おとらのブログ

観たもの、見たもの、読んだもの、食べたものについて、ウダウダ、ツラツラ、ヘラヘラ書き綴っています。

やお屋の二かい

2009-03-04 23:49:43 | 食べたもの
 二週間近く前のことになりますが、会社の同僚の女性たちと錦市場にある「やお屋の二かい」へ行ってきました。その日は午後から滋賀県で職員全員参加の研修会があり、その前に「京都でランチをしよう!」ということになりました。こういう場合は、私がお店を探すのが社内での暗黙の了解となっています。いろいろ考えたんですが、普段あまり京都に来ることがない人たちばかりだったので、ここはオーソドックスに“わかりやすい”ところがいいだろうと思い、こちらをチョイスさせていただきました。実は私も行ったことがなく、一度は「話のタネ」に行っておきたいと思っていたので、ちょうどよかったです。

 「やお屋の二かい」は京野菜の八百屋さんの「かね松」の二階にあります。メディアへの露出も非常に多いお店です。土日なんかは並んでいらっしゃるそうです(私たちが行ったのは平日です)。

 八百屋さんのお店の奥の階段を靴を脱いで上がります。いつもテレビに出てくる八百屋さんの店内を見下ろすことができるお部屋を通り抜けて、さらに奥のお部屋に通されます。どうも、人気があるので、お部屋を増築されたようです。店員さんは全員ワイヤレスマイクをつけてらして、それで連絡し合っているようでした。ファミレスみたいで「ちょっと、どうなん?」って思ってしまいました。

 メニューは「長寿ランチセット」の一種類です。デザートのみ選べます。この日はラ・フランスのシャーベットか百合根の蒸羊羹でした。
 
 
 揚げ物:れんこんの揚げ物
 炊き物:こかぶら炊いたん
 小鉢:馬鈴薯、ブロッコリー、ほど芋の醤油ドレ和え
 和え物:法連草と人参の白ぽん酢和え
 しる物:やお屋の酒粕汁
 ご飯:葉ごぼうご飯
 香もの:やお屋のお漬物
 
 デザート:百合根の蒸羊羹

 どれも上手に味付けしてあり、それぞれ味がかぶらないようになっていました。それなりに美味しいけど、あくまで「おばんざい」なので、家庭料理の延長のような感じです。この中では、酒粕汁が一番気に入りました。アルコール分は完全に飛んでいるはずなんですが、食べているうちにどんどんお味が濃くなっていき、食べ終わる頃にはすっかり身体が温まっていました。ご飯はお替りできましたが、二膳目は白ご飯になります(一応、ちりめん山椒はふってありました)。

 デザートは「百合根の羊羹ってどんなだろう?」と期待していましたが、ただ単に蒸羊羹の中に百合根を散らして、切り口が波型になるように見せているだけで、ちょっと期待はずれでした。

 
 二階から店内を撮りました。平日なので、お客さんは入ってなかったです。八百屋さんと言っても、完全に観光地化しているので、普段のおかずの野菜を買いにくるような雰囲気ではありませんでした。お値段も高そうでした。もちろんその分、厳選した野菜を置いていらっしゃるんでしょうけど。

 とりあえず「話のタネ」ということで・・・。
コメント
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