米朝師匠が今年、数え年で米寿を迎えることを記念した「桂米朝展」と「米朝一門祭り」が8月に大阪のサンケイホールブリーゼで開催され、その中で人間型ロボット「米朝アンドロイド」が誕生することになりました。
ロボットは大阪大学の石黒浩教授に、顔や胴体は米映画「ハリーポッター」や「スパイダーマン」などの特殊造形メークに携わった神戸市に工房を持つ遠藤慎也さんに、今年2月から既に制作を依頼しているそうです。

「鋭意製作中」の様子です。米朝師匠の高座での顔の表情や身体の動きを石黒教授のチームがコンピューターにプログラミングする一方で、遠藤さんのグループが、米朝さんの写真や映像をもとに胴体などを制作している。ロボットは約10分間の米朝さんの落語の音声に合わせて唇やほおが動き、まばたきもし、肩や腕なども約30個のパーツで精巧に動くそうです。
石黒教授は、劇作家の平田オリザさんと共同でロボットと人との演劇公演も行っていらっしゃいます。お二人の対談を聞きに行ったことがあり、そのときにそのロボットと人との合同公演のビデオを拝見しました。すっごく上手なロボットでびっくりした覚えがあります。ま、ロボットが上手なわけでなく、平田オリザさんの指示がすごかったんだと思いますが。
だから、今回もそれなりのレベルのロボットになるんだろうなぁと期待しています。とは言え、米朝師匠ご本人がファンにとってはかなり“ツライ”状況になっているので、ロボットが素晴らしい出来であったらあったで、ちょっとショックかもしれません。
ところで、枝雀さんの持ちネタの中に「ロボットしずかちゃん」という落語があります。小佐田定雄さんが作られた新作落語で、英語落語にもなっているそうです。どうも、私は新作落語が苦手、特に枝雀さんの新作落語は哲学的というのか、私が鈍いからだと思いますが、瞬間的に笑えなくて、積極的に聞くことがなかったので、この「ロボットしずかちゃん」も聞いたことがないのですが…。
単に“ロボットつながり”で思い出しただけなんですが、枝雀さんが生きてらしたら、この「米朝アンドロイド」、どう思われたんでしょうね。
ロボットは大阪大学の石黒浩教授に、顔や胴体は米映画「ハリーポッター」や「スパイダーマン」などの特殊造形メークに携わった神戸市に工房を持つ遠藤慎也さんに、今年2月から既に制作を依頼しているそうです。

「鋭意製作中」の様子です。米朝師匠の高座での顔の表情や身体の動きを石黒教授のチームがコンピューターにプログラミングする一方で、遠藤さんのグループが、米朝さんの写真や映像をもとに胴体などを制作している。ロボットは約10分間の米朝さんの落語の音声に合わせて唇やほおが動き、まばたきもし、肩や腕なども約30個のパーツで精巧に動くそうです。
石黒教授は、劇作家の平田オリザさんと共同でロボットと人との演劇公演も行っていらっしゃいます。お二人の対談を聞きに行ったことがあり、そのときにそのロボットと人との合同公演のビデオを拝見しました。すっごく上手なロボットでびっくりした覚えがあります。ま、ロボットが上手なわけでなく、平田オリザさんの指示がすごかったんだと思いますが。
だから、今回もそれなりのレベルのロボットになるんだろうなぁと期待しています。とは言え、米朝師匠ご本人がファンにとってはかなり“ツライ”状況になっているので、ロボットが素晴らしい出来であったらあったで、ちょっとショックかもしれません。
ところで、枝雀さんの持ちネタの中に「ロボットしずかちゃん」という落語があります。小佐田定雄さんが作られた新作落語で、英語落語にもなっているそうです。どうも、私は新作落語が苦手、特に枝雀さんの新作落語は哲学的というのか、私が鈍いからだと思いますが、瞬間的に笑えなくて、積極的に聞くことがなかったので、この「ロボットしずかちゃん」も聞いたことがないのですが…。
単に“ロボットつながり”で思い出しただけなんですが、枝雀さんが生きてらしたら、この「米朝アンドロイド」、どう思われたんでしょうね。
石黒先生はちょっとクセのある人のように思います。ご自分のコピーロボットをお持ちです。本当にそっくりで、びっくりしますよ。