おとらのブログ

観たもの、見たもの、読んだもの、食べたものについて、ウダウダ、ツラツラ、ヘラヘラ書き綴っています。

ラ・マルセイユ

2009-11-29 23:14:56 | 食べたもの
 和歌山研修での懇親会です。これまでの例(と言っても私が行ったのは3回だけど)からすると、おっちゃんが多いので、定番の「座敷で宴会」でしたが、なぜか今回はフランス料理でした。「ラ・マルセイユ」というのは、ロイヤルパインズホテルの結婚式の披露宴会場の名前です。披露宴会場と言っても、ホテルの宴会場ではなく、一軒家のレストランで、流行りの“レストラン・ウエディング”ができるようになっているみたいです。

 お料理の写真です。

 
 久しぶりにこのようなカラトリーのセッティングを見たような気がします。ちょっと「懐かしい」と思ってしまいました。最近はフレンチに行っても、それぞれのお料理が出てくる前にカラトリーを置いてくれるところが多いので。

 
 ズワイ蟹のフラン ほうれん草クレーム アブルーガ添え

 
 帆立貝のポワレとラタトゥイユの包み揚げ バリジコ風味

 
 南瓜のポタージュスープ ふかひれの食感

 
 茸風味の鯛の白ワイン蒸し 小蕪のヴルーテ 野菜のバターソース

 
 牛フィレ肉のポワレ 金山寺味噌のクルート焼き ルーコラとともに

 
 デザート(レアチーズケーキ)

 最初、このメニューを見たときは、非常に凝ったお料理が出てくるんだろうなと期待したんですが、確かに一見凝ってはいるんですが、お味のほうはいたって普通、特に印象に残るようなものではありませんでした。もちろん、不味くはありません。美味しくいただいたんですが、目の前をスーッと流れていったなぁと思いました。後から思ったんですが、これって披露宴のお料理なんですよね。冷たいものは冷たい、温かいものは温かい状態で持って来てはくれますが、お肉も焼き加減は聞いてくれなくて、全員同じだったし。何よりも、デザートがレアチーズケーキって、お料理がこれだけ凝っていて、それは「何だかなぁ・・・」でした。何となく全体に中途半端というか、良くも悪くもホテルのフレンチでした。
コメント
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