おとらのブログ

観たもの、見たもの、読んだもの、食べたものについて、ウダウダ、ツラツラ、ヘラヘラ書き綴っています。

銀座和光のチョコレート

2015-10-15 23:20:37 | 食べたもの
 今日はとてもダンディな紳士から銀座和光のチョコレートを頂戴しました。

 以前、何度かお仕事をごいっしょした方で、東京にお住まいで、いっしょに仕事をするといつも“東京”話題で盛り上がっておりました。その時に歌舞伎座のさよなら公演の『助六』を見たことをお話したら、「切符がよく取れましたね」とおっしゃってくださって、大体の方は「はあ(で、それが何か?)」というリアクションされる中で、そのように労をねぎらって?いただき、こちらはすっかり感激、それ以来その方になついておりました。

 3、4年くらい前に定年でお辞めになって、それ以来お会いすることもなかったのですが、今回久しぶりに大阪にお見えになり少しお会いする時間がありました。私の銀座Loveを覚えてくださっていたようで、お土産に銀座和光のチョコレートをお持ちくださいました。「銀座和光」の紙袋を見ただけでテンションが上がり、さらに中がチョコレートとわかるとさらにテンションMAXになりました。ゴディバでも、ピエール・マルコリーニでもなく、銀座和光というチョイスが嬉しかったです。

 
 こんなチョコレートです。一気に食べるのはもったいないので(貧乏性でスミマセン)、とりあえず向かって右側から2個ずつ食べることにしました。今日も早速いただきました。やっぱり美味しいですね。人工のものが混じっていないピュアなチョコレートです。

 昔から男性から女性へのプレゼントの定番はお花とチョコレートでしたが、チョコレートをもらったのは初めて(バレンタインデーのお返しは含みません)だと思います。何だかちょっと嬉しくて、ここのところ仕事に追いまくられ、少々気持ちが荒んでいたところだったんですが、今日はとてもhappyな気分で1日を過ごせました。

 今週はあと1日、それが終われば東京です。孝夫さんの大蔵卿と玉ちゃんの阿古屋が待ってくれてます。銀座和光で乗り切れそうな気がします。

 
 保冷バッグもこんなのです。

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琳派 京を彩る

2015-10-12 23:12:21 | 見たもの
 京都国立博物館で開催されている展覧会「琳派 京(みやこ)を彩る」に行ってまいりました。10日の土曜から始まりました。土日はきっとすっごく混むんだろうなと思い、今週金曜日の夜間開館時に行こうと思っていたのですが、京博のツイッターを見ていると、一昨日も昨日も午後3時ごろには「待ち時間ゼロ」になっており、ひょっとしたら案外行けるかもと思い、急遽、今日行くことにしました。伊勢丹で用事を済ませ京博についたのが午後4時、待ち時間はゼロでした。夜間開館に行くと、特別展しか見られなくて、いつも平常展をパスしていたので、今回は平常展から見ようと平成知新館のほうへ行くと、入り口はロープが張ってあって、係りの人がいっぱい立っています。平常展だけでえらい物々しいなぁと思いながらチケットを見せると、いきなり切られ、「え、特別展見るんですけど」ってあせっていたら、「ここでやってます」と言われました。いつも特別展を開催している明治古都館は埋蔵文化財発掘調査のため当分休館だそうです。

 「琳派展」は1階から3階までほぼ全室使っての展示でした(よって、平常展はありませんでした。かろうじて1階の仏像展示だけありました)。

 展覧会のみどころを京博のWebsiteからコピペします。
 
琳派とは、江戸時代に現れた装飾的な作風を特色とする、俵屋宗達、尾形光琳・乾山、酒井抱一といった芸術家の一群をゆるやかにつなぐ言葉です。その源は、京都洛北の鷹峯に住し、書をはじめ様々な芸術に関与した本阿弥光悦へと遡ります。本展は、光悦が徳川家康から鷹峯の地を拝領して400年となることを記念し、琳派誕生の地である京都において初めて開催される本格的な琳派展です。琳派の名作を一堂に集め、その都ぶりな美意識、日本的と評される特質をご堪能いただくとともに、琳派の系譜をご紹介します。


