「食べたもの」ネタが続き恐縮です。
「かに道楽」へ行ってきました。アノ、キダタロー先生の名曲“とれとれぴちぴちかに料理”のお店です。
会社の同僚の送別会第二弾です。今回は社内の人たちによる送別会です。「和食がいいよね」と言ってたら、上司の「じゃあ、かに道楽にしよう」という一声で決まりました。彼は、かにが食べたかったんでしょうか
それにしても、「かに道楽」って、関西では超有名で、全国的にも大阪の代表的な“風景”として知られていますが、案外誰も行ったことがありません。私も、お店の前はよく通りますが、中まで入ったのは今回が初めてでした。
中は、ちゃんとした料亭風の造りになっていて、着物姿の仲居さんがきちんとサービスしてくださいます。ウィークデーにもかかわらず、ウチも含め、結構な数の宴会があったようです。
お料理はもちろんかに尽くしです。メニューは以下の通りです。
前菜
ゆでがに
かにみそ
かに造り
焼かに
かにすき
雑炊
香の物
デザート
生来“ものぐさ”なもんで、自分から進んでかにを食べに行くことは、これまでもなかったし、おそらく今後もなさそうなので、昨日で何年か分のかにを一気に食べたような気がします。お料理の仕方によって、それぞれ、微妙に味わいが違っていましたが、味わう前に「めんどくせぇー」という気持ちのほうが強くって…。せっかくごちそうになりながら、申し訳ございません
一番美味しかったのは、かにすきの後の雑炊でした。もともと、かにすきのお出汁自体が「秘伝のすきだし」と自慢されているだけあって非常に美味しかったんですが、お鍋をした後のかにや野菜のエキスがギュッと詰まったお出汁で作る雑炊なので、おいしくないわけがありません。この一品で「かに道楽」のポイントが一気に上がりました。
お店の前では外人さんが写真を撮っていたり、キャッシャーの横では「かに道楽キティちゃん」とか「かに道楽携帯ストラップ」とかが売っていたりして、なかなかちょっとした観光客気分を味わえた夜でした。