。これはそういう決まりのようです。それ以外の孝夫さんをはじめとする幹部俳優さんは単衣もの?のお稽古着、お弟子さんたちはそれぞれのお家の浴衣でした。松嶋屋さんは銀杏柄なのでよくわかります。松十郎さん、千次郎さん、千蔵さん、りき弥さんまではわかりました。

 「与話情浮名横櫛」自体は結構よく上演される演目なので、皆さん、そんなにつまることも無く、順調にお稽古が進みました。先日参加させていただいた「狂言方ワークショップ」で講師をお勤めになった堀本さんもいらっしゃいました。ちょっと手を振りたくなりました。孝夫さん専属の狂言方みたいな感じで、孝夫さんが何かおっしゃるたびに、飛んでって直したはりました。「源氏店」の場面で与三郎が石を蹴りながら待つ場所の柳の木ですが、それも孝夫さんの顔に柳の枝がかからないように、上のほうにボリュームが出るようにとご指示があり、切ったりはつったりくっつけたりと悪戦苦闘したはりました。「源氏店」が始まるまで、いろいろあちこち直しが入り、ちょっと客席は退屈、そのまま意識を失ってしまい、肝心の石蹴りの場面が記憶にございません。うっ、「バカっ」と叱ってください。本番、ちゃんと見ます。

 今回は珍しく「赤間別荘」が出ます。与三郎とお富さんが密会する場面なんですが、上手側に寝室?があって、その建具が葦簾で、中に灯りが点ると、中の様子が透けて見えるようになっています。全部があからさまに見えないってかえってなまめかしい感じになります。孝夫さんと雀右衛門さんでも十分にラブラブな雰囲気なんですが、またしても、ワタシはですね、「これが孝夫さんと玉ちゃんだったら…」と妄想してしまい、ちょっと脳内変換しながら見てしまいました。きっと、ラブラブ度は10倍くらい上がり、見てはいけないものを見てしまったって思うんでしょうね。雀右衛門さん、スミマセン。

 「赤間別荘」はあまり出ない場面のせいか、プロンプターさん活躍でしたが、「源氏店」になるとさすがに皆さん手に入った感じでサクサクと進みました。梅玉さんと歌六さんは初役だったそうで、少し迷われたところもありましたが、それでも台詞をおっしゃると完全に多座衛門と蝙蝠安で、さすがでございました。

 実は、見る前は、孝夫さんがいくら若々しいと言っても、生え際は少し後退してるし、お笑いになるとステキなしわができるし(←案外冷静なファンです)、“素”での与三郎ってどうかしらとちと心配しておりました。しかし、始まってみると、そんな見た目は吹っ飛びました。先日も書きましたがどこをどう切っても与三郎なんです。石蹴りの場面は見落としましたが、最後のいったんお富さんの家を出て、裏へ回る前にやはり柳の下に少し佇むところでは、私の席は2列目3番でちょうど真横から立ち姿を拝見できる位置でしたが、それはそれは美しい立ち姿で「萌え~」でした。あ、ここだけではなく、「萌え~」ポイントは多数ございます。

 「与話情浮名横櫛」乞うご期待!です。
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秀山祭九月大歌舞伎

2016-07-03 23:24:06 | 先々の予定
 「秀山祭九月大歌舞伎」の発表がありました。昨日もチラッと書きましたが「妹背山婦女庭訓」の「吉野川」がかかることになりました。両花道を使用する関係でその分客席が減るので、なかなかかからない演目のようです。歌舞伎座が新開場になってファンの間でその上演が待ち望まれており、ようやくって感じです。

 配役は大判事清澄:吉右衛門さん、定高:玉ちゃん、久我之助:染ちゃん、雛鳥:菊ちゃんです。ツイッターでも今の歌舞伎界での「最高の理想の顔合わせ」と言われております。確かにそのとおりだとは思うのですが、玉ちゃんときて孝夫さんが横にいらっしゃらないのに、それが「最高の組み合わせ」と言われると、ファンとしては若干腑に落ちないと申しましょうか、一言モノ申したいような、複雑な心境でございます。かと言って、大判事を孝夫さんっていうのも違うんですよね。やはりここは久我之助を孝夫さん、雛鳥を玉ちゃんですよね。「オールド吉野川」でいかがでしょうか。このお二人ならばオールドとつけなくてもいいんですけど、一応、染ちゃんと菊ちゃんに敬意を表して…。妄想、膨らみます

 文楽のほうは簔助さんが雛鳥、勘十郎さんが久我之助を遣われたんですけどね。玉ちゃんの雛鳥ちゃん、拝見したいです。

 9月は久しぶりに下界に下りようかと思っています。1階で見るのか、あるいは2階の最前列も両花道を見渡せていいかもしれません。いずれにしても下手側がMustです。チケ取りがんばらなあきません
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今日はここ

2016-07-02 15:50:31 | 観たもの
上本町六丁目にある新歌舞伎座です。「歌舞伎座」という名前なのに、歌舞伎公演がめったにないという摩訶不思議な劇場です。昔々は襲名興行とかもやってたようなんですが。

直美さんなので安定した面白い楽しいお芝居なんでしょう。安心して臨めます。

さて、東京の本家本元の歌舞伎座では9月の秀山祭の演目と配役が出ましたね。「妹背山婦女庭訓」の「吉野川」です。朝からTwitterも賑やかです。詳しい情報は夜にでも。
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頑張った一日

2016-07-01 21:26:25 | 観たもの
今日は東奔西走の一日でした。朝から会社に出勤、11時半で早退、松竹座へ。チャリティー公開稽古を“無”になって拝見しました。それが終了したのが3時(書き物ではないのでそれほど引っかかることなく、サクサクと進みました)。今日からセールが始まっているので、それを見ようかとも思いましたが、京都の近美が金曜は夜間開館してるので、その足で近美の「ポール・スミス展」を見に行きました。それから伊勢丹へ行き、セールでワンピをget。家へ帰って晩ごはんっていうのも面倒なので、伊勢丹の中の「築地寿司清」でお寿司を食べて帰宅中です。なかなか盛り沢山の、我ながら頑張った?一日でした。フーッ
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