 今回の呼び物はなんといっても宗達・光琳・抱一の「風神雷神図屏風」が三対揃って展示されるってことなんですが、それは会期中の10月27日から11月8日までの間で、今は宗達と光琳の「風神雷神図屏風」でした。抱一は重文の「夏秋草図屏風」が出ていました。ちなみに宗達の「風神雷神」は国宝、光琳の「風神雷神」は重文、抱一の「風神雷神」は何も指定を受けていません。さらにちなみに今回の展覧会には国宝5件、重文36件が出るそうです。自分に審美眼がないので、つい、そういう“権威”に頼ってしまいますね。宗達、光琳、抱一の屏風はひとつの部屋の中に「コの字」形に展示されてあるんですが、今のほうが国宝、重文、重文なのでお得なのかしらと訳のわからないことをちょっと思ってしまいました。

 宗達、光琳、抱一それぞれの展覧会は行ったことがありますが、こうやって“琳派”としてまとまって見るのは初めてでした。琳派って「派」とはつくけれど、直接の師弟関係はなく(それぞれの間は100年くらい開いている)、近代の研究者が作った呼び名です。でも、光琳は宗達を、抱一は光琳を発見し、私淑し、その意匠を取り込んで発展させてきたものです。直接の指導を受けられなかったので、とにかく「模写」という行為が行われました。「風神雷神」はその象徴です。それ以外にも何点か展示されていて、光琳と抱一の「三十六歌仙図屏風」が並べてあったんですが、何だか“間違い探し”をしているような気分になりました。それくらい忠実に模写してあります。それだけ真剣に師匠に近づきたいという思いからなんでしょう。

 琳派が「つながってる」っていうのは感じました。だからって完全コピーっていうわけではなく、ちゃんとそれぞれ個性があって、オリジナリティもあって、でも統一感もあって、面白いなぁと思いながら拝見しておりました。全部で150点ぐらい展示されているようで、「1枚1秒」のワタシでも最後までたどり着くのに1時間以上かかりました。

 あと光琳の子孫にあたられる小西家から「小西家伝来尾形光琳関係資料」が多数出品されていて、手紙や下書き、図案集なども見ることができました。なかなか興味深いものでした。

 一応、「風神雷神」の三対揃い踏みを見るためにもう1回行く予定です。揃い踏みで見るのがベストなんでしょうけれど、とりあえず会期初めのまだそんなに混んでいない時期にまず一度ご覧になるのがいいかと思います。

 
 七条通りも盛り上げています。

 
 入り口に待ち時間表示がありました。

 
 こちら平成知新館でやってます。

 
 この白いテントはミュージアムショップです。これ用に増設してありました。京博、ヤル気満々です。

 
 それに踊らされてつい買ってしまいました。おたべです。

 
 お庭の木々の先端が少し紅くなっていました。今年は涼しくなるのが早かったので、紅葉も早いんでしょうか。
 
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歌舞伎NEXT 阿弖流為(アテルイ)

2015-10-11 23:57:23 | 観たもの
 10日の土曜日に松竹座で「阿弖流為(アテルイ)」を見てまいりました。この日、急に仕事の関係で某先生の講演会を聞きに行かないといけなくなり、それが千里で2時から4時までありました。「阿弖流為」は4時半開演、3時半には会場を出るつもりにしていましたが、小さい会場で、客席も明るいままだったので、途中で立つことができず、結局千里を出たのが4時前、20分ほど遅刻してしまいました。「阿弖流為」は漢字は難しいけれど、ストーリーはそれほど複雑ではなかったので、何とかついていくことができました。

 「阿弖流為」は7月に新橋演舞場でかかりました。大好評、大絶賛、大入りの公演でした。ブログやツイッターでもよく見かけました。ツイッターで話題になっていた“熊子”もようやくわかりました。「ちょっと禁じ手ちゃうん?」と思わなくもなかったけれど、ストーリーの中の箸休めのような存在で、亀蔵さんとのコンビネーションも抜群で、出てくるとホワッとなりました。かなり活躍したと思うんですが、なぜかカーテンコールには登場せず、「なんでぇ?」とちょっと思ってしまいました。

 って、いきなり熊子から入ってしまいましたが、「阿弖流為」は、平成14年に染五郎さん主演で新橋演舞場で上演された「アテルイ」を歌舞伎として再創造されたお芝居です。そのために頭に“歌舞伎NEXT”というタイトルがついています。脚本は中島かずきさん、演出はいのうえひでのりさん、主役は染五郎さん、勘九郎さん、七之助さんのお三方で、脇に彌十郎さん、萬次郎さん、亀蔵さんが出演されています。

