
劇団新派の俳優である安井昌二さんがお亡くなりになりました。85歳でした。
私の中での安井昌二さんといえば、何をさておいても“チャコちゃんのパパ”です。チャコちゃんのドラマは、50年近く前のことなので、内容がどんなだったかは覚えていませんが、大好きなドラマだったことは確かです。毎週欠かさず見ていた記憶があります。チャコちゃんの四方晴美さんの本当のお父様で、ドラマにはお母様の小田切みきさんもママの役でご出演、本当の夫婦親子が夫婦親子に扮して出演していたドラマだったそうです。
最近になって、新派も見るようになって、新派の俳優さんというのは存じ上げておりましたが、今回の訃報で安井昌二さんの経歴を初めて知りました。日本大学法文学部を卒業後、長谷川一夫さんの新演技座の研究生となり、その後俳優座養成所の3期に入所。卒業後は映画界入りし、1956年に市川崑監督の映画「ビルマの竪琴」に水島上等兵役で主演し、高い評価を得られました。劇団新派への客演がきっかけとなって、新派に入団、初代水谷八重子さんの相手役をお勤めになり、初代八重子さん没後は二代目八重子さん、波乃久里子さん、菅原さんと共に、新派の4本柱と言われているそうです。
新派の舞台は3年前の「女の一生」、昨年の「東京物語」に行きました。どうしてもチャコちゃんのパパの印象が強くて、最初、ずいぶんとお年を召した(スミマセン)安井昌二さんが登場されたときは、若干の違和感がありましたが、安井さんの場面はすっと締まった感があって、安心して拝見できました。昨秋の「東京物語」のお父さんのお役もなんとも言えない哀愁といいますか、雰囲気があって、しみじみとした良質の舞台でした。
ご冥福をお祈りいたします。
私の中での安井昌二さんといえば、何をさておいても“チャコちゃんのパパ”です。チャコちゃんのドラマは、50年近く前のことなので、内容がどんなだったかは覚えていませんが、大好きなドラマだったことは確かです。毎週欠かさず見ていた記憶があります。チャコちゃんの四方晴美さんの本当のお父様で、ドラマにはお母様の小田切みきさんもママの役でご出演、本当の夫婦親子が夫婦親子に扮して出演していたドラマだったそうです。
最近になって、新派も見るようになって、新派の俳優さんというのは存じ上げておりましたが、今回の訃報で安井昌二さんの経歴を初めて知りました。日本大学法文学部を卒業後、長谷川一夫さんの新演技座の研究生となり、その後俳優座養成所の3期に入所。卒業後は映画界入りし、1956年に市川崑監督の映画「ビルマの竪琴」に水島上等兵役で主演し、高い評価を得られました。劇団新派への客演がきっかけとなって、新派に入団、初代水谷八重子さんの相手役をお勤めになり、初代八重子さん没後は二代目八重子さん、波乃久里子さん、菅原さんと共に、新派の4本柱と言われているそうです。
新派の舞台は3年前の「女の一生」、昨年の「東京物語」に行きました。どうしてもチャコちゃんのパパの印象が強くて、最初、ずいぶんとお年を召した(スミマセン)安井昌二さんが登場されたときは、若干の違和感がありましたが、安井さんの場面はすっと締まった感があって、安心して拝見できました。昨秋の「東京物語」のお父さんのお役もなんとも言えない哀愁といいますか、雰囲気があって、しみじみとした良質の舞台でした。
ご冥福をお祈りいたします。
無邪気で天真爛漫な女の子で毎週テレビでみていました、主題歌がシャンソン歌手の芦野さんとチャコちゃんが歌っていて可愛い曲でした、安井昌二さんは
新派で玉三郎さんとも共演していたような、落ち着いた二枚目でしたね、
ああいうドラマは本当になくなりましたね。残念です。