おとらのブログ

観たもの、見たもの、読んだもの、食べたものについて、ウダウダ、ツラツラ、ヘラヘラ書き綴っています。

特別展「きもの KIMONO」

2020-05-30 17:21:57 | 先々の予定
 東京国立博物館で開催される特別展「きもの KIMONO」です。当初は、↑ポスターにあるとおり4月14日から6月7日までの会期でしたが、新型コロナウイルス感染拡大予防のため、博物館が休館、会期を変更して開催されることになりました。

 開催趣旨です。
 
日本の美意識を色と模様に表した「きもの」。
 その原型である小袖は、室町時代後期より、染や刺繍、金銀の摺箔などで模様を表し、表着として花開きました。
 美しく彩られたきものがきものが着用され始めた江戸時代、町を行き交う人々がファッショニスタでした。
 明治・大正時代には、型友禅や銘仙など近代的な技術を駆使したきものが流行。戦後、きものはモードの一線を離れ、現代アートを志向するデザインが登場しました。
 きものは、現代にいたるまで多様に展開しながら成長し続ける日本独自の美の世界を体現しています。
 本展では、信長・秀吉・家康・篤姫など歴史上の著名人が着用したきものや、尾形光琳直筆の小袖に加え、「観楓図屏風」「婦女遊楽図屏風(松浦屏風)」などきものが描かれた国宝の絵画作品、さらに現代デザイナーによるきものなど約300件の作品を一堂に展示します。800年以上を生き抜き、今なお新たなファッション・シーンを繰り広げる「きもの」を、現代を生きる日本文化の象徴として展覧し、その過去・現在・未来を見つめる機会とします。
 質・量ともに世界最大のきものコレクションを有する東京国立博物館で開催する、空前絶後のきもの展です。

 ↑これを読むだけで、すごく面白そう、ぜひ行きたいと思うでしょう? 会期を変更して開催できるって、自前のコレクションだからですね。どこかから借りてくるとなると、難しいでしょうね。
 
 リンク先の「きもの KIMONO」展へ行ってもらったら、実際に展示されるきものをご覧になれます。三越の紙袋の柄(新しい方です)のきものがあってちょっとびっくりしました。

 会期:2020年6月30日(火)~8月23日(日)
 会場:東京国立博物館 平成館
 時間、休館日は未定。チケットはオンラインで、日時指定のチケットを予約するそうです。

 ぜひ、お江戸の美術館巡りに加えたいところですが、トーハクの混雑ぶりって、関西の人間からするとそれこそ“空前絶後”なので、予約のサイトへアクセスできるのかどうかも心配です。でも、頑張ります。
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2 コメント

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トーハク (まるこ)
2020-06-01 16:09:03
大好きなんです。
常設展だけでも見応え十分です。
特別展の混雑ぶりは確かに空前絶後ですね。(笑)
あの行列はびっくりぽん!です。
このきもの展、見たかった・・・・
リンクありがとうございます。行ってきます。^^


きもの (おとら)
2020-06-01 22:57:24
お着物好きなまるこさんにはぜひ見ていただきたい展覧会です。「三密」を避けるために、今回は事前に日時指定して行けるようです。でも、本当に東京って、皆さん根気よく並ばれますよね。

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