 「歌舞伎役者がやれば、それは歌舞伎になる」とよく言われていますが、これは「歌舞伎見た感」はだいぶ薄かったです。独特なメーク、国籍不明な衣装、やたら煌びやかな照明、大音量の音楽、超高速の立廻りとあまり普段の歌舞伎では見ない聞かないものばかりで、まあ一応見得とか型とかはあるし、附打もあって(打ちすぎ?やたらめったら附打が入ってうるさいってちょっと思ったくらい)、歌舞伎らしいことはしてるんですが、うーーーん、ワタシ的にはちと苦手でした。歌舞伎ぢゃないお芝居として見れば、萬次郎さんのマリー・アントワネットのような金髪の鬘や真っ赤なお衣装・口紅は妖しさ100倍でお役の雰囲気とドンピシャリって感じだし、照明のオペレーションは素晴らしく、3階から見ていましたが、本当に美しく幻想的な舞台面になっていました。殺陣もスピーディーで歯切れ良くて、「よー、怪我せえへんねぇ」と感心しながら拝見しておりました。

 主役の染五郎さん、勘九郎さん、七之助さんもほぼ出ずっぱりで、帝人と蝦夷の戦いのお話(って乱暴にまとめてしまいましたが)なので、ご本人たちも激しい立廻りがあり、すごい体力を消耗するんでしょうね。歌舞伎役者さんですので、確かに台詞を言えば歌舞伎になっていました。ただ、時々、素にもどる台詞があって、歌舞伎にはそういうのがあまりないので、ちょっと気になりました。

 ワタシ的には萬次郎さんがツボでした。萬次郎さんは昨年藤山直美さんと共演された折からずっと気になる存在です。今回も期待を裏切ることなく、見事に御霊御前を演じきっていらっしゃいました。声が独特ですよね。怪演だと思います。

 新作歌舞伎って難しいですよね。「歌舞伎役者がやれば、それは歌舞伎になる」とは言うものの、だからって何をやってもいいのか?というのもあって…。見る側のお客さんひとりひとりの歌舞伎に対する許容範囲?っていうのもあるし。「ここまでなら歌舞伎として認める」っていうラインもそれぞれ違うだろうし。「阿弖流為」は3階まで満席でした。スタンディングオベーションもあって、それだけ受け入れられているってことなんでしょうね。

私は来週の歌舞伎座にかけることにしました。

 
 両花道でした。

 
 これ光ります。全員に渡されて、最後の場面でこれをつけて手を振るようにと指示がありました。

 
 大起水産の押し寿司の盛り合わせ。ぎっしり詰まっていておなかいっぱいになりました。
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1月の歌舞伎公演

2015-10-07 23:24:14 | その他いろいろ(歌舞伎)
 1月の歌舞伎公演の情報がチラホラともれ伝わってきております。

 大阪松竹座
 出演者は藤十郎さん、扇雀さん、中車さん、愛之助さん、壱太郎さん他で、演目のひとつは「研辰の討たれ」みたいです。扇雀さんと中車さんなら「ぢいさんばあさん」がかかるのかしらと勝手に想像しています。中車さんもお上手なんですが、孝夫さんの「ぢいさんばあさん」を見てしまったので、どうでしょうかね?

 歌舞伎座
 玉ちゃんがご自身のホームページで「お正月も歌舞伎座が続く」と書かれているので、玉ちゃんのご出演は決定のようです。ここで残念なお知らせです。孝夫さんが1月はお休み月だそうで、孝玉コンビはやっぱり実現しません。

 新春浅草歌舞伎
 錦之助さんを上置きに松也さん、新悟さん、イケメン隼人クン、国生クン、マシュマロ米吉クン、巳之助さんだそうです。

 国立劇場はいつもの菊五郎劇団の通し公演。新橋演舞場もたぶん歌舞伎。

 松竹座は地元なので当然まいりますが、東京をどうしましょう?って感じです。今のところ、12月は玉ちゃんなので行く予定にして、ホテルも予約してあるんですが、12月も1月も両方っていうのはいくらなんでも無理ですね。12月は止めて、1月にして、ついでに浅草公会堂も見るって言うのも“あり”なのかしらと…。悩むところです。



 
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第2回雀林遊会

2015-10-05 22:55:32 | 観たもの
 「じゃくりんゆうかい」と読みます。「三林京子と桂すずめの二人会」というサブタイトルがつきます。三林京子さんと桂すずめさんは同一人物ですので、ま、要するに独演会っちゅうことですね。「女優業と落語家という二足のわらじでもう一つ自分らしい冒険をやってみたい」という思いでお始めになったとプログラムに書いてありました。ちなみにこの会の名付け親は宗教学者の山折哲雄先生です。今回もおみえでアフタートークにご出演でした。

