おとらのブログ

観たもの、見たもの、読んだもの、食べたものについて、ウダウダ、ツラツラ、ヘラヘラ書き綴っています。

吉太朗クン@咲くやこの花賞

2022-12-27 23:21:33 | その他いろいろ(歌舞伎)
 われらが吉太朗クンが大阪市の「令和4年度咲くやこの花賞」を受賞されました。誠におめでとうございます。「咲くやこの花賞」とは創造的で奨励に値する芸術活動を通じて大阪文化の振興に貢献し、かつ将来の大阪文化を担うべき人材(個人または団体)に対し、一層の飛躍の期待を込めて大阪市が昭和58年から贈呈している賞です。

 贈呈理由です。
持ち前のセンスと努力により、大きな役に抜擢される機会が相次ぎ、古典から新作まで幅広く演じる上方歌舞伎の貴重な花形として将来が嘱望される。また、幼少より歌舞伎の世界に入り、上方の味や古典の匂いを身に着けていることは芸の継承に大きな武器となり、上方歌舞伎に光をあてる存在として大阪の文化振興に大いに寄与することが期待される。

 令和4年度で賞の創設40年となります。賞の対象は、「美術」「音楽」「演劇・舞踊」「大衆芸能」「文芸その他」の5部門あり、年齢はおおむね40歳以下となっています。これまでの受賞者は総勢195組を数え、歌舞伎からは、吉太朗クンの師匠の吉弥さん、愛之助さん、壱太郎さん、千壽さんが受賞されています。過去の受賞者はコチラ

 本当にめでたい!今年は大きなお役が続きました。それだけ松竹株式会社も認めてるってことです。玉ちゃんにも抜擢されています。このまま真っ直ぐ大きくなっていってほしいです。

 師匠の吉弥さんもさぞお喜びのことと思います。本当に吉太朗クンのことを可愛がっていらっしゃいますから。「みよしや一門会」は吉太朗クンがコロナ禍の中でも一生懸命お稽古しているのをご覧になって「この努力を何とか…」と思って開催された会です。南座の歌舞伎鑑賞教室で二人で「連獅子」を踊られた時は、吉太朗クンが「仔獅子を踊りたい」とおっしゃったからだったそうです。たぶん、同年代の御曹司の人たちが“通過儀礼”のように「連獅子」を踊ってるのをご覧になってそう思われたんでしょうかね。

 来年も大きなお役が待っています。ますますのご活躍をお祈りします。
コメント (8)
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