本日、歌舞伎座の初日が賑々しく開けました。「忠臣蔵」の通し上演は12年ぶりだそうです。ワタシの初日はまだまだ先です。千穐楽までご無事に!と祈ります。
で、5月と6月の音羽屋さんの襲名披露興行の全貌がわかりました。演目も出演者も豪華ですね。5月の昼の部は、玉ちゃん

と菊ちゃん、丑之助さんの「京鹿子娘道成寺」を三人花子でお勤めになります。先日、ポスター撮りがあったと玉ちゃん

が「お話と素踊りの会」でお話されたと聞きました。丑之助さんは既に「道成寺」を全部踊れるそうです。
夜の部は音羽屋さんの「弁天小僧」、ちびっこ勢揃いの「稲瀬川」があります。これ、楽しみですね。昼の部は菊ちゃんとエビサンの「勧進帳」もあります。久しぶりにエビサンを見ることになりそうです。と書きつつ、切符が取れるんでしょうかね?すごい争奪戦になりそうです。遠征民ですが、土日は避けた方がいいのかなとちょっと思っています。
6月は孝夫さん

ご出演ですが、タカタロさんとの「お祭り」です。「お祭り」って、「神田祭」であれだけラブラブの孝玉コンビ

を見てるのに、なんで今さらタカタロさん?って思った失礼な客はワタシです。そして音羽屋さんとの共演はないんですね。せっかくの機会なのになぁってちょっと思ってしまいました。「口上」はご出演だと思いますが。
「車引」は、先に吉右衛門さんそっくりの丑之助さんのビジュアルは発表されていましたが、松王丸がこっそり贔屓の鷹之資さん、桜丸がわれらが吉太朗クンとワタシの大好きなお二人とご共演なんて、まぁ嬉しいことでございます。後ろ盾がなくても真面目にコツコツ取り組み、歌舞伎の腕をどんどん上げているお二人を抜擢してくださって、菊ちゃん、有難うございます。丑之助さんへの“教育”みたいな側面もあるのかなぁと勝手に思っています。丑之助さんはお二人の対極にある超恵まれた立場ですからね。その立場に甘んじることなく精進せよということなんでしょうか。
こうやって、今年も半分予定が埋まっていきます。1年なんてあっという間に過ぎそうです。