 プログラムです。
 一、落語
  団治郎「七度狐」
  すずめ「まめだ」
  宗助「猫の忠信」

 二、語り芝居
  「水神」 
   出演=三林京子/桐竹勘十郎

 三、座談
  「化身について」
   出演=山折哲夫/桐竹勘十郎/桂宗助/三林京子

 前半の落語は、スミマセン、あまりちゃんと聞いていませんでした。「七度狐」も「まめだ」もつい最近聞いた記憶があって、「あぁ~」って感じで、宗助さんは先日の米朝師匠の追善落語会での「市川堤」が良かったので、「ちゃんと聞かなあかんわ」と思っていたのですが、いつの間にかとても気持ちよくなっていました。「猫の忠信」は何度か聞いたことがありますが、昔聞いたときは歌舞伎を全然知らなかったので、「猫言葉(狐言葉?)」のところもよくわからずに聞き流していましたが、今ならば歌舞伎を見ているのでちゃんと「四の切」のパロディだとわかります。そういう自分が“ちとウレシイ”と思ってしまいました。

 後半の「水神」は、これが目当てで行ったこともあり、大丈夫でした。弟さんの勘十郎さんと28年ぶりのご共演だそうです。勘十郎さんがご出演でなければたぶん行ってなかったと思います。だって、正直なところすずめさんの落語ってあんまり面白くないんですよね。落語家って一人で何役も演じわけます。俳優さんならば常日頃からいろんな役を演じていらっしゃるんだから絶対うまいと思っていたら、案外そうではなかったんです。台詞を言うことと落語を語ることは別物なんですね。

 落語のマクラで「今回は非常に大掛かりなセット、仕掛けがあります。文楽劇場のスタッフの方には非常に迷惑をかけました。弟(勘十郎さん)のホームグランドで、弟はスタッフさんに対し肩身の狭い思いをするかもしれないけれど、こんな姉を持ったとあきらめもらわなしゃーない」とおっしゃったのですが、本当にその言葉のとおり文楽劇場の劇場機構を駆使したダイナミックな舞台面となりました。

 お話は、「水神」の使いの鴉の化身であるおこうと職人・杢蔵(もくぞう)の夫婦愛を描いた人情噺です。菊田一夫が作った噺で、舞台を原作の東京・隅田川から大阪・住吉大社に移し「語り芝居」という形に加工されました。三林京子さんが語り、勘十郎さんがおこうの人形を遣われました。最後の座談で山折先生が「『夕鶴』が入ってますね」とおっしゃっていましたが、そんな感じのお話でした。私はちょっと「『羽衣伝説』も入ってる?」って感じましたが。

 面白いものになるんだろうなぁとは思っていましたが、想像以上に素晴らしい舞台でした。たった1回こっきりの公演ではもったいないように思いました。三林京子さんの自在の語りと勘十郎さんの鮮やかな動きに完全にやられました。人形遣いさん、通常なら主遣いさんが舞台下駄という背の高い下駄を履かれますが、今回は舞台下駄が無しだったので、足遣いの方はずっと中腰の状態、見ているほうが「わぁ大変」と腰が痛くなりそうでした。

 最後の座談ですが、山折先生は示唆にとんだ有意義なお話をされ、それはそれで非常に興味深く拝聴したのですが、ワタシ的にツボは三林京子・勘十郎姉弟のパワーバランスでした。圧倒的にお姉ちゃんのほうが強い?もともと勘十郎さんご自身が「我が、我が」とそんな前に出る方ではありませんが、さらに畏まって座ったはりました。テーマが「化身」ということで化かす動物の話題になったときに、三林さんが勘十郎さんに「あなた、狐やね」といきなり振られ、勘十郎さん「あ、はい…」と答えられ、文楽の世界では中堅からもうベテランへ差しかかろうとなさっているのに、完全に上からって感じでした。何か、おかしかったです。三林京子さんと勘十郎さんのお稽古風景の写真がココにあります。貫禄負け?

 プログラムにすずめさんのご挨拶によれば、来年は大ネタ披露を考えていらっしゃるそうですが、個人的には文楽とのコラボのほうがいいんですけど、って言うときます。ヨロシクです。
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播州赤穂

2015-10-03 23:05:10 | お出かけ
 会社の見学会で赤穂市のほうへまいりました。メインは工場見学なんですが、その前に少しだけ赤穂城跡と大石神社を観光しました。ということでカテゴリーは「旅したところ」にしました。

 歌舞伎好きとしましては行く前から楽しみにしていました。なんといっても「忠臣蔵」ですから。でもよく考えると歌舞伎の「忠臣蔵」では赤穂が出てくるのは城の明け渡しの場面ぐらいで、後は江戸とか京都なんですよね。

 
 
 赤穂城三の丸大手門
 この日はお天気が良く、お城の黒い屋根と白い壁が青空に映えます。

 
 
 
 近藤源八宅跡長屋門

 
 
 大石邸長屋門

 
 本丸跡のお堀

 
 本丸御殿
 お城の間取り?を復元してありました。置石のようなものがありますが、そこには「上台所」とか「廊下」とか書いてあります。

 
 天守台
 これは「跡」ではありません。台だけ作って天守は構築されませんでした。平和な世の中だったから特に作る必要がなかったからだそうです。

 
 本丸門
 NHK大河ドラマの「元禄繚乱」で実際にこの前で撮影が行われたそうです。この門の脇にボランティアガイドのおっちゃんがいて、しきりに「中村さんが、中村さんが・・・」って叫んでいるので、よく聞いたら勘三郎(当時は勘九郎)さんがここへ来たということを言ってくれていました。歌舞伎俳優を姓で言われると誰だかわからないんですけどね。結構、アナウンサーの人も「坂東さんが」「片岡さんが」って言ってますね。

 
 
 大石神社
 内蔵助を筆頭に四十七士が祀られています。

 
 
 
 討ち入りの何周年かを記念して義士の石像が製作されました。中国で作られたそうで(日本では高くてできないから)、なんとなく中国っぽい、兵馬俑みたいって思いました。台座には寄付した人たちの名前が刻まれていました。同じ苗字の人もチラホラあって、子孫の方のようです。

 
 
 赤穂って海に面していたんですね。まあ、それだから塩田事業ができたわけですが。穏やかな絶好の“行楽日和”でした。

 
 赤穂名物しおみ饅頭です。上品な甘さのお饅頭でした。
 工場見学の前に観光があって、みんなお土産を持って工場へ行って、不謹慎って思われたらどうしようと心配していましたが、工場の方が「赤穂でお金を落としていってもらえて、うちも市に顔が立ちます」と喜んでくださってちょっとホッとしました。
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今月のお芝居

2015-10-02 23:54:22 | 今月のお芝居
 10月になりました。今月のお芝居の予定です。

 4日(日)
 雀林遊会@国立文楽劇場
 桂すずめ(三林京子)さんの独演会です。単なる落語会ではなく、いろいろ趣向があって、弟さんの勘十郎さんも出演されます。姉弟共演は27年?28年?ぶりだそうです。

 10日(土)
 阿弖流為@松竹座
 新感線系は苦手なんですが、関西での歌舞伎公演を盛り上げるために行ってきます。

 18日(日)~19日(月)
 芸術祭十月大歌舞伎@歌舞伎座
 孝玉コンビが歌舞伎座にご出演なのに、ご共演ではないという「エーーーーッ」という状況ではありますが、遠征します。玉ちゃんの「阿古屋」、孝夫さんの「一條大蔵譚」です。どちらも歌舞伎座で拝見するのは初めてです。遠征を決めたときは、昼夜とも1階で見ようと思っていたのですが、9月に突発的に遠征してしまったので、今月は夜の部は3階、昼の部は1階にしました。

 今月の前売りは本日2日が錦秋文楽公演でした。私はこれだけです。11月の歌舞伎座も国立劇場も非常に魅力的ではありますが、11月は土曜にずっと予定が入っており遠征できる日がなくて(仕事の関係で11月は平日が休めない)行けません。残念ですが。

 あと、京都の展覧会です。今年は琳派誕生400年の記念の年ということでそれにちなんだ展覧会が開かれます。
 「琳派 京(みやこ)を彩る」@京都国立博物館
 10月10日(土)~11月23日(月)
 「琳派イメージ展」@京都国立近代美術館
 10月9日(金)~11月23日(月)
 
 京博では宗達・光琳・抱一の「風神雷神図屏風」が出ます。三対がそろって見られるのは10月27日から11月8日までだそうです。同じ行くならこの期間に行きたいんですが、とんでもない人出になるんでしょうね。

 ↑写真は赤穂の大石内蔵助屋敷跡の柿の木です。ちょっと行ってきました。それ以外の写真もまたUPします。
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